アルル
「サタン結構生き残ると思ったんだけどな……」
ペアを組むはずだったサタンが確保されてしまったアルル
アルル
「どうしよう……僕今のところ宝の持ち腐れだよ」
ピット
「後、誰だっけ? ベスト持ってるの……アルルちゃん? 大丈夫かな? 他のぷよぷよの人たち結構いたんだけど……全く違うシリーズの僕と組んでくれるかな?」
ピリリリリリリ
アルル
「あ……ピット君?」ピッ
ピット
「もしもし……アルルちゃん、もうペア組んじゃった……かな?」
アルル
「あ……大丈夫だよ! 僕まだベストもう一個持ってる」
ピット
「えっ……!? じゃあ、ちょっと……僕とペアにならない?」
アルル
「うん、喜んでなるよ! ピット君逃走中経験豊富だもんね」
ピット
「よっしゃ……! じゃあ場所教えて!」
ペア交渉成立
ピーーーーーーーーーーーーーーー
アルル
「ちょっと待って……ハンターが見えた!」
ペアを組む前に確保されれば、ベストを手に入れた意味が無い
アルル
「ちょっと……ハンター来たから、ノースサイドストリートの方まで逃げる……ピット君もそっち行って!」
ピット
「オッケー、オッケー……捕まらないでよ!」
ピーチ
「ファルコンに電話します……」
キノコ王国のお姫様ピーチ。 こちらも、ペア探しに難航中……
ファルコン
「何だよ……ピーチ!」ピッ
ピーチ
「ファルコン? 何か……ベスト、ファルコン着れないかしら?」
ファルコン
「俺今……エレカと待ち合わせしてっから。 裏切るわけにはいかねえんだよ。 とりあえず他を当たってみてくれるか?」
ピーチ
「やっぱり決まっちゃってるわよね、ファルコン……残念よ」ピッ
ファルコン
「女性を振るということになったのは、申し訳ないが……これはゲーム。 早い者勝ちだ」
ピーチ
「もう他の男性逃走者、皆キープされちゃってる……」
ピーチのいるジョーヌ広場の近くに……ハンター
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
ピーチ
「後誰がいるのかしら……? ピット君? 手に入れた以上は使わないとしょうがないわよ」
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
ピーチ
「え……? 嘘、ちょっと待って……ハンター?」
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
ピーチ
「え、嘘……? 嘘……? キャアッ!」
シグ
「え……? どなた?」
ハンターでは無かった……
ピーチ
「びっくりした……ハンターかと思った」
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンターは神出鬼没、いつどこから現れるか分からない……
ピーチ
「え……? あなたベスト着てないの?」
シグ
「うん」
ピーチ
「丁度良かった……ベスト着て! ベスト着て」
シグ
「…………分かった」
ピーチも、シグとペア成立
ピーチ
「あー、良かった……独りぼっちになるところだった……」
シグ
「何か……結局組んじゃった」
ルルー
「何か今回皆、ペアのベストに振り回されすぎてないかしら?」
ベストを持っている男性二人がペア成立したため、もうペアを組むことが出来ないルルー
ルルー
「逃走中っていうのは逃走するのが、目的なのよ? 自分自身との戦いみたいなところもあるんだから。 なんでそんな状況でわざわざ好き好んでペアを作らなくちゃいけないのよ……自分は自分、他人は他人よね」
ペアを組めなかったことに対して、何の後悔も無い……
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ナナ
「いい加減、組まないと……アイテム開けてから結構な時間が経ってるし。 でも信用できそうなのって誰だろう?」
一方、ルルーとは対照的にペアを組む為に躍起になるナナ
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ルルー
「賞金はオマケでしかないの。 逃走しきることが私の目標。 余計なことはしない」
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ナナ
「あ、ハンター!」
アイスクライマー・ナナがハンターに見つかった!
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ナナ
「ちょっと待って! 待って! ペアだけ組ませて! このベストだけでも!」
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ルルー
「ペアになって賞金獲得の可能性増やそうなんてヨコシマな考え方は身を滅ぼすわよ……」
ピーーーーーーーーーーーーーーー
ナナ
「うわぁ~ん! 何でなの!」ポン!
