「同好会?」
千砂都の声で始まる朝の声
廊下にはかのん、可可、京平、千砂都がいた
「そうなの!朝理事長室に呼ばれて、だめかなって思ったんだけど」
「初ステージに関わらず、すごく評価された特別賞をもらったことがきいたみたいでして」
可可は貰った特別新人賞を見せる
「フォロワーもたくさん増えたの!」
かのんが嬉しそうにスマホを千砂都に見せる
「ほんとだ!すごい!2000人!」
千砂都がスマホを見て驚く
「とりあえず、よかった。結果も残せたし」
俺が安心していると恋がやってきた
「あなた達同好会用の鍵です」
恋がかのんに鍵を渡す
「あ、ありがとう」
かのんは鍵を受け取るが、恋はどうも不機嫌だった
「あの私たち頑張るね。頑張ってこの学校の力になるような成績を収められるようにする。そしたら葉月さんも、、、、」
「だったらスクールアイドル以外の活動にしてください。スクールアイドルじゃなければいくらでも応援してあげられますから。」
「それはできない。私ステージで歌ってスクールアイドルって本当に素敵だなって思った。もっと練習して、もっといいライブがしたい。いい歌を歌いたいって思ったの。」
「残念ですが今のラブライブであなたたちが勝てるとはとても思えません。」
そういって恋は教室に帰る
「全く、恋の問題も解決しないとな」
俺はこれからの課題は山積みだと感じた
「えーーっと4B、4B」
4人で一緒に歩いて部室を探す
「どうやら屋上に続く道みたいだな」
「なんかおばけ出そうなんだけど」
かのんは怯えながら歩く
「安心しろ、いたら守ってやるから」
「本当に?急に1人にしないでよ!」
そういいながら階段を上がると
「恨めしやー」
「ひぃぃいいいい」
かのんは俺の後ろに逃げた
「千砂都怖がらせるのは辞めろ。かのんが危ないだろ」
千砂都はいきなり振り向きかのんを驚かせた
「ごめん、ごめん。反応が面白くてさ」
千砂都は笑いながら面白がっていた
「もーー!ちーちゃんやめてよ!」
「そいって俺の後ろにずっとくっつくだろ」
「だって怖いんだもん」
かのんは俺の腕を掴んで離さない
「全く。女子高生にもなって」
そう言いながら俺は歩いて行った
「あれ?部室に誰かいます?」
可可が人の気配を感じた
扉を開けて正体を見る
「あのー誰ですか?」
可可が聞く
「ここスクールアイドル同好会の部室であってますか?」
「ひぃー京ちゃん!!」
女の子の声でかのんはビビッている
「大丈夫。足はあるよ!」
千砂都は電気をつけて人物を確認する
「あれ?すみれ?」
それは、俺がライブの時に出会った。人物だった
「京平。その実は、ちょっと興味があってスクールアイドルに」
「興味?もしかして入部希望ですか」
可可がすみれに食らいつく
「いや入部というかとりあえず話をするというか」
「アイドルは素晴らしいです。最高です。青春の輝きと宇宙一の活動です。さあどうぞこことここに名前とクラスを書けば今日からあなたもずっとアイドルです。」
可可がスクールアイドルの入部届の紙を出してすみれに書かせようとしている
「可可、とりあえず落ち着け。」
「京平さん。でも」
「とりあえず、オリエンテーションをやるか」
4人でパソコンを開いてSunny Passionの動画を見せる
「ここで踊れば有名になれる?」
「なれます。それにほらこの人たちのフォロワーの数です」
可可がすみれにSunny Passionのフォロワーを見せる
「ぐふふ。これで私も有名人!」
すみれは小さいな声で呟いた
「さぁ、屋上に行って練習するぞ」
「うん!」
かのんの返事で服を着替えようとする
「ちょっと待て!俺がいるんだからまだ着替えるな!」
「別に可可は見られてもいいですよ?」
可可は普通に言ってくる
「可可少しは女子高生の自覚をもって、男は狼だということを自覚しろ。夜可可の部屋に行ってお前を食べるからな」
「狼?なんですかそれは?食べるって赤ずきんの話ですか?」
可可が首を傾げると
「京ちゃん、早く出て行ってよ。大きい声で叫んでいいの?」
千砂都が揶揄うように言ってくる
「やめろ千砂都。俺はお前らの身体に興味ないから安心しろ。それに小さい頃から見ているから何も感じない」
そう、俺たちは小さい頃から一緒にお風呂も入っていた。幼稚園の頃だから記憶はないけど。
「早くいくわよ」
すみれは部室を出ていく
「すみれは着替えないのか?」
「今日は持ってきてないのよ」
「それはしょうがないな」
俺とすみれは部室を出た
「ねぇ、かのんちゃん私の身体って魅力ないかな?」
千砂都は本気で自分の体をみて落ち込んでいた
「そんなことないよ。京ちゃんが照れているから変なこと言っているだけ。ほら男の子ってかっこつけるじゃん」
かのんは千砂都を励ます
「そうですよ。かのんさんもスタイルいいですから京平さんなんて秒殺です。」
「ちょっと可可ちゃん揶揄わないでよ」
