BLUE ARCHIVE 自衛隊 キヴォトスの地にて、斯く戦えり 作:大艦巨砲主義者
自衛隊、キヴォトスを探索ス
大量のオートマタの墓場と化したとある砂漠の果て、そこを歩く二人の青年がいた
「うわ…凄い量ですね…」
「そうだな」
そこはアルヌスの丘と呼ばれ、自衛隊とカイザーのオートマタが大激戦を行った土地だ
「大体この世界に来てから六万体近くを倒したみたいっすね」
「はあ…銀座で六万、ここで六万、計十二万、ほんとに何なんだこいつ等は…」
「敵の心配すか?」
木城は素の身体から千切れたオートマタの腕を一つ掴むといじり始めた
「いや、お前さぁ…六万足す六万で十二万だぞ?」カチャカチャ
「そっすね」
「六万の大軍勢が一方的にやられたら普通撤退するだろ?でもこいつ等はさらに六万も派遣してきたんだぞ?俺等はどんな奴らと戦ってるんだ…よっ!」ブンッ
木城はオートマタの腕を勢いよく投げる、オートマタの腕はきれいな孤を描きながら何処かにガシャッという音を立てて落下した
「はあ…何なんだこのバイオレンス世界は…」
「ん〜まあ、そんなことは今考えてもわかんないすよ」
「そうだな…そこら辺は調査部隊の仕事か」
「そういえば無人機がここから数百キロ離れたところにビルらしき人工物を発見したらしいっすね」
「そういえばそうらしいな、そろそろ調査部隊結成か」
「もうこれ以上探しても役立ちそうなの何もなさそうだからそろそろ帰りません?」
「そうだな、帰るか」
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陸上自衛隊特地駐屯地司令室
俺はあの後、駐屯地司令に呼ばれ、司令室に来ていた
「木城くん…まずは君に話したいことがある」
え?俺何かやらかしたっけ?
「えっと…何でしょうか」
「君は、少し前に無人機がここから数百キロ離れたところに人工物を発見したのを知ってるね?」
「はい、確かビルらしき物が多数発見されたらしいですね」
「そうだ、そこで君にそのビル郡の調査を頼みたい」
「嫌です」
「は?」
「まさか一人で行けと?」
「そんなこと言うわけなかろう。まあ、戦力はその書類を見てくれ」
「どれどれ…」
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特地調査部隊戦力表
・10式戦車改 ×1
武装∶10式55口径対戦車滑腔砲 ×1
M2 12.7mm重機関銃 ×1
74式 7.62mm同軸機銃 ×1
最高速度∶80km/h
航続距離∶550km
防御∶側面の均質圧延装甲増圧、底部の耐地雷防御大幅強化、アクティブ防御システムを追加
重量∶46t
・17式装甲戦闘車 ×1
武装∶エリコン35mm機関砲 ×1
74式 7.62mm同軸機銃 ×1
01式軽対戦車誘導弾改 ×4
最高速度∶80km/h
航続距離∶600km
防御∶正面は35mm機関砲徹甲弾を200mで耐えうるほど、側面は至近距離の12.7mmに耐えうるほど、アクティブ防御システム
重量∶34t
・重装甲機動車
武装∶M2 12.7mm重機関銃
01式軽対戦車誘導弾改
最高速度∶120km/h
航続距離∶600km
防御∶12.7mm重機関銃を100mで耐えうるほど、アクティブ防御システム
重量∶2.3t
普通科隊員∶19名
機甲科隊員∶6名
計∶25名
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「あの雑魚共にこれはオーバーキル過ぎませんかね?」
「まあ、備えあれば憂いなし、というやつだ。これなら引き受けてくれるかね?」
「これなら…まあ引き受けますけども…」
「わかった!これより木城一尉を第一偵察隊隊長と任命する!」
「了解!」
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「と、言うことで、第一偵察隊隊長の木城守一尉だ、よろしく頼む」
「「「よろしくお願いします!」」」
「ん、じゃ乗り込んで出発するか」
「「「はい!」」」
「よっ…と」
「どうもっす、木城一尉」
「何だ、お前もいたのか谷川」
「いたのかって酷くないすか!?」
「冗談だ、それじゃあ、出発!」
ブロロロロロ…
部隊が発進し、駐屯地の門が開き、駐屯地の外に出ると。そこは一面の広大な砂漠だった
「広いなこりゃぁ…水平線まで一面の砂漠だ」
「そりゃそうすよ、無人機がずっと偵察しても砂漠ばっかだったんですから」
「こりゃぁ〜長旅になりそうだ、上井のおやっさ〜ん、後どれくらいかかりそう?」
「少なくとも一回は夜をこすことになりそうです」
「うわぁ…車中泊とか絶対身体痛くなるだろ…」
「外よりはマシっすし、装甲戦闘車に乗ってる奴らはもっときついっすよ」
「あそこはとてつもなく狭いですからね、でも、自衛隊の車両の生活性もだいぶ改善しましたね」
「そうだな、クーラー、暖房標準装備、車内空間も広くなり、他に隊員が勝手に手を加えて車両を改造してるやつもいる」
「ロシアやら中国やらと、アメリカの対立が深くなって防衛費大幅増加、極めつけは核兵器なんてもんまで保有し始めて、もう自衛ってなんなんでしょうね…」
「まあ、大昔から『汝平和を欲さば、戦への備えをせよ』なんて言葉があるからな、まあ、そういうことんだろう」
