魔訶不思議なドタバタ世界   作:下章

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長編スタートです。基本はヒーローズですがゼノバースをほんの少し加えて置きました。そのままは絶対に嫌でしたので。


ビッグバンミッション編
第30話 タイムパトロール


コントン都と呼ばれる場所にある時の神殿。そこにある刻蔵庫で小柄な女性とトランクスと老界王神が集まっていた。テーブルの上には巻物が1つ。

しかしその巻物から禍々しいオーラが立ち込めている。

 

「と、時の界王神様…!これは?」

 

「数字前から突然出来た巻物よ。最初は新しい歴史かと思われていたけどこの禍々しいオーラが徐々に強まっていってね。その調査を進めているのよ」

 

「調査、ですか。いったい誰に?」

 

「それは「いや〜、調査してきたよ」

 

「ヒュー!」

 

入り口から声がして階段を下りる音が聞こえてきてトランクスが振り返ると眼鏡をかけた男、ヒューが楽しそうにだが少し困った顔をしていた。

 

「お帰りヒュー。で、どうだったの?アンタはこの巻物の状況を見て何かわかったかしら?」

 

「ええ。かなり厄介なことがね。時の界王神は宇宙樹を知ってるよね?」

 

「宇宙樹!?宇宙樹ですって!?」

 

「宇宙樹?なんですかそれは?」

 

「宇宙樹…時空の狭間でしか育たない樹、厄介なのは養分は星と生命。星を、生命を滅ぼしながら成長し最終的には実ができそれが弾ければ…!宇宙は、世界は、消滅して新しい宇宙が誕生する!」

 

「そ、そんな!いったい、いったい誰がそんな!」

 

「あ〜…それがね、こんなバカみたいなことをしたのが、別次元のボクのようなんだ」

 

「「「…は?」」」

 

「なんじゃと!?お主じゃと!?いやいや、そんなこと!」

 

「落ち着きなさないよおじいちゃん!なるほどね。別次元のアンタがね。ということは」

 

「そうだね。その次元のタイムパトロールもあるってことさ。他にもいくつか違う点があるしね」

 

「…なぜ別次元のアンタがそんなことを?いくらアンタでもさすがにそこまでは」

 

「どうやら環境とかも違うようだ。何よりも出会いかな。ボクは彼らと出会えたこと、見てきたことで今のボクが形成されている。だけど、あのボクはどうやらそんなことはないようだ。当初は善悪もない無邪気な子供のようなものだったが今では己が研究の為にと側にいるある2人の存在達の仕業のようだ」

 

「ある2人?」

 

「一応、ボクの親に当たる人物かな」

 

「っ!トワとミラ!」

 

「兎に角、もし宇宙樹が成長し実が弾けたら大変じゃ。下手をすれば儂らの次元も消滅してしまうかもしれん!」

 

「彼らにこのことを知らせて向かわせなければ!ってそうだった!今彼らは別の任務に行ってたんだった…!」

 

「タイミングが悪いわね。どうしたものかしら?」

 

「ボクにいい考えがあるよ。とっておきの方法がね」

 

「とっておきの方法?」

 

「なんだか、やな予感がするけど一応聞いてみるわね。どんな方法?」

 

 

 

 

 

地球のカプセルコーポレーションの庭にて龍技が悟空とベジータと共に修業をしていた。と言っても精神修行をしていてそれをビルス達神が見守っている。

 

「……………ふぅ。大分イメージと身体が合致してきたな。これなら身勝手の極意もすぐに使いこなせそうだ」

 

「おっほほほほ!そう簡単にはいきませんよ。と、言いたい所ですが悟空さんならすぐにでも使えそうですね。まあ龍技君がちょっと別格なだけですが」

 

「さすがだと言わざるおえませんね。私も身勝手の極意を学びたいですがまだまだ未熟。基礎が足りていないので」

 

「ん?なんだ?」

 

そんな時に空間に裂け目ができてまるで大口ができたかのように開く。そこから現れたのはトランクスとヒューだった。

 

「成功だね」

 

「トランクス!?」

 

「お久しぶりです。父さん、悟空さん」

 

「またお前か。違う奴を連れてきてなんでここに?」

 

「いえビルス様、違いますよ。彼のジャケットのマーク、あれはタイムパトロールのマークですよ」

 

