かのんと可可はかのんの家にいた
渡された飲み物を飲む
「あぁーチョコ渡るしみ」
「逆~」
突っ込まれる可可
「いいからあっち行ってて」
「はーい」
ありあがキッチンの方に行く
「あのね、やっぱり私はアイドルには向いてないと思うんだ。」
かのんは真剣にいう
「そんなことないです。スクールアイドルは誰だってなれます。」
可可がそんなことをいうとお母さんとありあがいう
「アイドル!?」
「あんたがー!」
「うるさいなー話聞かないで」
かのんはキレながらいう
「かのんさんの歌声は素晴らしいです。朝出会った時にこの人だって思いました。」
「私を見たら分かるでしょう。アイドルって柄じゃないんだから」
「そんなことないです。かのんさんはすごくかわいいです」
またお母さんとありあが反応する
「かわいいー?!」
「おねーちゃんが!?」
「もう聞かないでって言ってるでしょ!!」
かのんがキレる
「それに私は京ちゃんから可愛いって言われてます!!」
かのんは反撃する
「それは幼馴染だからでしょ」
お母さんが突っ込む
「関係ないでしょ!!」
「お母さんいいでしょ。京ちゃんから言われたらお姉ちゃん嬉しんだから」
「それもそうね」
二人で話していることを突っ込まず
「一つ聞いてもいい?」
「ん?」
かのんの部屋に移動して
「歌わない?」
「ほらバンドとかだとボーカルの人以外歌わなかったりすることがあるでしょ?あれみたいに」
「そういうグループもなくはないですがかのんさんは歌いたくないのですか?」
「歌いたくないというか歌えない」
「歌ってましたよ?素晴らしい声で」
可可は疑問に思いながら言う
「あれはああいうところでなら大丈夫というか、、、うーーん、しょうがない。
言うしかないよね。私ね、いざって時になると歌えないの。声が出なくなっちゃって」
「そんな」
「最初は小学生の時でね、、」
『合唱コンクールの時にみんなの前に出て歌うんだけど、緊張で声が出なくて何もできなかったの。』
「それ以来大切なときほど声が出なくなっちゃって、中学も合唱部入ってたんだけど大会とかはダメで、この学校の受験の時も同じで声が出なかったの」
「そうだったんですか」
「でも音楽を嫌いにならなった理由は、幼馴染の京ちゃんの影響なの」
「誰ですか?その人」
可可は聞く
「北 京平って言って私の幼馴染。」
「そんな人が」
「その子がいつも私と手をつないでくれて隣にいてくれたから音楽は嫌いにならなったの。気絶したときもすぐに助けにきて、それから、歌う時は京ちゃんが隣にいて手を握ってくれてさ、そして握っている時は不思議と緊張はしなかった。」
「その人がいればかのんさんは歌えるんですか?」
「そうだね、でも中学の時に海外に行って音楽の勉強中」
「そうなんですね」
可可は少し落ちこむ
「ごめんなさい。何も知らずに可可は」
「気にしないで!でも私、可可ちゃんに協力するよ。力になりたいから、スクールアイドルに興味ありそうな子がいたらすぐ紹介する。」
「本当ですか?!」
「もちろんだって歌は大好きだから」
「かのんさん」
「じゃあ明日から探してみる。可可ちゃんもわからないことあったらすぐ聞いて何でも協力するから」
「はい」
そして可可はかのんの家を後にした
かのんが可可と話している時
「きれいな学校だなー」
俺は私立結ヶ丘女子高等学校についた
「京平!」
声の方に顔を見ると
「恋!久しぶり」
葉月恋がいた
「お久しぶりです。もうずっと待ってましたよ」
恋は嬉しそうに手を握る
「ごめんごめん。道が混んでていてさ」
「それじゃ理事長に挨拶に行きましょう」
恋と一緒に理事長の所に向かう
コンコンコン
「どうぞー」
「失礼します」
「あら、久しぶりの顔じゃない!元気していた?」
理事長が嬉しそうに俺の所に来る
「お久しぶりです。理事長」
「そんな硬くなくていいわよ」
「そんなわけには」
「まぁーいいわ」
理事長が机に案内する
恋と俺は椅子に座って理事長と向かい合う
「さて、本題に入らせてもらうわね」
「はい。大丈夫です。」
「北 京平くん あなたにはこの学校に音楽科のスペシャリストとして、さらに一人の学生としてこの学校に迎えます」
「はい。」
「理事長、本当に入学させるのですか?」
恋が確認をする
「私はね、この学校を作った葉月はなから約束されているの。あなたをこの学校に入れてほしいと、それに海外で勉強してきてるし試験生としては問題ないでしょ?」
「はい。約束として中学から海外に行って勉強してましたから」
「こちらも約束を守りに来たわ」
「ありがとうございます。」
京平は葉月はなと約束をしていた
『恋と同じ学校に通いたければ海外で勉強してきなさい!』という約束
恋は約束だけを知っている。母がいきなり京平を海外に行かせると言い出したから。京平が頑張ってきたら、私と同じ高校に入れてあげると行った。しかし本当に女子校に入れるとは思わなかった。
「では京平さん、この書類にサインしてください」
恋は紙を出し、サインを求める。それは入学関係の書類だ
「わかりました」
京平がサインを書いて入学手続きを始める
「さて、制服や教科書は家に届いていると思うわ」
理事長が言い始まる
「ありがとうございます」
