魔訶不思議なドタバタ世界   作:下章

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メンバー集め開始です!まあ結構すんなり集まるつもりです。原作とは違い優秀なメンバーを紹介していきます!





今回は悟空視点と龍技視点の二つでお送りします!


第8話 メンバーを集めろ!集え!最高の10人!

めえった。ホントにめえったぞ。まさかこんなことになっちまうなんて、オラ思ってもいなかったぞ。

解散になっちまってからはオラはトッポに謝りたかったのにビルス様に無理やり地球に帰らされちまった。

今はカプセルコーポレーションのバルコニーにあるイスに座って会議をしてんぞ。

 

「全く孫悟空。やってくれたな。おかげでこの俺に対する批判が凄まじい!」

 

「オ、オラに言われてもしょうがねえぞ!オラだってこんな大会を望んでねえぞ!オラはただ、純粋に別の宇宙の強え奴らと戦いてえと思っただけだぞ!」

 

「ビルス様、悟空を責めるのはお門違いかと。どちらかと言えば全王様のことを考えてなかった我々の落ち度だと」

 

「そうじゃな。儂ら神が全王様にのことや神官様のことを考えてなかったのが間違いじゃ」

 

「貴様ら」

 

「ホッホホホ!はいはい!後悔するのはここまで。これからどうなさるおつもりで?」

 

「オラはまた全ちゃんにちゃんと話をしてきてえ。オラのやりたいこととは違えからな」

 

「そうですね。我々界王神、破壊神も協力してルールの変更などをできれば」

 

「それは無理でしょうね。全王様も神官様もあなた方の願いを聞き届けることはないでしょう」

 

「チッ!カカロット、貴様…!大変なことをしてくれたな!」

 

うっ!ベジータに怒られちまった。よく見たらブルマ達も同じだ。オラは鈍感だとか言われっけど、流石に気付くぞ。

 

「オラだってこんなことは予想外だぞベジータ。オラが望んでたもんとは全く違えから」

 

「言い訳するな!くそっ!」

 

「ねえ孫くん、本当にその全王様にお願いしても無駄なの?」

 

「無駄でしようね。いくら悟空さんが全王様に気に入られてるとしてもです」

 

「そっか。くっそー!どうすりゃいいんだ!」

 

完全に八方ふさがりだ!どうすりゃあいいんだ!

 

「あの」

 

「ん?なんだ君は?」

 

「あ、えと。わ、私はDr.ヘドと言います。発言をよろしいでしょうか」

 

Dr.ヘド。あのレッドリボン軍の天才科学者Dr.ゲロの孫なんだとか。ゲロの孫だからオラに復讐するのかと思ったらそんな事なく普通にいい天才科学者だったな。

ヘドはゲロと同じく人造人間を作れるがオラを殺す為じゃなく正義の味方を作るためらしい。

そんなヘドがなんだ?

 

「えっと…一つお聞きしてもよろしいでしょうか?優勝した宇宙には超ドラゴンボールが使えるんですよね?」

 

「そうだな」

 

「その超ドラゴンボールは何でも願いが叶うんですよね?」

 

「ああ。だからなんだ」

 

「うっ!で、でしたら優勝した宇宙は超ドラゴンボールにこう願えばいいのではないですか?消えた宇宙を蘇らせてくれと。そうすれば消滅した宇宙は復活するのでは?」

 

「「「「「「……」」」」」」

 

「あの?」

 

「「「「「「それだ!!!」」」」」」

 

「わあっ!」

 

なるほど!その手があったか!

 

「そうよ!なんでそのことに気づかなかったのよ!超ドラゴンボールはどんな願いでも叶えられるのよ!それこそ消滅した宇宙だって復活させることだったできるわ!」

 

「大会に出る全ての宇宙の界王神達に話をし代表の者達にも話が通れば全員が同じ願いをする!そうすればこの大会は表面的にはバトルロワイヤルですが最終的に皆が生き返り宇宙も復活する!盲点でした!」

 

「すっげぇ!すげえぞヘド!オメエは間違いなく天才科学者だぞ!」

 

「え!?え、あ、はい。ありがとうございます」

 

「僕はどうでもいいけど、このことが他の奴らも知れれば少しは見直すかもな」

 

「ホホホ!ビルス様がというよりも第7宇宙がですけどね」

 

「うるさい!」

 

「早速私は他の界王神達と交信しこの事をお伝えしてきます!失礼します!」

 

ザマス様が界王神界に戻った。頼むぞザマス様!

 

「ちゅうわけで、これで心置きなく戦えるな!」

 

「ま、後顧の憂いもなくなったようだしね。そろそろ10人の代表を決めるとするかね」

 

「10人よね。結構難しいわね」

 

「そうでもねえぞ。とにかく強え奴らを選抜すりゃあいいんだからよ。ちゅうことでベジータ。まずはお前だな!」

 

「当然だカカロット!その力の大会!このサイヤ人の王子であるベジータが参加しないわけにはいかん!」

 

「3人目はお前だ。ブロリー!」

 

「ガツガツガツ…!ふあ?」

 

3人目はさっきから飯を食ってるブロリー。オラやベジータと同じ僅かしかいねえ純粋なサイヤ人だ。

数年くれえ前にちょっと戦った相手だ。はっきり言って本気で戦えばオラやベジータよりも上だ。

今は地球やビルス様んとこの宮殿で暮らしてる。

 

「ちょ、ちょっと!ブロリーを参加させるのかい!?」

 

「お、おいチライ!」

 

「ブロリーが出ればかなりオラ達の優勝が近づくんだけどな」

 

「けど…」

 

「俺が、出てもいいのか?俺の力、危険だ。いつ、暴走するか」

 

「でぇじょうぶだ。オラ達との修行で大分コントロールできるようになってる!それによ、危険だとわかったらオラ達が止めっからよ!」

 

「ブ、ブロリー。で、出たくないなら出なくていいんだぞ?な?な!?」

 

「そうだぞブロリー。お前には拒否する権利はある」

 

「俺は…」

 

「ブロリー、別に深く考えなくていいぞ。そうだな。こいつは修行だと思ったらいい」

 

「修行?」

 

「ああ。ブロリー、おめえはまだコントロールできてねえ。暴走きてもおかしくねえ。けんどな。この大会に出て強え奴らと戦って経験を積めば、制御できるかもしれねえ。な?これも修行だと思えばいいんだ。無理に肩ひじ張らなくていっからよ」

 

「悟空…うんわかった。俺もその大会に出る。どれだけのことができるのかわからないけど」

 

