どうも別れの挨拶をしたのに後日談を上げる人間のクズです。
前回の話を上げた後、友達とコナンの映画見に行ってました。
普通に面白かったのでみんなも見てくると良いかも?
それでは後日談をどうぞ
あのあと阿笠博士の家に帰ってから倒れる様に眠った。
朝起きたら肩が腫れており病院に行こうと思ったがこの姿では保険証等のもので証明出来ない為、仕方なく家族を頼る事にした。
父の知り合いの医者に話を通して貰い、無事何の問題もなく治療をしてもらった。
暫くの間は痛みとかで上手く動かせないが問題無いだろう。
薬を貰い、阿笠博士の家に帰ると哀が話をかけてきた。
「大丈夫だった?」
何処か不安そうにこちらを心配してくる哀に俺は言葉を返す。
「まぁ、大丈夫だよ。命に関わる怪我では無いからね。話によると何週間は上手く動かせないらしいよ。完全完治は1〜2ヶ月ぐらい掛かるらしい。」
その事を聞くと何処かホッとした表情をする哀。
「何の問題もなくて良かったわ…」
「そっちの方はどうなんだい?流石にこの姿のままで過ごすのは不便なんだけど」
「貴方が色々と研究データとか回収してくれたから案外すぐに何とかなりそうだわ。こう見えても私、優秀だからね」
「出た。優秀自慢だ!」
そう言うとお互いに笑い合う。
暫く会話をしてから哀が体を元に戻す薬を開発しに地下に戻る。
それを見送ってからふと思い出す。
「そう言えば、博士の車を回収してないな」
まぁ、別に回収しなくても良いけどガヤガヤと言われるのも怠いからな、俺は仕方なく携帯電話を使い電話を掛ける。
電話をかけると親に変わって貰えるかなと言われた俺は適当に作り話を話す事にした。
一言で言えば、親が食中毒で倒れてしまい運ばれたせいで車が置きっぱなしみたいな事を言っておいた。
これで問題なし。
ーーーーー
そしてある日の事。
肩を怪我しているせいで不便そうにしていた俺に哀が甲斐甲斐しくお世話をしてこようとしてくるのを阻止していた。
そんな時に阿笠博士が家に帰ってきた。
家に帰った博士は家に見知らぬ子供達がいる事に驚いていた。
「なっ!君たちは一体だれじゃ?ここは私のおうちなのじゃが?」
相変わらず、じゃと連呼する博士に俺は言葉を返す。
「おかえり阿笠博士。もしかして俺達の事がわからないのかい?それとも忘れてしまったのかい?」
「新二くん話がややこしくなるわ」
「新二?いや彼は高校生ぐらいの筈じゃろ?冗談を言うのも大概にするのじゃ」
「俺だよ俺俺。ここまで言っても分からないのかい?阿笠博士がよく隣の家を爆破している所の弟の新二だよ」
それでも、首を傾げているので2人しか知らない話をしてあげた。
そうすると流石に俺が新二だと言う事を理解したらしい。
「君が新二と言う事だと、隣の子もわしが知っている人ということかの?」
首を傾げながら言う博士。
「それに気づくとは流石だね」
冗談を言っていたら、哀から言葉が来た。
「違うわよ。新二くんふざけていると話が進まないわ」
そんなこんなで事件に巻き込まれた話をした。
「なるほど。大変じゃったなそれで行く宛はあるのかの?」
「もしかして、こんないたいけな子供を追い出すつもりかい?そんな事されたら地下にある危ない物を警察に喋ってしまうかもしれないなー」
「そう言う返し方をされると、嫌でも新二くんと言う事を実感するわい。仕方ない暫く面倒を見よう」
何処か渋々と言った感じで了承した博士。
「さて、その話は一旦纏まったので置いておこう。それで阿笠博士。今まで何処に行ってたんだい?」
そう言うと、阿笠博士はビクッとなり挙動不審になる。
「いやー、旅行の方に行っておったのぅ」
「にしては、何も荷物を持ってなさそうだけど?あと何ヶ月も家を開けて置いて、何も無かったなんて話は通用しないよ?確か、兄さんが行方不明になった時と同じく姿が消えた事は知っているんだよ。兄さんが何処にいるかを知っているんじゃないかな?それとも家族にも話せない事なのかい?」
「むむむ。仕方ない。この事は内密にするんじゃぞ」
そう言うと行方不明の期間中の話をしてくれた。
どうやら、兄さんが庭で爆破した結果、兄さんと一緒に捕まったらしい。
そして、牢屋にぶち込まれて一日したぐらいで公安がやって来て身柄を確保されたらしい。
「ふーん、公安ねー」