「タイムパトロール?じゃあ前に来た奴とは違うってことだな」

 

「初めましてビルス様にウィス様。僕達はタイムパトローラーをしているトランクスです。そしてこちらはヒュー」

 

「よろしく〜」

 

「タイムパトローラー?」

 

「時の界王神様の住む時の神殿、コントン都にて組織。歴史改変に関わる事件等を無かったことにするなどの時、歴史に関わる組織ですよ」

 

「その通りです。僕はこの歴史の未来からやって来た方です」

 

「なるほどね。君は時の界王神に注意されてタイムパトローラーになったってことだね」

 

「その通りです。今のオレの罪滅ぼしです」

 

「ふむ…そちらのヒュー、でしたね。その耳と肌の色、アナタは魔界の者ですね」

 

「へぇ…!」

 

「さ、さすがはザマス様。よくわかりましたね」

 

「魔界とは切っても切れない縁、みたいなものだからな。…待て、トランクス君。君はまさか」

 

「ええ。オレはザマス様とは魔導士バビディとの時に一緒に阻止しました。その後に時の界王神様に注意されタイムパトローラーになった今でも交流があります」

 

「そうか。歴史は変わってしまったが未来での私にはこんなにも素晴らしい友人がいるとは」

 

「いえ」

 

「そんなことよりもトランクス、なんでここにいる?」

 

「そ、そうでした。実は皆さんに協力してほしいことが」

 

「協力してほしいこと?」

 

トランクスは今、別の次元にある時の狭間に何が起こっているのかをしっかりと説明した。龍技達は半信半疑だがビルス達神々は険しい表情になる。

 

「時の狭間に宇宙樹が」

 

「これはよくないですね。いくら別次元だとしても我々の次元にも干渉してくる可能性はありますね」

 

「それでトランクス、君は我々にどうしようと」

 

「実は申し訳ないのですがあなた方の力を貸してもらいたいのです。ホントはこういうことはマズイんです。歴史に干渉することになるので。それに本来ならタイムパトローラーが派遣されるんですが、そのタイムパトローラー全員が突発的な任務が入り込んできて誰も行けなくなってしまったんです」

 

「恐らくだけど別次元のタイムパトローラーに来られたら面倒だからワザとあらゆる歴史に揺さぶりをかけて出張らせる算段だろうね」

 

「つまり、実質アナタ達2人しか行けないということですね」

 

「その通りです。そして、敵は間違いなくかなりの戦力を整えている。オレ達二人では厳しいです」

 

「ふ〜ん、なるほどね。本来ならお前達タイムパトローラー共がやるべきことだ!と言いたいところだけど状況はそうはいかないようだね。別次元だとしてもこちらに影響出るかもしれんからね」

 

「そうですね。わかりました。こちらの悟空達はどうしますか?」

 

「もちろんオラは行くぞ。トランクスには助かったからな。恩返しをしねえとな」

 

「ふん…!当然この俺様も行くぞ!」

 

「ありがとうございます!」

 

「お二方、あと一人を連れて行かせてもよろしいでしょうか?」

 

「もう一人?」

 

「龍技君を連れて行かせたいのです。彼なら戦力としても申し分ないでしょう」

 

「ウィス様、龍技もだけど悟飯やピッコロとかはどうなんだ?」

 

「いえ、そうなるとこちらに襲撃されたら困りますよ」

 

「そうですね。戦力は少なく精鋭で向かわせた方がよろしいかと。確かにそれなら龍技君はうってつけですね」

 

「わかった。ウィス様とザマス様がそう言うなら」

 

「すぐに呼んできますね」

 

「あの…ザマス様」

 

「そちらの私とは今も援交はあるのかな?」

 

「もちろんです!ザマス様は今でも宇宙の秩序と平和を見守っています!時々、地球に帰っては共に食事をしたりしていますので」

 

「なるほど。そちらの私にはとても親しい親友がいるようだ。それはとても喜ばしいことだ」

 

「し、親友!?そんな畏れ多い…!」

 

「謙遜しなくていい。向こうの私はそう思っているはずだ。これからも、よろしく頼むよ」

 

「は、はい!」

 

