ある意味で、原作通り(意味深)
『そこの未確認MS、どこの所属ですか?此方は地K』
通信を切らせてもらった・・・・『地球連合』とか言おうとしたからな、トリコロールの機体近くにはジンが三機いるから、聞かれたら此方も連合と判断されて面倒だからだけど、遅かった。
「マユ、さっき言った通りにしててね?」
此方に来たジンは突撃機銃装備、構える気配があったから狙いを付けられる前に、機体右の肩、腰、脚部のバーニアを吹かせて左に移動したけど、とんでもない鋭敏さと加速!マユのうめき声が聞こえた。負荷がヤバ過ぎる!これだと長引いたら、マユが危ない・・・・普通に動いているだけで・・・・下手したら死ぬ。
『マユが死ぬ』
そう思った時に・・・・何かが頭の中で割れた感覚。飛び散ったものが全身に回って、何もかもが全て無いようで鮮明になっていた。
相手を見据えつつ体勢を立て直すと、相手が銃を構えたまま突撃しながら此方を見失ってたのが見て取れたから、左腕部のガトリングを撃たせて貰った。爆発させたら不味い、と言って無力化をしないと後が危険だからコックピットを辺りを狙い撃ったら命中した。墜落するジンのパイロット、死んだよな・・・・死んだ。殺される前に。
『俺が殺した』
そして、トリコロールの方を見たら一機は爆発してて、損傷したのは撤退をしていた。どのみち、帰還しなければ次が来るか。
「マユ、大丈夫なの?」
「忘れて、た?マユだって・・・・コー、ディネーター・・・・なんだ・・・・よ」
顔を青ざめさせながら強がっている。俺がしていたトレーニングを真似して自信つけてたけど、それが無ければと思うと冷や汗掻いた。
とにかく、ゆっくり着地したらトリコロールの機体が此方の方に歩いて来ながら通信入れて来た。切ってた回線を元に戻し音声を開く。
『あ、あの・・・・その。連合か・・・・オーブの人ですか?僕は成り行きで、そう!成り行きで、この機体に乗り込んでしまった者なんです!・・・・その、怪我人もいるんです』
男の声だけど、頼りなさそう。さっきの大人の女の方がマシ。考えなきゃならない事は多いけど、正直に話すか。
「此方も、成り行きで乗り込んでしまった者ですが、事情を話し合いませんか?」
『え・・・・良かった・・・・とにかく、手を貸して下さい!』
何か、藁にも縋りたがっている声だ。いや、俺の場合、マユがいたから無我夢中で調べ物の関係で修羅場想定してたからお陰で寧ろアッチの方が普通、そして画像が開いたら?
『あれ、君は確か?』
「ああ、カトウ教授の部屋辺りで、何度かすれ違いましたね」
確か『キラ・ヤマト』・・・・プログラミングの腕で有名だから、俺より先に教授に頼まれてた人か。
とにかく、近くの公園に移動しつつ向こうの機体のコックピットから怪我して気を失ってた人を下ろして、色落ちをした理由はさておきな機体のコックピットに治療用がキットあったから、撃たれた腕の治療始めた。
女の人で、マユには今更だけど血なんか見せたくないから俺がやる事にして、二人には辺りを警戒してもらう。一応知識はあるし、腕の中に弾が埋まってないのが幸いだった。けど、この後の事を考えた時。不味い事になりそうだから。
『保険を掛けさせといてもらおう』
そして、女の人を二人に任せ、ミラージュ・フレームのコックピットに一旦戻る。落ち着いたら、一人で見るように記された部分には。
(この後の事も予想されてる?)
俺は、正直怖くなったけど。シート横に本当にあった物を使わないに越した事は無いとしながらも回収はした。
―-―-――-―-―その頃。
「ほお・・・・私がお前を感じるように?お前も私を感じるのか『ムウ・ラ・フラガ』っ!」
『ラウ・ル・クルーゼ』
ザフトの白服であり、随一の名将とされる存在は『帰還した部下』の様子と報告を聞いたが、内容が問題だったのだ。
『黄昏の魔弾 ミゲル・アイマン』
隊に所属する者の中でもクルーゼには特に助かる存在。実力だけではなく、プラント現評議会の縁者達ばかりの赤服で構成された新人達にまで慕われる稀有な存在。
そのミゲルが機体を失っただけでも問題なので、自らが『新型兵装を搭載したシグー』でヘリオポリスに赴いた。本来、指揮官自らの出撃等は有り得ないが、それに異論が出ない程にクルーゼの実力と実績は大きい。
クルーゼは、ヘリオポリス近辺にて『月のグリマルディ戦線』で知った男の機体を機体のメインカメラで確認したが?