「ブロリー!」

 

「決まりだな」

 

「…わかったよ。ブロリーがそう言うなら。だけど!絶対に無茶をしないこと!いいね!?」

 

「ああ。わかった」

 

「ふふ、二人とも、何だかいい関係じゃない」

 

「?いい関係?」

 

「どういうことだよブルマ」

 

「は〜…アンタ達はサイヤ人はホント!」

 

「?ま、いっか。これで3人。4人目と5人目は悟飯、ピッコロ。おめえ達でいっか?」

 

「俺と悟飯か」

 

悟飯とピッコロ。この2人、1年前にいつの間にかすっげぇ強くなってんだよな。オラもびっくりしたぞ。

この二人も参加してくれたらオラ達はありがてえんだけどな。

 

「ふん、そうだな。この俺の力がその大会で何処まで通用するのか興味ある。当然参加させてもらう。悟飯、お前もだ。師匠命令だ。断るなよ」

 

「わ、わかってますよ!僕だってこんな話を聴かされて黙って観戦するわけにはいきません!僕も参加します!」

 

「よし!あと二日あるんだ。それまで修行を付けてやる。せめて、眼鏡を無くしても戦えるようにしてやる…!」

 

「は、ははは…お手柔らかにお願いします。ピッコロさん」

 

悟飯とピッコロも参加することが決まったな。それにしても悟飯の奴、視力が落ちてるなんてな。

学者になれたからって暗い部屋で勉強してっから。ほんの少しでも視力が回復しててほしいぞ。

 

「いいないいな〜!ねえねえパパ!お祖父ちゃん!ピッコロさん!パンも出たい!」

 

「駄目だパン!これは遊びじゃないんだ!まだ子供である貴様が出る幕はない!」

 

「え〜!!」

 

困ったな。パンが力の大会に出たがってんぞ。パンは1年前までオラが忘れてた孫だ。

悟飯とビーデルの子供なんだけどオラは修行ばっかりしてたからな。パンの相手はピッコロに任せっきりだったからな。

ピッコロやベジータ、悟飯に怒られちまった。1年前のある事件のあとにオラもパンの相手をするようになった。

オラとピッコロがパンの修行を手伝ってやってる。パンは筋が良い。それに根性もある。

流石はピッコロだ。いい鍛え方をしてっぞ。けど流石にこの大会には出されねえぞ。

オラはパンを抱きかかえる。

 

「パン、悪いな。コイツは命がけの戦いなんだ。まだ幼いパンにはまだ早えんだ」

 

「でも!」

 

「けんどよ。パンが応援してくれたらよ、オラ達は何倍も力を引き出せっからよ。だからよパン、父ちゃんである悟飯やジイちゃん。ピッコロの応援を頼むぜ?」

 

「…うん」

 

「そうだよパン。パンの応援があれば、父さん達は頑張れるんだ。だから、応援を頼むよ。ね?ピッコロさん」

 

「そうだな。パンの応援は何よりの活力になる。特に悟飯にはな」

 

「…うん!わかったよ!じゃあパパ!お祖父ちゃん!ピッコロさん!頑張ってね!ファイト!!オー!!」

 

「オー!!へへっ!」

 

「微笑ましいですね」

 

「よし、これで5人!6人目は…」

 

「私も参加しよう」

 

お?いつの間に来てたんだ?オラソックリの顔に界王神の服を黒くした服を着用した男。ゴクウブラック!

 

「よ!ブラック!界王神界に出たんじゃねえのか?」

 

「ザマスから全てを聞いた。私もその力の大会に参加したくてな」

 

「へへっ!やっぱ興味あっか?」

 

「もちろん。別の宇宙の強者共との戦い。私の強さを試すのと何処までやれるのか。興味が尽きませんよ」

 

「なら6人目は決まりだな」

 

「あの…すみません」

 

「ん?なぁにヘド博士」

 

「も、もしよろしかったら。僕のガンマ一号と二号を参加させてください!」

 

ガンマ一号と二号か。Dr.ヘドが作った人造人間。一年前に悟飯とピッコロが戦った相手だったな。

レッドリボン軍に騙されて戦ったって言ってたっけな。

 

「いいけんど。そいつ等は強えんか?オラは直接戦ったことねえからわかんねえんだよな」

 

「ふむ…俺は参加してもいいと思う。孫、それに関して問題ない。ガンマの二人は強い。下手したらお前達とも互角の戦いができるほどにな」

 

「へ〜!そうなんか?」

 

「あ、は、はい!」

 

「ならいいぞ!」

 

「よ、よかった!おおい!ガンマ一号!二号!」

 

Dr.ヘドが呼ぶとガンマ一号と二号がやってきた。見た目は古くせえ感じだけどDr.ヘドや龍技が言うにはレトロっちゅうらしい。

オラにはそういうのはよくわかんねえや。

 

「お呼びでしょうかヘド博士」

 

「博士!聞こえてましたよ!力の大会に参加するんですよね!?」

 

「ああそうだ。お前達二人も力の大会に参加してくれ。そして、スーパーヒーローの力を別の宇宙にも魅せつけてやってくれ!!」

 

「はっ!お任せください!ヘド博士!」

 

「もちろんですよ博士!このスーパーヒーローの俺達が!第7宇宙のみならず全ての宇宙を救います!!」

 

「ガンマ一号と二号、この二人が参加してくれるのはとても頼もしいですね」

 

「ああ。よろしく頼むぞ二人とも」

 

「フ、あの時は敵対していたが今回は最初から共闘できる。こちらこそよろしく頼む」

 

「ま!俺達スーパーヒーローが参加したからもう安心だけどな!」

 

「ああ!よろしくな!」

 

これで8人。あと2人だな。ま、その2人はもう決めてっけどな。

 

「ふ〜ん、思ってた以上に早く10人の代表が揃うんじゃない?」

 

「この地球に戦力が集まりすぎてますけどね。こんな辺境な星なのにですね。ホッホホホ!その分楽ですけどね」

 

「全くだ。ところで悟空。残り2人はどうするんだ?」

 

「ああビルス様、もう決めてあんだ。龍技とブウだ」

 

「ほぉ、龍技か。確かに龍技は大きな戦力だな。僕自身も彼には結構期待してるからね」

 

「確かに、あの年であそこまでの戦闘力。とても有望ですね」

 

「それにブウか。確かにブウは大きな戦力だな」

 

「そんだけじゃねえぞ。ブウには超能力とかが使えっからな。前線で戦うっつうより補助的な役割が役に立つからな」

 

