魔訶不思議なドタバタ世界   作:下章

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さらに長くなりそうな予感が…!まあそろそろ終盤には持っていきたいですね!


第16話 力の大会⑦ 合わせて

第2と第6が崖っぷちに追いやられて絶対絶命。第2の残りは三名。第6は二名。第6の最後の二人は何とナメック星人だった。

二人のナメック星人はピッコロの前に躍り出る。

 

「第6宇宙は我々のみとなった!」

 

「だが最後の足掻きをさせてもらう!」

 

「悟飯…!あの二人の相手はオレ一人でやらせてもらう」

 

「…はい!」

 

「第6宇宙のナメック星人だな」

 

「そうだ。第7宇宙のナメック星人よ…!私はサオネル!」

 

「俺はピリナ!第7宇宙のナメック星人よ!名を聞こう!」

 

「…オレの名はピッコロ。本当の名も忘れたナメック星人だ…!」

 

「ピッコロか…!その名、覚えておこう!」

 

「やるぞサオネル!」

 

「おうピリナ!」

 

 

ズオオオッ!!!

 

「「はあああっ!!!」」

 

「むっ!このパワー!まさか…!」

 

「その通りよ!我らはナメック星人全てと同化した!」

 

「この力が馴染むまでジッと耐えていた!そして今!我らは反撃に出る!」

 

「それがお前達の覚悟か…!その覚悟!オレも応えよう!!ズアアッ!!」

 

 

ズンッッ!!!

 

サオネルとピリナは力を解放する。そのパワーはキャベを上回るほどの戦闘力を発揮する。なぜそれほどまでの戦闘力を身につけれたのか?

この二人は第6宇宙のナメック星人の全てと同化したからである。そのおかげでこの二人は強大なパワーを手に入れることができた。

加えてこの二人は戦闘タイプのナメック星人。力は桁違いだと思ったほうがいい。しかし同化したからといって全てのナメック星人となのですぐに完璧に馴染むわけではない。

そこで二人は場外にならないように隠れジッと耐えていた。それが解放される。ピッコロはその二人の覚悟に応えるように気を解放する。

ピッコロの身体が少しだけ黄色くなる。緑色だった肌が少し黄緑色になる。二人はピッコロの変化に驚く。

 

「何!?身体の色が少し変化した!?」

 

「それにそのパワー!どうやって身につけた!」

 

「悪いが教えてやらん!さあ!こい!!」

 

「いくぞおおっ!!!」

 

「うおおおっ!!!」

 

 

グオオッ!!!ガガガガガガガガガガガガガガ!!!!

 

「だあっ!!ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッッッ!!!」

 

ピッコロと二人のナメック星人が激突する。互いに激しいラッシュのぶつかり合いが起こる。ピッコロは二対一という不利な状況ながら奮戦する。

ピッコロは神龍により潜在能力を解放してもらいさらなる戦闘力を身に着けている。さらに数多の戦闘経験が生き二対一という不利な場面でも互角の戦いを繰り広げている。

悟飯はそんなピッコロの戦いを見届けている。その頃第2宇宙も残り3人となりこちらは悟空と龍技と17号が相手をする。

 

「我らが愛の戦士リブリアン達を倒すとは!見事という他ない!なれば!我々が第2宇宙を勝利に導かなければならない!」

 

「頑張るのよ!!私達の変わりに!全宇宙に愛を届けて上げて!!」

 

「ええ!!いくわよ!!アナタ達!!」

 

「「「へ〜んし〜ん!!!」」」

 

第2宇宙の3人、ザーロイン、ラバンラ、ザーブトは第2宇宙からとリブリアン達の応援によりリブリアン達と同じ変身をする。

はっきり言おう。龍技は吐き気をもようしてきていた。いくらなんでもこれはないと。しかし戦闘力は遥かに増している。

 

「いくわよ〜!!!愛の!!」

 

「「「ブラックホール!!!」」」

 

 

ズンッッ!!!

 

「ぐっ!!」

 

「身体が…!お、思い!」

 

「チッ!はあっ!!」

 

 

ブゥッーン!!!

