BLUE ARCHIVE 自衛隊 キヴォトスの地にて、斯く戦えり 作:大艦巨砲主義者
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> 投稿日時:2024年5月1日 <
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作者「(゚Д゚)」
「いや……こいつらには色々因縁があってだな…」
“因縁?”
「因縁といっても……まあ、色々あったんです」
「うへーまあ、他人のそういう事情はあんま詮索するものじゃないよー」
「まあ別に隠すほどでもないんだが……いい記憶ではないから感謝する」
「おじさんも似たようなことあったしね……」ボソッ
「……?」
「それはさておき、おじさんも対ヘルメット団用にちょっと作戦を練ってみたんだー」
「え!?ホシノ先輩が!?」
「うそっ……!?」
(作戦練っただけでこのいわれよう……普段からあんなんなのか?)
「いやぁ~その反応はいくら私でも、ちょーっと傷ついちゃうかなー。おじさんだって、たまにはちゃんとやるのさー」
「……で、どんな計画?」
「ヘルメット団は、数日もすればまた攻撃してくるはず。ここんとこずっとそういうサイクルが続いているからねー。だから、このタイミングでこっちから仕掛けて、奴らの前哨基地を襲撃しちゃおうかなって、今こそ奴らが一番消耗しているからだろうからさー」
「い、今ですか?」
「そう。今なら先生もいるし、補給とか面倒なことも解決できるし」
「なるほど、ヘルメット団の前哨基地はここから30㎞くらいだしすぐにでも出発しよっか」
「良いと思います。あちらも、まさかこんなにも早く反撃されるなんて、夢にも思っていないでしょうし」
「そ、それはそうですが……先生はいかがですか?」
“うん、私もいいと思う”
「自衛隊の皆さんは……?」
「…厳しいな…俺らの目的は攻撃ではなく調査だ。戦闘アレルギーな上が許可してくれるとは思わんな…」
「えっ……そうですか……」
「まあ、ダメ出し程度に聞いてみるか。おやっさん!駐屯地に通信してくれるか?」
「え?戦闘許可をですか?」
「いや、一応調査という名目で頼む」
「はあ……許可してくれるでしょうか……」
「99パーだめだろうがな」
「了解……」
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「結果ですが……」
「どうだった?」
「ヘルメット団とカイザーPMCの関係性がない限り許可しないそうです……」
「だろうな」
「それじゃあ自衛隊の援護は無しですか……」
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しばらく後……
「ん?隊長、それ撃破されたヘルメット団の戦車っすよ?なにしてんすか?」
「ん?別に?面白いもんでもないかなーと」
「面白いもん……?」
「まあ、一応調査って名目だからな……現地の武装組織のデータもいるだろ」ゴソゴソ
「へー……」
「……ん?こいつは……」
「どうしたんすか?」
「おい、この……」
「……!これは……!」
「ふ〜ん……もしかしたら面白い情報が手に入ったかもしれないな……」
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「え!?支援をしてくれるのですか!?」
「ああ、色々あって上から支援許可が入った」
「良かったです!これで百人力ですよ!」
"うん、だいぶ心強いね"
「でも、今回は最低限度の兵力での調査だ。戦車、装甲戦闘車は使えんし、兵力も6名程度で本当に最低限だ」
「そうですか……でも味方が増えたのは心強いです!」
「ん、私達も準備が終わった」
「うへ〜、おじさんもだよ〜」
「ふん!ヘルメット団なんか全員ふっ飛ばしてやるんだから!」
「私もいつでも出発できますよ〜!」
"それじゃあ、出発しようか"
「「「了解!」」」
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『あ!見えました!あそこがヘルメット団の基地です!』
「あそこか…」
「うへ〜基地だけあってだいぶ警備が厳しそうだね〜」
「あんなもの一瞬でふっ飛ばしてやるわ!」
"皆、準備はいい?"
『大丈夫です!』
「こちらも」
"それじゃあ……作戦開始!"
「攻撃開始!」
タタタタタタッ!
「あ!あいつら!アビドス高校の奴らだ!」
「もう攻めて来やがった!」
ダダダダダダダッ!!
『敵の監視塔に注意してください!』
「敵に上を取られるのは厄介だな……」
「どうするんですか!?」
「こうするんだよっ!」ガチャン!
バシュゥゥゥゥ…
ドォン!!
『敵の監視塔が崩壊しました!』
「パンツァーファウスト持ちながら走るとか流石レンジャー……やべえっす」
「ん、私達も負けてられない」
タタタタタタッ!
「うへ〜ヘルメット団の奴ら、だいぶ消耗してるみたいであんま反撃してこないね〜」
『今なら敵拠点も制圧できます!皆さん!頑張ってください!』
「敵拠点ももうすぐ、このまま制圧する」
ダラララララッ!!
「うわっ!」
「きゃああ!」
『!敵の機関銃です!」
"皆!物の後ろに!ホシノ!タンク!"
「おい!大丈夫か!」
"皆!大丈夫!?"