今回の騒動に参加するのは悟空とベジータと龍技の3人に決定した。連れてこられた龍技は何が何だかさっぱりだったがトランクスとその説明でどうにか納得した。

 

「まあ、わかりました。は〜…暫くは休むか。まあその辺りは問題はないがティファ達のことがな。大変だな終わった後が」

 

「それじゃあ行きますよ」

 

龍技達はトランクス、というよりはヒューに付いていくようにヒューが腰に携える刀で空間を切り次元への道を通っていく。龍技達が到着したのは別次元の地獄。

溶岩がそこかしこにあり薄暗い。悟空は一応地獄を見たことあるがこのような地獄は見たことない。

 

「ここは、地獄か?随分と様変わりしちまったな」

 

「ヒュー、目的の位置からかなり離れているぞ」

 

「しょうがないよ。さすがに別の次元は位置の特定が難しいんだ。何よりも妨害もあるんだ。さすがはボクって感じだけどね」

 

「感心してる場合じゃない。今もこうしてる間にも。急ぎましょう」

 

龍技達は舞空術で飛んで移動する。悟空達はヒューのことが気になった。

 

「なぁヒュー、お前は宇宙人なんか?」

 

「ボクは暗黒魔界の人間さ」

 

「暗黒魔界?何処かで聞いたことがあるような」

 

「ダーブラおじさんのことは覚えてる?」

 

「ダーブラ!覚えてっぞ!ん?おじさん?」

 

「ボクはダーブラの妹で母であるトワと母が作り上げた人造人間であるミラの遺伝子で作られ生み出されたんだ。所謂突然変異体というやつさ。だからボクにとってはおじさんなのさ」

 

「なんだと!?」

 

「へ〜…!お前も変わった生まれをしてんだな」

 

「暗黒魔界って名前からしてどう考えても悪い奴らが巣食う世界だろうな」

 

「そうでもないよ。そういう悪い奴らは力を持ってる奴らで力のない人々や偉い人達なんかは善よりだね。騙されがちだけどちゃんと法律もあるし」

 

「へ〜…!そうなんか」

 

(そういや、暗黒魔界がどのような世界なのか全くわかってないな。どうせ分岐とかで暗黒魔界も色々と変わってるんだろうな)

 

「ん?」

 

龍技達は気配を感じて止まる。先を見るとそこには5つの影がマグマが上がりその正体が。ドクターゲロと人造人間の4人であった。

 

「お前は!?ドクターゲロ!それに、人造人間達!」

 

「どういうことだ?あのガラクタどもは俺達がバラバラにしたはずだ」

 

「間違いなく何処かの次元から連れてきたんだろうね」

 

「人造人間13号、14号、15号、19号。全員迷いなく悟空さんを殺すつもりのようですね」

 

「孫悟空だけではない。孫悟空を庇い立てする者共は全て殺す」

 

「ふん…!ガラクタ風情が。またバラバラにされたいらしいな」

 

「ふはははは!我々をかつての我々と思うな。見ろ!」

 

 

ズオオオオオッ!!!

 

「っ!?なんだ!?この邪悪なオーラは!?」

 

「この力は極悪化に近い!この力はいったい!?」

 

「気を付けたほうがいい。この力、普通じゃないようだ」

 

「死ね!別次元の孫悟空!我らの野望の為に!」

 

「くるぞ!」

 

龍技達はドクターゲロ率いる人造人間達と闘う。悟空はドクターゲロと、ベジータは19号と、トランクスは15号と、ヒューは13号と、龍技は14号と一対一で闘う。

ドクターゲロはやっと因縁でもある悟空と闘うこととなり、19号はリベンジである。

 

 

シャシャシャシャシャシャッ!!

 

「ふははははは!!孫悟空!貴様のエネルギーを吸い尽くしてやる!」

 

「はあああっ!!」

 

 

ドウッ!!!

 

「ふん!何に変化しようと今の私達の敵ではない!」

 

 

ガガガガガッ!!!

 

「ベジータ…!キサマの戦闘データは更新した。さらに私の戦闘ステータスも上昇し更新した。キサマに勝ち目はない」

 

「前にも言ったはずだ。俺達サイヤ人に計算で測れるものではないと」

 

 

ドガガガガガッ!!!