 

「私達ではアナタ達にまともに戦っても勝てないことくらいわかっているわ!」

 

「だから私達の愛の力で場外へと押しつぶしてあげるわ!」

 

「くっ…!おい二人とも!大丈夫か!?」

 

「な、何とかな…!」

 

「あ、ありがとうございます17号さん…!それにしてもやばいですよ!このままだと重力で地面を通過して場外に落ちてしまいます!」

 

「や、やべえ!何とかしねえと!」

 

「とは言うものの!この重力はかなりやばいぞ!」

 

愛の戦士となった三人は龍技達に重力で押し潰そうとする。咄嗟の判断で17号がバリアを張ってくれたので押し潰されはなくなったが変わりに床がどんどんとめり込んで地下へと落とされていく。

アクトはすぐに危険を察した。ここは宙に浮いた武舞台なのだ。当然底がある。このままだと底まで突き抜けていき場外負けとなる。

悟空も気付いてどうにかしたいが17号はバリアを張るので精一杯。まさに絶対絶命のピンチである。龍技達がピンチの中、ピッコロは第6宇宙のナメック星人二人と善戦している。

第6のナメック星人二人は確かに強い。第6のナメック星人全てと同化しておりその戦闘力は折り紙付き。しかしそれを差し引いてもピッコロは負けていない。

ピッコロは神龍により潜在能力を解放してもらっている。

 

 

ガガガガガッッ!!!ババッ!!

 

「はぁ…はぁ…はぁ…!!こ、ここまで…!ここまでできるとは!第7のナメック星人よ!」

 

「ふっ…!嬉しいぞ!宇宙は違えど我らナメック星人にこれほどの強者がいたことに。誇りに思うぞ!」

 

「ふん…!この俺も別の宇宙のナメック星人と闘えて嬉しいぜ。そしてその覚悟もな。その覚悟に評して、俺も本気でやろう」

 

「なに?」

 

「まだ、本気じゃないだと…!?」

 

「見せてやろう!この俺の正真正銘の本気を!はああああっ!!!」

 

 

バッ!!ズオオオオッ!!!ゴゴゴゴッ!!

 

「ぬうっ!?!?」

 

「な、なんだ!?!?」

 

「ずああああっ!!!!」

 

 

カッ!!ポゥッ!ズォオオーーーッッ!!!

 

ピッコロは第6のナメック星人二人の覚悟に敬意を評して本気を出すことに。気を溜め戦闘力がどんどん上昇していく。するとピッコロの背中に何やら紋様が浮かび上がる。

気は爆発的に上昇し天高く上り詰める。気による発光でピッコロの姿が見えなくなる。発光が薄まっていき姿が露わになる。

ピッコロの姿が変化した。ナメック星人は変身系の宇宙人ではない。にも関わらずピッコロは変身できた。その姿は体の色がオレンジ色になっていて体格もまるでケールのように二回りほど太く大きくなっている。

 

「な、なんだ…!?あの、姿は…!?同族が変身しただと…!?」

 

「そ、そんなバカな…!?ピッコロよ…!どうやってそのような変身を…!」

 

「さあな。神龍に随分とオマケをしてもらった結果としか言いようがない。一応名前がある。深く考えてないがオレンジピッコロだ」

 

「なんと…!」

 

「オレンジ、ピッコロ…!」

 

「お喋りはここまでだ。そろそろ、いくぞ!」

 

「ぬっ!でりゃあああああっ!!!!」

 

 

バッ!!ドガッ!!ベシッ!!バババババッ!!!

 

「ふっ!!つあっ!!うおおおおおっ!!!なっ!?」

 

 

グオオッ!!ガァンッ!!ダァンッ!!ドドドドドッ!!!

 

「ずおおおおっ!!!はあっ!!ぐっ!?」

 

「おおおおおっ!!!」

「はああああっ!!!」

 

 

ガガガガガガガガッッ!!!

 

「こんなもんか。ぬおおおっ!!!ぜぇりゃああっ!!!」

 

 

グオアッ!!!ドゴオオオッ!!!ガッ!!グオオオンッッ!!!ブオオオンッッ!!!

 

「ごはあっ!!」

 

「ぬぐっ!?ぬおあああっ!!」

 

「「がはあっ!!」」

 

二人のナメック星人はピッコロがオレンジピッコロになるのを見て驚愕している。変身能力を有していないナメック星人が変身したのだから。

まずピリナが先に仕掛ける。まず重いパンチを二発してからパンチのラッシュをする。しかしピッコロにはダメージはない。次にサオネルが胴体と後ろ後頭部に蹴りを入れるが全く堪えない。

二人のナメック星人はピッコロの周りを乱打するが全く堪えない。ピッコロはまずサオネルに大振りの右ストレートを腹部に当てる。

その破壊力はすごくサオネルに激痛を与えながらぶっ飛ばしていく。ピリナがサオネルに気を取られてる隙にピッコロはピリナの顔を片手で鷲掴みサオネル目掛けて思いっきりぶん投げた。

