貴方のそばにいる   作:コアラのマーチ

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よろしくお願いします。


諦めない気持ち

次の日

 

俺は朝早くから学校に行ってある人物を待っていた

 

「おはよう。恋」

 

朝早く来るのは葉月恋

 

「おはようございます。早いですね。京平」

 

「まぁ、恋と話したいことあったし」

 

「話したいことですか?」

 

恋は歩きながら自分の机に座る

 

「あぁ、スクールアイドルについて聞きたいことがある」

 

「貴方もその話ですか、、」

 

恋はため息をつく

 

「理由を聞きたくてな、作りたくない理由を」

 

「必要ないからです。この学校に」

 

「それは、恋に入部届を出した人物に聞いた。俺が聞きたいのは、、「我々に自由を!!!自由に活動ができないなんて間違っています。部活動はすでにみんなに平等であるべきです!!!そう思いますよね?皆さん共に闘おうではありませんか」

 

俺が話している途中に、大きな台車に乗りメガホンを使って学校中に響く声で抗議活動を行っている。可可がいた

 

「絶対、やり方間違っている。」

 

かのんなんて泣きながら台車引いている

 

「何しているんですか?あの人たち」

 

「俺もわかりません」

 

俺はショックのあまり言葉が出なかった

 

 

『葉月恋さん、至急理事長室まで来てください。』

 

静寂を打ち切るかのように校内放送で恋が呼ばれた

 

「京平、話はまた今度」

 

「あぁ」

 

恋は立ち上がり理事長室に向かう

 

すると恋が行ってしばらくしてからまた、校内放送が流れる

 

『北京平さん、至急、理事長室まで来てください。』

 

 

「なんで、俺まで!?」

 

俺は走って理事長室に向かった

 

 

 

 

理事長室の前に着くと千砂都が隙間から覗いていた

 

「何してんだ。千砂都」

 

俺は千砂都に声を掛ける

 

「京ちゃん!来たんだ」

 

千砂都は俺の方に来る

 

「放送で呼ばれたからな」

 

そういって俺は理事長室をノックして入る

 

「失礼します。」

 

 

俺は扉を開くと、理事長の前にかのんと可可そして恋がいた

 

「北さん、突然の呼び出しごめんなさい」

 

理事長は俺に向かっていう

 

「いえ、大丈夫です。ですが何の呼び出しですか?」

 

「今ここにいる3人には話しましたが、澁谷さんと唐さんの2人にはスクールアイドルの大会に出てもらいます。」

 

「たしか、代々木スクールアイドルフェスですよね?」

 

理事長は頷きながら言う

 

「よく知ってますね。この2人には優勝を条件にスクールアイドルを許可することにしました。」

 

「そうですか」

 

俺は、かのんと可可を見る。理事長は続ける

 

「彼女たちのサポートをしてほしいです」

 

「え、俺がですか?」

 

「そうよ。あなたがいれば葉月さんも納得するでしょ?」

 

「それでいいのか、恋?」

 

俺は恋を見て聞く

 

「いいです。京平が協力して優勝できないなら彼女たちも納得するでしょうし、いいですよね?」

 

恋はかのんたちを見ながら言う

 

その問いにかのんと可可は首を縦に振った

 

「わかりました」

 

4人はそのまま理事長室を出た

 

 

 

 

 

お昼休み

 

俺は中庭で昼ご飯を食べていた

 

「それで京ちゃん、私はかのんちゃんたちの手伝いすればいいの?」

 

話しかけてくるのは千砂都

 

「よろしくお願いします。」

 

俺は土下座をして千砂都にお願いする

 

「京ちゃん、顔を上げて!」

 

千砂都は必死になりながらいう

 

「ダンスの経験なら千砂都が段違いに経験あるし、お願いしたい」

 

「かのんちゃんと唐さんから頼まれているからいいけど、私の指導料は高いよ?」

 

千砂都は首を傾げながら指を顎に当てながら言う

 

「何でもするのでお願いします。」

 

「なんでもって京ちゃんこれで貸し2だからね」

 

千砂都は嬉しそうに言う

 

「なんでそんなに嬉しそうなんだよ」

 

「だって京ちゃんになんでもお願いできるから!何お願いしようかなー」

 

俺はご飯を食べながら千砂都の嬉しそうな顔を見ていた

 

 

 

 

 

 

放課後

 

千砂都の指導により2人の実力を見ていた

 

かのんに対しては簡単なステップ、基礎体力がある。それに対して可可は絶望的に体力がなかった。

 

「まずは体力だな」

 

俺はノートに課題をまとめる

 

 

 

 

「はぁ、はぁ、」

 

4人で学校外の道を走る。

 

「ほら、頑張れまだ少ししか走ってないぞ」

 

俺は振り向きながら可可を見る

 

「無理ですよ、これ以上走れません」

 

可可は道端で倒れそうになりながら走る

 

「はぁ、はぁ、」

 

可可は前を向いて走ろうとすると、道にできた凸凹道に躓く

 

「あ、」

 

可可は顔から倒れることを覚悟して目をつぶる

 

「お、っと、大丈夫か?」

 

可可が倒れそうになる瞬間俺は見逃さず、可可の上半身を支えた

 

「あ、ありがとうございます、、」

 

可可は疲れながら言う

 

「とりあえず、おぶってやるからそこの広場で休憩しよう」

 

俺は可可を背中で支えて、休憩するところに向かう

 

「京ちゃん!可可ちゃんの変なところ触ったら許さないから!」

 

