暑い日差しが屋上を差している
「東京の夏は暑いな」
俺は屋上に出ててお日様を見ていた
他の4人は入口で待機している
「なんで俺だけ外にいるんだよ」
「だってこんな暑さだと練習できないもん」
かのんが俺に向かっていう
「私の肌が紫外線でダメージ受けるわ。このショービジネスで白くて綺麗な肌が!!」
「はいはい、美しいですね~」
すみれに続いて、可可が突っ込む
「紫外線でダメージ受けるってすみれは露出が多い服を着ておいて何言っているんだ」
俺はすみれの服装を見る
「京平?いやらしい目で見たら潰すわよ」
すみれは俺を睨む。俺は歩きながら入口の方に向かう
「見てねーよ」
「テストが終わって、今日から練習再開っていうのに、この暑さ」
可可がそんなことを口にする。
そう。俺たちは今までテストだった。その時の期間はもちろん練習は禁止、学業に専念することが大前提のこと
「このテスト週間はかのんと千砂都がずっと泊まりに来るから大変だった」
「ちょっと京ちゃん!私たちに文句あるの!?」
「そうだ!そうだ!」
すみれに続いてかのんが睨んでくる。千砂都はかのんの援護をする
「文句はないけど、女子高生ってこれでいいのか?すみれ」
「そうよ。かのんはアマチュアって言ってもスクールアイドルよ。男の家に泊まるなんてダメじゃない」
すみれはかのんに向かって言う
「いいぞ。すみれ。よく言った」
「いいでしょ。親の許可はもらっているもん。男って言っても幼馴染だから大丈夫だよ。京ちゃんヘタレだし」
かのんはすみれに対抗する
「そうそう!私はスクールアイドルじゃないから大丈夫」
千砂都は親指を立てる。
「誰がヘタレだ」
「だからって、まぁいいわ。京平だから間違いは起きないと思うけど気を付けなさい」
「なんで俺が注意されなきゃいけない。かのんたちに言ってくれ」
俺はため息をつきながら言う
「練習できないって言っても、もうすぐラブライブのエントリーも始まるしな」
「そうです!スクールアイドルにとってラブライブは国民的行事!今年は史上最多の出場が確実しされている大会ですよー」
可可は興奮しながら言う
「ふん、私から見ればアマチュアはアマチュアこっちはショービジネスの世界でやってきただから」
すみれは髪の毛をばさーっとやりながら言う
「グソクムシがですか?」
可可はにやけながら言う
「かのん~!」
すみれは怒りながらかのんに近づく
「ごめんね。教えてほしいって可可ちゃんが」
「でもすみれちゃんがこんなすぐに溶け込むなんて思わなかったよ」
千砂都は俺に言う
「すみれは社交性が高いからな。コミュニケーションも上手くとれるし、だからじゃないか?」
「それに可可ちゃんも大好きだしね」
かのんがその発言をすると可可とすみれは睨みあった
「どこがですか?可可はこんな不真面目な人は反対です」
「不真面目ってどいうことよ!京平もこの暑さは無理だって言ってたじゃない」
すると可可は扉を開けて外に出た
「そんなことありません~~!」
可可は大の字になって立った
「大丈夫か?」
俺が声を掛ける
「大丈夫ですよ。むしろ風がある分ここにいる方が涼しい、、、」
可可は暑さで倒れそうになる
「可可!」
俺は急いで可可の方に向かって倒れないように抱えた
お姫様抱っこで部室に運び可可に向かって団扇で風を仰いでいた
「申し訳ないです~。」
「全く、すみれにそんな対抗しなくていいから」
「死ぬかと思いました。それにしても京平のお姫様抱っこは最高です。またやってください」
「いやだよ。恥ずかしくないのか。可可は」
「恥ずかしくないですよ。だって私たちのグループには素敵なナイトがいることが自慢ですから」
「はいはい」
俺は可可のおでこに冷えピタを貼って団扇を仰いだ
「やっぱり無理だよね」
かのんは不機嫌感じで肘をつきながら言う
「なんでかのんは不機嫌なのよ。それよりここより涼しい場所ないの?エアコンもないし」
すみれは俺と一緒に可可に向けて風を仰いでくれた
「ありがとう。すみれ」
「別に、貴方一人だと大変でしょう?」
すみれは俺に気を遣ってくれた
「音楽科にはあるよ。練習する場所」
千砂都はそんな発言をする
「って言っても使わせてくれないよ。普通科は」
「音楽科の千砂都に言えばなんとかなるんじゃないの?」
「そうは言っても他の音楽科の子に悪いよ、こっちがお願いして使わせてもらっているのは悪い気がする」