「何か暗い話ばっかりすね」
「ん?じゃあ、なんの話題ある?」
「好きなアニメの話題とか?なんのアニメがすきなんすか?」
「私はアニメは得意ではないですが…アニメでなければ怪獣映画とかですかね…」
「隊長は?」
「いや〜ミリアニメとか?」
「その中では?」
「艦これ、ストパン、ガルパン、戦翼のシグルドリーヴァ、コトブキ飛行隊あとはアニメじゃないのも含めると沈黙の艦隊、空母いぶき、ジパング、ザ・ラストシップ、あとは…はいふりは、特に好き」
「あっ、ハイスクール・フリートっすよね!俺も好きです!」
「マジ!?」
「OP歌えますよ!」
「マジか!」
「静かに燃える世界〜」
「始まりは今ここか〜ら」
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『夜空が〜終わりを告げる時〜』
「はあ…男って馬鹿ばっか…」
「まあ、いいじゃないですか、明るくて」
「はあ…隊ちょ〜無線つけっぱですよ〜」
『やべっ』ブツッ
「はあ…」
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次の日
「ファ〜、何も代わり映えのない景色だな〜」
「そりゃ砂漠っすもん」
「もう間もなく例のビル郡と繋がるはずの道路が見えるはずですが…」
『隊長!道路を発見しました!』
「おっ?あれか」
「そっすね」
「ん〜じゃ、あとは道なりで」
「了解、あともう少しすかね〜」
「やっとか、長かったな」ググッ
「…ん?何か前にいないか?」
「例のロボットっすか?」
「いや…あれは…」
「双眼鏡っと、ん?あ、あれは!」
「お、おい!」
「銀髪猫耳少女!」
「は?」
「…が、誰か背負いながらチャリ漕いでます」
「意味わからん」
「と、とりあえず接近します」
ブオオオオ…
「お、お〜い大丈夫か?」
「ん、あなた達は…」
「あ、あの〜ここから町まで数十キロあるが…大丈夫か?特に後ろの人…何かカピカピしてるが…」
"あ“…ああ…"
「良ければ乗せていってもいいが…」
「ん、じゃあ乗せてもらう…」
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"いや〜助かったよ、こんなに水ももらった上に冷房の効いた車内で送ってもらえるだなんて"
「同じく」
「いやまあ、大丈夫だが…」
「ところでどうしたんすか?こんなところで」
「登校中に倒れていたこの人を拾った…」
"いや…本当に恥ずかしい…"
「登校中?こんな所に学校が?」
「こんなところとは、心外」
「いや、すまん…ここらへんの地名すらわからないほどここらへんには疎いんだ」
"ところで皆は?"
「陸上自衛隊の調査団隊長の木城守だ、隣で運転してるのが谷川俊、後ろのが上井渉、通称『おやっさん』色々あってここらへんを調査することになった」
「よろしくお願いします(っす)」
「私は砂狼シロコ、アビドス高等学校の二年生」
"私は最近シャーレに赴任した先生だよ"
「あっ…先生だったんですか…すみませんタメ口使って…」
"いや、構わないよ…ところで陸上自衛隊なんて組織聞いた事がないけど…"
「あ〜、話すと凄い長くなるんですよ」
"そうなんだ…"
「ん?あれは…」
「戦車すかね?」
「いや、あれはキャタピラではなくタイヤだ、ということは装輪戦車のたぐいか?」
「ん?何かおかしくないすか?」
「…!おい!ハンドル切れ!急げ!」
「えっ?え?」
ドンッ!
「撃ってきやがった!」
ドオオオオン!
「くっ…おい!谷川!先生達も大丈夫か!?」
「は、はい!重装甲機動車も問題ないっす!」
"うん、大丈夫!"
「私も…」
『目標の増援です!数は計6!』
「戦闘用意!おやっさん!車載のM2で反撃!二番車と10式、装甲戦闘車もM2で反撃しろ!俺も89式で応戦する!」
「「「了解!」」」
「私も攻撃する」
ダダダダダダ!!!
「駄目です!全く効いてません!」
「くそっ…装甲車両に12.7ミリでは無理か!あいつ等もあのロボットの仲間か!?」
「ん、あいつ等はカタカタヘルメット団…学校で問題行動を起こした不良たちが集まってできた集団」
「不良が戦車モドキ持ってるのか!?世紀末にも程があるだろ!」
「キヴォトスじゃ普通なこと…」
「っ、もう埒が明かない!10式!砲撃してくれ!」
『了解!』
ドォンッ!
ドオオオオン!!
「敵車両一両撃破!」
「まだあと5両!」
「17式も機関砲を!おやっさん!対戦車ミサイル!」
ドンドンドン!!!
「2両撃破!」
「対戦車ミサイル良し!」
「撃て!」
シャアアアン!!
ドオオオオン!!!
「敵車両撃破!」
「敵車両、人員が撤退していきます!」
「はあ…どうにかなったか…」
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ブオオオオ…
「そこを左に曲がって…」
「ところでここはアビドスと言うんすか?」
「…うん」
「へ〜…ところで先生は何故アビドスに?」
"私はアビドス高等学校からの支援要請で…"
「あっ…ついた」
「ここがアビドス高等学校か…」
「ようこそ…アビドス高等学校へ」
とうとうアビドス高等学校!次回からアビドスキャラ全員登場かな?