シグ
「時間無いかな……時間はまだあるかな……あっ」
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
シグ
「いた~……!」
ストリートを真っ直ぐ逃げるシグ、しかしハンターとの距離がみるみる縮まる……
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
シグ
「え~……? あ~……」ポン!
シグ
「うへ~……速すぎ……」
合流できずに、力尽きた……
シグ
「え~これ……何か……僕、捕まったのヤバイかも~……」
ピーチ
「とにかく今ファルコンと一緒にシグ君が来るの待ってるから……」
ロゼッタ
「じゃあそっちで何とかなるんですね……?」
ピリリ、ピリリ、ピリリ
ファルコン
「何だよ……メールが来た、メールが……」
ロゼッタ
「了解です……」
ピーチ
「それじゃ、また……」
ロゼッタ
「連絡しますね」ピッ
ファルコン
「はあっ!?」
ピーチ
「うん……え? 何……ファルコン何?」
ファルコン
「……シグ確保」
ピーチ
「ええっ!? 嘘でしょ!? 嘘でしょ!? 嘘でしょおっ!?」
ファルコン
「……こんなことあるのかよ!?」
牢獄
りんご
「……シグ確保!」
ポポ
「え? ということは……」
アルル
「ファルコンはペア組めてないんでしょ……? だとしたら……」
ファルコン
「は? 残ってるの誰だよ、あと6人。 クルーク、ロゼッタ、ピット、エス、俺、ピーチ……」
ピーチ
「ロゼッタのペアはルフレでしょ? エスのペアはポポって言ってたし……」
ファルコン
「クルークはWii Fit トレーナー、ピットはアルルだな……おいおい誰もペアで残って無いぞ?」
ピーチ
「……手詰まりってこと? そんなことあるの?」
Wii Fit トレーナー
「今、残っているメンバーだとミッションはクリア出来ないんですか!?」
ナナ
「そういうことになるわよね……」
エレカ
「もうタワーから離れた方がいいんじゃないのかしら?」
シグが確保されたためペアで生き残っている逃走者がいなくなり、ミッションのクリアが出来なくなった
5体のハンター放出まで、残り時間は7分半……阻止できなければハンターは9体に増える
ピット
「どうやって止めるのさ、ハンター?」
ロゼッタ
「10分間もハンター9体から逃げるのは非常に厳しいですよ……」
クルーク
「何してんだ……クリアしてよ皆、頼むから!」
エス
「プリズムタワーから離れた方が良さそうね……」
ピーチ
「嘘でしょ、これ……どうするファルコン? 離れようか……ミッションもう無理だから」
ファルコン
「ここすげえ真ん中(プリズムタワー)から近いから、確実に俺たち放出された際のターゲットにはなるわな……」
ハンター放出場所であるプリズムタワー前の近くに入れば、真っ先に標的になる
果たして、放出阻止できるのか……!?