「お父さんにしてはそこまで考えてるんですね」

 

「ふん、戦いになると孫は頭が回るな」

 

「ひひっ!さっそく龍技とブウに話をしてくっかな」

 

「今の時間帯なら龍技君は学校ですね。休み時間のはずですから急げば間に合うはずです」

 

「ブウは俺と悟飯が話してくる。次いでに修行をさせるつもりだ」

 

「わかった!」

 

んじゃ、龍技の学校に向かうか。瞬間移動は不味いから舞空術で行っかな。

 

「んじゃ!行ってくっから!」

 

「それじゃあ僕は食いだめでもしておくかな」

 

「ホホホ!お供しますよ」

 

バシューーーンッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

ふわぁ〜!眠っ。あと一時間か。あと一時間で学校も終われるな。帰ったらザックス達と遊びに行くぞ。

 

「一誠と一夏はどうすんだ?」

 

「俺はデートだな!レイナーレとラブラブデートだ!」

 

「そっか。厄介なことが起こるか。巻き込むなよ」

 

「巻き込むかよ!一夏は?」

 

「俺は千冬姉の付き添いだな。なんか買い物の付き合いに誘われてんだよな。なんでだ?」

 

「マジか…千冬も家庭的なことをやることになったのか」

 

「千冬姉が?ないない。そんなの」

 

「お前…千冬に殺されろ。いや半殺しにされて非道い目にあえ」

 

「おい龍技!どういうことだよ!」

 

「どういうことって。ん?」

 

「どうした?」

 

あ?どういうことだ?なんで悟空がこっちに来てんの?なんで?

 

バシュンッ!

「よ!龍技!」

 

「悟空?え?なに?どうしたんだ?」

 

「実はよ。ちょっと頼みてえことがあってな」

 

「頼み?よくわかんねえけどあと1時間後でいいか?次の授業で終わりだからよ」

 

「ああわかった。じゃあ1時間後にな。ここで待ってっから」

 

「ああ」

 

もうすぐでチャイムがなるな。それにしても悟空は何の用で来たんだろ?何かとんでもない予感がするな。

 

 

 

ん〜!さて、やっと終わったな。とりあえずザックス達との遊びの約束をキャンセルして屋上へ。

屋上に着くと悟空が座禅をして待ってた。

 

「終わったぞ悟空」

 

「よ!んじゃ、話をすんだけど。どうせだしカプセルコーポレーションまで飛んでいくからその道中に話すわ」

 

「?あ、ああ。わかった」

 

なんだろ?俺と悟空は舞空術でカプセルコーポレーションまで飛ぶ。飛行中、悟空から何があったのか聞いて唖然としちまった。

力の大会…そういやそんなのあったな!つか、この時期にか!?って考えてみれば本来なら数年前に力の大会をやってたもんな。

この世界じゃあザマス様は味方だから未来トランクス編とかなかったもんな。ブロリーに関してもフリーザじゃなくて残党が連れてきてだもんな。

フリーザは死んでるからな。

 

「力の大会、それに俺が参加か」

 

「ああ。おめえの実力はオラ達がよっくわかってんからな。どうだ?」

 

力の大会の参加。下手をすれば第7宇宙は消滅しちまうもんな。かなり命がけだし責任重大だ。

けど、参加したいかと言われれば参加したい。俺の力が他の宇宙の強者達にどれだけ通じるのか、試してみたい。

 

「わかった。力の大会に参加する」

 

「やった!ありがとな!よっし!これで残るはブウのみだな!」

 

「なぁ、悟空。どんなメンバーで参加すんだ?」

 

「ああ。そいつはカプセルコーポレーションに着いたらわかっぞ」

 

俺達はカプセルコーポレーションに到着。俺は見渡して参加メンバーを見てすっげえ理解した。

ガチのメンバーじゃねえか。まさにドリームチームだ。つか、原作のメンバーよりも強すぎねえ?

これで負けるとか嘘だよな?ありえねえよ。なんか気が楽になってきたな。

あとは魔人ブウだけど、なんだろう…ものすげえ嫌な予感がすんだよな。当たってなきゃあいいんだけど。

 

 

 

…マジか。いや…マジかよ。これは…なんだ?修正力でも働いているのか?悟飯とピッコロさんがやってきた。

いや、この場合は戻ってきたか?とにかく2人だけしかいないことにものすげえ嫌な予感が。

それが当たってしまったよ。当たってほしくなかったのに!

 

「いい!?マジか悟飯!ブウが休眠期間に入っちまったってよ!?」

 

「は、はい!どうやら運が悪くブウさんの休眠期間でして」

 

「おい!どうするんだ!?あと一人が決まらないじゃないか!」

 

「これはこれは、少し危ないですねぇ」

 

は〜、まさかブウが休眠期間とかマジかよ。俺も後で知ったんだよな。どうやらブウには休眠期間があんだよな。

多分だけどビビディがブウを運ぶ時に封印するんだけど、どうやって封印したのかずっと気にはなってたんだよな。

まさか休眠期間を狙って封印していたんだよな。多分封印呪文を唱えても封印できなかったんだよな。

それで休眠期間を狙って封印していたんだ。とりあえず、どうしよ。

 

「あと一人かぁ。どうすっかな。できれば強え奴がいればいいんだけどな」

 

「フュージョンしたゴテンクスとかどうでしょうか?」

 

「いや、だめだ。大会の制限時間があるからもしいきなり3になりでもしたらすぐに解除されて失格になってしまう」

 

「か〜!どうしたらいっかなぁ!」

 

あと一人…戦力…あ…けど、どうなんだろう?頼めば来てくれるかな?

