前話冒頭で三人が言っていたことの意訳
アーラシュ「何で逃げないの?」
フィン「何で戦ってるの?」
ソフラーブ「何も目的がないならさっさと脱落して」
凪斗少年「正論で草も生えねぇや」
思い返せば、この聖杯大戦において最初から俺はおかしかったのだ。
そう、本当の最初──令呪が浮かんだその時から。
令呪を解析し、その令呪が聖杯大戦の"黒"の陣営のものと分かった時、俺はこう考えた。こう考えてしまっていた。
魔術協会へ令呪を譲渡する、と。
この聖杯大戦に強制参加させるための、ダーニックによる脅迫めいた勧誘。そこには確かに特典由来の、抗いがたい強力な思考誘導が組み込まれていた。ぶっちゃけ、冷静に考えればあの程度の脅しに屈する必要なんてどこにもない。逃げようと思えばいくらでも手はあった。
だが、譲渡しようと思ってしまったことと思考誘導は全くの無関係だ。
思考誘導はあくまで俺を戦地へ赴かせるために働くものであり、戦いから遠ざけるものでは断じてないのだから。
施しの英雄カルナ。最速の英雄アキレウス。
あぁ、確かに恐ろしい。
ぶっちゃけめっちゃ怖かった。ぴぇって情けない声が出た。
だが、だが!
そのような絶望的な恐怖を抱いた上で、なお一歩前に踏み出し進むことなんて、俺はとうの昔に成し遂げていた。
インド亜種聖杯戦争で召喚されしセイバー。
その名を、■■■■■■■■■■■。
あの熾烈極まった戦いに集いし他の六騎をして、文句なく最優、疑う余地もない最強。
真名を知った夜の絶望と言ったらなかった。
あまりの衝撃と「勝てるわけねーだろ!」という絶望から一晩中ずっとサルミアッキをバリバリと咀嚼し酒をガブガブと呑んでめっちゃ弱音を喚き散らしてみっともなく泣き言を垂れ流したけれど。
アシュヴァッターマンと鏡典の英霊たちと共に、死力を尽くして彼を乗り越えた。
真正面から俺が何故戦うのかという答えを突き付けた。
カルナが何だ。アキレウスが何だ。
聖杯戦争はもう懲り懲りだなんて、どの口が言っている。
馬鹿を言え!
あいつらを恐れることが俺がこの戦いに参加しない理由には、断じてなり得なかった筈だ。
亜種聖杯戦争も聖杯大戦も何ら違いはない。
陣営戦──ロシアでは実質二対四の陣営戦だった。冬将軍マジ怖かった。ありゃナポレオンも逃げるわ。
魔術協会とユグドミレニアの因縁──そんな因縁は他にもあった。流石にあんなドロドロしてないけど。
世界の危機──セファール復活未遂。
大英雄──ンな奴ら沢山いたわボケ。
今考えてみれば簡単に分かるもの。
結局のところ、こればっかりは先の未来を「物語」として細部まで知ってしまっている転生者故の弊害。現実を
過程と結末を知っているからこそ、無意識に最短距離を選ぼうとする。自分を物語の外側に置き、既に崩壊したレールの跡を丁寧になぞって安全を確保しようとした。
……つまるところ、俺は聖杯大戦から
これは重大な裏切りだ。
俺が何故亜種聖杯戦争を戦うのか。
あんな馬鹿げた子供のような理由を否定せずに認めてくれて、戦いが終わった後も鏡典として力を貸し続けてくれているサーヴァントたちへの。
俺の戦う理由を聞いて、ただの子供ではなく一人の
──そう、俺の戦う理由。
アーラシュに、フィンに、ソフラーブに問われた時、俺はその答えを返せなかった。
なぜ俺は逃げないのか。なぜ俺は戦っているのか。何の目的もないのに、なぜ死地へ踏みとどまるのか。
亜種聖杯戦争は確かに楽しかった。
しかし、俺の真の目的が
呼び出された矢先に死を命じられるサーヴァントの無念を思えば胸は痛むが、それはそれだけのことだ。フィンの言った通り、己の死という究極の損失に比べれば、そんな良心の呵責など些事と言い切れてしまう。他ならぬ俺が、一度