「ところで狼ってなんですか?それに食べるって」
「可可ちゃん、今度保健体育の授業の時に教えてあげる」
かのんは顔を真っ赤にしながら可可に言った
「ん?」
可可はそんなことも知らずに服を着替えた。後日可可は京平の頭をハリセンで叩いたのは別のお話
屋上に着くと
「おーーー広いね」
かのんと可可が走り回り屋上の広さを実感していた
「さて、初めるよ!」
千砂都はすみれに向かってダンスがどこまで出来るのか試していた
「基本的なステップ、ちょっと難しいステップもできる」
「即戦力ってやつじゃないですか!」
可可は興奮していた
一時間くらいダンスの練習をして再び部室に戻った
「ほらドリンク。」
俺は4人にドリンクを渡した
「ありがとうございます。」
可可は貰って直ぐに飲み干した
「さて、色々話を聞きたいんだけど」
「まさか元々スクールアイドルを?」
俺に被せて可可が質問をする
「そんなことないけど、元々ショービジネスの世界にいて」
「ショービジネス?」
「もしかして、テレビ?」
ショービジネスの単語にかのんが?マークだったが千砂都がすぐにテレビの単語を出した
「うん。何回か」
すみれはにやけながら反応する。
「運命です、運命ですよ。可可たちがラブライブで優勝するという運命が」
可可が必死にかのんに伝える
「まあ確かにラブライブ優勝チームの動画も見たけどこれなら勝てるかもって」
俺はこれなら勝てるという言葉に違和感を感じた
「本当に私なんてこんなの絶対無理と思ったのに」
かのんは素直にすみれを褒める
「それでセンターなのだけれど」
「センター?」
「そうセンターグループなんだからいるでしょ?」
すみれは前のめりになりながら言う
多分すみれはここで簡単にセンターになれると思っている
「そっか!この前まで2人だったから、あんまり考えなかったけど」
「確かに3人になったら決める必要がありますね」
かのんと可可が向かい合って話している
「まあ色々考え方はあるとは思うのだけれど」
「かのんがいいです」
「やっぱり、、、」
すみれの話を聞かずに可可は普通に答える
「京平さんもいいですよね?」
可可は俺に聞いてくる
「私もかのんちゃんでいいと思う」
後ろで千砂都も同意する
「いいけど、目の前の人が納得してないぞ」
俺はすみれに向けて言う
「そうやって決めていいのかなといいます。」
「というと?」
「センターに先とか後とか関係ないでしょ?勝つためには実力がある人が中心に立つそれが当然なんじゃない?」
すみれはかのんに対抗するように言う
「だよねー」
「ですがセンターというのはそれだけではありません。カリスマ性のような見えない力も必要です。」
可可はかのんがいいため、カリスマ性のあるかのんを推す
「確かにそうかもしれませんがそんなものどうやって測るのです?」
その言葉で可可が思い付いた。センター総選挙が始まった。
「立候補は三人。只今スクールアイドル同好会ではセンター総選挙をやっています」
千砂都が司会進行をして、俺はプレートを持っている
「おおかた、すみれの野望は分かってきたぞ」
千砂都の隣で俺が話す
「いいじゃない?これもスクールアイドルの練習で、人前に立つ練習」
「まぁいいけどさ、勝ちは見えているし」
俺は投票ボックスを見ながらかのんの勝利を感じていた
「結果1位かのん。2位可可、3位すみれ」
可可はかのんおめでとープレートを持って喜んでいる
「納得できないわ!!」
すみれは選挙に抗議していた
「歌だってダンスだってみんなより負けてないでしょ」
「それはアピールポイントでみんなに披露したでしょ?」
千砂都はアピールポイントについても説明し、みんなに報告していた
「おそらくオーラとは華とは恐らくあなたや可可よりかのんの方が合ったということです」
「可可それは辞めた方が」
俺が止めようとするが
「辞める、私センターになれないのなら入らない!」
すみれは思いっ切り扉を閉めて走り出した
「ちょっと待って」
かのんがすみれを呼び戻そうとするが扉に頭をぶつけた
「あいたた、すみれちゃん」
かのんは扉を開けるがそこにはすみれはもう居なかった
ゴロゴロ
外では大雨が降っていた
「今日はこの調子だと練習は無理だね」
天気をみて千砂都がかのんに言った
「ちーちゃん長い間付き合わせてごめんね」
「大丈夫だよ。お礼は京ちゃんから貰っているから。それじゃーね!」
千砂都は俺に向かってピースして帰る
「京ちゃん、ちーちゃんに何している?」
「泊めているだけだ」
俺は今日も千砂都が泊まることにがっかりした。
「ずるい!私も泊まる!」
かのんが泊まりに反応して俺に言う
「今度な。まだ、かのんの布団が届いてない」
「それならしょうがない」
そういって3人で帰る準備をした
また来週お会いしょう!
誤字脱字あったら報告お願いします。
次回も同じ時間帯に更新します