魔訶不思議なドタバタ世界   作:下章

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始まった悟空とトッポの試合!結果は?結末はどうなる?




今回もナレーション視点でお送りします。


第7話 前哨試合!孫悟空VSトッポ!!

「前哨試合!始め!!」

 

ダンッ!!

神官の開始の合図と同時に悟空とトッポは地を蹴った。共に突っ込み拳を握りしめる。

 

「でやあっ!!!」

「はあっ!!!」

 

バキイィッッ!!!ゴウッッ!!!

二人の拳がぶつかり中心に突風が巻き起こる。トッポの拳は悟空の拳よりも一回り以上大きい。

それでも拮抗状態になり、弾かれて体勢を立て直す。

 

「だりゃああっ!!」

「ふんっ!!」

 

「だだだだだだだだだだだだっ!!!」

「ぬおおおおっ!!!」

 

ガガガガッ!!!

悟空がまた突撃してトッポが受け止める体勢になる。二人のラッシュのぶつかり合いが始まる。

悟空は拳と足を存分に使ったラッシュ。対してトッポは二の腕のみのラッシュ。アンバランスな体型をしているトッポには足技は心もとない。

それでもトッポは悟空のラッシュに負けず劣らずのラッシュ。特に拳圧はすごくまともに喰らうと大ダメージは必須。

二人の戦いは互角。この展開はビルスとベルモットが驚いている。特にベルモットはかなり慌ててしまっている始末。

トッポはプライド・トルーパーの中ではNo.2の実力者。加えて次期破壊神候補。

下に見ている第7宇宙の戦士如きに叶うはずはないと高を括っていた。しかし蓋を開けてみればどうか、あのトッポと互角の戦いをしてるではないか。

互いに本気を出してはいないにしてもだ。驚いている破壊神達はともかく悟空とトッポは驚きはなかった。

悟空は気を探ることができるので相手の力量も理解できていた。加えてトッポは破壊神候補だと聞いていて納得している。

トッポは最初の拳のぶつかりで悟空の実力をある程度把握していた。そして納得。

 

(なるほど。ただの大法螺吹きではなかったか。それにしても驚いたな。互いに実力を隠しているとはいえこの私とまともに戦えるとは!)

 

ドガガガガ!!!

「でい!!りゃ!!だああ!!」

「ふん!!はっ!!はああ!!」

 

ズガガガガ!!!ビシッビシッビシッ!!!

「ぬぅおおっ!!!」

 

ガシッ!!

「ずおりゃああっ!!!」

 

グオンッ!!バゴオオンッ!!!

「うおっ!!ごあっ!!ぐっ!!はあっ!!」

 

キュイインッ!!バシュッ!!

「んっ!!とっ!」

 

ピシュンッ!

「どああっ!!!」

 

バゴオオッ!!!

「!!ぐぎぎっ!!がああっ!!ととっ!」

 

「もらったああっ!!!」

 

「ふ!」

 

ピシュンッ!

「ぬっ!」

 

シュタッ

トッポを大振りな拳を悟空は両手で掴み背負投げの要領で武舞台に叩きつける。

トッポは背を叩きつけられて苦悶の顔になるがすぐさま空いている手でエネルギー波を放つ。

悟空はトッポの腕を離してから残像で避ける。その隙にトッポは立ち上がり一気に詰め寄り拳をぶつける。

悟空は両腕をクロスにして防御するが凄まじい力で防御ごとぶっ飛ばされる。大勢を崩してしまいその隙を逃さなさいトッポは小ジャンプしながら悟空に近寄りハンマーナックルをしてくる。

悟空は瞬間移動で回避する。トッポはすぐさま後ろを振り向き仁王立ちをする。

 

「やるなぁ。さすがは破壊神候補。本当に強え」

 

「それはこちらも同じこと。これほどの強者がまだ居たとは。宇宙とは広いものだ」

 

「ああ。だから、ギアを上げていくぜ!はああっ!!!」

 

ゴウッッ!!!ズオアッ!!バチバチバチ!!

「変身タイプだったか。先程よりも力が増したな」

 

「いくぞ!!」

 

ゴバアッ!!

