八幡IF   作:あきこま

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おはようございます、あきこまです。

とりあえず先に言わせてください。

このルートを一番最初に出したことに作者が1番驚いてます。

私としては多分もう2人考えてたうちの1人が先だと思ったので笑いしか出てこないです、はい。



そんなわけで実はみんな大好き優子先輩編です。





ルート1 響けユーフォニアム! 吉川優子
1話


 

 

 

 平日のど早朝千葉駅前、まだ時間は6時というのに大都市千葉の駅前は通勤客の往来がとても多い。

 

 そんな所になぜ学生の俺がいるのかと言うと理由は数時間前。

 

 高校の時にお世話になった恩師に電話で起こされたのが始まりだ。

 

 総武を転出となってから数年、昨日は学校の教員連中で飲み会があったらしい。後輩である新任の先生に気を遣い自分が代わりに飲みまくったという。

 

 事前に飲み会があるとわかってた為車で出勤せず朝は電車で動いたのだが、慣れない電車に+で酒。まぁ結果は察しがつくのだが寝過ごしだ。しかも運悪く外れの方に行く列車。

 

 

 意識がハッキリしたのが3時間前くらい咄嗟に翌日……まぁ当日か、始発では出勤に間に合わないと判断した先生は「比企谷! 頼む! カーシェアでもなんでもいいから私を迎えに来てくれ!」と伝えて現在地点を送ってくる。

 

 

 曲がりなりにもお世話になった人なので無碍にもできずちょっと早めの睡眠から目覚めた所だったので承諾した。 ……目覚めさせられたの間違いか。

 

 

 全くどう言う寝ぼけ方をしたら君津通り越すんだろうか。凄まじい酔い方してんなあの人も。

 

 

 

 割と千葉駅の近くに住んでるらしく千葉駅まで送り、「すまんな、今度お礼になるかはわからんがラーメン巡りをしよう。私と君でそれぞれ車も持っている事だしな!」とすごいワクワクしながら降りてった。俺が自分の車を所有してる事を知ると興奮した口調で話し、かと思えば涙腺崩壊しかけてたり情緒が忙しそうな感じであるがまぁよく捉えてくれてるようで良かった。

 

 

 

 そして、お手洗いと飲み物の購入がてら一旦近くの駐車場に停めて千葉駅構内へ入場。……ちゃんと改札通る為に入場券買ったよ? 少し……いやだいぶ時間が早いからか構内の店はほぼまだ営業しておらず、結局新しい1日的なコンビニでお茶買って終了。今は駐車場へ向かっている途中である。

 

 

 駐車場へ向かう途中、バスロータリーの前で一人百面相しながらオロオロしているでかリボンが居た。 いや本当にでかいんだって頭に付いてるリボン。

 

 通勤時間帯だからだろうか皆かまう余裕が無いのか。百面相しつつ自分のであろう鞄を必死に漁ってる姿はなんとも悲しく見えた。

 

 これも何かの縁なのだろうか……平塚先生に今度ラーメンだけでなく焼肉も奢らせようと心に決めてそのでかリボンに近づく。

 

 

 

「あのー……何されてるんです?」

 

「へ? わっ! ゾンビ!!」

 

 めちゃくちゃ失礼だなコイツ。初見の男に対していきなりゾンビ扱いか。やはり俺の目が腐りすぎているのは間違っている。涙出てきそう……。

 

「……大丈夫そうならいいんですはい、では失礼」

 

「あー! ごめんなさいちょっと待って!!」

 

 

 結局そこから撤退できず一旦近くのベンチで落ち着いてもらい事情説明をしてもらった。

 

 京都から夜行バスで千葉まで来た。明後日行われるオーケストラに向けて前乗りどころか前々乗りをして、明日は東京の観光でもしよう! と考えたらしい。

 

 所が荷物の中には当該コンサートのチケットどころか財布すらない。あるのは着替えとコンサート翌日に帰宅する為の新幹線のチケットだけであった。

 

 

 要は文無しで残り三日どうしよう。帰ろうにも帰れないわコレ。という状況らしい。

 

 

 

 

 なんだろう……平塚先生に起こされて文句ブー垂れてる俺は全然実は可哀想では無いのではないかと思って来た。

 

「関東の知り合いに当てないんですか?」

「お恥ずかしい話誰も居ないです……」

 

「別に恥ずかしくはないでしょうけど……」

 

 

 コンサートは明後日、という事は猶予は事実上あとまる2日。幸い俺の大学のコマは明日明後日は休み……関東に知り合いの当てが無い為頼れるのが俺だけの状況。これは考えすぎか。……本人が良ければそれでもいいが聞いてみるか。

 

 

 

 

「あのー……良ければなんですけど」

「……ん?」

 

「京都まで送りましょうか? ほぼペーパードライバーの俺で良ければの話ですけど」

 

 自分で言っててなんて危ない提案かと思う。いくら小町に人を乗せていい許可を得たとは言え所詮はまだあまちゃん。そんな俺が初対面のお姉さんを乗っけて片道400そこそこ走ると? 危ないと思う。やっぱなしにしてもらうか。

 

「あ、でもやっぱ危ない「本当に?!」から……?」

 

「なんでもいいよ! 今の私は無一文だし当てもないからすっごい助かるかも!」

 

 

 えぇ……すげぇ食い気味やん……もうコレやっぱ無し言えなくなっちゃったよ。

 

「あのー……本当にいいんですか? 自分で言っといてなんですけどペーパー同然だし、何より初対面の男ですよ? 何されるかわかんないんですよ?」

 

「君は何かするの? ……ま、まさかそういう事する気なの?!」

 

 俺はそういう危険性があるから下手に初対面の男に付いて行かない方がいいと言いたかったのだが……逆にここまで素直だと心配になってくる。

 

「いえ、一切する気は無いですよ。寧ろこの後別のヤツに持ってかれて酷い目にあう方が俺の寝覚めが悪くなりそうなんで、送らせてください」

 

 

「なんか、素直じゃないね? 捻くれてる? あ、捻デレてる?」

「おい、変な造語作んな」

 

 

「大丈夫! これでも私人を見る目に自信があるの! だから、お言葉に甘えてお願いします! 今更だけど名前、私は吉川優子、大学3年生よ」

 

「あ、先輩……比企谷……八幡です」

「ぷっ、急に畏まらなくていいから! さっきまでの君でいてよ」

 

「……さいですか」

 

「よしじゃあ比企谷くん! よろしくお願いします!」

 

 

 

 ふとしたきっかけで京都まで送る事になった吉川先輩。送ると言っておきながら車内とか話す自信ないけど大丈夫ですかね……。一抹の不安を覚えつつも先輩の大荷物を抱えて車へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






全体的な流れとしては何人か出すルートで一人まず3話位かなと考えてます。

本日もありがとうございました!
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