「何っ?」
お互いの機体が距離を置いて、すれ違った後にクルーゼは予想外な光景を見た。コロニーの方向に向けて退却する。普通なら、真っ先に後ろを見せて逃げ出す無様な行為だが、クルーゼは違った。
「流石だ。ムウ!」
気になったので、周辺データを見た際に、途中からコロニーの中に繋がるゲートを目指す相手の意図を見抜いて、追撃を掛ける中で更に称賛の声をあげた。
「忌まわしいが、やはり貴様は危険だと認めようかっ!逃がさんぞ!」
『それは、まるで複雑な仲の身内を誉めるような声色だった』
―-―そして、ムウと呼ばれた男は?
「上手く行くかどうか・・・・」
クルーゼ同様に月で因縁を感じ、その先は知る術は無いが?連合随一のアーマー乗りとして名を馳せる男。
『ムウ・ラ・フラガ』
これまでなら、決していきなり逃げの一手を取る事は無かったのだが、クルーゼの乗る機体の画像を見た直後に悟ったのだ。
『勝ち目が無い』
連合とザフトの戦いが続く中で、通常のメビウスでジンを倒すには五機必要と広まった認識を崩し始めたのがムウの乗るメビウス・ゼロである。
特に、ムウは月で五機のジンを撃墜した戦課をあげて『エンデュミオンの鷹』と唄われた男であるが、その秘密はゼロの兵装。
『ガンバレル』
シグーの画像を見た時に、これを初めて見た時に既視感があった。初めて見るバックパックを搭載していたが、正面からだと円形に見えるパックから突き出した突起物を見た時に、初めてガンバレルを見た時の感覚があった。更にクルーゼの事だから、少なくとも初手で操作ミスをするような事態は無いと見た。
(あれが、ガンバレルをMS用にして、更に発展させてるものだとしたら近付いたり広い場で正面からは勝負にならねえ。構造物とかで複雑な障害物だらけにもなったりで少しでも使いにくい場に誘い込んだり振り切ったりしながらの消耗戦に持ち込むしかねえ!燃費悪いのを願うしかないとかで、コロニーの皆さんには申し訳ないがな!)
自分に有利な要素が無くなった事からの嘗てない危機感を感じて非情の手段に出たムウだが、それが通用するか否かな不安を吹っ切りながらメビウス・ゼロをゲートに向けさせていた。
―-―-―-―そして、ヘリオポリス内部。
回収した物も問題だけど改めて事情を話さないとな。向こうもだろうけど、此方も事態がわからな過ぎる。どうするべきか?
『お~~い、キラ~?』
待て、何だか呑気そうな声が複数聞こえて来た。見た感じで、キラさんの同級生達だが不味いとした瞬間。
「う、ぅぅっ・・・・あ、貴女達は?」
最悪だ。麻酔でも使っとくべきだった。この後は予想した通りだ。キラさんのと、俺の動かしてた機体を見て、はしゃいでた先輩達に加え。
『マユにまで銃向けただと?』
「横に並んで、一人づつ名前を言いなさい」
そして、先輩達から名前を名乗った。俺の印象で?
『茶色っぽい髪の頼り無さそうな男、キラ・ヤマト』
『眼鏡の知的そうで弱気なサイ・アーガイル』
『陽気そうで何か一番マシそうなトール・ケーニッヒ』
『活発そうな女子なミリアリア・ハウ』
『何か一歩引きたがってると暗く表情に出てるカズィ・バスカーク』
次、俺達の番。
「リン・アスカ」
「ま、マユ・・・・アスカです。」
「私は地球連合軍将校『マリュー・ラミアス』です。貴女達は、軍事機密を見た。内一名は実際に動かしてしまったので、拘束させていただきます。処遇に関しては、非常時の為に、寛大な処置がくだるよう私の方から願い出るので、それまでは行動を共にしてもらいます」
尤もだし、此処まではマトモだ。けど先輩達が中立だの何だの言った時だった。
「黙りなさい!何も知らない子供がっ!」
銃を向けながら子供扱いとは、冷静さを欠いてるようだ。
「中立を宛にして、まさか本当にそう思っている訳じゃないでしょう?」
俺とマユは、そこまでは冷静だった。下手したら殺されてたからな。
最上級な機密があり、俺達は見てしまった側だからとかに関しては。じゃあ、持ち込んでた側はどうなんだ?