ピリナとサオネルはぶつかり激痛に苛まれながらも何とか体勢を立て直そうとする。ピリナとサオネルはピッコロを見ると何かをしていた。

ピッコロがオレンジピッコロになる前、龍技達三人は劣勢に追いやられていた。愛の重力からは逃れられず地面を削りながら下へ下へと落とされていく。

17号がバリアを張ったことが逆に動きを封じてしまっている。

 

「やばいぞ…!このままでは地面を削りきり落下してしまう!」

 

「どうする?どうやって切り抜ける?」

 

「…17号、バリアを解いてくれ」

 

「何か策でもあるのか?」

 

「いやぁ?策なんかねえぞ」

 

「なに?」

 

「いいからいいから」

 

「チッ!」

 

シュゥーンッ!!グンッッ!!!

 

「ぐっ!!あっちが、愛だと言うなら!こっちは…気合いと根性だああああっっっ!!!」

 

 

ボウッッ!!!ズオオオオッッ!!!

 

「おいおい。まさかの精神論か。しかもその考えスポ根思考じゃないか。そんなんで」

 

「まあまあ17号さん。いいじゃないか。あの三人の愛に対抗する為くらいで。それに、ある意味この大会の勝利条件もスポ根思考じゃないかな?」

 

「…はぁ。仕方ないな。やるぞ龍技!」

 

「ああ!」

 

 

グアアッッ!!!

 

「「はあああああっ!!!」」

 

「「「はあああああっ!!!だっっ!!!」」」

 

 

ダンッッ!!!

 

「「「なにぃっ!?!?」」」

 

悟空はまさかの根性論で脱出する方法をとった。悟空は超サイヤ人ブルーとなり愛の重力を真っ向から受け返す。17号はあきれ果てるが龍技に諭されて同じやり方をすることに。

三人の強大な気が愛の重力をモノともせずに跳躍して脱出する。愛の三人が驚きどよめく。その隙に悟空達は三人に向けて両手を翳す。

その頃ピッコロも二人のナメック星人を場外に落とす為に右の人差し指と中指を額に当てて気を集中させる。二本の指に気が溜まっていく。

二人のナメック星人は何とか空中で体勢を立て直すがピッコロを見て危険を察知するがもう遅い。

 

「なっ!?」

 

「なんだと!?」

 

「受けてみろ!!魔貫光殺砲!!!」

 

「「「はあああああっ!!!」」」

 

ズギュウウゥゥーーーンッッ!!!!

 

「「うおおっ!!うわああああ!!!!」」

 

 

ズオオアアアッッッ!!!!

 

「「「うわああああ!!!どあああああ!!!!」」」

 

第2宇宙と第6宇宙の最後の選手達は同時に場外へと落ちた。ピッコロの魔貫光殺砲が二人のナメック星人を同時に場外へと押し出した。

本来なら身体を貫通してしまう凶悪な技だが力をセーブさせて場外に吹き飛ばす程度に抑え込んだ。悟空達は三人の力を合わせたエネルギー砲でぶっ飛ばした。

三人の愛の戦士は防御も避けることもできずにあっさりと場外へと吹き飛ばし落とした。

 

「第2宇宙と第6宇宙、共に全滅です」

 

「はいは〜い。ちょっと待ってね〜。よいしょよいしょよいしょ。よいしょよいしょ。OK!」

 

「ご苦労さまです全王様。それでは第2宇宙、第6宇宙、選手全滅のため…消滅にございます!」

 

第2宇宙と第6宇宙の選手が全滅となったので消滅となった。第2宇宙はモニターに映る第2宇宙の全人類に謝りながら応援への感謝を述べながら消滅。

第6宇宙は二人のナメック星人はカリフラに負けたことを問い詰められ追いかけ回され、キャベは第7宇宙を特にベジータに応援のエールを送る。

シャンパはビルスにあっかんべーをして消滅する。ビルスは消滅した第6宇宙、シャンパのいた場所を見つめる。これで残す宇宙は後三つ。

その内の一つ、第3宇宙が遂に牙を向いた。

 

「いよいよ我々の出番ですね」

 

「モスコ様曰く作戦通りとのこと」

 

「さあ!今こそ真の姿を曝すときです!」

 

第3宇宙の界王神のエアと破壊神モスコはこの時を待っていた。第3宇宙が勝利する為に耐えに耐えていた。選手は減っているが条件は整った。

モスコは電子音しか発せずわからないが天使のカンパーリが通訳をする。それに反応して頷いたのは科学者のパパロニ。

 