 

「…心当たりがあります」

 

「なに?」

 

「本当か?」

 

「あの、ブルマさん。お願いがあるんですけどこれから頼む人のお願い事を叶えてあげてください」

 

「?どういうこと?」

 

「これから話をしてきます。参加するかどうかを」

 

「なぁ、誰に頼むんだ?」

 

「17号さんです」

 

「17号だと!?」

 

「はい。俺は17号さんとは親戚なのでよく会っています。17号さんなら絶対に戦力になります」

 

「そ、そりゃあ18号とかを考えたらそうだけどよ」

 

「龍技君は17号さんのいる場所を知っているのですか?」

 

「ああ知っている。休みの日とかに偶に会いに行ったりしてるから」

 

「なぁなぁ、17号って誰だよ」

 

「ヘドの祖父、Dr.ゲロが造った人造人間で18号とは双子の兄妹だったはずだ」

 

「お爺ちゃんの造った人造人間か」

 

「正確に言えば母さんと17号さんを攫って無理やり改造したんだけどな」

 

「強いのか?」

 

「強いよ。強さは保証する」

 

「よし!じゃあ17号に参加してもらうよう頼んでみっかな!」

 

「俺も行くぞ。俺がいないと話は進まないと思うから」

 

「よし!頼むぞ悟空、龍技」

 

「ああ!」

 

「任せてくれ」

 

俺と悟空は舞空術で飛んで17号さんのいる島に向かう。

 

「なあ龍技。17号は何してんだ?」

 

「17号さんは今は自然動物保護をしているんだ。何でも16号って人の意志を継いでるって言ってました」

 

「16号!?16号ってあの16号か?」

 

「どの16号かはわからないけどよく母さんや17号さんの口からよく聞きます」

 

「へ〜…オラはよくわかんねえや」

 

「わかんないんかよ。まあいいや。そろそろっすよ。確か…あ、あの島です」

 

「あの島か?」

 

俺と悟空は17号さんのいる島に到着。降り立ち17号さんを探す。17号さんは気を感じられないから探すのも大変なんだよな。

 

「ん〜…17号は何処にいっかな?」

 

「そうですね。もしかしたらペナントの方に」

 

「なんだ龍技、まだ休みの日じゃないのにどうしているんだ?それに」

 

「あ!」

 

「ふ、こうして直接顔を合わせるのは初めてだな。孫悟空」

 

「17号さん!」

 

声がした方に顔を向けると17号さんがいた。休みの日だとペナントに必ずいるからそこに向かうけどまだ平日だからな。

何処にいるのかもわかんないだよな。とにかく見つかってよかったよ。

 

「よ!17号!確かにおめえと直接会うんは初めてだな」

 

「ふん。まあいい。何やら事情がありそうだな。上がってこい。ちょうど休憩時間だからな」

 

「はい!」

 

俺と悟空は17号さんの後を付いていく。ペナントに到着してベランダでお茶をいただく。

 

「で?いったいなんの用だ?」

 

「実は…」

 

俺と悟空がここに来た理由を説明する。17号さんが参加してくれたら正直嬉しい。

参加してくれなかったらどうしようか迷う。残る面子はさすがに厳しいと思ってるからな。

 

「…なるほどな。武道大会か。俺を推薦したのは龍技か?」

 

「うん。17号さんなら間違いなく助かる。それに17号さんの実力を知ってるから」

 

「ふむ…」

 

「頼む!オラ達と一緒に力の大会に出てくれ!」

 

「…興味はある。だがここの仕事もあるからな。参加は難しい」

 

「そ、そんな…!」

 

それはそうだ。17号さんには仕事がある。無理強いはよくない。だけど、俺は一つ策を考えている。

本当はこのことは先に言っておくべきだけど、そこまで頭が回らなかった。

 

「17号さん、仕事のことで考えが」

 

「ん?」

 

「まだ話してはないですが、トランクスと悟天にここの仕事をやってもらうってことにしたいんだ。どうかな?」

 

「トランクス?悟天?」

 

「ベジータと悟空の息子です。正確に言えば悟天は悟空の第二子だけど」

 

「へぇ…ベジータに子供が居たとはな。それに悟空、お前悟飯だけじゃなく第二子もいたとはな」

 

「あ、ああ。まぁな。ど、どういうことだよ龍技?」

 

「この二人にここの仕事をやらせるんだ。どうせあの二人は暇人だしな。もし人数が足りないなら増やせば良い。クリリンさんとかヤムチャさんとか」

 

「なるほどな!確かに悟天の奴、修行をサボりっぱなしだからな。チチからも運動しろって散々言われてっからな」

 

「トランクスもベジータが嬉々として参加させるだろうな。ブルマさんはまぁ、どっちでもありかな」

 

トランクスと悟天、悟空とベジータの子供なんだけどこの二人、最近修行とか全然していないから超サイヤ人になっても弱いんだよな。

悟飯もそうだったんだけどやっぱり修行をサボると弱くなるよな。まあ悟飯は学者だからしゃあなしだけど。

 

 

「ふむ…なるほど。いいだろう。じゃあお前達でそいつらにここの仕事をやらせるようにすれば、参加してやろう。その力の大会とやらにな」

 

「マジか!?やったあ!サンキュー17号!」

 

「いやいや悟空、まだだって。まずはトランクスと悟天を何としても17号さんの仕事をやらせるようにしないと」

 

「まあ待て。まだ報酬の話はしてないぞ」

 

「報酬?」

 

ああ…やっぱり。そんなことだろうと思ってた。17号さんはやはり母さんと同じだ。

母さんはお金を払えばやってくれる。17号さんも報酬は必要だよな。

 

「17号さんはどんな報酬を?」

 

「さすがは18号の息子だ。飲み込みが早い」

 

「だって、母さんもそういうのを求めてたもん」

 

「そうだな」

 

「報酬か〜。超ドラゴンボールを使うのはなしだぞ」

 

「なぁに、簡単さ。悟空、お前確かカプセルコーポレーションのブルマとは親しかったな?」

 

「ああ」

 

「俺の報酬はブルマなら叶えられるはずだ」

 

「どんな報酬だ?」

 

「…ただの家族旅行さ。世界一周してな」

 

「へ〜、いいじゃないですか17号さん。ブルマさんなら必ずOKをもらえますよ」

 

「ふ〜ん、そんなもんでいいならブルマなら楽勝だな」

 

17号さんの奥さんと子供達はとてもいい人達だよな。17号さんのことを偏見とか持つことなく普通に接してくれるし。

子供達は容姿だけどみんな優しい。きっと喜んでくれるよ。

 

「よっしゃ!じゃあ早速悟天とトランクスに17号の仕事を!」

 

「おっと!ちょいっと待ちな」

 

「ん?なんだよ?17号、意外と注文が多いぞ」

 

「そうじゃない。孫悟空、俺と一勝負する気はないか?」

 

え?なんで?いや、確かに原作の超の方でも戦ってたけども。

 

「なんでだ?なんでオラとおめえが戦うんだ?」

 

「孫悟空、俺もお前もどれほどの実力かよくわかってないだろ?だから手合わせをすればわかるだろ?」

 

「まあ、そりゃあそうだけどよ」

 

「それに…俺は元は孫悟空、お前を殺す為に改造された人造人間だ。戦うのは道理だろ?」

 

「ちょ、ちょっと17号さん!?そんな昔のことを掘り起こさなくても!」

 

「いいぞ。オラもおめえとは一度戦えてえと思ってたんだ!」

 

「ふ、決まりだな」

 

あぁ…やっぱりこうなったか。俺は悟空と17号さんが戦うのを予想してた。まあ、17号さんが戦いたいなら俺は止めない。

悟空だったら止めてたけど。悟空と17号さんは舞空術で空を飛ぶ。

 

ドウッ!!!