「何でも新一が関わった事件がかなりの事件らしくての」
そう言って説明を続けようとした博士の隣から声がかかった。
「組織で行方不明って聞いたから逃げ切ったと思ってたけど、警察に捕まっていたのね」
何処か納得した様に哀が言った。
「話を続けるぞい。そして公安から色々と聴取され、安全を確保されるまで拘束と言う話になっての。暫くして、ワシは組織に狙われて無いから安心と言う事で解放されたんじゃ」
「兄さんはまだ拘束されていると言う事?」
「どうやら、新一の方は狙われているらしくての。まだ拘束されているのじゃ」
「ちなみに公安の電話番号は貰っている?」
「一様何かあった時用と言う事で貰っているが」
「見せて貰っても良いかい?」
そう言うと、ポケットを漁り紙をこちらに見せる。
「ほれほれ、これじゃ」
「少し借りても?」
「ちゃんと返してくれるのなら良いぞい」
借りた紙に書かれている番号を素早く携帯に登録すると阿笠博士に紙を返した。
「哀。ちょっと話があるんだけど良いかい?すまないけど博士はここにいてくれ」
哀と一緒に阿笠博士から距離を取る。
「組織から回収したデータはあるよね?」
「あるわよ。もしかして貴方!」
「そう、そのデータを使って公安と取り引きをしたいけど哀は良いかい?勿論、哀の事は伝えないよ」
そう言うと、哀は少し悩んだ様に考えると言葉を話す。
「貴方が回収したものだし良いわよ。それでどうするつもり?」
「今あるデータを全部コピーして、盗んできた奴を渡して、それで兄さんの身柄を解放して貰うつもり」
「それだと、貴方の兄さんが組織に狙われて危ないわよ」
「そこで、あの薬だよ。まぁ、兄さんなら逃げ切れると思うけど一様ね。使うかどうかは任せるつもり」
「なるほど良いわよ。前より安全に使えるように改良しておくわ」
「流石だね。任したよ。それじゃあ戻ろうか」
2人揃って阿笠博士の所に戻る。
「話は決まったから、兄さんを解放して貰おうと思う」
作戦開始だ。
ーーーーー
忙しそうに書類仕事をしている風見裕也の元に一本の電話が入る。
見知らぬ電話番号だった為に一瞬、警戒をしたがそう言えば解放する時に電話番号を渡していた事を思い出すと電話に出る。
「もしもし、どうかしましたか?」
「公安と取り引きがしたい」
聞き覚えのない声が返ってくる。その声は電子音で形成されており、いかにも音声変換器を使っている事が分かる。
そして、こちらが公安という事を知っているようだ。
その一つのことで一瞬にして体中に緊張が走る。
そして、風見は何が狙いなのかを聞く事にした。
「貴方は一体?そして何の取り引きですか?」
「正体は明かせない。取り引きはとある情報と工藤新一の身柄の交換が条件だ」
工藤新一の情報は全て止めた筈だ。
何処から漏れた?
もしかして、黒の組織の奴らの関係か?
風見はいろいろ考えながら言葉を返す。
「なるほど、それで情報とは?」
「黒の組織の情報を持っていると言ったらどうだ?」
風見は思ったより大きな事を言われ少し動揺する。だか、それを悟られる事ないように心がけ言葉を返す。
「なるほど、私の一存では決めることは出来ない。折り返し電話をかけるから少し待ってほしい」
「まぁ、そうなるだろうと思っていた。なのでーー」
風見は、今すぐに返答を返せと言われるのかと思い身構える。
「ーー君のパソコンや何でもいい。メールアドレスを教えてくれ。証拠が少しでもあった方が話しを通しやすいだろ?一部分を送ろう」
「なるほど、分かりました。すぐにメールアドレスの方を言います」
当然、風見が普段から使っているメールアドレスでは無い。
上司の降谷零から捨てメールアドレスを作って置く様に言われ、作っておいたそれを使う事にした。
捨てメールアドレスを教えた風見は出来るだけ早く電話を返すと言い了承を取ると電話を切る。
そして、すぐさま上司の降谷に電話を掛ける。
「もしもし、こちら風見です」
「君から電話が掛かるとは珍しい。それでどうしたんだい?」
そう言葉が返ってくると同時に捨てメールアドレスにメールが飛んでくる。
どうやら画像付きのようだ。
「いま、電話がありまして。黒の組織の情報と工藤新一の身柄を交換しないかと電話がありました」
「なに!?黒の組織だと?」
「はい。そして取り引きの一部分の情報が今来ました」