互いに賞賛し、悟空は超サイヤ人2になる。悟空が2になった理由は超サイヤ人になる中で一番力の制御が楽で力を発揮しやすいからである。

トッポは悟空が変身タイプの人間であると知っても動じない。そういうタイプの人間を知っているからである。

そして悟空は一気に加速する。

 

「うおりゃああ!!!」

 

バチイィッッ!!!

「ぬっ!!」

 

「づおりゃああ!!!」

 

バグオオッ!!!

「ぬがあっ!!」

 

「トッポ!!??」

 

「よおし!!いいぞ悟空!!」

 

悟空はトッポの顔面目掛けて右ストレートを繰り出す。トッポは片腕でガードするがその威力と衝撃にずり下がり体勢を崩す。

その隙を逃さない悟空は引いて後ろ廻し蹴りでトッポを蹴り飛ばす。トッポがダメージを受けてベルモットは叫び、ビルスは喜びの歓声を上げる。

悟空は追撃をしようとしたが止める。

 

「くっ!!おおおっ!!!」

 

グオオッ!!!ドウッ!!!

「くっ!うおお!すげえ!すげえ気だ!」

 

「今度は、こちらの番だ!!」

 

ダッ!!シュンッ!

「ん!!はっ!」

 

「とあっ!!」

 

バキイッ!!

「ぐああっ!!」

 

「あ〜!!悟空!!!」

 

「よくやったトッポ!!」

 

トッポは地を蹴って駆けたと思ったら高速移動で悟空の背後に回る。悟空も気付いたが反応遅くトッポの裏拳が顔面に直撃。

ぶっ飛ばされるが飛ばされながら空中後ろ回転をしながら着地。今度はビルスが叫び、ベルモットが歓声を上げる。

 

「へへっ!はああっ!!!」

 

「おおおおっ!!!!」

 

ガシイイッ!!!バッ!ドガガガガ!!!ガッ!!!ビシッ!!!バシッ!!!バッバッバッ!!!ダダダダッ!!!

悟空はダメージを受けながらも笑みを浮かべる。また二人同時に駆けてぶつかる。

そしてラッシュ。高速移動しながらのラッシュに武舞台はヒビが出来てきていくつもの衝撃波が起こっている。

二人の戦いは熾烈を極めてきた。だがどちらも本気では戦っていない。全ての力を出しきらずともこれだけの死闘を演じている。

界王神達は驚いているが、破壊神達は興味津々。

 

「だあっ!!」

 

バキィっ!!

「ぬぅんっ!!」

 

ガンッ!!

「だりゃあ!!」

 

ドゴオッ!!

「ふん!!はああ!!」

 

「か…め…は…め…」

 

ギュイインッ!!

「とああ!!!」

「波あああ!!!」

 

バシューーッッ!!!バチイィッッ!!!ズゴゴゴゴ!!

「ぬぐうぅっ!!!」

「くっ!!くくっ!!」

 

ドガゴオオオンッ!!!!

悟空のかめはめ波とトッポの巨大なエネルギー波がぶつりかりあう。エネルギー波同士のぶつかり合いは拮抗し中心で大爆発を起こす。

 

シュタッシュタッ!

「…やるな!」

 

「おめえもな」

 

「ここまでとは、賞賛に値する。こっからは…力を引き出すぞ!!」

 

「!」

 

ゴゴゴゴッ!!!

「はあああっ!!!」

 

「すっげえ気だ!」

 

ばしゅううんっ!!!

「はああっっ!!!!」

 

ビリビリビリ!!

「こいつは、とんでもねえ気だな!」

 

「破壊神の力は解放する気はない。さすがにそれはよろしくないのでな」

 

「ならオラも!はあああああっ!!!!」

 

ドオアアッ!!!ゴゴゴゴッ!!!

「ほぉ…」

 

ギュオオオオッッ!!!

「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!はあっ!!!!!!」

 

ズガアアアンッッ!!!!バチバチバチ!!!