「ふっ!!」

 

「超サイヤ人か」

 

「ああ。超サイヤ人2だ」

 

いい判断だ。一番気の消費が少ないのは普通の超サイヤ人だけど2なら3よりも弱いけど気の消費が普通の超サイヤ人とそこまで差がない。

 

「ふぅん、まあいいさ。楽しもうぜ。孫悟空」

 

「ああ」

 

「二人共!俺の気功波が開始の合図にさせてもらうぞ!構わないな!?」

 

「ああ!」

 

「構わないぜ!」

 

俺は腕を上げて掌を上に向ける。悟空と17号さんは構えている。

少しの静寂と緊迫感。

それを解放するように、気功波を放つ!

 

ドンッ!!ドッ!!

「!はあああっ!!!」

 

ドゴオオオッ!!

「!!ふっ!なるほど…かつての俺なら今の動き読めずにやられていたな!」

 

グアッ!!バチィッ!!

「くっ!だああっ!!だだだだだだだだ!!!!」

 

ババババ!!ガガッ!!ガッ!!ドガガッ!!

「へえ!やるなぁ!!はああ!!」

 

ズガガガ!!ドドドド!!

「お!!へへっ!!おりゃああ!!!」

 

悟空の初撃の右のストレートパンチを17号さんは簡単に防いでから悟空はラッシュになった。

17号さんは避けたり捌いたりして悟空のラッシュを見切っている

。17号さんもラッシュしてぶつかり合いになった。

悟空は笑みを浮かべながらもラッシュの勢いを落とすことなくさらに加速していく。

さらに高速移動しながらのラッシュになり更に戦いは激しくなっていく。

 

ドンッドンッドンッドンッ!!!!

「おめえ、本当に驚いたぞ!こんなに強えなんてな!」

 

ドドドド!!ドカッ!!ドガガッ!!ドォーンッ!!

「龍技とは何度も手合わせをしてるからな!自然と力が増していったのさ!」

 

バガガッ!!バキイィッ!!!

「っ!!ぐっ!うわあっ!!」

 

あ!17号さんの動きが加速した。反応できず悟空は17号さんの腹パンの一撃をもらった。

さらに左の蹴りで蹴っ飛ばされた。悟空は急ブレーキを掛けて体勢立て直してる。

 

「へへっ!思ってた以上に強えな!オラも驚いたぞ!けんど!オラもこっからは本気を出すっぞ!」

 

「やはり本気じゃなかったか。だったら…俺も本気を出そう」

 

「へっ!(グッ!)はあああああっ!!!はあっ!!!」

 

ズオオオオ!!!ズアアッ!!!シュインシュインシュイン!!

「青い髪?なんだその姿は?」

 

「へへっ、超サイヤ人ブルーだ」

 

「へぇ…サイヤ人は本当に飽きさせないな。んっ!!はあああああっ!!!!」

 

グオオオオ!!!

「なっ!?こいつは驚いたな。気を感じねえが、ビリビリと伝わってくっぞ」

 

「ふっ!行くぞ!孫悟空!!」

 

「こい!!」

 

ドウウッ!!!ガッ!!ドオォーーーンッッ!!!ドガガガガガガガ!!!

悟空は超サイヤ人ブルーに変身、17号さんも本気で力を解放した。悟空と17号さんの戦いは激戦となった。

17号さんは強い。17号さんもそうだけど母さんである18号も成長しないわけではない。

ちゃんと修行をすれば戦闘力は上昇する。何より17号さんは俺とよく手合わせしてるからかなり強い。

辛うじて悟空が押してはいるが、完全に攻めきれておらずカウンターを食らったりはしている。

二人の戦いは上空で戦ってるので島の被害は少ない。突然の突風が上空から来るくらいだからな。

けど、そろそろやめさせた方がいいな。あれだけ戦えば充分なはずだからな。

今のままだと危ないから、力を解放するか。

 

グオオオオ!!!シュウシュウシュウ!!

「はああっ!!!たあっ!!!」

 

俺は老界王神様から潜在能力解放をしてもらっている。その為悟飯には劣るけどかなりの戦闘力を持っていると自負している。

さて…ん!!

 

ピシュンッ!!!バチイィンッッ!!!

「「!!??」」

 

「そこまで!もう充分だろ?これ以上は島に影響がでちまう!」

 

バッ!

「ふむ、そうだな。これ以上は島の動物達も可哀想だ。というわけだ悟空。俺は満足だ。お前は?」

 

バシュンッ!

「オラもだ。しっかし17号!おめえこんなに強えんだな!オラびっくりだぞ!」

 

「ふ、約束は守ってもらうぞ」

 

「ああ」

 

「じゃあ17号さんは悟空と一緒にカプセルコーポレーションに言って話してきてください。この島の動物達は俺が守っておきます」

 

「ああ、悪いな。それじゃあ悟空、案内してくれ」

 

「ああ。付いてきてくれ。悟天達にもこの事を話すからさ」

 

バシューーンッ!!

二人はカプセルコーポレーションの方に飛んでいった。さて、17号さんが戻ってくるまでこの島の動物達を守りますか。

 

 

 

 

 

 

 

オラは17号と一緒にカプセルコーポレーションまで高速移動で飛んでいく。あっちゅう間にカプセルコーポレーションに到着。

 

「へ〜、ここがカプセルコーポレーションか。さすがは大企業の家だな」

 

「あれ?17号、おめえ来たことねえのか?」

 

「ないな」

 

「人造人間17号!」

 

「よお、随分と久しぶりだなピッコロ。まさかお前と共に戦うとはな。セル以来か?」

 

「ふん、あれは共闘とは言えんだろ」

 

「確かにな」

 

へ〜、ピッコロは17号と戦ったことがあるんか。

 

「おいカカロット」

 

「ん?」

 

「強いのか?そいつは」

 

「よおベジータ。お前は昔と随分と雰囲気が変わったな。気づかなかったぞ」

 

「なんだと貴様」

 

「まあまあベジータ。17号は褒めてんだよ。な?」

 

「ああ。悪い意味に聞こえてたら悪かった」

 

「それに心配すんかベジータ。17号はおめえが思ってる以上に強えぞ」

 

