貴方のそばにいる   作:コアラのマーチ

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よろしくお願いします


変化する時

 

かのんはスクールアイドルに入ってくれる人たちを探してクラスメイトに声をかけていた。その結果を中庭で可可と話していた。

 

「そうですか」

 

結果はだめだったことを報告し、可可は落ち込む

 

二人は中庭のベンチで座っていた

 

「私もだめでした」

 

「でもまだほかのクラス回れてないし音楽科にも興味持ってくれる子がいるかもしれない。」

 

「ですが、、」

 

可可はかのんを見る

 

落ちこむ可可を横目にかのんはクラスメイトを見つける

 

「あの」

 

急いで廊下の方に行って声をかける

 

「なんでしょう?」

 

黄色の髪の毛をした女の子は止まる

 

「同じクラスの平安名すみれちゃんだよね?突然なんだけどスクールアイドルに興味あったりしない?もしよかったら、、、」

 

「私を誰だと思ってるの」

 

平安名さんはいきなり大きな声で私を怒鳴ってくる

 

「えぇー」

 

私は思わず驚いて耳をふさいだ

 

怒りながら平安名さんは廊下を歩いていく

その様子を見ていた可可は謝罪する

 

「すみません」

 

「全然」

 

かのんは笑って誤魔化した。

 

お昼休みは葉月さんがパトロールをしてこともあり、二人は中庭の陰に隠れて、見つからないようにしていた。

 

息を潜めていると音楽科の人たちが騒がしかった。

 

「それにしても音楽科の人たちなんか騒がしいね」

 

かのんは勧誘している時から気になっていた。

 

「なんの話だろ?」

 

かのんは可可に聞いてみる

 

「なんと、新しく男の子が来たみたいですよ。」

 

「男の子!?女子高なのに?」

 

かのんが驚く

 

「かのんさん朝のホームルームの話聞いてました?今日から男の子が音楽科に来るって」

 

「あ、そいえばそうだった」

 

先生が今日から入学してきたってことを話していたことを思い出す

 

「確か、その人あの葉月っていう人の幼馴染みたいですよ」

 

「えーーー尚更、見つかったらめんどくさいことになるじゃん」

 

葉月さんの味方ならスクールアイドルを絶対に反対することを察したかのんは可可に話す

 

「見つからないようにすることです!」

 

かのんと可可は頷いた

 

「それにしても今日のかのんさん幸せそうですね」

 

可可は朝からご機嫌だったかのんを気になっていた。

 

「え?そう見える?」

 

かのんは嬉しそうに答える

 

「なにかいい事あったんですか?」

 

「幼馴染の京ちゃんに会うことが出来たんだ!」

 

昨日の出来事を嬉しそうに話すかのん

 

可可はその姿みて嬉しくなり、手を叩いた。

 

「それは良かったですね!可可もお会いしたいです」

 

「勿論!今度紹介してあげる!」

 

かのんは早く京平の事を紹介したくてワクワクが止まらなかった。

 

 

夕方

 

「なかなかいないものですね」

 

二人は勧誘を終わり、下駄箱の玄関にいた

 

「明日はほかのクラスも回ってみよ。きっと何人かは興味持ってくれるよ」

 

かのんは可可を励ます

 

「かのんさん」

 

「途中まで道一緒でしょ?行こう」

 

かのんは一緒に行くように促す

 

「かのんさん」

 

可可は今まで溜めていた思いを伝える

 

「やっぱり、やっぱり、やってみませんか?スクールアイドル。迷惑かと思って言おうか迷っていたのですが、どうしても、どうしてもかのんさんと一緒にスクールアイドルがしたい」

 

「だからそれは昨日いったでしょ。私歌えないから一緒に歌えないんじゃ、いるだけ迷惑になっちゃうよ」

 

目を合わさずにかのんは可可に言う

 

「かのんさんは歌が好きです。歌が好きな人は心から応援してくれます。可可はそんな人とスクールアイドルをしたい。」

 

可可は諦めずに言葉をつづけた。

 

「無理だよ」

 

強めにいうかのん

 

「お願いします。」

 

「無理だって」

 

「そんなことありません」

 

「あるよ!」

 

かのんは振り向いて可可に怒る

 

すると可可は驚いて持っていた紙が落とした。

 

 

「あ、ごめん。」

 

かのんはいきなり怒鳴ったことに謝る、そして言葉をつづける

 

「がっかりするんだよ、いざって時に歌えないと周りのみんなもがっかりさせちゃうし何より自分にがっかりする。そういうのはもう嫌なの」

 