ソフラーブの言葉も、毒のように回った。
聖杯で叶えたい願いなんてない。勝利への執念も、刹那の命を燃やし尽くすような享楽的な覚悟もない。
自らの意志でサーヴァントを呼び出したマスターとして俺は失格だった。誰がどう言おうと、俺自身がそう確信してしまった。
だから、考えた。
吐き気がするほどに、自問自答を繰り返して──ようやく、一番最初に浮かんだのは。
笑えるほどにくだらない、
逃げたくなかった。
裏切りたくなかった。
ただ、あの輝きから目を背けたくなかった。
ゴールデンにさいっこうにクールでゴールデンな人生だった、って言えるような。
シグルドとブリュンヒルデさんに立派な勇士だと褒められるような。
イスカンダル率いるヘタイロイと一歩も引かずに戦う、ダレイオスと不死隊の皆んなの隣に並んでも恥ずかしくないような。
いつか来る最期の時に、みんなと共に戦った男なんだと、自分の魂に誇れるような。
……蛍姉さんが、かっこいい自慢の弟だと誇れるような。
最初は、そんな青臭い理由だった。
そう、
いや確かにね、
だが、俺の精神構造はどこまでいっても根本的な部分は凡人だ。
それは歴代のサーヴァントたちも、蛍姉さんも、爺ちゃんも。あのプレラーティのおじおばさんも認めている紛れもない事実。
今の俺の精神がこうなのは数多の亜種聖杯戦争に参戦し数多のサーヴァントと戦ったからだ。
それは凡人を昇華させる砥石としては最上級。
俺のような器には不釣り合いな、あまりに豪華すぎて身の丈に合わない研磨剤。
しかし当時の俺は、まだそこまで磨かれていない。
そんな殊勝な誇りや意地だけで、地獄の業火の中を歩き続けられるのか?
悩み、考え──そして、思い出したのだ。
坂田金時も雑賀孫一もシグルドもダレイオス三世もアーラシュも。
ブリュンヒルデもローランもヘルラもフィンもソフラーブも。
今世の全ての繋がり、積み上げてきた全てが関係しない、全ての始まり。
絶望と諦観で蓋をしていた、あの時に抱いた感情。
その名を────
◼️ ◼️ ◼️
「凪斗さん!?」
フィオレが悲鳴を上げる。
無理もない。彼女の視点からすれば突然凪斗が狂ったように笑い続けたと思ったらサーヴァントを簡易召喚したと思ったら、遥か彼方へと殴り飛ばされていたのだから。
たとえ簡易召喚による一時的な出力制限があったとしても、相手は英霊。それもマハーバーラタに記されし怒りの化身、アシュヴァッターマン。魔術師であろうと生身の人間がまともに喰らえば即死を通り越して肉塊に変わっていても何ら不思議ではない一撃。
吹き飛んだ凪斗の行方を凝視しフィオレは顔を蒼白にさせながら、ケイローンへ救出の命を下そうとした、が。
「フィオレ殿、そう慌てなくてよろしい」
そんな彼女を止めたのは呪腕のハサン。
凪斗が笑った辺りで全てを察した彼は、将棋を一旦中断しフィオレの近くに立ち彼女を止める。
「しかし!」
「我らが主がアシュ──いや、アーチャー殿に願ったのは
その時、ハサンは気付く。
凪斗がアシュヴァッターマンに頼んだのが、寝覚めの一発であることは事実であろう。
聞いた戦う理由を考えると、人選がニキチッチや大アイアスではなくアシュヴァッターマンであることも頷ける。
しかし、一つの疑問がハサンの言葉を止めた。
明雲凪斗がそんなに甘いものか?
その魂は紛れもない一般人。
だが、源氏武者の血族であることや召喚してきたサーヴァント達の殆どが気の良い益荒男であることが関係して、彼の精神性は魔術師ではなく戦士のそれに限りなく近い。
そこでハサンは恐る恐るアシュヴァッターマンの顔を見た。
そこには──すごく満足そうな顔のアシュヴァッターマンがいた。
(よもや……!?)