「いよいよか…!いよいよ私の科学の随を見せつける時がやってきたか!ギャラリーが少ないのが残念だが構わん!さあ行くぞ!コイツカイ!パンチア!ボラレーラ!今こそ合体の時だ!」

 

「「「おう!!」」」

 

名前を呼ばれた三人は合体をする。それを阻止しようとするのが現れるのは必然。

 

「させっかよ!」

 

「貴様ら全員!このベジータ様が場外に叩き落としてやる!」

 

「させん!」

 

「合体の邪魔など許さん!」

 

「頼むぞ!ビアラとカトペスラ!」

 

龍技とベジータが合体を妨害しようとしたが二人の選手が邪魔をしてくる。さすがに生き残っただけに手ごわいが龍技とベジータの強さには敵わない。

本人たちも分かっており足止めの役割を果たそうとしている。二人の選手が場外に落ちたのち合体が完了した。

 

「ありがとう!礼を言わせてくれ!ビアラとカトペスラよ!さらにこの私も合体する!」

 

さらにパパロニも合体に加わる。それは巨大な人型になった。真っ白な身体に異星人特有の身体つきに。おそらく有機生命体となった。

 

「おおっ!完成しました!アレこそ我々第3宇宙の切り札、アニラーザ!!」

 

「モスコ様曰くこれぞ温存したかいがあったというもの」

 

「グオオオオオッ!!!」

 

アニラーザなる者を見て第3宇宙は歓喜の声を上げている。このアニラーザが第3宇宙の切り札、最強の存在のようだ。アニラーザは唸り声というか叫び声しか発してない。

どうやら言語を発することができなくなっているようだ。それでも意思はしっかりとあるようだ。

 

「ひゃ〜!でっけえ!」

 

「ふん!図体だけのデクだ!」

 

「気をつけろ!コイツから感じる気はかなりのものだ!」

 

「はい!」

 

「…どうするトッポ」

 

「奴の狙いは第7宇宙のようだ。ならばここで静観するに限る。今や我々第11宇宙は三人のみ。少しでも第7宇宙の選手を減らしてもらいたい。正義とはほど遠いがこれも仕方なし。闘いとはそういうものだ」

 

「…そう、だな」

 

第7宇宙の選手達はアニラーザの巨大さにビックリ。その大きさはピッコロや悟飯、ガンマ達が闘ったセルマックスと同等である。

ベジータはアニラーザをただのデクだと見くびっているように言っているが、内包している気は半端ない。これほどの化物なのだと寧ろ目つきは鋭い。

第11宇宙の選手達は残り三人、ジレン、トッポ、ディスポである。はっきり言ってこの三人こそ第11宇宙が誇る最強のTOP3である。

ディスポはアニラーザの巨大さを見て倒すべきだと思った。ディスポの正義が巨大な敵を倒せと言っているのである。しかしトッポは静観をすることを勧める。

トッポも本当はアニラーザを第11宇宙が倒すべきだと思っている。正義の為に。しかし今の第11宇宙の残っている選手は三人だけ。

何より第7宇宙の方はまだ一人しか脱落していない。潤沢している第7宇宙の数を減らしておいて欲しい。非情のようだがこれはサバイバル。

生き残る為の策である。ディスポは不満気ながらも了承する。何よりアニラーザ自身が第7宇宙を狙っているのである。

 

「さあアニラーザ!第7宇宙を倒すのだ!一番厄介なのは第7宇宙!第7宇宙に勝つのだ!」

 

「やはり我々を狙ってきましたね」

 

「チイッ!なんで第11宇宙を狙わないんだ!あっちの方が人数が少ないだろ!」

 

「ハッハッハッ!ビルス!日頃の行いが出たな!自業自得だ!」

 

「ムキーーッッ!!」

 

「これで第7宇宙の選手達の数を減らせれればいいのですが」

 

「ゴアアアアアッッ!!!」

 

 

ダンッッ!!!

 

「速い!皆散れ!!」

 

 

ブオンッッ!!!ドゴオオオッッ!!!

 

「くあっ!!くっ!!」

 

「何というパワーだ!!」

 

「恐らく四人分の合体により大幅にパワーアップしていると思われる。だがしかし、それにしては言語がない。恐らくだが戦闘に特化したせいで言葉を発するのをなくしているんだろう」

 

「だけど知能はあるようだぜ一号!俺達を狙うということができている!ただ暴れているじゃない!」

 

「どっちにしろ…!倒すぜ!」

 

「ふふふ…!面白い…!これほどの相手、私の力をさらに高められる…!」

 

「ブラック…!悪いけど、コイツは負けられねえ闘いなんだ!今は…!」

 

「わかっている。今はなりを潜めてやる…!」

 

「調子に乗るなよ!デカブツ!!」

 

「ベジータさん…!」

 

 

ダンッッ!!