戦争をしているんですだと?
『プラントと地球コーディネイターとナチュラル』
「あなた方の外の世界はね!」
外の世界とかなら、コーディネーターの居住認めてる国で何をやってんだ!多分、モルゲンレーテを初めとした辺りが滅茶苦茶にされてた=その国の軍需産業の力=コーディネーターの力含まれてますな力を借りてた奴等の癖にっ!そう考えた時、俺は?
『さっきの戦闘のような状態になっていた』
「あの。質問をよろしいですか・・・・そこのトリコロールだったのに色落ちをしたのは、地球軍のですよね。では俺のは何なんでしょう?」
「え?」
思い当たる事があったな。さっきの戦闘で見てたハズだしな、目を反らしたのは色落ちをした横や後方にそれがあると思ったから・・・・見つけたら驚くだろうから、そこが付け目だ。
「あ、あれは・・・・あの・・・・機体、は?」
ぬかったな、俺達を襲ったブルーコスモスらしき襲撃犯から頂いたものを持ったままだったんだ。
『俺は、マリュー・ラミアスに拳銃を向けてやっていた』
「な、何の真似?軍人に銃を向けるなんてっ」
「軍人の前に、外国の民間人がいなかったら軍の最重要機密を奪われてたとか、とにかく自分の不甲斐なさっぷりを示す事項を付けろ、そもそも好き勝手言ったけどコーディネーターの住める国のコロニーでMSなんか造ってたからには、そのMSはコーディネーターの提供した技術も使われてるハズだよな、どうなんだ。あんたは名前からして大西洋連邦辺りの軍人か、あそこはブルーコスモスが多いらしいですね、つまり!ブルーコスモス肯定風致がある国にあるまじき事をやってるのは何の冗談だ?」
顔を真っ赤に怒らせるより、青ざめている。どうやら、根は善人寄りかよ?けど、冷静ではいれないな。
「う、撃つわよっ?」
「やってみせな?」
カチッ
本当に当てる気だったのか、威嚇なのかは手の震えで銃口の向きが狂いまくってたからわからんが『空撃ち』になったのに驚いている。その隙に突撃して、此方に銃床打撃を肩辺りに加えようとしたから手首を取って、骨がかなり軋む程度に握ってやったら悲鳴をあげて銃を落とした。次に喉辺りに銃口を突き付けながら事情を話してやった。
「残念だったな、さっき・・・・気絶してたあんたの手当てした時さ、こんな風になると思ったから念の為に作業着の中にあった=手持ちの拳銃の弾を抜かせてもらっていたんだよ、痛みと寝起きのせいで気付かなかったか、さあ。どうする『軍人』・・・・聞かせてくれよ、軍人?」
「ば、バカな真似はやめなさい・・・・女の子がこんな事ぉ、お、んッ!」
鬱陶しいから、口に銃を突っ込んでやった。全く、本当に癇に触る。
「耳障りだから喋るな、咥えさせたままで撃つぜ。そもそも、此方はあんたを殺しちまえば『目撃者』はいなくなるんだよ、晴れて自由の身とやらだ・・・・ああ、そうか。無駄口叩いてないでやるべきだな」
「お、お姉ちゃん待って!・・・・人を殺しちゃ駄目だよ!」
「何、言ってる。俺はさっき・・・・それに聞いてなかったのか?証拠隠滅だよ」
「証拠隠滅したって・・・・逃げ遅れてた人間って調べられたら、ここにいる全員が後で消されるかもしれないじゃない!多分、シェルターに今から入ったりしたら、そんな流れになっちゃうよ!その人は乱暴な事したけど、立場上は仕方無いかもだし、お姉ちゃんが凄く強いのがわかったから、もう乱暴はしないよ!お互い話し合おうよ!」
一理あるから感心させられた。けど、何だか。
『マユの両目、光を無くしたようになってないか?』
他の先輩達は理解し難い流れだが、さっきのブルーコスモスらしき奴の例で考えた事か?まあ、良いかな・・・・さっきの『伝聞』のついでに含まれた名前だったよな。
『マリュー・ラミアス』
「じゃあ、こいつだ」
口から銃を抜いた後に『カチッ』とな。
「な、何を?」
「その一見はアクセサリーなチョーカーは経緯は秘密だけど超高性能小型爆弾入りの特別製だよ、俺達の便宜図るなら後で外してやる。取り引きと行かないか?」
小声で他に聞こえないように、そう囁いた。ミラージューフレームのコックピットに入ってた便利アイテム、尺だけど俺をあの機体に乗せるように仕組んだ相手なだけはある。
『ついでに、その相手の事を許容範囲で教えてやったり、色々吹き込んだ』
そして、マリューさんは了承して話を合わせた。俺がマユに頼まれたからだとして、先ず?