ハサンの予想は的中した。
即ち──簡易召喚という制約下において絞り出し得る、最大出力の全力を。
「なんと言ったら宜しいか……本当に、そういうところですぞマスター……」
思わず漏れた言葉は深いため息に混じった諦念。
普通ならばあり得ない。いや、あってはならない光景だ。
自分を殴れと、己を殺しかねない一撃を命じるマスター。それに嬉々として即座に一切の躊躇なく応じるサーヴァント。
何よりも、こんな信じられない内容に対して
「随分と私も毒されてしまったもので……」
吹き飛んだ凪斗の安否に対してハサンは
本来、影に潜み冷徹に機を窺う暗殺者の英霊である自分が、この無鉄砲で熱に浮かされたような主従の空気をあろうことか好ましいとすら感じてしまっている。
このことに対して再び、ハサンは苦笑を漏らしため息を吐いた。
──その直後、大気を震わせるような衝撃波が、遅れて部屋を駆け抜けた。
重厚なカーテンが引きちぎらんばかりに靡き、察知した蜘蛛丸が、将棋の駒が吹き飛ばないようにその鎌腕を盾にして盤面を死守する。
帰還した男に対して、ハサンは一つ質問を投げかける。
「──調子は如何程で?」
「さいっこう!」
ハサンの静かな問いかけに応じたのは、爛々とした生命の輝きを宿した、弾んだ声だった。
正面から受けた強烈な打撃痕が刻まれ、乱雑に拭った血の赤が肌に毒々しくも鮮やかに映える。しかしそんな負傷など意に介さず、凪斗は口角を吊り上げて笑った。
たとえ制限がある特殊な状況下とはいえ、相手はサーヴァント。
その一撃を受ければ肉塊と化していてもおかしくはない。だというのに、骨の一本も折れていないかのような軽やかな足取りで、笑みを湛えたままアシュヴァッターマンへと歩み寄る。
「ありがとよアーチャー! お陰でもう完璧、やっぱお前に頼んで正解だった! っと、忘れてた忘れてた」
不意に思い出したように呟くと、凪斗は
その手に握られていたのは、
鈍い光を放つその刃は、物理的な質量以上に、禍々しくも厳かな魔力の残滓を纏っている。
凪斗が手首を返して軽くそれを振るうと、剣の装飾から影が染み出すようにして漆黒の羽毛が舞った。
「カァッ!」
一羽、また一羽。
実体化した複数羽の鴉たちが凪斗の周囲を旋回し、不吉な羽音を響かせる。
「探せ」
短く、絶対的な命令。
それに呼応するように、鴉たちは鋭い鳴き声を上げると、開け放たれたベランダから夜の闇へと次々に羽ばたいていった。
凪斗は遠ざかる黒い影を満足そうに見送ると、改めてアシュヴァッターマンに向き直った。
「アーチャー……もう紛らわしいな! アシュヴァッターマン! 為朝! それと絶対聞いてるだろう霊基鏡のみんな!」
その呼びかけに、正面のアシュヴァッターマンは勿論のこと、先程までの騒乱を一切介さず黙々と調整作業を続けていた白鋼の巨体──源為朝が駆動音を鳴らして身体を向けた。傍らに置かれた霊基鏡もまた、主の言葉に反応するかのように淡い光を明滅させる。
「さっきまであんな無様を晒したからな! でも謝罪はしねぇって言った! だからもしお前らが望むなら──」
凪斗の瞳から色が消え、声のトーンが一段落ちる。
覚悟を決めた、重々しい沈黙。
彼は一つ息を吐き、その決断を静かに告げる。
「
──何が起きたか、順を追って説明しよう。
凪斗がその言葉を紡ぎ終えるより早く、アシュヴァッターマンの強烈なデコピンが額に炸裂。
同時に為朝のロケットパンチが脇腹を命中。
さらになんか戻ってきた鴉の一羽の突撃が背後からダメ押しとばかりにクリーンヒット。
三方向からの同時飽和攻撃に、流石の凪斗も堪らず転がるようにノックダウン。一世一代のシリアスな空気は跡形もなく霧散し、ケイローンすらも「えぇ……」と困惑の表情を浮かべるほどの、奇妙でシュールな静寂が部屋を包み込んだ。
しかし凪斗は10カウントギリギリでバネのように勢いよく立ち上がり、いまだに頭を突き続けてくる鴉を追い払いながらアシュヴァッターマンに詰め寄る。