 

「はあああっ!!!でやあああああっっっ!!!!」

 

 

ポウッ!!バババババババババッッッ!!!ドゴオオオーーーーッッッ!!!!

 

「おいおい…!初っ端からソレかよ!」

 

アニラーザの巨体ながらとんでもないスピードで龍技達に迫り拳を叩き込んでくる。龍技達は当たり前に全方の散り回避するがその破壊力は桁違いである。

殆どがアニラーザを強敵だと理解してる中ベジータが我先に攻撃を仕掛けた。これはもう予想圏内である。ベジータの性格上必ずやると思っていたからだ。

そしていきなりエネルギー弾の連続攻撃である。ベジータの十八番みたいなものであり龍技はいきなりかと思った。連続エネルギー弾はアニラーザに直撃。

ベジータはいきなり大ダメージを期待しているが土煙が晴れると無傷のアニラーザが。

 

「な、なんだと!?」

 

「うおおおおおおおっっ!!!」

 

「やっぱ効かねえよな。わかってたけど…!」

 

「巨体なら足元がお留守なはずだ!」

 

「狙うぜ!」

 

 

バッバッ!!タタタタタッ!!

 

「はあっ!!」

「らあっ!!」

 

バッ!!

 

「なに!?」

「読まれてた!」

 

「ぐおおおおっ!!!」

 

カパッ!!ズオオオオオッッ!!!

 

「くっ!」

「ヤバッ!」

 

 

ズドオオーーンッッ!!!

 

「ぐっ!!」

「うおおっ!!」

 

「龍技!17号!」

 

 

バッッ!!!

 

「「はああああっっ!!!」」

 

 

ガガガガガガガッッ!!!

 

「おおおおおっっ!!」

「でやあああっっ!!」

 

「ぬおおおおっ!!!」

 

 

ズドオオーーンッッ!!!

 

「「チイッ!!」」

 

ガンマ一号と二号がアニラーザの脚を狙おうとするがアニラーザは読んでいて跳躍で躱す。そこに龍技と17号がラッシュを叩き込むが防御されさらに気合砲で吹き飛ばされる。

 

「くっ!図体の割にやるな!」

 

「はあああっ!!!」

 

 

ドウッッ!!ズオッッ!!!

 

「がああああっ!!!」

 

「なに!?知性の欠片も感じんクセに何故このような動きが!本能か!?」

 

「いや、違う!恐らく言語を失ってるだけだ!知能は全く低下していない!」

 

「こりゃあかつて大猿化してたベジータと闘ってた頃を思い出すな」

 

「チッ!嫌な思い出しをするなカカロット!」

 

「皆さん!何としても奴を倒しましょう!」

 

アニラーザの想像以上の知能の高さと戦闘力に驚きを隠せない第7宇宙の選手達。ブラックが瞬間移動を使った戦法を使おうとするとエネルギーのバリアを張って攻撃をガードしてくる。

悟空達も色々と攻めてはいるが全て避けたり防御したりして中々ダメージを与えられない。

 

「孫悟空…!手を貸せ…!この私に考えがある!」

 

「わかった!」

 

 

シュッシュッシュッシュッシュッ!!!!

 

「ごあっ!!??」

 

「はあっ!!」

「くらえ!!」

 

 

バシュシュシュシュッッ!!!ドドウドウドウッ!!

 

「ぐおおおおおっ!!!」

 

「俺達もやるぞ!!」

 

「はあああっ!!」

 

 

バシュウウーーッッ!!!

 

「ぐうううっ!!!」

 

「今だ!!ずおりゃああっ!!!」

 

 

バキイイイッ!!!

 

「ふぁあああっ!!!」

 

 

ドゴオオオッッ!!!

 

「やった…!」

 

「ニッ!」

 

「なにっ!?」

 

 

グオッ!!

 

「チッ!!」

 

「クッ!!」

 

 

シュンッシュンッ!!ブオンッッ!!