「でもそれが普通でしょ?この学校は音楽科優先なんだから」
「まぁーね、あ、葉月さんから何も言われないからいいけど」
かのんは俺を見て更に不機嫌さが増す
「5分経ったわよ。それとじゃんけんに負けた人みんなにジュースね」
すみれの言葉で皆賛成しじゃんけんが始まる
「よしそれじゃあ!じゃんけん!」
負けたのは俺だった
「はい!ジュースは京ちゃん!」
かのんは嬉しそうに言う
「買ってきます。」
俺は部室を出た
「ちょっと、かのん」
京平が出ていった後、すみれはかのんに話し掛ける
「なに?」
「あなた、可可が抱っこされている時顔に出し過ぎ。そんなに嫉妬するならさっと告っちゃいなさいよ」
「それはダメ!」
すみれの発言に千砂都が割り込んで入ってきた
「ちょっといきなり何なのよ」
「かのんちゃんとの協定で京ちゃんから告白された方と付き合うって決めているの」
「そうなの?」
すみれはかのんに聞く
「うん、小さいころに約束したの。恨みっこなしってことで」
「でもかのんちゃんは嫉妬しすぎ」
さっきまでの出来事で千砂都がかのんに怒った
「だって羨ましいから」
「私だってまだ、抱っこもおんぶもされてないんだから」
千砂都はかのんにぷんぷんと怒っている
「なら私が京平に先に告白しようかしら?」
すみれはどんでもない爆弾を落とした
「「ダメ~」」
かのんと千砂都の息が揃う
「私も京平のこと好きだもん。いいじゃない」
「それなら私たちの協定結んで!」
かのんがすみれにお願いする
すると部室の扉が開く
「ただいまーって何やっているの?」
京平は3人の取っ組み合いを見て驚いていた
「「「何でもない(よ!)」」」
「すごい修羅場です。」
可可は3人の姿を見て、恐ろしくなっていた
かのんの家に移動し、かき氷を食べながらゆっくりしていた。
みんなそれぞれ違う場所で座って食べていた
「練習場所どうするの?」
すみれは皆に聞いていた
「かのんの家は?」
「うちはお父さんが仕事しているから」
かのんはカウンターにいる
「可可と京平の家は?」
「うちは騒音はダメです」
「右に同じく、すみれの方は?」
「まぁ、うちはそんなに広くないわよ」
すみれは嬉しそうに言う
「大丈夫!この3人が出来ればいいから」
「多分すみれは家に呼びたいタイプだな」
「まぁ、いいじゃない?」
隣にいた千砂都は言う
するとお店の扉が開いた
「いらっしゃいませ、、」
どこかで見覚えがある人物がいた
「Sunny Passion」
俺がその言葉をつぶやく
「こんにちは!」
「やっぱりここにいた」
一方可可は興奮していた
「一応始めましてだね。Sunny Passionの悠奈と」
「摩央です」
Sunny Passionの二人は挨拶を終えると可可は興奮して自己紹介をしていた
お互いの自己紹介が落ち着いて、2人を席に座らせて、かのんと可可が向かい合って座った。後ろに俺たち3人
「ライブ?」
「そうなんだ、私たちの故郷で毎年ライブを開催していて」
「今年のゲストにかのんさんたちを招待しようと思って」
コンビネーションがいいのが悠奈と摩央が交互に話す
「おふたりのライブに!」
「いいんですか?」
かのんがSunny Passionに尋ねる
「そんなにかしこまらいでよ。ラブライブと違って順位を競うものじゃないから」
「その代わり盛り上げるというのが目的がありますけどね」
「どうするの?」
千砂都はかのんに聞く
「それは、、、」
かのんは周りを見る
すみれ、可可は勿論頷く
「いいんじゃないか?」
俺はかのんを見る
「ちーちゃんもいいよね」
「う、うん」
「千砂都?」
俺は千砂都の様子に少し気になった
カフェの外に出てお別れの挨拶をする
「それじゃ、私たち練習の時間だから」
「せっかく東京に来ているのに?」
「日課なので」
そういうとみんな納得して関心した。
「おすすめの練習って場所ある?」
「来たばかりだからわからなくて」
摩央が可可に尋ねる
「おすすめの場所ならあります!」
可可は手をあげて発言する
「すぐに案内するです!あなたの神社に」
可可はすみれところに行って鬼のような顔ですみれに話しかけた
「わ、わかったわよ」
「なんかさっきからあの二人のスゲーな。話のコンビネーション」
俺がそう呟くとすみれが突いてきた
「余計なこと言わない」
「すみません」
歩きながら俺はすみれに怒られた
また来週お会いしましょう!!