「おはよう!!本番当日だよ!京ちゃん!」
朝から元気に起こしてくるのは千砂都だった。
「おはよう。朝から俺の部屋に来て元気だな」
俺はあくびをしながら起き上がる
千砂都は昨日から俺の部屋に泊まっており、そのまま朝起こしに来た
「そりゃ、クーカーの本番当日だからね。思いっきり応援するよ!」
「あの二人は本当によく頑張った。休まずに練習して、千砂都もありがとう」
「お礼なら終わってからにしてよね、朝ご飯できたから早く来て」
千砂都は俺の部屋を出ていく
「朝からありがたいな」
俺も着替えて部屋を出た
千砂都side
朝の日差しが部屋を差し込む
「いよいよ、本番当日か」
可可ちゃんとかのんちゃんの2人にとって重要な日
昨夜は京ちゃんの家に泊まった。理由は京ちゃんが昨日疲れが溜まっているから泊っていけと言われたから
「ほんと京ちゃんって私たちのことよく見ているよね」
京ちゃんにとって体調管理はお手元だ。顔色や動きをよく見ている
着替え終わって私は朝ご飯を作る。これから嫁入りする私にとっては絶好のチャンスだ。今のうちに京ちゃんの胃袋を掴んでおかないといけない。もたもたしているとかのんちゃんに取られてしまう
「作り終わったら、京ちゃん起こしに行かないと」
これからの私の楽しみは京ちゃんの寝顔を見ることだ。
かのんside
学校が終わり放課後
ステージ裏にはかのんと可可がいた
「わぁーすごい人」
「流石スクールアイドル夢みたステージです!」
かのんたちは観客席をみて観客数に驚いていた
「どうしよう!緊張しちゃう」
「もし、歌えそうだったら始まりの時に合図をください。歌えなかったとしても堂々としていてください。可可が歌います」
そんな話を敷いている時に京平がやってきた
「かのん、今まで練習してきたんだ。それを出していけばいい。」
「ありがとう。京ちゃん」
私の緊張を解くために来てくれたんだ
「それと可可。」
「なんですか?」
「かのんのこと頼んだぞ」
「はい!任せてください」
可可ちゃんはガッツポーズをする
「それとステージは1人じゃないからな。俺はどんなことがあっても助けるしサポートする」
その言葉に可可ちゃんはドッキとしていた
「京ちゃん、どいうこと?」
その言葉に私は始まるまで理解出来なかった
「さて、いよいよ始まるな、本番前に可可に言ったけど、大丈夫だったかな?」
ステージを見える位置に俺は移動してきた
かのんと可可はステージで背中を向き合っている
かのんは緊張しているが踊れると思う。しかし可可が緊張のせいなのか呼吸が浅い
「かのん!可可!お前たちはできる!だから胸張って歌え!ひとりじゃない!」
その言葉を言ったときステージの光が消えた
「なにこれ?演出?」
ステージの横を見ると金髪の女の子がコンセントに躓いて転んでいた
「あれの影響か!」
俺は走ってその子のところに行く
「おい、大丈夫か!」
「大丈夫じゃないわよ!これどうしよ!!」
「俺が直すから貸してみろ」
女の子からコンセントを取り上げコンセントを持つ。それと同時に俺はステージの周りの景色を見た。それはすごい景色だった
ペンライトがステージを照らしていたから
「千砂都のおかげだな」
「何言ってるの!早く直してよ」
「え?あ、あぁ。あんたも最高のファインプレーだぜ!」
俺はコンセントを差し込む
「さぁークーカー準備は整った。お前らの最高を見してくれ!」
大きいステージでかのんと可可はその声を聞き逃すことはなかった。演出でないイレギュラーを京平が助けてくれたことを二人は見逃さなかった
「「ありがとう、京ちゃん!(京平)」」
ステージ上で歌うかのんと可可は最高に綺麗で素敵だった
「大丈夫か?」
コンセントで転んだ女の子に手を伸ばす
「ありがとう。貴方名前は?」
「俺は北 京平。お前は?」
「平安名すみれ。すみれでいいわ」
すみれは立ち上がりズボンを手で叩いていた
「よろしくな。確か、かのんと同じクラスだっけ?」
「そうよ。貴方の噂もよく耳にするわ、学校で有名だし」
「かのんのことよろしくな」
「そうね、これからよろしくするかもね。助けてくれてありがとう。また学校で」
そういって平安名さんはその場を後にした
「不思議な子だな」
俺は走って去っていく後ろ姿を見ていると千砂都が来た
「京ちゃーん」
「千砂都か、ちょうどよかった」
「何している?こんなところで」
「なんでもないよ。ほら打ち上げいくぞ」
俺は千砂都の手を引いてかのんと可可の所に向かった
その日かのんと可可は新人特別賞を貰った。優勝はSunny Passion
今後のスクールアイドル活動はどうなるだろうか、そんなことは次の日になればわかる
今回は少し短いです
来週の月曜日にまたお会いしましょう