「ふん」

 

「あ、あの…」

 

「ん?なんだお前は?」

 

「ぼ、僕はヘドと言います。ゲ、ゲロの孫です」

 

「ゲロ?ああ、あのクソジジイのことか。お前、あのクソジジイの孫だと?」

 

「は、はい。お、おいお前達!挨拶しろ!」

 

「初めまして先輩!俺はヘド博士の傑作、人造人間にしてスーパーヒーロー!ガンマ2号!」

 

「同じく、ガンマ1号!」

 

「へえ、やっぱりお前達も人造人間か。なかなかレトロでオシャレじゃないか」

 

「お!わかってくれます!?いや〜!理解力ある先輩っすね!」

 

「俺はこういうのは好きだぞ。悪くない。しかし先輩ね。不思議な感覚だな。さて…お前があのクソジジイの孫か」

 

「は、はい…!あの爺ちゃんのことを」

 

「ああ。一応、一応感謝はしているがあのクソジジイに無理やり改造させられて人造人間にさせられたんでな。ま、殺してやったがな」

 

「そ、そうですか」

 

「なんだ?もしかして恨みか?」

 

「あ、いえ。別にそんな気はなく。僕自身も爺ちゃんのことはそんなに。研究に関しては尊敬していますが、僕は爺ちゃんを超えてますから」

 

「ふ〜ん、不思議だな。お前からはあのクソジジイに似たもんを感じたが違うというのがわかるな」

 

「17号さん」

 

「先輩、もしヘド博士に危害を加えようものなら」

 

「たとえ先輩でも許さないっすよ!」

 

「心配するな。そんな気はないさ。こいつは悪人じゃなさそうだしな。それに、俺のように勝手に改造もしないしな。ま、よろしくな」

 

「は、はい!」

 

ふ〜、何も起こらなくてよかったぞ。そういやそうだったな。17号と18号は元々ただの人間でゲロに勝手に人造人間に改造されたんだっけな。

孫であるヘドのことを殺そうとすんのかと思ってたぞ。けんど、何も無くてよかったぞ。

さて、オラはベジータと悟天とトランクスに話を。

 

「ベジータ」

 

「なんだカカロット?」

 

「悟天とトランクスを呼んできてくれ。話があんだ」

 

「なに?わかった。おい悟天!トランクス!」

 

「はい」

「なに?」

 

いや〜、悟天もトランクスもでっかくなったな。悟飯やベジータが言うにはサイヤ人は何でもある年齢にまで達すると急に身長が伸びるんだってな。

そういや、オラも昔ブルマ達に急にデカくなって驚かれたっけな。まあいっか。

 

「悟天、トランクス。お前らに頼みがあんだ」

 

「頼み?」

 

「ああ。17号の参加を条件に17号の保護してる島の動物立ちを守ってほしいんだ」

 

「「え?」」

 

「なるほどな。17号が参加するための条件ってやつか」

 

「ああ。この二人なら問題なく可能だしな」

 

「え〜?やだよ僕は。明後日デートの約束があるのに」

 

「俺もいやかも」 

 

「やれやれ。平和ボケしすぎて軟弱な思考になってやがる」

 

「ははっ。まあそれだけ平和だっちゅうこった。けど、最近お前らは運動不足だかんな。身体を動かさなきゃなんねえ。それによ、こいつは修行にもなる。17号の代わりに動物の保護を頼むぞ」

 

「ええ!?そ、そんなぁ!ぜ、絶対にやらなきゃだめ?か、母さんだったら」

 

「なぁに言うてるだ。デートなんざいつでもできっだろ。オラも悟空さに賛成だ。自然保護の方がよっぽど大切だべ。それに最近怠けて運動不足なんだからこれを気に運動するべ!」

 

「そ、そんなぁ!?」

 

ははっ!チチに言われたらやるしかねえよな悟天。それにしてもチチは最近丸くなったな。

前まではもっと厳しかったし勉強勉強って煩かったからな。

 

(ふぅ…お母さんも大分丸くなったな。お父さんに対してもそんなにキツく言うこともなくなったし。いい傾向だよ)

 

「ふん、トランクス貴様も参加だ」

 

「ええ!?」

 

「命令だ。小遣いを減らされたくなかったらな」

 

「そ、そんなぁ…!」

 

「ははっ!いいぞいいぞ!」

 

「パンもやる!動物さん達を守るのやる!」

 

「おお!パンもやるんか!?オラはもちろん大賛成だ!ピッコロや悟飯は?」

 

「そうだな。パンならこの2人よりも根性がある分できるだろう。それに、これも修行だと思えばいい」

 

「ん〜…ピッコロさんにお父さんがそう言うなら、構わないですよ。だけどパン、危ないことはしたらだめだからな。動物さん達を怖がらせたらだめだぞ」

 

「私はお義父さんがそう言うなら」

 

「うん!わかったよパパ!ママ!」

 

パンも17号の仕事を手伝うことになった。パンの参加で悟天とトランクスもやる気に発破をかけられて頑張るかもしんねえな。

後は…クリリンやヤムチャとかにも聞いてみっかな。まあこの三人で十分かもしんねえけど。

お?ザマス様だ。話がついたんだな?ん?なんだ?なんか顔が暗えぞ。

 

「ザマス様。どうしたんだ?」

 

「何かあったのかの?」

 

「ご先祖様。はい、ちょっと問題が」

 

ん?問題?なんのだ?

 

「何かあったのか?」

 

「…はい。ヘド博士。あなたの名案を他の界王神達にも話をしました」

 

ほわんほわん〜回想〜

 

「皆さんに集まっていただいたのは他でもありません。力の大会のことです」

 

「第7世界の界王神、ザマスだったな。やってくれたな」

 

「お待ちを。ザマスを責めるのはお門違いかと」

 

「お門違い?何をバカな。やつの宇宙の人間のせいでこうなったのだ」

 

「ロウ殿。これは我々が全王様のことを考えなかったミス。ザマス殿を責めるのは間違いだ」

 

「貴様ら」

 

「そこまでです。ザマスさん、話の続きを」

 

「はい。まず大前提として恐らく我々界王神、破壊神が全滅したチームの宇宙の消滅の取り消しは無意味でしょう」

 

「だろうね。全王様も大神官様も取り消しは不可能ですね」

 

「どうするのだ?」

 

「我々ができることはないのか?」

 

「実は我が宇宙の一人の人間が妙案を出してくださいました」

 

「妙案、ですか?」

 