「青い髪」

 

「これが超サイヤ人ブルーだ」

 

「青い髪になったからなんだってんだ!トッポ!惑わされるな!!」

 

「面白い!」

 

悟空は超サイヤ人ブルーに、トッポも破壊神手前の力を解放した。二人の戦闘力はほぼ互角。

勝負はまだわからない。

 

「いくぞ!トッポ!!」

 

「こい!孫悟空!!」

 

シュンッ!!バキイィッッ!!!ドゴォンッ!!!ガガガガッ!!!ボンッボンッボンッボンッ!!!バゴオッ!!ゴガアンッ!!

「だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ!!!!」

「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっっ!!!!」

 

ドゴオッ!!!

「でりゃあ!!ハッ!!!だだだっ!!!」

 

バチィッ!!!ボッボッボッボッボッボッボッ!!!

「ふんっ!!!おおおおっ!!!ふおああっ!!!!」

 

ブオオンッ!!!ボボボボンッ!!!バシュウウウッ!!!

「くっ!!!(ボゴオオオン!!!)てやああ!!」

 

バキイイッ!!

「ぐおおっ!!!」

 

バゴオオッ!!

「ぐっ!!おりゃああ!!!」

 

グオオッ!!

「ぬぅおお!!!」

 

ドゴオオオッ!!!ズガガガガ!!!シュンッシュンッシュンッシュンッ!!!!ゴガッ!!!バゴォッ!!!ドカアァンッ!!!

悟空とトッポの戦いは苛烈さが増していく。武舞台は見る影もないほど凄惨な姿へと変貌を遂げている。

それでも悟空とトッポは戦いをやめない。誰かが戦闘を中止にしないといけないほど。

しかしこの二人を止められるのは破壊神か天使、もしくは神官くらいしかいない。

 

ガガッ!!バチィッ!!シュシュシュンッ!!

「トッポ!何をやってるんだ!たかが第7宇宙の戦士くらいさっさと片付けてしまえ!」

 

ドゴオッ!!ズバババッ!!!ババッ!!バシッバシッバシッ!!

「ベルモット様!落ち着いてください!あのトッポと互角に渡り合える戦士がいたことには驚きましたが、さすがにそれは酷では!」

 

ビカアアッ!!

「黙れ!第7宇宙の!ビルスの所の奴なんかに負けるなんざ許されんのだ!」

 

ギャンッギャンッギャンッ!!ズドオオオッ!!

「あのトッポという奴、ここまでの奴とはね!悟空とここまで戦えてるとは!さすがは第11宇宙の破壊神候補といったところかな!」

 

ギャオオッ!!バキャアアッ!!

「そうですね。戦闘力だけを見ればトッポさんの方がやや勝っていますね。しかし悟空さんは完全ブルーではありません」

 

ズガアアンッ!!!

「なに!?どういうことだ!?」

 

ズゴゴゴゴ!!!

「トッポさんは破壊神の力をお使いになっていません。悟空さんもあえて完全ブルーになっていないのです。その結果が未完のブルーです。しかし悟空さんは互角の戦いをしています。それは、技量によるものです」

 

ズドオッ!!ボゴオッ!!ボガアアッ!!!

「技量、技術というわけですか?ウィス様」

 

ボボボボッ!!!ボガンッボガンッボガンッ!!ズオオオッ!!!

「その通りですザマス様。トッポさんの戦い方はあの剛腕による力を使った戦い方。破壊神の力も間違いなく力よりの戦い方になるでしょう。対して悟空さんは技量、つまり技で対抗しています。ぶつかり合いは起こっていますが時々力を逆手にとった技などを使用しています。このおかげで戦闘力でやや負けている悟空さんがトッポと互角に戦えているのです」

 

ボガアアンッ!!!バガガガガッ!!!ドガキイイインッ!!!

「おお!すっごいね〜!!ド派手だね〜!!悟空もトッポって人もすっごいのね〜!!とても面白いのね〜!!」

 

ズガガガガッ!!!ガッガッガッ!!バババババッ!!!

「ええ。しかしそろそろ試合を終わらせましょう」

 

ズゴオオオンッ!!ドシュウウウッ!!ボワアアッ!!

「え〜?なんで〜?もっと見たい〜」

 

ビガガガガッ!!ズドオオンッ!!

「全王様、あくまでこれは前哨試合。本番もありますよ。やはり一番楽しみたいなら本番が一番かと」

 

ドンッドンッドンッ!!!バカアアンッ!!