 

「き、効いてないだと!?」

 

ブラックは悟空に指示を飛ばす。悟空はブラックの指示に従い瞬間移動しながらエネルギー弾を途切れ途切れに撃つ。ピッコロは二人が何をしようとしているのか察して悟飯と共にエネルギー砲を放つ。

アニラーザはエネルギー弾と砲により視界を封じられる。その隙に悟空は飛翔脚でアニラーザの左頬を蹴る。さらにブラックが右の脹脛を殴る。

ブラックは瞬間移動が使える悟空と共にアニラーザの目を回させ混乱してる隙に攻撃するという策。ピッコロと悟飯がエネルギー砲をしたことでより視界を惑わせたおかげでやっとアニラーザに攻撃が届いた。

しかし待っていたのは全くダメージが通っていないアニラーザ。寧ろ蚊に刺されたかのように腕を振るってくる。まるで蚊を払い潰すかのように。

これにはさすがの悟空もこれには参った。まさかダメージがほぼ通っていないんだから。アニラーザはさらに大暴れして第7宇宙は追い詰められる。

そんな中、龍技はアニラーザのある一点を見つめている。

 

「ぐおおおおおっ!!!」

 

 

バゴオオンッ!!ドゴンッッドゴンッッ!!!

 

「くっ!大暴れ過ぎるな。これじゃあ動物達を相手してた方がましだな…!」

 

「…17号さん、援護お願いできませんか?」

 

「何?何かあるのか?」

 

「多分、というか間違いないと思うんだけど弱点を見つけた」

 

「なに?」

 

「頼みます!」

 

「…わかった!」

 

 

バッ!!ダダダッ!!

 

苦戦を強いられる中、龍技は17号に援護を頼む。龍技はアニラーザの弱点を見つけたかもしれないと言う。17号は龍技を信じて援護をする。

 

 

バババババッ!!!

 

「はあああっ!!」

 

 

ドドドドドッ!!

 

「ごあああああっ!!!」

 

 

バッバッ!!ダンッッ!!!グッ!!

 

「はあああっ!!!チェストッッ!!!」

 

 

バギイイーーンッッ!!!

 

「……ぐぅおあああああっっ!!!!」

 

「なんだ!?あの額にあるやつを当てたら苦しみだしたぞ!?」

 

アニラーザは17号のエネルギー弾の弾幕を受けても無事だ。アニラーザは無意味だと言わんばかりに見下した笑みを浮かべている。

それが油断の隙を生む。龍技は跳躍して慢心しているアニラーザの額にあるコアみたいなのを思いっきり殴りつける。するとアニラーザは激痛を覚え吹き飛ばされ額のコアを守るように両手で抑えて呻いている。

悟空達は驚いているが龍技は狙い通りといった感じで笑みを浮かべている。

 

「何!?ま、まさか彼は!アニラーザの弱点を見抜いたというのか!?」

 

「弱点だと?」

 

「ピガガガ!!」

 

「モスコ様曰くこれは想定外だと言っております」

 

「龍技!お前」

 

「やっぱな。あの額のクリスタルのコア見たいなのが弱点だな」

 

「おめえ、どうしてアソコが弱点だとわかったんだ?」

 

「こういう巨大な敵ってのは大抵は何処か弱点があんだよな。ゲームとかの巨大ボスとの戦いとか弱点を見つけて倒すからな」

 

「なるほど。確かにセルマックスの時も弱点があったな」

 

「オラ達サイヤ人も確かあったよな?ベジータ」

 

「ふん、尻尾か。確かにな」

 

「しかしゲームか。以外なところからヒントを得ていたな」

 

「何で着想を得られるかだよ17号さん。武術も同じだからな」

 

「よし!あのデカブツの弱点を狙うぞ!」

 

「はい!」

 

「ググググッ!!!ゴアアアーーーッッッ!!!」

 

 

ズオオオーーーッッ!!!ビュンッビュンッ!!!

 

「ちっ!さすがにもう弱点を狙わせるわけにはいかねえか!あの図体でなんてスピードだ!」

 

龍技は確信を持ってアニラーザの弱点が額のコアだと気づいていた。着想がゲームだったがガンマの二人や悟空とベジータは納得だった。

ガンマの二人は一年ほど前に闘ったセルマックスを思い出した。セルマックスも弱点が頭部だったからだ。悟空とベジータはサイヤ人の弱点があった。

それはもうなくなったが尻尾。悟空達はアニラーザの弱点のコアを狙い場外に落とそうとするがアニラーザは弱点を見抜かれたことで狙わせないように素早い動きで翻弄してくる。

悟空達はエネルギー弾を連発して足止めしようとするが全くの無意味。どうすべきかと思案する。

 

「…二号」

 

「なんだよ!」

 