「はい。優勝の宇宙には超ドラゴンボールが使われる。その超ドラゴンボールにはどんな願いでも叶えられる。それはつまり、消滅した宇宙も」

 

「まさか!」

 

「はい。優勝した宇宙が超ドラゴンボールを使って願うのです。消滅した全ての宇宙を蘇らせると!」

 

「なるほど…!それは盲点でした…!それなら例え消滅しても優勝した宇宙が救ってくれる!」

 

「確かに!それならこの大会は宇宙の命運をかけたサバイバルではなくなる」

 

「見事な案ですね!さすがは第7宇宙!」

 

「いえ!我々神ではなく人間がこの案を出してくださいました。この盲点に気付いてくれた人間には感謝しかありません。やはり人間は素晴らしい」

 

「そうですね。では、優勝した宇宙は消滅した全ての宇宙を蘇らせるように超ドラゴンボールを使うように参加する選手達に伝える。それでよろしいか?」

 

「私は異存ありません」

 

「同じく」

 

「同意」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「いやいやザマス殿。あなたのおかげだ。あなたとあなたの宇宙の人間のおかげだ」

 

「全くです。さすがはここ最近人間レベルが上がっているだけありますね」

 

「そ、そんな…!私は何もしておりません」

 

「ふふ…私の第11宇宙を抜いて5番目になったのです。誇ってもいいと思いますよ。最も、負けませんがね」

 

「ふざけるな…!」

 

「ロウ殿?」

 

「ふざけるなと言ってるんだ!何をしきりに感心して同意している!そんな甘言に乗せられるな!界王神たる我々が!どう見てもそう言って相手に手加減してもらおうという魂胆が見え見えだ!」

 

「な、なにを!?」

 

「ロウさん、アナタは何をそんな誤解をしているのですか?どう見てもザマスさんは我々全ての宇宙を救うためにこのような英断をしてくださったのですよ?甘言などと何処に証拠があるのですか?」

 

「そもそも力の大会などという催しを行うことになったのは第7宇宙だぞ!この宇宙は他の宇宙を滅ぼしたいが為にこのような甘言を言ってきたのだ!」

 

「口が過ぎますよロウ。いくらアナタの宇宙が今一番低いとはいえです」

 

「私の宇宙は絶対に生き延びてやる!例えどんな手段を用いようとな!」

 

「ロウ殿!」

 

「あの…すみません。私も賛同できないかもしれません」

 

「クルさん!?どうして!?」

 

「勿論私は賛同したいです。ですが、キテラ様はそれを望みはしないでしょう。寧ろ妨害やスパイを送り込むなどしてくるでしょう。そうなったらもし全王様にバレなどすれば」

 

「な、なるほど。そちらの宇宙の破壊神も大変ですね。我が宇宙の破壊神もそうですよね」

 

「第11宇宙もそうなのですか?」

 

「ええ。私は何とか伝わらないようにするつもりです」

 

「はい。申しわけありませんザマスさん。アナタの素晴らしい英断を無下にしてしまうことに」

 

「いえ。それでは皆さん。全ての宇宙が救われるように頑張りましょう!」

 

 

 

 

ほわんほわん〜回想終了〜

 

 

 

 

「…以上が事の顛末となります」

 

「ふん。キテラの奴ならやりかねんな。それにシドラのとこの界王神は破壊神らしい部分もあるな。もしかしたらそこが結託するかもしれんか」

 

は〜…界王神も破壊神もやべえ奴がいんだな。それにしてもオラ達に賛同してくれるかと思ってたけどそうでもないのもいんだな。

やっぱそう簡単にはいかねえか。

 

「どうやらロウ殿は我々第7宇宙を敵視しているようですね」

 

「キテラのとこもな。間違いなく暗躍してくるな。もしかしたら刺客が送られてくる可能性があるな。おいお前達!充分に警戒しておけよ!」

 

「ああ!わかった!」

 

「ふん!刺客だろうがなんだろうが全て蹴散らすまでだ!」

 

「寧ろ来てくれた方がありがたいかもな」

 

「どういうことだ?」

 

「そいつらが闇討ちしてきたら返り討ちにして一人でも捕まえて証拠品として当日にその全王様?って奴に突きつけたらいい。そうすればその一つか二つの宇宙はルールを破って失格にならないか?そうなれば戦う宇宙が減ることになるだろ?」

 

「なるほど。それはいい考えだ」

 

「ふざけるな!そんな余計なことは絶対にするな!いいな!?」

 

「おい!なにが余計だ!正しい考えだろ!」

 

「悪いけどビルス様。オラもベジータと同じだ。17号の考えも悪くねえけどよ、オラもベジータも戦いてえんだ。どんな強え奴等が来んのかワクワクしてよ。できればそういうのはしたくねえんだ」

 

「こ、このサイヤ人どもは!」

 

「私も同じ意見です。例えその二つの宇宙が弱くてもどんな選手達が来るのか興味があります」

 

「ブラック」

 

「ザマスよ。神が怯えてどうする。もっと堂々としていればいいんだ」

 

「…確かにそうだな。人も神もこういう存在がいる。それが知れただけ十分か。それに、これも大会による御幣と考えればいい」

 

「おいザマス!」

 

「おっほほほほ!まあよろしいではないですかビルス様。元はと言えばこのようなことになった我々の宇宙が、というよりは悟空さんが原因なのですから。もういっそ悟空さんに丸投げしたらよろしいかと」

 

「………はぁ。そうだな。何だか馬鹿馬鹿しくなってきたな。おい悟空!やるからには優勝だ!もし全滅したら承知しないからな!」

 

「ああ!任せていてくれビルス様は!」

 

オラ達は絶対に負けねえぞ!