 

「トランクス…!殺す…!」

 

「くっ…!あの時よりも強くなっている…!だが、俺も何時までもあの時の俺だと思うな!はああああっ!!!」

 

 

ゴウッ!!

 

「殺す…!」

 

 

ブンッブンッ!!ガキンッ!!

 

「ふっ…別の次元とはいえ貴様は気に食わなかったのでな。こうして殺せるのはいい気分になれそうだ」

 

「へ〜…!ボクのことが気に食わないか。まあいいけど。ボクはそう簡単にはやられないよ」

 

 

ババババババッ!!

 

「過去の相手とはいえこれほどの強さの奴がいるのか。随分と厄介だな」

 

 

ババババババッ!!

 

「ふんっ!!」

 

 

ドズンッ!!

 

「せやああああっ!!でいやあっ!!」

 

 

ゴッ!!ガッ!!ドッ!!バカアーンッ!!

 

「ふぅ…!寡黙すぎるぞこいつ。マジで人造人間だな。ふんっ!!」

 

 

ガッ!!ガガガガガッ!!

 

「なに?」(対応している?あ、そういえばコイツラって)

 

悟空達サイヤ人は超2になって応戦する。互角の闘いを繰り広げている。その中で先に攻撃を与えたのが龍技だった。素早く拳打を浴びせてからの蹴りで吹っ飛ばす。

人造人間な為かダメージを与えてるのか表情は見えない。特に龍技が相手している14号は特に寡黙な方だ。そんなことを気にしない龍技はまた攻撃をしようとするが読まれてしまう。

そこで龍技は思い出した。この人造人間達はどのように作られたのかを。悟空達も同じように違和感を感じた。

 

「どういうことだ?オラ達の動きが読まれ始めている」

 

「そ、そうだ!コイツラはコンピューターで相手をデータして動きを読んできている!恐らくアップデートしてきているんだ!」

 

「そうだ!私達の頭脳はお前達の動きを全て読み込んでいる。例え力があってもアップデートしていけば問題ない。お前達が我々に勝つなど不可能だ!」

 

 

ガッ!!

 

「っ!?」

 

「だぁりゃあああっ!!!」

 

 

ドゴオッ!!

 

「ぐうううっ!無駄な足掻きを!それもデータとなり更新されるだけのこと!」

 

「さっきから聞いてるがよ。お前ら、オラ達のことをみくびり過ぎるぞ」

 

「なに?」

 

「なるほど。タネさえ分かればどうてことでもないな。いくら戦闘力をアップさせたとはいえな。オレ達はさらに強くなっている。貴様らガラクタ人形ごときでは勝てん!」

 

「戦闘データは常に更新される。勝つことなど不可能」

 

「計算だけでわかるものじゃない。俺達はな」

 

ドクターゲロも人造人間達も龍技達の性能、動きをコンピューターで計算し読んでいこうとしている。しかし龍技達はそんな計算だけでどうにかなるような相手ではない。

その証拠が今から立証される。

 

「確かにデータってのは強い。それは認めるぜ。けどな、それだけでは勝てねえんだよ…!はああああっ!!!」

 

 

グォアッ!!!

 

「さぁて、こっからは無駄な隙は与えねえぜ!」

 

 

ダンッッ!!

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラ!!!オラアッ!!!」

 

 

ドガガガガガッ!!!ドゴオッ!!!

 

「計算してる暇はねえぜ!」

 

 

ドンッッ!!

 

「ふんっ!はっ!せいっ!でええいっ!!そらそらそらっ!!」

 

 

ドゴッ!!ガッ!!ゴッゴッゴッ!!ドドドドドッ!!

 

「おりゃああっ!!!」

 

 

ドゴオォーンッッ!!!

 

龍技は潜在能力解放をして一気に倒そうと得意のコンビネーションの乱打を浴びせまくる。14号は兎に角データを集めようとなっている。

右の拳打の二連で次は左かと思われていたら右の下段蹴り、左のフックしてきたら右のフックの連撃と14号のデータにはない連続コンボが炸裂する。

そもそも人造人間達は悟空を軸にした闘い方はデータに入っている。悟空達の闘い方はコンボというよりもラッシュに近い格闘を使ってくる。

龍技のように格闘家としての流れるような連撃コンボはデータには殆どない。だからこそ14号は防ぐことも避けることもできなかった。

最後の飛び蹴りでふっ飛ばされるがすぐさま起き上がり走ってくる。

 

 

ダダダダダダッ!!