ペアを組む前に確保されてしまえば、もう賞金獲得のチャンスは無い……
ナナ
「勿体無い……一番勿体無い退場よ……」
苦労して手に入れたベストは、無駄になってしまった……
ポポ
「ひえ~、アイスクライマー・ナナ確保!」
エス
「これでエス達の関係を邪魔する人はいなくなったわね……」
ポポ
「……超怖いよ……エスってば」
ファルコン
「駅の近くだったよな……?」
ワルイージ
「エレカどこだ……?」
エレカ
「どっちが先に来るかしら……?」
二人の男性を手玉に取る、魔性の女エレカ。 果たして、先にやってくるのは……
ワルイージ
「いた……いた!」
ワルイージだ……
エレカ
「あら……よく来てくれたわね」
ワルイージ
「まだ他の男にベスト渡してないよな?」
エレカ
「大丈夫よ、ちゃんとあるわ」
見事、エレカのペアとなったのはワルイージだ……
ファルコン
「あれ……? ちょっと待った。 あれ、エレカだよな……?」
悪いタイミングで……この男も到着
ワルイージ
「お、ファルコン?」
エレカ
「あら、遅かったわね」
ファルコン
「おい! 俺とペア組んでくれるんじゃなかったのかよ!?」
エレカ
「だって脚速いって言う割に来るのが遅かったんだもん」
ファルコン
「仕方ないだろ、モロ反対側にいたんだからな……おい、ワルイージ脱げよ! そのベスト!」
ワルイージ
「無理だろ……諦めろ」
一度着たベストは、もう…………脱げない
ベストは残り1着、それを持っているのは……
アルル
「ピット君に絶対あげたい、これ!」
ピット
「どこだ……ここ? アイスクリーム屋さん?」
二人の距離は、もう近い……
ファルコン
「こんな傷付く振られ方は久しぶりだぜ……。 ちょっと待って……俺、ペア組めねえんじゃねえかまさか?」
エレカに振られたファルコン
ファルコン
「ピーチに電話してみるか……どうせ、まだペア決まってねえだろ」
ピーチ
「ペア組んだってどういうことか分かってる?」
シグ
「う~ん……正直よく分かってない……」
ピリリリリリリリ
ピーチ
「あら、ファルコンから折り返しが……」
ファルコン
「ピーチ……もしまだベスト持ってるんだったら、ペア組んでやってもいいぞ」
ピーチ
「私、もうシグ君に渡しちゃったんだけど……」
ファルコン
「はぁ? マジかよ……」
ピーチ
「ごめんなさいね」ピッ
ファルコン
「くぁ~っ……マジか! これは凹む……」
女心は……すぐに変わりやすい
ピーチ
「『組んでやってもいいぞ』って……何であんな上から目線なのよ。 ……って、ちょっとシグ君?」
シグ
「え~?」
いつの間にかピーチのそばから離れるシグ
ピーチ
「勝手にフラフラしないで……もう私達ペアなんだから、作戦とか立てましょうよ。 あんまり遠く行かないでね」
まるで、保護者……
アルル
「ピット君いた!」
ピット
「どこだ……? アルルちゃん。 あっ、いた!」
アルル
「ベスト着て! ベスト着て!」
ピット
「オッケー、オッケー……」
これで6組目、最後のペアが成立した……
アルル
「絶対捕まらないでね……」
ピット
「そっちも頑張ってよ!」
ピリリ、ピリリ、ピリリ
ファルコン
「メールだ……メールだぜ。 『通達 全てのベストが逃走者に行き渡った』!? 何だそれ……俺ペア組めなかったってことかよ……」
ルルー
「『ペアになったのは合計6組』ということは……12人がペア組ね。 残り14人だから……浮ついた気持ちでゲームに参加してないのは私とあと一人ね」
ここまで4人が確保された
残る逃走者は……あと14人!