「我々で奴を倒すぞ!」

 

「…おおっ!!って意気込んでるけどどうすんだ!」

 

「私に秘策ありだ」

 

「なんと!一号に秘策が!?どんなどんなどんな!?」

 

「ピッコロよ」

 

「なんだ?」

 

「確かセルマックスとの闘いの時、巨大化できていたな」

 

「…ああ。確かにできる。クリリンのおかげで思い出せたがそれがどうした?」

 

「その巨大化であの化け物の動きを封じてくれないか?我々全員で足止めするよりもたった一人が足止めした方が効率がいい。ただし、それは即ちヤツと道連れとなるということだ」

 

「は!?おいなんだよそれは!一号!何を考えている!」

 

「黙っていろ」

 

「…確かにヤツを場外に落とすには全員生き残ってはリスクが高すぎる。何より全員の体力を大幅に減らすことになる。なら誰かがヤツを道連れに落とすしかないか。確かにその方が我々第7宇宙が勝つ確立が高まるな」

 

「やってくれるか?」

 

「…へっ!お前からそんな言葉を聞くとはな。てっきりやれと命令するかと思っていたぞ」

 

「我々はチームだ。ならば全員が仲間で戦友。そのような言い方はナンセンスだ」

 

「いいだろう。お前がヤツの弱点をしっかりと当てろよ」

 

「…ああ!」

 

ガンマ一号に策あり。ガンマはピッコロに足止めと道連れ役をしてほしいと言ってきた。ピッコロには巨大化できる能力がある。

最も巨大化と言ってもハッタリもので大きくなれば戦闘力が増大するわけでもない。一号はそこまで期待していない。一号もピッコロもわかっている。

このまま全員でアニラーザを場外に落とそうと奮起すれば全員の体力が削られる。そうなったら第11宇宙の方が有利だ。トッポとディスポはまだ何とかなる。

だがジレンは別だ。ジレンは別格の強さを誇っているので体力を消耗した状態では勝つ確立はかなり低くなる。誰かがアニラーザを場外に落とす為に犠牲にならなくてはならない。

ピッコロは覚悟を決めた。第7宇宙が勝利する為に。

 

「孫!悟飯!お前達は第11宇宙との奴らと闘う為に体力を温存していろ!あの化け物は俺とガンマの二人でやる!」

 

「「ピッコロ(さん)!」」

 

「愚かな…!我らが切り札のアニラーザをたった一人でどうにかしようなどと!」

 

「ぬおおおおおっ!!」

 

 

グオオオッッ!!!

 

「な、なにいっ!?巨大化しただと!?」

 

「ピッコロのやつ!まさかあんな能力を隠し持っておったとは!」

 

「しかし、アレはハッタリに近いですよご先祖様」

 

「へ!?」

 

「ああ…力が全くそのままだ。アレではただ図体を巨大化しただけにすぎん。何か考えがあるのか?」

 

「ひゃああ!なっつかしいな。そういやピッコロが巨大化できるの忘れてたぞ」

 

ピッコロの巨大化に観客席はビックリ。悟空も懐かしそうに見て思い出した。ピッコロはアニラーザを抑えつけようと取っ組み合いをする。

 

 

グググググッ!!!

 

「ぐおおおおおっっ!!!」

 

「な、なんていう馬鹿力だ!!ぐっ!!」

 

「ピッコロさん!」

 

「お前達はそのまま何もするな!俺と!ガンマの二人で!コイツを倒す!」

 

「うおおおおおっ!!!」

 

ピッコロが押さえ込もうとしてるがアニラーザの方がパワーは上。長く抑えられそうにない。それを察知しているのかガンマの二人も素早く行動に移る。

 

 

ババッ!!タッ!タッ!

 

「まさか二号が行ったことを私もやるとはな」

 

「なに?俺が何かした?」

 

「かつてのお前がな。セルマックスを倒すために特攻をした。私達はこれから同じことをする」

 

「ふ〜ん、まあいいさ!これで俺達スーパーヒーローの存在が全宇宙に知らしめれるんだからな!やるぞ!」

 

「ああ!」

 

 

ズグオオオオオッ!!!!

 

「「はああああああああっ!!!!」」

 

「ぐおっ!!ぐっ!!」

 

「おっと!大人しく、してもらおうか!」

 

ガンマの二人はエネルギーを解放する。その莫大なエネルギーに察したアニラーザは取っ組み合いから逃げようとするがピッコロが逃すはずもなく腕を伸ばして身体に巻き付いて離れようとしない。

藻掻き暴れるがピッコロは意地でも離さない。

 

「す、すげえ気だ…!!こんなにもすげえエネルギーを!」

 

「皆!第7宇宙の勝利!頼んだぞ!」

 

「我々はここまでだ!だが!お前達を信じている!」

 

「やれえええ!!!」

 

 

ズドオオオーーーンッ!!!