 

「ふんっ!」

 

 

バッ!!ギュイッ!!

 

「はっ!!」

 

 

ドウッ!!グオッ!!ドッ!!

 

「せいっ!!」

 

 

ドゴオッ!!

 

「はあっ!!」

 

 

ギャゴッ!!ギュンッ!!

 

「せぇりゃあああっ!!!」

 

 

バゴオーッ!!!

 

「ふんっ!!」

 

 

グリュッ!!バッ!ガッ!!バヂヂヂヂッ!ドカアーンッッ!!

 

「な、なんじゃと!?」

 

「14号がやられた?あり得ない」

 

龍技は突っ込んでくる14号に向けて右手で気弾を投擲する。14号は軽く跳躍して気弾を躱しながら龍技に向かって突っ込んでくる。

避けることを予測していた龍技は既に左手に気弾を溜めておりそれを14号に向けて放つ。14号は腕で防御してお構いなく突っ込む。

14号は気づいていない。龍技が投擲した気弾が軌道を変えて14号の頭部に向かっているのを。全て龍技の策である。見事に14号の頭部に気弾が直撃してよろめいている隙に左のアッパーを顎にぶち当ててさらに追い打ちの右の上段廻し蹴りが炸裂。

14号はふっ飛ばされる。14号が体勢を立て直してる隙に龍技は14号の懐に一瞬で移動して正拳突きで腹部を突き破る。14号の土手っ腹に穴が開き龍技は引き抜いて軽く跳んで蹴っ飛ばす。

ショートしながら14号は大爆発をする。14号がやられたことにドクターゲロは動揺し13号はあり得ないと言いながらもヒューとの闘いに集中している。

手が空いた龍技は誰の援護に回るべきかじっくりと観察している。

 

「…どう見ても厄介なのは13号だよな。確か、14号と15号のチップを埋めことで変身してパワーアップするんだったな。よし、狙いは13号だ!」

 

 

ドウッ!!ダンッ!!

 

「むっ!」

 

「厄介なアンタから、潰させてもらうぜ!」

 

「ふっ…!なるほど、思ってたよりも冷静な判断ができるようだ。よかろう。2人まとめて殺してやる」

 

 

ガガガガガッ!!

 

「…ここで時間をかけてるわけにはいかない。なら!」

 

 

ヒューンッ!

 

「はあっ!!」

 

 

ブンッ!!グアッ!!

 

「なに!?ぬっ!」

 

 

ガキィーンッ!!

 

「龍技、だったね!あの空間の亀裂に突入するんだ!そうすればこちらの次元の悟空達のいる場所まで一瞬で移動できる!」

 

「は?俺だけを先に行かせるのか?」

 

 

ガガガガガッ!!ガキッ!!

 

「僕達はそもそも別次元の人間だ。僕達が行ったら余計にややこしくなる。君が一番適任だ」

 

「…いいのか?」

 

「構いません。行ってください。俺達が行くよりも君だけ行った方が遥かにマシです」

 

「トランクスが言うならそうだろうな。大丈夫、心配すんな。オラ達なら問題ねぇ。こんな奴やササッとやっつけてしまうさ」

 

「カカロットの言う通りだ。こんなガラクタごときに後れをとるわけはない」

 

「わかった。なら、先に行かせてもらう!」

 

龍技は変身能力がある13号を倒そうとヒューの援護に回ろうとする。ヒューは隙をついて何もない空間に刀を振るうと次元の亀裂ができて開いていく。

次元の通り道ができる。ヒューは次元の通り道を作る力がある。ヒューは龍技に先に行くようにと促す。龍技は人造人間達を倒してから進むことを考えていた。

ヒューはこの先にいる者達のことを考えて龍技だけを先に行かせたほうがいいという判断。この先にはこの次元の悟空達がいる。

悟空達だけでなくタイムパトローラーも。そうなったらややこしくなるのは必然。さらにこちらの次元のヒューとは敵対関係だ。

同一人物がいるととてもややこしいだけでなく説明もかなり面倒。下手をすれば敵対関係になってしまう可能性もある。

トランクスもヒューの判断に賛同する。悟空とベジータも人造人間達程度なら問題ないと豪語。龍技は信じて次元の通り道を通る。

龍技が通ると次元は閉じていく。

 