「た、隊長…すいません…肩に被弾を…」
「掠っただけだが…出血が酷いな…止血したら戦えそうか?」
「は、はい!」
『今救急キットをドローンで送ります!』
「敵の基地はやはり防御がキツイな…」
ブロロロロロ…
『救急キットが到着します!」
「あれか!」
『救急パックを投下します!』
「よしっ!」
"…どうしようか…"
「ん、あの弾幕をくぐり抜けるのは難しい」
「うへ〜、おじさんもあの弾幕を全部防ぐのは厳しいかな〜」
「クソッどうすれば…」
"…!木城!それ!"
「え?あっ…ああ!」
「パンツァーファウスト!」
「対戦車榴弾モードに切り替えて撃つ!」
バシュゥゥゥゥ…
ドガァァァン!
「敵機銃沈黙!」
"シロコ!セリカ!あの穴から突入するよ!撃って!"
「ん、わかった」
「了解!」
タタタタタタッ!!
「突入!」
『!あの部屋が恐らく最後の部屋です!」
バァン!
「…!敵の隊長を発見!」
「く、クソッいつの間にこんな所に!」
「撃て!」
ダダダダダダダダッ!
「ギャァァ!」
『制圧完了です!』
「はあ…ようやく終わったか」
「うへ〜、皆おつかれ〜」
「ん、ようやく終わった」
「ふん!やっぱヘルメット団なんて大した事無いじゃ無い!」
「あ、そういえば、こいつ等の情報…」
「あ、そうっすね」
「ん?この引き出しか?」
ガラッ
「ん?この匂い…」
ボッ
「は?」
「え?!燃えた!?」
「うわっ、あの匂いはガソリンか!」
「水!水ぅ!」
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「はあ…重要な書類の引き出しに罠が仕掛けてあったのか」
「書類が真っ黒に…」
「尋問でもするか?いや、まだ関係性が完全にわかっていないからだめか…」
"なんの書類を探してたの?"
「いや、まだその情報が確定じゃないんです」
"そうなんだ…"
『と、とりあえずカタカタヘルメット団の補給所、アジト、弾薬庫の破壊を確認』
「これでしばらくはおとなしくなるはず」
「よーし、作戦終了、みんな、先生と陸自のみんなもお疲れー。それじゃ、学校にもどろっかー」
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「おかえりなさい、皆さん、お疲れさまでした」
「ただいまー」
「アヤネちゃんも、オペレーターお疲れ」
「火急の事案だったカタカタヘルメット団の件が片付きましたね、これで一息つけそうです」
「そうだね。これでやっと、重要な問題に集中できる」
「うん!先生達のおかげだね、これで心置きなく全力で借金返済に取り掛かれるわ!ありがとう、先生!この恩は一生忘れないから!」
“借金返済って?”
「……あ、わわっ!」
「そ、それは……」
「ま、待って!!アヤネちゃん、それ以上は!」
「……!」
「いいんじゃない、セリカちゃん。隠すようなことでもあるまいし」
「か、かといって、わざわざ話すようなことでもないでしょ!」
「別に罪を犯したとかじゃないでしょー?それに先生達は私たちを助けてくれたおとなでしょー?」
「ホシノ先輩が言う通りだよ。セリカ、先生達は信頼していいと思う」
「そ、そりゃそうだけど、先生だって結局部外者だし!」
「確かに先生がパパっと解決してくれるような問題じゃないかもしれないけどさ。でも、この問題に耳を傾けてくれる大人は、先生くらいしかいないじゃーん?悩みを打ち明けてみたら、なんにか解決法がみつかるかもよー?それとも何か他にいい方法があるのかなー、セリカちゃん?」
「う、うう……。でもさっき来たばっかの大人でしょ!今まで大人たちが、この学校がどうなるかなんて気に留めたことなんてあった!?この学校の問題は、ずっと私たちだけでどうにかしてきたじゃん!なのに今更、大人が首を突っ込んでくるなんて……」
「私は認めない!!」
「セリカちゃん!?」
「私、様子を見てきます」
「……。えーと、簡単に説明すると……この学校、借金があるんだー。まあ、ありふれた話だけどさ。でも問題がその金額で……9億円ぐらいあるんだよねー」
「……9億6235万円、です。それが……アビドス……いえ、私たち『対策委員会』が返済しなくてはならない金額です。これが返済できないと、学校は銀行の手に渡り、廃校手続きを取らざるを得なくなります」
「は?9億6千万?そんな大金、たかが子供5人が返せる額じゃないだろ、それに学校の借金をなぜ?」
「はい……ですが、実際に完済できる可能性は0%に近く……ほとんどの生徒は諦めて、この学校と街を捨てて、去ってしまいました……」
「そして私たちだけが残った」
「学校が廃校の危機に追いやられたのも、生徒がいなくなったのも、街がゴーストタウンになりつつあるのも、実はすべてこの借金のせいです」
「え?借金を返したりするのは普通大人とか自治体じゃないんすか?」
“事情を説明してくれる?”
「借金をすることになった理由ですか?それは……」
「数十年前、この学校の郊外にある砂漠で、砂嵐が起きたのです」
はい、どうも作者です。まず、遅れてすいませんでした。ふっつーに書くの忘れてました。急いで書いたので今回は少し短めです。
ところで明日の横須賀カレーフェスティバル2024行く読者さんいますか?作者は関東圏在住なのでもちろん行きます。明日、明後日両方とも行く予定です。