「みっともないところを見せてしまってごめんなさい、確かに・・・・私の思慮が足りませんでした。軍人以前に、一人の人間として謝罪をします。改めて、私の全力を以て・・・・事が終わった時の処遇を願い出るのを約束しますので、暫くは此方の指示に入ってもらうようにお願いします」
俺達全員に頭を下げて、神妙に言葉を発した。恐怖は拭えてないけど、偽りの色が無いから・・・・アレが本心だったか。やっぱり、俺がやり過ぎた。マユに銃を向けたから・・・・何度目だろうな、このパターン。
そして、事情を話し合う。
キラさんが何かを言い淀んでる気もしたが、俺もコックピット内の事は詳しくは言わないよう注意書きあるしな。
そして、色落ち・・・・じゃなくてストライクに乗った流れを話してくれた後に・・・・今度は俺の番、流石に避難中に誘導してくれた人がいきなり撃って来たのは驚いたようだ。その後・・・・何故かいた連合の制服着た人に言われて、逃げた先にあったミラージューフレームに乗ったのは驚いていた。
「ねえ、アスカさんって・・・・『コーディネーター』?」
「はい」
カズィって、人がボソっと言った。何か陰鬱なものが入ってるけど、まあそうなんだろう。正直に答えたら何か、周りが別に驚いてないな。狂暴なとこを見せたからか。とした後に、モルゲンレーテの中からストライクの部品や装備を運ぶ事になった。次が来ない保証は無いしね。私はミラージューフレームの中で、有益な情報とかないかを調べる流れ。マユは・・・・他が何かしたら?
『この機体で踏み潰してやる!』
-―-―-―-―-―-―。
その頃、マユは。
「ごめんなさい、お姉ちゃんは凄く怖くなる時があって、そうなったら手がつけられないの」
マリュー達を前に弁護を始めていた。
「・・・・お姉ちゃん、何かを一つ疑ったりした場合、それの何倍何十倍疑うけど、それが怖いくらいに本当だったになってばかりで、いつからかマユくらいにしか気を許さなくなったの・・・・」
「聞いた事あるわ、無銭飲食みたいな事をやらないけど、それ以外は・・・・」
ある程度知ってたミリアリアは身体を震わせてトールに肩を抱かれていた。それを見たマユは?
「で、でも・・・・本当のお姉ちゃんは、優しくて暖かくて・・・・その?」
「わかってるわよ、そうでなければ私は撃たれてたんだから」
相手が命の恩人にせよ、あのような目に遭わされたハズのマリューの胆力には周りは感嘆すべきだったが、学生達には違う考えが芽生えていた。軍人のみならず。高圧的な態度の大人を逆にねじ伏せて謝罪させる事はある意味で若者の憧れ・・・・リンの危険性には、恐怖一色とは違う反応もあったのだ。
―-―-―そして。
「何か・・・・来る?」
狂気・・・・いや、狂喜が混じるような声が頭に聞こえる。
そして、まるで自分が・・・・ビームに追われながら逃げてる図がノイズ混じりに見える。
何がとしても、NJの影響下では気休めな索敵器には映らない、としたら。どこからか連合の『メビウスタイプ』がコロニー内に紛れ込んで来て、それを追うのはジンじゃないな、指揮官クラスの乗るMSか。それに、知るのとは全然違う型。
『突起物らしき物が付いた円形のバックパック装備』
「此方を補足された。来る・・・・!」
指揮官機は、メビウスタイプに損傷を与えてたからか標的を此方に定めた。何故か知らないけど・・・・アイツは、来させたら駄目だ。
「先輩、打ち合わせ通りに『アグニ』は危険だから撃たないで下さい!」
「わ、わかった。ライフルで攻めるよ!」
直ぐに使えるのがランチャーストライカーってのしか無かったんだけど、通常のライフルもあったから・・・・俺が前衛でストライクには、機を見てライフルで援護してもらう。
アグニは、フェイントやハッタリとかには使えるかもな算段だけど。
『あの敵には、通用しない』
そんな気がする。
そして、上昇。やっぱり、凄まじい圧力が掛かるけど何とかなると思ってたら、手持ちの機銃を乱射して来た。回避はして、此方もビームライフルで反撃したけど、何か悪い予感・・・・尚も少しでも当てられればなノリの乱射攻撃を回避していた時。
(・・・・しまったっ!)
