BLUE ARCHIVE 自衛隊 キヴォトスの地にて、斯く戦えり   作:大艦巨砲主義者

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> 祝! 休載二週間突破!! <
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はい、休載してすいませんでした……許して下さい何でもしますから!(何でもするとは言ってない)


取引とセリカ救出作戦

「早速自己紹介ですね……私はゲマトリアの『黒服』と申します。あなたと取引したくてまいりました」

 

 

「取引?」

 

 

「クックックッ……木城さん……あなたは『門』の先の世界の住人でしょう?」

 

 

「……なぜ知っている」

 

 

「クックックッ……『何故自分の名前を知っているのか』ですか?」

 

 

「違う、ふざけるな、そんなものは名札を見ればわかるだろう。そもそも何の情報も分からないやつに取引を持ちこむとは思わん。俺が聞いているのは何故『ゲート』のことを知っているのかだ」

 

 

「ほう?……あなたたちは『ゲート』と呼ぶのですね?わかりました、これからは私もゲートと呼ぶことにしましょう」

 

 

「で、何なんだお前は」

 

 

「それを知るには、まずは私が属するゲマトリアの紹介から必要ですね」

 

 

「……」

 

 

「まず、はっきりさせておきましょう」

 

 

「我々ゲマトリアはあなた方自衛隊と敵対する気はありません」

 

 

「むしろ協力したいと考えています」

 

 

「……」

 

 

「……おっと、まだ本題に入っていませんでしたね」

 

 

「私たちはあなた方と同じ、キヴォトス外部の者……ですが、あなた方とはまた違った領域の存在です」

 

 

「適切な名前がありましたので、今はそれを拝借して使っております。私たちのことは『ゲマトリア』とお呼びください」

 

 

「ああ」

 

 

「そして私のことは、『黒服』とでも。この名前が気に入ってましてね」

 

 

私たちゲマトリアは、観察者であり、探求者であり、研究者です。あなたと同じ『不可解な存在』だと考えていただいて構いません」

 

 

「そうか……で、取引とは?」

 

 

「クックックッ……、まあそんなに急がなくてもいいじゃないですか……まあ、そうですね……」

 

 

「あなたはこの世界の住民について何か変なことは思いませんでしたか?」

 

 

「まあ……異様なくらい硬いとか、頭に天使の輪みたいなのがあるとかか?」

 

 

「そうですね、それは『神秘』と呼ばれるものの影響です」

 

 

「神秘?」

 

 

「そうです。まあ物質というよりかは概念に近いものだと考えていますが」

 

 

「で?それが?」

 

 

「クックックッ……その『神秘』の探求が我々ゲマトリアの目的です」

 

 

「その神秘とやらが何なんだ?」

 

 

「ふむ……それではようやく本題です」

 

 

「やっとか」

 

 

「我々の研究の過程にゲートが存在していました」

 

 

「ゲートがどうしたんだ?」

 

 

「詳細は避けますがゲートは我々が神秘の探求をする上でとても重要なものなのです」

 

 

「ふーん」

 

 

「それをカイザーPMCと研究……」

 

 

ジャキンッ

 

 

「おっと……そんな物騒なものを向けなくてもいいじゃないですか……」

 

 

『カイザーPMC』その単語を聞いた瞬間、とっさに89式を構え、黒服に向ける

 

 

「で?お前はカイザーの手下かなんかか?」

 

 

「おっと……先ほど敵対する気は無いと言ったばかりじゃないですか……」

 

 

「知るか、とっとと失せろ、ハチの巣にするぞ」

 

 

「まあまあ……いいじゃないですか」

 

 

「で、取引ですが、我々があなたに提示するのは『ゲート』です」

 

 

「日本を侵略するためのか?」

 

 

「いいえ、違います我々の目的はゲートの神秘です」

 

 

「胡散臭いことこの上ないが」

 

 

「本当に我々にはゲートの先の世界には興味がないのです」

 

 

「あれはただただ神秘の研究をしていた際の副産物なのです」

 

 

「はあ……」

 

 

「まあ、カイザーPMCはゲートの先の世界も目的だったようですが」

 

 

「で、我々はお礼として神秘の研究の過程で得れたものをあなた方自衛隊に渡す……というのはどうでしょう?」

 

 

「ほーん……ずいぶん魅力的だな、交渉締結……と言いたいところだが……」

 

 

「断る」

 

 

「ほう?それはなぜ?」

 

 

「そもそもそんなことたかが一隊員が決められることじゃないからな」

 

 

「ほう……それもそうですね、それでは交渉決裂です。本当に残念です……」クックックッ

 

 

「そうだな」

 

 

「ところで木城さん」

 

 

「あ?」

 

 

「一つ……質問してもよろしいでしょうか?」

 

 

「なんだ?」

 

 

「なぜ、あなた方は侵攻……カイザーPMCと同じことをしないのですか?」

 

 

「はあ?何でそんな質問を?」

 

 