「明日から音楽科の北 京平としてよろしくね」
「わかりました。よろしくお願いします。」
京平がお礼をする
「それと一つお願いがあるのですが」
「なに?」
「音楽科の名簿をみしてもらってもいいですか?」
「いいけど?」
理事長はクラス名簿を京平に渡す
「ありがとうございます。」
「名簿みてどうするの?」
理事長は不思議そうに言う
「俺の幼馴染がいるかなって思って」
「確か、澁谷かのんさんと嵐千砂都さんだったかしら?」
「そうです。二人は音楽科ですか?」
「えーっとね」
理事長は申し訳なさそうに言う
「澁谷かのんさんは普通科で嵐千砂都さんは音楽科なの。澁谷さんに関しては、受験の時に」
「気絶しました?」
「ええ、そうなのよ」
「まさかのまだ治ってなかったかーー」
京平は過去のトラウマを治せてなかったことに後悔していた
「普通科でも高校生活は送れるし大丈夫だと思うわ。受験の時に聞いたけど音楽を好きな気持ちは本物よ」
「そうですか、それが聞けて安心しました」
恋はそんなやり取りをみて京平の幼馴染がどんな人なのか楽しみにしていた。
理事長室から出て恋は京平に言う
「それより京平、早くうちに行きますよ。久しぶりに来たのですから」
「わかったよ。その前に幼馴染の家に行ってから向かう。少し待っていてくれ」
「わかりました」
かのんは歩いて千砂都のバイト先である。たこ焼き屋に来ていた
「あ、かのんちゃん!」
「ちーちゃん!」
「スクールアイドル?」
「誰か興味ありそうな子いないかなって」
かのんはたこ焼きを買いに来たついでに千砂都に聞きに来た
「探すのは全然いいけど、あんまりいない気がするんだよね。音楽科には」
「そうなの?」
「音楽科って歌にしても楽器にしてもダンスにしてもそれ専門でずっとやってきた子ばかりだからそっちのほうが大切っていうか。」
「そっか」
「それにスクールアイドルあんまり好きじゃないって人もいて、特に葉月さんって子はこの学校には必要ないって」
「葉月ってもしかして髪こうやって結んでる?」
かのんは昼間であったポニーテールの真似をした。
「知ってるの?」
千砂都は笑いながらいう
「その人私たちの学校を作った葉月はなって人の娘さんらしいよ」
「そうなんだ。」
かのんは歩いて家に帰るのだった
道の帰り道
ララララ、
「この声、可可ちゃん」
その声に聞き覚えがあった
「おっと。ごめんなさい」
可可ちゃんのマンションに誰か引っ越してくるのか引っ越し屋さんがいた
「こちらこそごめんなさい。すぐに避けます」
かのんは引っ越しの邪魔にならないように避けて家に帰った
「ただいまー」
扉を開けて入ると
「お帰りなさい。かのん」
お母さんはニヤニヤしている
「どうしたの?そんなにニヤついて」
私はお母さんに質問する。
「あなたが一番会いたい人が来ているわよ」
そういって、お母さんはありあを呼ぶ
「ありあ、連れてきて」
私の会いたい人?誰だろう?
「お帰り、かのん」
そこには海外に行って、いつも私の支えになってくれていた人。大好きな幼馴染
「京ちゃん?」
私は走って京ちゃんに抱き着いた
「京ちゃん、京ちゃん!!」
私は寂しかった思いで泣いてしまった
「ただいま。かのん」
「お帰り京ちゃん!」
「あらあら、やっぱり寂しかったのね」
お母さんがニヤニヤして言ってくる
「なんで、帰ってくるって連絡してこないの!」
私は怒っていた
「サプライズ的なやつ?」
「もう!会えるなら迎えにいったのに!」
けど、やっぱり私は疑ってしまう
「本当に本物?」
私が辛いときいつも夢に出てくるから、遠く離れていても手を引っ張ってくれる存在
「ならぽっぺでもつねって見るか?」
「いや、これは本物じゃないと許さない」
私は抱き着く力が強くなる
「受験の事、お母さんに聞いたよ」
京ちゃんは私の頭を撫でてくる
「私、成長してないよね」
「そんなことはない。トラウマはそんな簡単に取れない。仕方ないことだ」
言葉に救われるのは久しぶりだ
「じゃ、今度は歌えるまで近くにいてくれる?」
「あぁ、そばにいるよ」
その言葉に安心した私は京ちゃんの温かさで寝てしまった。
「かのん、寝ちゃいましたね」
俺はかのんのお母さんにいう
「それなら部屋まで運んでくれない?」
「いいんですか?年頃の女の子ですよ」
俺はお姫様抱っこをして聞く
「いいのよ。京平ならむしろ大丈夫」
かのんのお母さんがいう
「一人猛反対する人いますよ?」
「お父さん?大丈夫!大丈夫。だってかのんが寝たのが悪いのよ。気にしないで」
そういって俺は部屋から来る怒りのオーラを無視しながらかのんを部屋まで送った
次の日
「お母さん!京ちゃんは?!」
かのんは走って一階カフェの所に行く
「もう帰ったわよ、あなたが幸せそうに寝ているし、もう朝よ?」
「もう!私のばかー!京ちゃんともう少し話したかった!」
「いいじゃない?お姫様抱っこで運ばれたわよ?」
お母さんはニヤニヤしながらいう
「京ちゃんのばーーーかー!!」
朝からかのんの言葉が響いていた
ようやく主人公がやって来ましたーー
ここて紹介です
北 京平
高校生
見た目は皆さんの想像でもいいでですが、一応形として
見た目はショートヘヤーで細マッチョって感じです
身長は173㎝