名探偵コナン漆黒の逃亡者(COC)   作:妖月くぅちゃん

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コメント貰って嬉しくなってしまって続いてしまった。
ちなみに前の話でキャラロスしているので2キャラ目です。





2話目

俺の名は工藤新二(くどう しんじ)

生き別れた兄弟の工藤新一が突然と姿を消した結果、幼なじみの毛利蘭から新一を探して欲しいと依頼を受けた。

 

俺は当然の様に依頼料を貰い新一を探すふりをする事にした。

本当は何かと付けて依頼料をもう少し貰いたかったが説得に失敗した俺にはどうしようもない話だろう。

拳を上げた幼なじみに勝てるわけなく大人しく調べることにした。

 

実は新一の最後の願いが携帯メールに飛んで来ており、とある薬と黒ずくめの写真が送られていた。

どうやら、その情報を調べているうちに捕まったらしい。

探偵としてヘマをした彼の代わりにその黒ずくめの情報を集めようと思う。

一往、最後の足掻きで薬を阿笠博士の家に隠しているらしい。

 

阿笠博士の家に行く為に玄関を出ると雨が降っていた。

その事に何処か憂鬱な気分になりながらも、薬を回収しに阿笠博士の家に行くと、家の前に少女が倒れていた。

 

素早く少女の確認をする。

 

よく見ると可愛らしい容姿をしており、だぼだぼの服が雨に濡れている。

 

当然、紳士の俺としては困っている可愛い子を助けない理由はない。

 

「君大丈夫かい?」

 

声をかけるが反応がない様だ。

俺は返事がない少女を背負うと阿笠博士の家に入るのだった。

 

ーーーーー

 

少女をソファーに寝かす。

目を覚ますあいだに薬を回収しようと、部屋の中を物色していく。

そうすると、案外簡単に見つかった。

 

薬を取り出しパッと見たが、見た事ない錠剤ということしかわからない。

そう言えば少女を濡らしたままだと思い出した俺は、少女の服を剥ぎ取りタオルで拭うと毛布を被せるのだった。

 

暫くすると少女の目が覚めたようだ。

少女は凄く怯えており、今にも死んでしまいそうな表情だ。

 

少女にコーヒーを渡し、何があったかの状況を聞くと、とある研究機関から逃げて来たらしい。

その際に飲んだ薬によって小さくなった模様。

話では、薬は完成しておらずただの毒物だったらしいが、何故か小さくなったらしい。

 

「薬とはこれのことかい?」

 

俺はドヤ顔でそういった。

それに対して何処か驚いた様子を浮かべる少女。

 

「何故それを貴方が持っているの…」

 

「俺の兄弟が追っていた事件で見つけたらしい」

 

「悪いことは言わないわ。その事件を調べるのをやめた方がいいわ」

 

少女が真剣に忠告をしてくる。

それに対して俺は言葉を返す。

 

「確かに俺の兄弟は姿を消してしまったが、俺がこの事件を調べるのを止めるつもりは無い」

 

「なぜ?」

 

不思議そうに少女が問いかける。

いや、そう言われても、残念ながら蘭に新一の捜索依頼をされてしまっているし、新一の奴にも頼まれたからこのままほっぽり出すと後が面倒くさいとは言えないので適当に言葉を考えて返す事にした。

 

「君が助けて欲しそうな顔をしていたからさ。俺の名にかけてこの事件を解決してみせるよ」

 

適当に心配する言葉をかけておけばいいだろう。

心配する言葉をかけられて悪く思う奴はいない筈だ。

 

「頼んでないのに貴方は馬鹿なのかしら」

 

少女は何処か困った表情をするとーー

 

「いいわ。死なれても困るし協力してあげる」

 

「いいのかい?」

 

「どうせ、捨てるつもりの命だったもの。最後に足掻くのも悪くないかもね」

 

「じゃあ、明日さっそく聞き込みに行こうと言いたいが、まずは君の服を買わないとね」

 

そう言って毛布を被っている少女を見ていると。

今の自分の状況に気づいた少女が毛布で体を隠す様にしてーー

 

「あまりこっちを見ないで頂戴」

 

と言ってにらんできた。

 

「ごめんごめん」

 

俺は謝りながら両手を上げる。

 

「とりあえず、風呂に入ってくるといいよ」

 

そう言いながら風呂がある方を指をさす。

指をさした方向に少女が歩いていくのを見て、ふと思う。

明日買いに行くとしても少女を連れて行くの無理じゃね?

仕方ないから今から近所にある服屋さんで適当に子供服を買ってくる事にした。

外に出る前に一言少女に声をかけておく。

 

「服買いに行ってくるからゆっくりしていってねー」

 

言葉はきっと届いただろう。

そう言えば阿笠博士も行方不明だった。

つまり冷蔵庫にも何も無いだろう。

 

「ついでに出来合いでも買ってくるか」

 

そう言いながら俺は傘を差し外に出るのであった。

 

ーーーーー

 

買い物帰りの道中、事件に巻き込まれた。

相変わらずのあたふたとしている無能の警察官。

このままでは、時間が掛かってしまうと思い、警察官のかわりに推理をする事にした。

脅威な嗅覚で犯罪に使われた証拠物を見つけると、事件に対する推理をした。

物的な証拠がないじゃないかと騒ぐ犯人に対して俺は、これでもかと犯罪に使われた証拠物を見せ、犯人を追及し論破。

無事、事件は解決方向へと向かった。

 

犯人は警察官に連れていかれ、残った警察官が聞いて来た。

 

「どうやって犯人と証拠物を見つけたんだい?」

 

「推理である程度の場所を絞り、その場所を探しただけです。物さえ見つかればあとは簡単ですから」

 

もちろんそんな事はない。

会った人から血の匂いがしたから、犯人はすぐにわかったし、適当に歩いてたら血の匂いがしてたのでその場所を探ったらたまたま見つかっただけだ。

まぁ、当然そんなこと言ったら白い目で見られるだけだろう。

俺はそんなことを考えながら適当に返事を返すと服を持ち家に帰るのであった。

 

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