「あなた方自衛隊の力があれば、キヴォトス三大校、つまり、ゲヘナ学園、トリニティ総合学園、ミレニアムサイエンススクールと交戦しても十分に勝ち筋はあるでしょう。そうすれば連邦生徒会も敵ではありません。そうすればこのキヴォトスのすべてがあなた方の手中に入る……何故、侵攻しないのですか?」

 

 

「あ~……その三大校が何だか知らんが。まあ、興味ないというか憲法の規制がどうのこうの……」

 

 

「ほう?」

 

 

「そんなことは、ちょうど80年前やらかして……もうそりゃあ散々な結果だったんだよ。だからもうやらないって決めたんだ」

 

 

「何故?人間の『全てが欲しい』『全てを知りたい』この欲……いえ、人間としての本能は底なしのはずです。この欲には絶対に抗えない。抗う必要もない。しかしあなた方は何故自らの本能に逆らってまで抗うのですか?何故?何故?何故?何故?何故?」

 

 

「知るか。すまんが俺はそんな長生きしてないもんでね。当時の人間にでも聞きゃあいいんじゃないのか?」

 

 

「ほう?ククク……クックックックックッ……ハハハハハハ!!」

 

 

「お、おう……どうした急に大笑いして」

 

 

「いやあ、ずいぶん非合理的だと思いましてね。もっとあなた方は合理的だと思っていたのですが。面白い!本当にあなた方自衛隊は面白い!」

 

 

「馬鹿にしてるか?」

 

 

「いえ、全然。本当にただただ面白い!あなた方自衛隊には今後も期待してよさそうですね」

 

 

「はあ?」

 

 

「それでは……またどこかで」

 

 

「あっ……おい!にげるな!」

 

 

黒服は建物の影に入る、その影を見てももうすでに黒服はいなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫関ラーメン

 

 

ガラッ

 

 

「お!いらっしゃい!」

 

 

“あ、木城。来たんだね”

 

 

「ああ、はい。少し気になる物も分かったんで」

 

 

「それじゃ、えらんじゃって~」

 

 

「え~と、特製醤油で」

 

 

「あいよ!少々まってな!」

 

 

「で、気になる物って何だったんすか?」

 

 

「ん?ああ、なんか変な奴がいた」

 

 

「え?」

 

 

「なんていったけな……そうだ『黒服』か」

 

 

「……!」ピクッ

 

 

「で……取引だとか神秘がどうのこうの……」

 

 

=============================================

その後……

 

 

「ご馳走様でしたー」

 

 

「先生も奢りありがとうございました!」

 

 

“あ、うん……どういたしまして(サ、サイフへのダメージが……)”

 

 

「セリカちゃん!また明日ね!」

 

 

「またね~」

 

 

「はあ……何だったのよ……」

 

 

=============================================

 

 

コツコツ……

 

 

「あ、セリカ、お疲れ、今帰り?」

 

 

「え?シロコ先輩?」

 

 

「あ……」

 

 

「さっきのラーメン、美味しかった。大将もいい人だったし」

 

 

「それに、頼りになりそう」

 

 

「うん……」

 

 

「ねえ、セリカ、私は先生も自衛隊も頼りになる大人たちだと思う」

 

 

「あ……」

 

 

「じゃあねセリカ、また明日」

 

 

「……シロコ先輩も、大将と同じなんだ……」

 

 

「……先生、か……私も素直に頼ればいいのかな」

 

 

「ううん!そんなことできない!だってアビドス高校は!」

 

 

カンッ カラカラ……

 

 

「……え?」

 

 

ブシュゥゥゥゥゥ……

 

 

「ゴホッ、ゴホッ、な、なにこれ!」

 

 

「せ、せんせ……い」ドサッ

 

 

=============================================

 

 

“そんな……!まさか!”

 

 

「セリカちゃんが行方不明!?」

 

 

「そうなんです!チャイムを押しても返事がなかったので……、気になって部屋に入ってしまったのですが……」

 

 

「制服もかばんも無くて……」

 

 

「電話はしてみました?」

 

 

「はい、でも繋がらないんです!」

 

 

「まさか……昨日の夜に……」

 

 

「電話が通じないのか……電話が通じればおやっさんに電波の位置を特定してもらえたんだが……」

 

 

“みんな!落ち着いて!”スッ

 

 

「?タブレット?」

 

 

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

シッテムの箱

 

 

“アロナ!頼みがあるんだ”

 

 

「あ!先生!どうしたんですか」

 

 

“急いでセリカの場所を特定してくれ!”

 

 

「あ!はい!」

 

 

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

 

 

“!セリカの位置が特定できた!”

 

 

「え?ど、どうやって?」

 

 

「連邦生徒会のセントラルネットワークにアクセスしてセリカのスマホの位置情報を入手した!”