「何すんだお前ら!? あのなぁ! 俺としちゃあダレイオス、アイアス、お前、為朝、そして大帝あたりに消えられても文句言えねぇなぁって思いながら言ったんだけどぉ!?」
その必死の抗議を真っ向からねじ伏せるように、アシュヴァッターマンは無造作に凪斗の胸元を掴み、その顔を至近距離まで引き寄せた。
「──────!」
「──クソ馬鹿どもめ」
「────」
「あぁはいそうですね! わざわざ俺みてぇなヤツに追いて来た時点で馬鹿だったな! そしてそんな俺が一番の大馬鹿だよ!」
ったく、と凪斗は呆れたように、けれどどこか誇らしそうに拳を差し出す。
「んじゃ、霊基鏡のみんなには宜しく伝えといてくれ。これからも頼むぜ、俺のサーヴァント?」
凪斗が差し出した拳。そこにアシュヴァッターマンは、骨が軋むほどの力で思い切り拳を突き合わせると、満足げな笑みを浮かべて退去していった。
続いて、凪斗は再び作業に戻ろうとする為朝へと向き直る。
「為朝。
その言葉に、為朝は重厚な駆動音と共にグっと親指を立て、再び精密な作業へと没入した。
アシュヴァッターマンが退去したことで、賑やかだった部屋が少しだけ静かな夜の空気を取り戻す。
凪斗はふと窓の外、鴉たちが消えていった闇を見つめると、先程までの喧騒が嘘のような、静かな声で独り言を零した。
「ごめんな灑津忌。今回ばかりは、俺一人で行かなきゃなんねぇからな」
着けていたチョーカーに手をかけ、ゆっくりと指先で外していく。
布の下に隠されていたのはおよそ人の肌には似つかわしくない這い回るような禍々しい黒い痣。それが脈打つように露わになり、外したチョーカーを机の上へ丁寧に置く。
ふ、と一度だけ深く息を吐いてから、背後で固まっている少女へと、いつもの調子で振り返る。
「フィオレ!」
「っ、は、はい!?」
怒涛の勢いで展開されるサーヴァントとのやり取りに完全に置いてけぼりにされていたフィオレは、唐突に名前を呼ばれ、裏返ったような高い声で返事をした。
そんな彼女に対し、凪斗は先程までの表情はどこへやら、いつもの調子の良い笑みを向けた。
「本当にありがとな、助かった」
「────」
「そんじゃ行ってくる! お煎餅残しといて!」
その言葉と同時に、扉がバタンと閉められた。
◼️ ◼️ ◼️
「…………」
先程までの嵐のような喧騒が嘘のように静まり返った部屋の中。
開け放たれた窓から入り込む夜風が、凪斗の残した熱を少しずつ冷やしていく。
黙々と盤面を整え、将棋の再開準備を進める蜘蛛丸とハサンの駒の音だけが、規則正しく響いていた。
その傍らで、フィオレは呆然とした様子で己の胸元にそっと手を当てていた。
指先から伝わる自身の鼓動は、驚くほど速く、そして力強い。
「……どうされました、マスター?」
無論、その微かな異変に、賢者たるケイローンが気付かないわけもなかった。
彼は作業の手を止め、その穏やかな眼差しを教え子へと向ける。
「いえ……その……」
フィオレは言葉を詰まらせながら、恐る恐ると答えた。
「先程、凪斗さんに笑いかけられた時……なんと言えばいいのか、その……急に身体が熱くなったような、あるいは胸の奥を無理やりギュッと掴まれたような……形容しがたい感覚に襲われまして。これは、魔術的な干渉か何か、あるいは体調の不備なのでしょうか……そういえば今までも何度か経験したような……?」
大真面目に、心底不思議そうに首を傾げるフィオレ。
魔術師として、あるいはユグドミレニアの次期当主として理知的に自己分析しようとする彼女の反応に対して──
「「ほほう?」」
二人の大人は口角を柔らかく持ち上げ、暖かな眼差しでフィオレを見て。
「■■■■■■……」
◼️ ◼️ ◼️
フィオレと蜘蛛丸がそんなことになっていることなど露知らず、凪斗は廊下を歩きながら携帯電話を取り出す。