『ほお、やはりその機体は『PS装甲』ではないようだ』
近距離だからか、声が聞こえた。わざわざ聞かせて焦らせる気か!確かに、これはストライクとは違う。聞いたとこによるとキラさんは結果的に撃退したジンにストライクがPS装甲だと見せていたんだ。
相手の武器が、ジンとそう変わらないなら、その装甲任せな戦いをやれば有利なのに回避してばかりだから気付かれたようだ。
そうしてる内に、下からストライクのライフルが撃たれてシグーには回避されるけど・・・・隙が出来た。ジグザグ軌道で突撃して、右側面に回り込んで。サーベルで斬り掛かり、回避されたけど、機銃を破壊できた。これならとしたら、上昇したから追撃としたが、咄嗟に止めた。悪い予感が幾つも・・・・相手も何かを躊躇っているとした時に、俺は機体を追撃ではなく高度を取る為に咄嗟に上昇させた次の瞬間だ。
―-―-―-―-―っ!
相手の背部ユニットの突起物の先端が此方に向いて、ビームが次々と発射されている。こんなのストライクのPS装甲と、あの場に無かったアンチ・ビーム・シールドを宛にしたような事をやってたら、やられてたとしながら回避してた時。今度はメビウスタイプどこじゃない白い戦艦がコロニーの中に入って来た。
次の瞬間には、戦ってた相手が全力で後退していた。戦艦からは、未確認機に対する呼び掛けが入ったけど・・・・まあ、当然と思った。しかし、あの敵は・・・・。
―-―-―-―-―-―-―-―-―。
「運が良かったのかどうかだな」
撤退したクルーゼは、コロニーの内外での交戦について考えていた。
試作型の有線ドラグーンを使う前に見抜いて、コロニーゲートに自分を誘導したムウ・ラ・フラガは流石だと思った。仮に、あのまま交戦したら確実に勝てただろう。
構造物を宛にしたムウには、射出しないでも固定兵装として使えるのまでは見抜けなかったのは無理はない、立場が逆の場合、自分もそこまで見抜ける自信は無い。
そして、障害物だらけな場に誘導されて間も無く、固定したままのビームを撃ったが、ムウにはそれを回避されながらコロニー内にまで逃げられたから、やはり誉めるべきだとした。
だが、逃げ込まれた先で遭遇した白と紫基調の機体、動きからしてPS装甲ではないと感じ『シグーの標準装備である重突撃機銃でも当たりさえすれば』と判断した。
結果は動きを捉えられず。下からの攻撃に気を取られ、危険を感じて必死に機体を捻った際に機銃を破壊され、切り札である試作型ドラグーンをコロニーである為にマウントしたままの斉射をしようとした瞬間・・・・恐ろしい予感がした。
『まるで、そのまま撃ったらコロニーの地表にある大量の核に当たって爆発させてしまうような予感』
(何故かな・・・・妙に考えの幅が広がった気がするのは?いや・・・・危険な事を優先させようか)
そして、次の戦いに向けてクルーゼは母艦を目指した。
マリューさんにはめたチョーカーは例の『Q』のです。中の人ネタと逆にはめられる側になりました。
クルーゼの機体は、漫画版の試作ドラグーン搭載したシグーが元ですが、レジェンドと同じように固定武装としても使える仕様にもなってます。
一番全うでサブタイに当て嵌めるべきなのは、暴走する姉を止めるべく、自分なりに頭を回転させてた結果として『生身で種割れ』したマユでした。
言うまでもありませんが、途中で躊躇わなかったらクルーゼの命運は尽きていた。