 

 

 

 

 

 

俺が17号さんの保護してる島を監視してから約一時間後に悟天とトランクス、パンちゃんがやってきた。

悟天とトランクスは悟空とベジータに言われて来たんだろうな。やる気を感じられないし。

パンちゃんはやる気満々。自主的にやってきたんだろうな。それからクリリンに天津飯、餃子にヤムチャも来た。

この四人も悟空に頼まれたようだ。来てくれて助かるぜ。俺はここのすることとルールを丁寧に教えてからカプセルコーポレーションへと向かう。

カプセルコーポレーションに到着したらザマス様から色々と話を聞く。ふんふん…なるほど。

俺は他の界王神達とか破壊神達のことは詳しくは知らないんだけどまああり得るだろうなだったな。

 

「龍技君は学校があるのよね?どうする?」

 

「あ〜えっと、休むことにします。もしかしたら学校を襲撃してくる可能性があるかもだし。ただ、もし俺がいないのに学校の奴等に襲撃とかしてきたら…一人残して他は殺して全王達の前で晒してその仕掛けてきた宇宙を消さしてやる。そのつもりだ」

 

「あ〜…それは、しょうがないな」

 

そこまでバカじゃなけりゃあそんなことはしないだろうがマジでバカだったら俺は許さん。

それだけじゃなく悟空やベジータとかチチさんやブルマさんに襲撃とかしたらガチギレしてもおかしくない。

敵がそこまでバカじゃないことを祈ろう。

 

 

 

 

 

それから1日が経った。今日が明日が試合当日だ。その深夜にまさに襲撃があった。襲撃されたのは悟空とベジータが最終調整の為に偶々神様の神殿の精神と時の部屋から出たときだ。

まあ結果だけ言えば悟空とベジータの二人がかりにあっさりと返り討ちにあった。さらに何か仕掛けをしてきたけど油断のない二人はあっさりと跳ね返したそうだ。

カプセルコーポレーションに帰ってきた二人はちょうど皆が集まってたのでそのことを話してきた。

 

「そっか。ま、予定通りというやつだな」

 

「まあ悟空とベジータを狙ってくれて助かったよ。他だと面倒だったしな。一番時間もかからなかったし」

 

「ザマスよ。他の宇宙はどうだったのだ?」

 

「実は先程も他の宇宙でも闇討ちや襲撃があったようで全て返り討ちのようだ」

 

「特に第11宇宙を襲撃した奴等は悲惨の一言らしい。全王様に直訴するというところまでいきかけたようじゃ」

 

「うわぁ…よく止めたな」

 

「止めたというより破壊神のベルモット様がこれをネタにして弄り倒すつもりらしい」

 

「ふん、ベルモットらしいな。ま、キテラのやつにはいい気味だけどな」

 

「どうでもいいな。それよりも明日だな。楽しみでワクワクしてきて眠れっかな?」

 

「カカロット、貴様はガキか!」

 

「緊張したり興奮すると眠れないというが、悟空は興奮して眠れないとかすっげえらしいや」

 

「孫悟飯、貴様の視力はどうなった?多少はマシになったのか?」

 

「ふん、何とかだな。それでもまだ眼鏡は必要だ。だからどうしようかと考えている」

 

「あ、それなんだけどさ。私とヘドで特殊なレンズコンタクトを開発したのよ。目につけるだけで眼鏡と同じ役割のね」

 

「だけど、脆いので顔を攻撃されるとすぐに壊れてしまいます」

 

「それは助かります。要するに顔を狙われないようにすればいいんですよね?お願いします」

 

「じゃあ明日ね。しっかりと体力とか回復するために寝ときなさいよ!」

 

俺達はカプセルコーポレーションで寝泊まりすることになった。まあやることもなくなったしな。

悟飯は眼鏡じゃなくてコンタクトレンズでもなくレンズタイプのコンタクトをすることになった。

コンタクトレンズにすればいいのに。まあコンタクトレンズって俺的にはいいイメージないし仕方ないのかも。

翌朝まで俺達は眠ったりして体力を回復させてついに当日。少しだけ緊張はするけど楽しみだ。

俺の実力がどれだけ通用するのか。

 

「皆さんお集まりになりましたね。それでは武道会場の舞台、無の世界に行きますよ。では皆さん、輪となって手を繋いでくださいね」

 

「やっぱり瞬間移動タイプはそういうのなんだな」

 

「チッ!」

 

ベジータが嫌そうな顔してる。隣は悟空だもんな。もう隣の悟飯はともかく。一応我慢して手を繋ぐ。

 

「それでは、参りましょう!」

 

よし行くか!待ってろよ力の大会!待ってろよ強い選手達!!




メンバーは正にドリームチームです!スーパーヒーローまでに出たキャラ達がいるので間違いなく最強のドリームチームです!
まあ一方的に勝てるわけでもないのが力の大会なのでどのような展開になるのかは次回以降に!!




設定




ベジータ ドラゴンボールのキャラで言わずと知れた悟空の永遠のライバル。性格は相変わらずのツンデレで愛妻家。悟空打倒と宇宙No.1を目指して日々修行をしている。最近は軟弱となった息子のトランクスにちょっと手を焼いている。超でのギャグキャラ化が行われたせいでさらに愛着が湧くようになった。




孫悟飯 ドラゴンボールのキャラで悟空の長男。立派な学者になり家族もできている。スーパーヒーローの時は家族よりも学者に専念しすぎてピッコロに怒られた。その経緯もあり最近は家族団欒が増えている。パンと遊んだり家族でショッピングをしたりと一家の父親としての一面をするようになった。最近怠けていた修行
も行うことになり戦闘のカンを取り戻しかけている。





ピッコロ ドラゴンボールのキャラでナメック星人と呼ばれる宇宙人。悟飯の師でありもう一人の父親的存在。普段は冷静で広い視野を持った考えを持った大人だが戦闘では熱さもある。しかしブウ編からはちょっとツッコミキャラと化している。今はパンの格闘の先生でパンからも尊敬されている。ブウ編以降はサポート役が主だったが最近は神龍により潜在能力を開放してもらい戦闘力が飛躍的上昇し新たなる変身も身に着けた。





ブロリー ドラゴンボールのキャラで所謂新版ブロリー。性格は大人しく心優しい。見た目は大人だが精神は子供なので言葉を発するのが上手くない。生まれた時から計測不能な程の潜在能力を持っており、将来に怯えたベジータ王が過酷な惑星バンパへとポッドで飛ばした。そこでブロリーは生きており後でやってきた父親のパラガスと共に生き延びる。約四十年以上経過した頃に元フリーザ軍残党のチライとネモと出会いフリーザ軍残党に身を寄せる。地球で悟空とベジータと激闘を繰り広げるが悟空がブロリーの本質を見抜き戦うことを辞めるように勧める。本来ブロリーは戦うのが好きではない。しかしパラガスの復讐の道具として扱われ強引に闘わされていた。それでもブロリーは戦うことをやめず追い詰められたりしたがパラガスの死で超サイヤ人に覚醒。圧倒的パワーを魅せる。だが悟空とベジータのフュージョンのゴジータの力に逆転追い詰められるがチライのドラゴンボールの願いで惑星バンパへと帰還する。それからはチライとネモの三人で暮らしていたが、悟空の誘いで地球に移住。チライとネモがビルスとウィスに気に入られて今はビルスの神殿で暮らしている。
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