 

 

「え、ええ!?」

 

 

「それよりも、セリカはどこ!?」

 

 

「うん、今も移動中らしい!」

 

 

「……郊外の砂漠地帯!」

 

 

「あっ!ここは以前カタカタヘルメット団の出入りが確認されていた場所の近くです!」

 

 

「今度は人質を取って脅迫しようってことかな……」

 

 

「考えていても仕方ありません!急いでセリカちゃんを助けに行きましょう!」

 

 

「うん」

 

 

「ヘルメット団か……おい!第一偵察隊!いけるか!」

 

 

「はい!あと少しで全員準備完了です!」

 

 

「出撃用意!」

 

 

「了解!」

 

 

=============================================

 

 

「……?ここは……車の中?」

 

 

「ハッ!私、誘拐されたの!?」

 

 

ガタンッ

 

 

「え?ここ……砂漠?」

 

 

「あ~こちら輸送班、カタカタヘルメット団本部応答願う」

 

 

『こちらカタカタヘルメット団本部、遅いぞ輸送班!何をやっている!」

 

 

「すまない、間もなく到着する」

 

 

『引き渡しが間に合わなかったらどうする!」

 

 

「心配するな、あと一分ほどで到着する見込みだ」

 

 

『ええい!とにかく急げ!』ブツッ

 

 

「了解」

 

 

「とにかく、ここから脱出しないと!」

 

 

「っつ!縄が解けない!」

 

 

(どうしよう……みんな心配してるだろうな……このまま私、どこかに埋められちゃうのかな……)

 

 

(嫌だな……みんなに……会いたいよ……)

 

 

ドン!

 

 

「え?え?爆発音?なに?」

 

 

=============================================

 

 

ブロロロロロ……  シャアァァァン!

 

 

ドォン!ドォン!ドォン!

 

 

「シロコちゃんナイスー」

 

 

ドン!!

 

 

『目標発砲!』

 

 

「よし!10式!敵車列前方を攻撃しろ!動きを封じるんだ!」

 

 

『了解!弾種HEATFS!撃て!』

 

 

ドォォン!!

 

 

ドカアァァァン!!

 

 

「敵車列、停止しました!」

 

 

「良し!機関銃の面制圧だ!ぶっ放せ!」

 

 

ダダダダダダダダッ!!

 

 

「うわぁぁ!!」

 

 

「よし!動き止まってる!」

 

 

バシュウウウウ!!

 

 

「っ!目標!対戦車ロケットです!」

 

 

「アクティブ防御システム!」

 

 

ウィィン…

 

 

バァン!!

 

 

ドン!

 

 

アクティブ防御システムから放たれた散弾はヘルメット団の対戦車ロケットに命中、見事に迎撃する

 

 

「げ、迎撃成功!」

 

 

「う、嘘だろ!あいつら撃ち落としやがった!」

 

 

「攻撃始め!目標を殲滅する!」

 

 

ドォォン!!

 

 

ドンドンドン!

 

 

「ギャアア!」

 

 

「敵車両撃破!」

 

 

「おそらくセリカは中央のトラックだ!誤射るなよ!」

 

 

「了解!」タタタタタタ!!

 

 

「くっ、糞!つ、強すぎる!」

 

 

「退避!退避ぃぃぃ!!」

 

 

「逃すか!」

 

 

木城は89式を構えると退避しようとするトラックを操縦するヘルメット団員に向ける

 

 

パパァン!

 

 

「ぎゃっ!」

 

 

「グエッ!」

 

 

「うおっしゃぁ!!ダブルヘッドショット!」

 

 

「敵トラック、停止!」

 

 

「セリカちゃん!」

 

 

「セリカ!」

 

 

ガチャン!

 

 

「セリカ!」

 

 

「あ……ホシノ先輩……?シロコ……せんぱ……い?」ポロッ

 

 

「かわいいセリカちゃん、そんなに怖かったんだね〜」

 

 

"良かった……無事そうだね"

 

 

「先生……?」

 

 

タタタタタタッ!

 

 

「うわっ!」

 

 

「敵の増援です!」

 

 

「あいつら……もう許さないわよ!」

 

 

"みんな!攻撃開始!"

 

 

タタタタタタッ!

 

 

ドンドンドン!!

 

 

「っ!あれは!」

 

 

「戦車!」

 

 

「ここは私が!アヤネちゃん!」

 

 

『はい!』

 

 

「ヒャーッハッハッハッ!!これで奴らも終わりだ!」

 

 

ブロロロロロ……

 

 

「ん?あれは……ドローン?」

 

 

「アヤネちゃん!」

 

 

『はい!爆弾投下!』ガチャン

 

 

「これで……終わりだ!」パァン!

 

 

ドゴォォォン!!

 

 

「敵戦車撃破!」

 

 

「く、くそ!戦車が!」

 

 

「撤退!撤退!」

 

 

『目標撤退!』

 

 

「よーし、終わった、終わった」

 

 

"良かった……セリカ……大きな怪我もなさそうで……"

 

 

「あ……先生……」

 

 

"うん、良かった……"

 

 

「あ!あの……先生!」

 

 

"?どうしたの?"

 

 

「あ……あの………」

 

 

「ありがとうございました!!」




戦闘シーン書くのやっぱムズくね??
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