 

「「うおおおおおおおおっっっ!!!!」」

 

 

ギャオオオーーーッ!!!バギイイイーーーンッ!!!

 

「がおおおおおっ!!!」

 

「バ、バカな!我らのアニラーザが!」

 

「ピピピッ!」

 

「モスコ様曰くこれは敵の勝利だと言っています」

 

「「ピッコロ(さん)!!」」

 

 

ズガガガガガガガガッッ!!!

 

「「「はああああああっっ!!!!」」」

 

「ぐわああああっ!!!」

 

ガンマの二人はアニラーザの弱点のコアに目掛けて突撃。弱点を当てられながら場外へと押し出していく。アニラーザは藻掻き踏ん張ってはいるがピッコロに上半身を押さえつけられてるため武舞台を削りながら押し出されていく。

ピッコロとガンマの二人、そしてアニラーザは場外へと落ちていく。アニラーザは観客に戻る前に合体する前の姿に戻る。

 

「第3宇宙、めんどくさいので全滅で。第7宇宙、ピッコロ、ガンマ一号、ガンマ二号、脱落で」

 

「は〜い!ささっとさ〜!」

 

「第3宇宙全滅のため…消滅にございます!」

 

「は〜い!!」

 

「負けてしまいましたか。ですが悔いはありません。残り2つの宇宙、頑張ってください!」

 

 

カパッ!

 

「世話になったな!あばよ!」

 

「最後出てきたし」

 

第3宇宙、ピッコロとガンマの二人により消滅確定。界王神のエアは納得していて悔いはない。代表の選手達も自身の敗北を認めて消滅を受け入れる。

そんな時モスコの腹部部分のコアが開いて中から本体が現れた。モスコの正体は小人のリュールという。さすがにこれには天使のカンパーリも苦虫を噛み締めたような顔をする。

これで残ったのは第7宇宙と第11宇宙。数は第7が7人、第11が3人。果たして生き残るのはどちらの宇宙か!?タイムリミットも迫ってきている!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頑張れ!!第7宇宙!!!




力の大会も後編に突入です!どうするのかは実は考えています!こっからも頑張ります!


今回はある疑問が来てたのでそれを解消させるためにとあるキャラを解説します。




ミスター・サタン





設定 格闘技世界チャンピオンの称号をもつ地球の救世主。実力は一般格闘家の中では一応上位に入るほどの実力者。性格はとにかく意地っ張りで目立ちたがり屋。しかし優しさを兼ね備えていて憎めない人物。セルゲームで悟空達の気を使った闘い方を見た時はトリックだと思い込んでいた。
しかしそれが現実にあるとわかったが認めたくない気持ちだったが魔人ブウとの出会いで認める。その後、悟空達とは娘であるビーデルを通じて交流することに。魔人ブウ以降は地球を救った救世主として名を馳せていたがある大会をきっかけに強さがバレてしまう。
天下一武道会は悟空が参加してた頃は世界一だったがミスター・サタンの時は世界一ではなくなっている。ある財閥が開催した格闘大会に招待され参加することになったがその大会の主催者にして鉄拳王と謳われた三島平八に一方的にやられてしまう様を全世界に流される。
それを見た人達や平八は落胆していたがそこで本音を暴露した後諦めずに闘う姿を見て人々はやはりミスター・サタンは救世主だと再認識。平八はどうでもよさげでトドメを刺そうとしたがそこに魔人ブウが現れてサタンのかわりに闘おうとするが止められる。
ブウはサタンに問いかけると自分のホラの責任だからと言い見守っていてほしいという。ブウはサタンの意思を尊重して見守ることに。平八はサタンにブウのことで問いかける。ブウの強さは平八からすれば異次元の強さ。平八の知っている格闘家達全員で掛かっても勝てない存在。
なのに何故ブウという怪物を手懐けられているのかと。サタンはブウを友にして弟子だと言う。それを聞いて平八はサタンを救世主だと認める。人々もサタンの偉大さを思い知り救世主として相応しいと理解する。サタンは平八に負けたが救世主としての大きさは守られた。
力の大会では何も知らない地球人達は怒声と罵声を浴びせようとしたがサタンのおかげで納得して応援している。
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