「ん〜そうだね〜わかった〜じゃあ止めてね〜」

 

「かしこまりました」

 

バキイイッ!!クルクルクル!!シュタッ!!

悟空とトッポの激しいぶつかり合いに誰もが固唾を飲む。ベルモットはトッポが負けるなどと微塵も思ってないのか互角の戦いをしてるのを見て焦り叫んでいる。

対してビルスは第6宇宙との試合を経験してるおかげか余裕がある。悟空とトッポの拳がぶつかり弾かれ空中で回転しながら着地する。

全員が察した。これで、決着だと。

 

「はあっ…はあっ…はあっ…はあっ…!本当に驚いたな!まさかここまでやれるとは!」

 

「はあっ…はあっ…はあっ…!へへっ!本当に強えなトッポ!オラ、おめえと戦えてよかったぞ!」

 

「ふっ…私もだ!」

 

「ひひっ!そろそろ、決着だな!」

 

「そうだな!」

 

ドウウッ!!!

二人に大きなオーラが纏われる。互いに最後の一撃をお見舞いしようとしていた。

誰もが固唾を飲み静寂に包まれる。武舞台の一部に亀裂が走る。

 

パキィ!ダッ!!!!

「はぁああああっっ!!!!」

「ぬぅぉおおおっっ!!!!」

 

グオオオッ!!!

「そこまでです!」

 

ビタァッ!

「「!?!!」」

 

悟空とトッポは同時に飛び出し拳を繰り出そうとしていた。その間に神官が割り込み両手の人差し指一つで二人の拳を止めてしまった。

受け流すや両手で受け止めるならまだわかる。しかし指一つで受け止められる。

たったこれだけで二人は神官の力のほどが思いっきり伝わった。トッポは改めて平伏する気持ちでいっぱいになった。

対して悟空は自分がまだまだ下の方だという事実、そしてまだまだ高みがあるという真実に興奮し、ワクワクしていた。

 

「試合はここまでです。本番もありますのでね。よろしいですね?」

 

「ああ」

「わかりました」

 

「では、この試合は引き分けとさせていただきます!」

 

神官による強制終了。悟空はまだ戦い足りないが、ワガママをあうほど子供の精神ではない。

まだ本番もあるのだ。お楽しみはとっておくものである。トッポは逆にホッとしていた。

悟空が思ってた以上に強かった。これ以上続けると破壊神の力を使わないといけないところであった。

二人は互いにそれほどの強敵と戦えた。つまり本番でもこれほどの強者達と戦えると思い一層励むことになった。

 

「トッポ!」

 

「なんだ?」

 

「次は本番だ。次こそ勝負つけようぜ。オラは負けねえぞ」

 

「ふ、ふははは!!面白い男だ!いいだろう!このトッポ!全力で受け入れるつもりだ!だが、私が勝つ!」

 

「へへっ!ソイツはわかんねえぞ!」

 

「ふん」

 

「ふふん」

 

ゴッ

「おいトッポ!早く戻ってこい!」

 

「すまんな孫悟空。では、本番で」

 

「ああ」

 

二人は互いの宇宙の陣営に戻る。

 

「まさか第7宇宙がこれほどの強者がいたとは。甘く見ていた」

 

「私も同じ気持ちです」

 

「貴様が苦戦するなど微塵も思ってなかったぞトッポ。自由の戦士と謳われた貴様が。あんな第7宇宙の、ビルスの所の戦士如きに」

 

「ベルモット様。ここは賞賛を讃えるべきでは」

 

「黙れ。ビルスの所なんかには絶対に負けられんのだ!」

 

「しかし、一つはっきりしたことがあります。奴と私の実力はほぼ互角と見て間違いないでしょう。あのまま続けていればどちらが勝ってもおかしくなかった。だが、アイツには絶対に勝てない。それだけは確実です」

 

「当然だ。あんな第7宇宙の戦士如きがアイツに勝てるわけない!」

 