エス
「何で捕まっちゃったのかしらポポってば……ミッションパパっとクリアしてあげるのに今すぐにでも……一言直接文句言いに行こうかしら?」
ロゼッタ
「まずいですね、これは……他にペアで残っている人たちはどうやら……いないそうですから」
ピーチ
「ここから離れた方がよさそう……」
ファルコン
「離れる前によ……一回俺たちでミッション挑んでみないか?」
ピーチ
「無理よ……あなたそもそもベストすら着てないじゃないの」
ファルコン
「だからひょっとしたらベスト着てない俺はオールマイティーカードかもしれないだろ?」
ピーチ
「そんな簡単な話じゃないと思うんだけど……」
ファルコン
「でも俺一回やってみた方がいいと思うんだ。 駄目で元々だろ、ミッションなんて根本が。 一回だけ頼む、一回だけ……」
こちらも……打開策を探す
サタン
「ハンター止めないとこれ不利になるだけだぞ?」
ルフレ
「でもシグが捕まった時点でそれは無理ってことになるんじゃないのか?」
りんご
「そんな『詰み』が逃走中で起こるんですか?」
スネーク
「でも結局そういうことだろ? この牢獄に大半のベスト着てる奴がいるんだから……ん?」
エス
「ちょっと……ちょっと! ポポ!」
ワルイージ
「おい、ポポ……お前の相方が来てるぞ」
ポポ
「え? え? エス、どうしたの?」
エス
「ふざけんな! 何さっさと捕まってくれちゃってるの!?」
ポポ
「何、何……? わざわざそれを言いに来たの?」
エスが牢獄のポポへ、文句を言いに来た……
エス
「二人のミッションの前に捕まるなんて有り得ないわ!」
ポポ
「サーチライト行ったじゃん、僕……」
ルルー
「何だかいきなり痴話喧嘩が始まったわね……」
わざわざ牢獄で、ヒステリックを起こす
ピット
「アルルのためにも逃げ切りたいんだけどなあ……しょうがないよね、これじゃ。 アルル、復活させるとか出来ないの?」
エス
「ミッションクリアには二人での靴底認証が必要なのよ? なのに私一人、ハンターだらけのところに取り残したってことなんだから!」
ポポ
「ちょっと待って……だったら、僕の靴持ってけば?」
エス
「えっ?」
スネーク
「ああ、そうだな確かに。 靴底認証だったら、今ここで靴脱いで渡せば……」
ナナ
「指紋認証とかじゃないんだから、本人が行く必要は確かに無いわ!」
ポポ
「持ってきな……持って行って誰かに履かせて!」
おもむろに自分の靴を脱ぎだすポポ。 自分の靴をエスに渡すことで、ミッションをクリア出来るとふんだようだ
ポポ
「このままだと全滅するから……エスのためにもミッションクリアしないと! 牢獄から出来る最大の援助だよ」
エス
「分かったわよ……これでハンター止めてくる!」
牢獄からポポの靴を受け取ったエス
わざわざ牢獄に来たのは捕まったパートナーに文句を言うためであったが、思わぬ収穫があった……
エス
「それじゃ行ってくるわ!」
ポポ
「お願いね!」
りんご
「これでクリア出来るんですか? 例えば、実は靴にかかる体重でペアの判断をするとかだったら……」
アルル
「でも靴底認証だし……このまま指くわえてハンター放出を見てるよりは……」
ワルイージ
「まあ出来る限りのことはやった方がいいだろうぜ……」
エス
「ちょっと待って……プリズムタワーって地図の真ん中ね?」
ピリリリリリリリ
ファルコン
「ピットからだ……」ピッ
ファルコン
「どうした?」
ピット
「もしもしファルコン……ファルコンってペア組んでたっけ?」
ファルコン
「俺組んでねえよ……で、ピーチのところもシグが捕まった……でクルークもロゼッタもペア捕まってやがる……」
ピット
「嘘だよ……嫌な予感したけど、ホントにペアで残ってる人いないのか……」
ピーチ
「どうする……結局?」
ファルコン
「今、俺とピーチよ……タワーの近くのベール広場にいるんだよ」
ピット
「それどうすんの? もうヤバイじゃんか……」
ファルコン
「近くにいることだしイチかバチかピーチと一緒にミッションやってみようかと思ってるんだが」
ピット
「え? でもペアじゃないんでしょ?」
ファルコン
「仕方無いだろう……今回ペア組めなかったせいで俺全然活躍出来てねえんだよ……とりあえず行ってみる」
ピット
「気をつけてね……」ピッ
ピット
「うわあ、皆自分に出来ることをやってる……一応僕もタワーの近く行ってみようか」
ファルコン
「行くぞピーチ!」
ピーチ
「行かない方がいいと思うんだけど……」
玉砕覚悟で、ミッションへ向かう二人
ファルコン
「もうすぐ近くだからな……別に失敗してもハンター即放出とか、そういうのはねえんだろ? だったら試してみる価値はあるぜこりゃ……」
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ハンターの檻に近付く二人に……ハンター
ファルコン
「あれだ……あれだ!」
ピーチ
「うわあ、確かにハンターの檻の両側に台がある……」
果たして、二人の運命は!?