かのんは怒りながらいう

 

「そんなことしない、退学になるわ。」

 

「ありがとうございます。私のために」

 

可可はぐったりになりながら感謝する。

 

「その優しさで、どれだけの女の子を落としてきたと思っているの」

 

かのんは周りには聞こえない声で呟くが千砂都に聞こえていた

 

「ほんとそうだよね。私たち京ちゃんの事大好きだもんね」

 

千砂都はかのんに向き合いながら言う

 

「ちーちゃん、負けないからね」

 

かのんは千砂都に向かっていう

 

「もちろん。私も負けない」

 

かのんと千砂都は真剣な顔になる

 

 

 

「ほら、2人とも早くいくぞ」

 

先に行っていた京平の声が聞こえてきた

 

 

「「待ってよ~」」」

 

2人は走って、京平の所にいった

 

 

 

「今日はこのくらいにしておりてやるです。く、苦しい」

 

 

4人で休憩するために、シート引いた。

 

可可は倒れている

 

「大丈夫か?」

 

俺は可可を心配する

 

「もう全然ダメじゃん!なんでアイドルやろうと思ったの?」

 

千砂都は可可に聞く

 

「気持ちです!スクールアイドルに一番大切なものは気持ちなので」

 

「な、なるほど。」

 

千砂都は納得する

 

「ちなみにリズムゲームでは完璧なダンスコンボを出せますよ!それシャンシャン!」

 

 

「それは意味ない」

 

かのんが突っ込みを入れた

 

 

 

「でもリズム感はあるってことだね」

 

「ポジティブ!」

 

かのんは驚きながら言う

 

でもちょっとしか時間ないんだよあっという間だよ」

 

千砂都は可可に顔を近づける

 

 

「どちらにしろ、この体力じゃスクールアイドルなんて無理だ」

 

俺は千砂都に言う

 

 

「でも続けていれば基礎体力がついてくるからその後並行でダンスのレッスンもやってみよう。できる?」

 

千砂都は可可とかのんに確認する

 

「やります!」

 

そういってランニングを再開した

 

 

 

「今日はここまで!」

 

千砂都の声でランニングは終わった

 

「明日からはダンスも始めるよ」

 

2人は地面に座っている

 

「ありがとうございました」「謝謝」

 

疲れながらもお礼を忘れない2人、俺はドリンクを2人に渡す

 

「ほら、飲め。」

 

「ありがとうございます。」

 

可可は勢いよく飲む

 

 

「そうだ。曲作りも始めないと」

 

「そっかそれもこれからだもんね」

 

かのんが思い出し千砂都に言う

 

「あります。書きとめた歌詞があります。一部中国語ですが」

 

二人の会話を聞いていた可可はかのんに歌詞ノートを渡す

 

その内容をみてかのんは感激した

 

「素敵!私これすごくいいと思う」

 

「本当ですか」

 

「可可ちゃんからもらった言葉大事にして曲を作ってみるね」

 

かのんは歌詞ノートをみて呟く

 

「諦めない気持ち」

 

 

しばらくして数日

 

可可とかのんたちはダンスの練習をしながら、練習をしていた

かのんは忙しい中、お父さんから中国語の翻訳本を借りて可可の作った歌詞ノートを参考に曲を作った

 

 

 

「できた、、、できた、できたーー」

 

夜明けまで夜通しで歌を作っていたかのんは窓を開けて喜ぶ

 

「うーまだ、朝は寒いな」

 

朝の低い気温でまだ肌寒かった

 

下を見ると可可と京ちゃんが一緒に走っていた

 

可可ちゃんはつい先日まで体力がなかった頃とは大違いだ

 

かのんは急いで着替えて可可と京平に追いつくために走った

 

かのんは2人に追いつき可可に言う

 

「一緒に走ろう!」

 

「はい!」

 

「あまり急ぐなよ」

 

「わかってる」

 

かのんは可可のペースに合わせてながら走った

 

 

3人は歩道橋で、休憩した

 

するとかのんが発言する。

 

 

「私ね音楽科の受験に失敗した時に何もかも終わったって思った。卒業式があって春休みがあって高校の入学式があってもずっと終わったって思ってた。このまま終わりが続くんだなって思ってた。でもやっと始まった。次の私が始まった」

 

かのんは可可と京平を見ながら言う

 

「よかったよ、次が始まって」

 

京平はかのんに笑顔を向ける

 

「ありがとう。京ちゃん」

 

すると朝日が出てきた

 

「きれいですね」

 

可可は朝日を見ながら言う

 

「うん」

 

かのんは朝日を見ながら思い出した

 

「そうだ、さっき曲完成したんだ」

 

可可は嬉しそうにかのんを見る

 

「聞きたいです!」

 

「ここじゃは恥ずかしいよ。後でデータ送るね」

 

かのんは恥ずかしながら可可に言う

 

「歌ってくれませんか?ここで歌ってくれませんか?可可はかのんさんの歌っている所が見たい。かのんさんの歌が聴きたいです」

 

「可可ちゃん、、」

 

「歌えるかな?」

 

俯きながらかのんは可可に聞く

 

「響かせましょう!この街にかのんさんの素晴らしい歌声を!」

 

可可は両手を広げながらかのんに言う

 

「手つなぐか?」

 

京平はかのんに手を伸ばす

 

「大丈夫だよ。ありがとう京ちゃん」

 

 

 

 

 

かのんは大きな息をすって歌う準備をする

 

 




来週も同じ時間に更新します!
ありがとうございました。
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