トッポが戻るとベルモットは叱咤する。ベルモットは、というよりはほぼ全ての破壊神はビルスを嫌っている。

その理由はビルスのサボり癖にある。ビルスはよく寝坊しサボり遅刻する。そのせいでよくとばっちりを受けていた。

だからこそビルスはほぼ全ての破壊神からは敵対心を持たれている。ビルスの双子のシャンパも運動不足だが真面目に破壊神の仕事はしているのだ。

だからこそベルモットはトッポが悟空と互角の戦いをしていたのが気に入らないのだ。

しかしトッポはかなり落ち着いていた。確かに悟空は強かった。だが第11宇宙にはトッポよりも強い男がいる。

悟空では勝てないと自負している。それはベルモットも同じでトッポよりもその男がに信頼を寄せていた。

 

「お疲れ様でした」

 

「さすがは第11宇宙の戦士。これ程の強者がいるとは。まさに宇宙は広いですね」

 

「ああ。ヒットの時からわかってたけどやっぱ別の宇宙には強え奴等がいっぺえいんだな」

 

「僕としては満足さ。あのベルモットがあそこまで悔しそうな顔を見れたんだからな」

 

「けど、あのまま続けてればどうなってたかわかんねえや。それによ、もしかしたらもっと強え奴とかがいんかも知れねえだろ?」

 

「それはそうでしょう。宇宙は広いです。もしかしたら破壊神よりも強いお人がいるかもしれませんよ?」

 

「うっひゃー!!もしそれが本当ならよ!ぜってえ戦いてえよ!」

 

「ホッホホホ!悟空さんならそう言うと思いましたよ」

 

「楽天的だな。ま、悟空らしいか」

 

「破壊神よりも強いか。人とはそこまで。ならば神である私も負けてられませんね。悟空、修行に付き合ってくれますか?」

 

「おうザマス様。いいけど大会が終わってからでいっか?」

 

「構いません。地球の武術は大層勉強になりますからね」

 

第7宇宙の方はとても楽しく親しげだ。ビルスはベルモットの宇宙の戦士トッポと悟空が互角の戦いができて満足。

特にベルモットの悔しげな顔を見れてホクホクである。悟空はトッポとの戦いで大会の期待が高まった。

 

「お二方、ありがとうございます。良いものを見せてもらいました。大会への期待が高まったと全王様もお喜びです。では、改めて大会の日時からお伝えします」

 

いよいよ大会の話。全員が耳を傾ける。

 

「まず大会当日は2日後とさせていただきます。つまり48時間後です」

 

「2日後か」

 

「次にこの大会のルールを大まかにご説明します。この大会は個人ではなくチーム戦とさせていただきます」

 

「チーム戦?」

 

「ええ。人数は10人とさせていただきます」

 

「10人か。結構な人数だな」

 

「そしてリーグ戦ではなくバトルロワイヤル戦とします」

 

「バトルロワイヤル!?」

 

「そうです。要するに一つの巨大な武舞台で一チーム10人が8つが同時に戦うということです」

 

「なるほど」

 

「これは、チーム連携が鍵になるのか?」

 

「試合時間は五十分とさせていただきます」

 

「五十分か」

 

「長いのか短いのかわからないな」

 

「この大会名は、力の大会と言わせていただきます」

 

「力の大会」

 

「この力の大会優勝した宇宙のMVPには超ドラゴンボールの使用を許可します」

 

「超ドラゴンボールを!?」

 

神官から大会名と大会のルールと日時が決められていく。どうやら普通の大会ではなく各宇宙一チーム10人のバトルロワイヤル戦ということになった。

さらに制限時間も設けられかなり難しい大会になる。悟空は今までにない大会だが、強敵と戦えるとわかるとワクワクしていた。

さらに優勝した宇宙には超ドラゴンボールの使用を許可された。誰もが期待に胸を膨らませる。

しかし、次のルールで驚愕してしまう。

 

「この大会には場外でしか決着をつけられません。場外した者は脱落とさせていただきます」

 

「つまり、10人全員が脱落したチームは負けになるということか」

 

「ここからが重要です。10人全員が脱落した宇宙には

 

 

 

 

 

 

全王様にその宇宙ごと消滅してもらいます」

 

「「「「!?!?!?」」」」

 

驚愕どころではなかった。この神官は何と言った?全王に負けたチームの宇宙ごと消滅させると言った?