「くっ!一人逃したか!まあいい。どうせお前達が死ぬことに変わりない。あの男もこの先にいるヤツの用意したヤツに殺されるだろう。気に入らんがな」

 

「お前、何を言ってんのかわかんねえけどよ。もうオラ達に勝った気にいるのか?」

 

「当然だろ?」

 

「我々は既にお前達の動きを見切っている。後はじっくりと料理して殺すだけだ」

 

「ボク達がまだ本気を出してないのにかな?」

 

「何?」

 

「悪いけどよ。お前ら相手にこれ以上時間をかける気はねえ。龍技が手本を見せてくれたからの。だから、少し本気を出して片付けるぞ!」

 

「ほざくな孫悟空!我がレッドリボン軍を壊滅させた張本人め!キサマだけはこの手で殺してくれる!」

 

「そう簡単には負けねえぞ!」

 

悟空達はこれ以上時間をかけるわけにはいかない。敵に情報を送らせるわけにはいかないので速攻で終わらせようと力を解放して挑む。

龍技は次元の通り道を抜けだした。先程までのマグマ地帯じゃない所。空も青くいろんな色の巨大なビーンズみたいなのが浮かんでいる。

 

「ここか。ホントに一瞬だったな。さてと…ん?」

 

龍技は辺りを見渡しながら気を感じ取ると見つけた。悟空とベジータが二人ずつ、トランクスに女の子がいる。

 

「アレか。あの道着のは別次元の悟空とするともう一人はタイムパトローラーの悟空か?じゃあベジータもそうだな。んでトランクスとあの女子、容姿から見て確かパンちゃんだったかな。そして、あの化け物。色が濃くなったけど確かジャネンバだったな」

 

龍技はジャネンバに見覚えがあった。前世でドラゴンボールはほぼ全て見たりやったりしたことがあったので覚えていた。しかし、うろ覚えの部分も多く今回の一件もそういえばこんなことがあったなしかない。

それはともかくどうやらジャネンバが相当強くなっているようだ。よくよく見たら互いの悟空とベジータはブルーと4になっているしトランクスも3となっている。

 

「う〜ん…!なんだか決定打に欠けてるって感じだな。それに、数の差があるのに追い込んでる感じでもねえ。仕方ねえ。加勢してやるか!はっ!」

 

 

ギュンッ!!

 

龍技はとりあえず加勢することにした。果たしてこの介入がどのような変化をもたらすのか?




YouTube等で公開されたけど不評だったヒーローズのオリジナルアニメーションをベースにしています。強さがあまりにもチグハグすぎ。ジャネンバが強いのはあるのですが数の差でアレはさすがにない。他にも問題点やツッコミどころ満載なのですがそこは抜いてこの作品としてのやり方で楽しませてみます。できたら嬉しいですけど。




トランクス(ゼノバース)



ドラゴンボールゼノバースシリーズに登場するトランクス。このトランクスはこの作品での未来トランクスとして参加。ザマスとの交流もあり戦闘能力は他よりも高くなっています。ゲームではゴッドやブルーには慣れませんがこちらのトランクスはブルーにまで慣れます。見た目は超サイヤ人で髪の毛が青色になっただけですけど。基本的にはアバター達他のタイムパトローラーが任務に赴くのでトランクスが任務を行うのはよほどのことのみ。




ヒュー(ゼノバース)



ゼノバース2のダウンロードコンテンツに登場した新キャラ。正体は魔界の女と魔界で造られた人造人間の細胞で誕生した突然変異体。ダーブラの甥だが似ていない。性格は科学者気質でほんの少し子供っぽい。魔界の人間なので悪性かと思われたが善性。あらゆる次元に干渉するが悪意を持ってやってるわけでなく善意で行いハッピーな世界を求めている。タイムパトロールとは敵対になっていたが実はアバターが未来では消えてしまうのでそれを良しとせずにワザと悪役を演じていた。最後の闘いで決着をつけたあとはタイムパトローラーとなり共に任務を行うようにしながら罪滅ぼしをしている。
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