かのんは自分が持っていた思いを伝える。

 

「応援します。かのんさんが歌えるようになるまで。諦めないって約束します。だから試してくれませんか。だからもう一度だけ可可と始めてくれませんか?」

 

可可に必死に思いを伝えるがかのんは答えないで歩いて校門に向かう

 

『いいの?私の歌を大好きって言ってくれる人がいて、一緒に歌いたいって言ってくれる人がいて、なのに本当にいいの?』

 

かのんの心の中が悩んでた。やりたい思いとできない思いが重なる

 

「本当にこのままでいいの」

 

自分に問いかける

 

『かのんが歌を聞くのが好きだから隣にいるよ!俺がいれば歌えるだろ?心配すんな!かのん!』

 

昨日再会した幼馴染が小さい頃の思い出を思い出させてくれる。

手を伸ばして笑って行ってくる幼馴染

 

「そうだよね。だから私は歌を嫌いにならなかった」

 

かのんは自分の思いに正直になり、可可のもとに走って戻る

 

「かのんさん」

 

戻ってきたかのんに気づき、可可は落とした紙を拾うのを中断し、かのんを見る

 

かのんは覚悟決めた

 

『小さな頃からずっと思っていた、私は歌が好き。ずっと歌っていたい歌っていれば遠い空はどこまでも飛んでいける。暗い気持ちも荒んだ気持ちも全部力に変えて前向きになれるいつだって歌っていたい』

 

泣きながら掴んだ手の大きさを思い出す。

空から飛んでいた希望の羽はかのんの背中にあるリュックに収まる

 

そして可可に想いを伝える

 

「やっぱり私歌が好きだ!!」

 

かのんは背筋を伸ばし、歌を歌う

 

 

【未来予報ハレルヤ!】

 

 

 

「私歌えるんだ!!!」

 

 

かのんは心の底から喜んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「千砂都ーたこ焼き買いに来たよー」

 

俺は千砂都の所に来て、たこ焼きを買いに来た。

 

「いらっしゃい!京ちゃん!」

 

「本当にバイトしてるとは偉いな」

 

バイトしている姿をみた俺は、千砂都を褒める

 

「そんなことないよ。私は丸があれば生きていけるからね!」

 

串を持ってかっこつける千砂都

 

「そうかい。」

 

俺は夜空を見るために背中を千砂都に向けた

 

「京ちゃん、かのんちゃんと会った?」

 

たこ焼きを作りながら聞いてくる千砂都

 

「うん。会ったけど?」

 

おれは普通に答える

 

千砂都は少し不機嫌になりながら背中を向けて話す京平に言う

 

「かのんちゃんは昨日で、私は今日なんだ。しかも教室で再開なんて、ありえなくない!?私の家にも来てよ!」

 

「昨日の夜用事があってさ、千砂都の家は行けなかったんだ。本当にごめん!」

 

俺は振り向いて手を合わせて千砂都に謝る

 

「本当に思ってる?」

 

全くと言わんばかりに千砂都はいう

 

「もちろん。今度なんでも言うこと聞くから」

 

「言ったからね!絶対守ってもらうから!」

 

千砂都がガッツポーズをしながら嬉しそう表現する

 

「これからは気を付けてね。同じクラスだったから許すけど、はい、たこ焼きお待たせ」

 

「ありがとうございます。」

 

千砂都はたこ焼き渡して、京平はお金を渡す

 

「そういえば、京ちゃんって一人暮らしなんだよね?」

 

お金を受け取り、千砂都は問いかける

 

「うん。よく知ってるな」

 

「京ちゃんのお母さんから聞いたから」

 

小さい時から幼馴染ということもあり千砂都とかのんはうちの親とも仲がいい

俺は高校生なんだし一人暮らしをしなさいって親に言われて一人暮らしをしてる

部屋は広いし文句は言わない。

 

「今度遊びに行くね」

 

千砂都が嬉しそうに言う

 

「いいぞ、部屋も広いし、ついでに泊まれるぞ」

 

冗談交じりに言ってみると千砂都は嬉しそうに答える

 

「わかった!じゃ、私の荷物置いていくから布団買っておいてね。約束だよ?」

 

千砂都は右の小指を出しながら言う

 

「じょ、冗談」

 

そんな言葉を言おうとすると

 

「今更冗談なんて言わせないよ?」

 

笑顔になりながら黒いオーラを出す、千砂都

 

「はい」

 

千砂都に負けた京平は千砂都専用布団をネットで注文した。

 

 




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