それはある意味死刑宣告であった。あまりにもリスクが大きすぎる。ただの武闘大会ではなくなっていた。

この展開には全ての破壊神がビルスを睨みつけていた。ビルスはこのようなことになるなど思っていなかったので冷や汗がすごい。

悟空もこれにはかなり大慌て。悟空はこんな命がけの大会などを望んではいない。

ただ純粋に別の宇宙の戦士達と戦ってみたいという気持ちだけで決めたのに。

 

「ま、待ってくれ全ちゃん!オラは、オラ達はこんなの望んじゃいねえ!」

 

「孫悟空さん。これは決定事項です。覆すことはありません。それとも、あなた達の宇宙から消滅しますか?」

 

「くっ!」

 

悟空でもどうすることもできない状況になってしまった。悟空はただ項垂れるしかなかった。

そんな悟空の状況をトッポは同情の念を送る。トッポは悟空との戦いと言葉の交わしあいである程度の悟空の性格を把握していた。

悟空がこのような展開を望んでいないこともわかっていたからこそ同情するしかなかった。

 

「後は武器の使用の禁止、殺しの禁止くらいですね。大会場所は無の界で行われることにします」

 

どんどんと決まっていく。もう完全に敗けたら消滅のルールは覆すことができない。

これではバトルロワイヤルというよりもサバイバル戦である。しかも宇宙の命運を賭けた。

 

「さらに細かいルールは大会当日にでもお話しましょう。以上で終了します。では!2日後、力の大会を開催することを宣言します!」

 

こうして力の大会という宇宙の命運を賭けたサバイバルバトルロワイヤルが開催することが決定してしまった。

8つの宇宙は急いで代表の10人のメンバーを決めに宇宙へと戻っていった。

そんな様子を神官は薄く笑みを浮かべていた。果たして、悟空率いる第7宇宙の10人のメンバーは決まるのか?

どのような戦士達が集うのか?集めろ孫悟空!




はい。悟空とトッポの戦いで盛り上がったのに神官からのルール説明で地獄へと叩き落されました。
次回はメンバー集めです。誰が参加するのかはお楽しみに!




設定






篠ノ之箒






設定 ISのメインヒロイン。原作では一夏と離れ離れになって一夏に暴力を振るうアンチ扱いされやすいヒロイン。この世界ではISが認められたので引っ越すこともなく毎日一夏と会っています。小学生の頃までは一夏のことを好き好き言ってましたが、中学生になってからは一夏が剣道を辞めて家事優先になったことで距離をとってしまいます。そのせいで狭かった視野が広くなり一夏への恋心も冷めていきます。高校生になってからは完全にただの幼馴染として下がっています。高校生になってから一夏に恋する女子が増えてライバル視されますが箒はただの幼馴染の一点張りで一夏に対してはかなり辟易しています。さらに束が急に結婚することになり荒れてしまう。その結果自暴自棄になりあれよあれよと龍技と恋人関係になる。龍技とは中学生からの同級生で仲が良い。龍技もモテモテだが男としての甲斐性があるので原作のような暴力的な部分は鳴りを潜めている。なお非処女。







ヤマト






設定 ONE PIECEの百獣のカイドウの娘。本来は3mはある長身だがこの世界では2m以内に範囲を収めている。原作ではカイドウに島から出られないようにして手錠をはめられている。この世界ではそんなことはなく父親を振り切って学生生活をしている。見た目はほぼ原作と同じだが年齢は高校生。色々とあって自由の身になる。その時に龍技に救ってもらい好意を抱くようになる。アタックの仕方が幼く龍技もなかなか気づいてもらえない。まだ処女。




アンジュ





設定 クロスアンジュの主人公。本名はアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ。原作とほぼ同じだが、タスクとの出会いが龍技に代わっている。たまたま龍技が修行で滞在していた島で出会う。タスクのようなラッキースケベイベントなどは起きず普通の島の生活をした。そこから好意を抱くようになる。アンジュ公開処刑の時に白馬の王子様よろしくカッコよく助けてもらい完全に恋に堕ちる。その時に初めてを捧げた。黒幕からも助けてもらいますます惚れ込む。その後は慣れないお弁当作りなどでデキる女アピールをしている。非処女。
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