電話をかけると、ワンコールの暇もなく相手が出た。
その身体能力を無駄に活かして出た相手に苦笑し、その口を開く。
「もしもし
「──雑賀に、敗北の二文字はねぇよ」
「────ふふっ」
「どうした、蛍」
「かわいいかわいい弟の目がやっと覚めた」
「えー!? 凪斗君の目、覚めちゃったの!? せっかく少しだけちょっかいかけようと思ってたのに!」
「どっかいけ老害」
「酷くない? 来た時もアスエラちゃんに冷えたお茶漬けだされたし! 美味しかったけど! 3杯おかわりしたけど!」
「…………」
「蛍、やめとけ」
「でもお爺ちゃん……」
「流石は嵐吾郎君! よ、
「蛍の様子を見る限りあいつは吹っ切れた。あの様子ならまだしもテメェが介入する余地はねぇ」
「それにだ」
「あいつ自身を軽く弄んだところで
「テメェの認識はコレのはずだが?」
「──はぁ、相変わらずその
「誰が好き好んで肥溜めの中を見るんだ?」
「酷いっ!? これが凪斗君のファン一号にして命の恩人に対する仕打ち!?」
「……それだけは、感謝している」
「おっと、蛍ちゃんの貴重なデレキタコレ! 別にいいよ。私は凪斗君のあの
「まぁそれはそれとして「それはそれとして!?」あいつの作った借りは自分で返せってだけだ。テメェは今回手を出すな」
「えぇ!? まともに手を出すことができるのギリシャ以来なんだけど!?」
「──今回は私の妹と弟になるかもしれない子も参加してる」
「つーわけだ。分かっての通りお前にとってオレとの相性は最悪だ。敵に回してぇなら結構。オレの
「私が殺す。凪斗についてはもう……割り……割り……割り………………割り切ったけど、フィオレちゃんとカウレス君はまた別の話」
「割り切れてなくない?」
「うるさい」
「秤にかけろ。
「────わかったよ。今回は手を出さない。ただ見るだけに徹する。あーあ、せっかくの聖杯大戦だったのになぁー! あの聖処女も召喚されてたのになー!」
「こっちには
「ちぇー!」
「蛍」
「了解。為朝と共同開発したGENJI&SAIKAのビームダムダム弾と合体銃試作十八号が丁度ここにある」
「分かった! 分かったから! 嵐吾郎君も刀抜こうとするのやめて〜〜!?」
老害のエミュってこれでいいのかな……
いつもの凪斗
「げぇっ令呪出た!しゃあねぇ行くか!今回も生き残ってやるぞオラァ!」
「なんだこのメンツ!?うぇーん無理無理!なんだこれ誰だよこんな奴召喚したの!あいつらだなクソが!うわーん!サルミアッキキメなきゃ……あとお酒お酒……」
「────泣き言終わり! さーて、どうやって勝つかねぇ……」
英霊達「これよこれ」
今回の凪斗
「げぇっ令呪出た!てかこれ聖杯大戦の奴じゃん……しかも"黒"。うわー……相手カルナとかアキレウスいんだよなぁ……そもそも俺いなくてもなんとなるよなぁ……んじゃII世に連絡して令呪渡すかぁ」
英霊達「HA!?」
インドでの凪斗
「無理だよなんだよ■■■■■■■■■■■ってありえねぇだろそんなのが聖杯戦争それも亜種に出張ってくんなクソがよボリボリ(サルミアッキ摂取音)枯瘡冷蔵庫上から二段目と三段目全部と棚の二段目左から四つ目の燻製持ってきてつーか他の面子も色々おかしすぎだろ毎回毎回毎回──」
英霊達「流石に今回は厳しいか……?」
「───はいもう十分怖がった怖がりました怖がったよな俺!?姉さんと姉御にも泣きついて慰められたなヨシ!よっしゃ行くぞアーチャー!は?勝ちに行くに決まってんだろ?」
英霊達「Fooooooooooo!!!」
老害が京都とインドに手を出せなかった理由ですが以下の通り
京都→役小角が察して妨害してた
インド→セイバーにビビった
それでは感想プリーズ。
感想をくれたら投稿速度が速くなる(ガチ)ので是非。
あと皆さんが気になっているであろう滝夜叉姫ですが側室肯定派です。
「それはそれとして嫉妬はしますッ!!!」