「なるほど、それを送って貰う事は可能ですか?」
「分かりました。すぐに送ります」
そう言って、素早く降谷にメールアドレスを送る。
「なるほど、これはーー!如何やら本当の情報らしいですね。そして幾つかの知らない情報もある。風見これで一部分なんですね?」
「はい、そうらしいです。話によると1割にもみたないらしいです」
「なに!?これで1割にもみたないだと?これだけでもかなりの情報だと言うのに…分かりました今すぐそちらに向かいます。なので時間稼ぎの方を頼みます」
そして、電話が切れる。
急な仕事の追加に何処かどんよりとしながら、正体不明の人に返事をどう返すか考えるのだった。
ーーーーー
時間は過ぎ兄さんと組織の情報の交換の時間になった。
場所の指定は当日の直前に言ったので事前に何かを仕掛けられる事も無いだろう。
場所は工藤邸。
兄さんの家だ。
実を言うと兄さん以外はそれぞれの家を持っておりそれぞれで暮らしている。
なので、この家を指定場所にしても俺ら兄弟は困らないと言う事だ。
そして、俺は阿笠博士の家にいた。
「さてと、もうそろそろ電話が掛かってくるはず」
そう言うと同時に電話が掛かってきた。
俺は素早く音声変換器を起動する。
そして、工藤邸に仕掛けた監視カメラを起動する。
監視カメラに映った映像は手元にあるパソコンに送られてくる。
完璧な布陣だ。
「約束通り、工藤新一を連れて来ましたよ」
肌が焼けた金髪のイケメンと兄さんがカメラに映っている。
「ちゃんと連れてきたようですね。それと風見さんではないようですね?」
「彼の代理で来ました。それでどうすれば?」
「門は開いています。家の中に入って下さい」
俺がそう言うと彼は門を開け家の中に入っていく。
彼を誘導して書斎室に案内する。
「部屋に入った真ん中に金庫があるでしょう?そこに貴方達が求めている物が入ってます」
「なるほど、金庫のパスワードと交換と言う事ですね?」
「そうです。」
そうそう、こう言うのがやりたかった。
まるで、秘密の取り引きをする幹部同士みたいなやり取り。
最高に楽しい。
「それでは、取り引きと行きましょう。工藤新一を解放して下さい」
そう言うと彼は兄さんに掛かっている手錠を外し解放する。
「行っていいですよ」
そう言われると兄さんは部屋を出る。
そこで素早くもう一つある携帯電話を掛ける。
そうすると、兄さんが部屋を出た手前にある携帯が光る。
それをカメラ越しに確認する。
どうやらふざけずに携帯に出てくれる様だ。
声を出さない様に言い、素早く指示をして全裸になって貰い、地下に繋がる隠し扉の前まで陽動して入って貰う。
中に服があるので問題ないだろう。
それにしても遊び半分に作ったこれが生かす時が来るとは考え物だな。
そして、部屋から出ないように言うと電話を切る。
こっちで色々とやっていると反応が無いのが気になるのか急かす様に聞いてくる彼。
「それで、パスワードは?」
「あまり急かす男はモテませんよ。工藤新一がちゃんと解放されたのか確認していたのです。それでは確認出来たのでパスワードの方をーーーーです」
俺がそう言うと彼は素早く金庫にパスワード入れ開ける。
「これは?」
「見て分からないのですか?記憶媒体ですよ。直接手に入れた物をそのままお渡しします。中のパスワードは全部解除してあるので問題ないと思いますよ」
「なるほど、これが例の奴ですか…」
「もう取り引きは完了したので帰って貰っても良いですよ。それではまた何処かで会いましょう」
俺はそう言うと電話を切る。
そのままカメラを見ていると。
彼は動き始め部屋から出ると目の前に兄さんの服が脱がれている事に気づく。
「やられたっ!」
ふーん、やはり発信器や盗聴器が仕込まれていた様だね。
こうやって、相手を出し抜いたときに出る快感はやめられないね。
そう言う事を考えているとーー
彼は素早く外に出ていた。
まぁ、作戦通りだね。
その渡した情報で組織を追い詰めてくれよイケメンくん。
ということで、新一のキャラシが復活します。
新一と阿笠博士の姿が無かったのは公安に捕えられていたからです。
あと、阿笠博士を描いてたら何故かデデデ大王の口調に引っ張られました。
これで、後日談は終わりです。
あと残すは解説だけ。のんびり書くつもりなので気長にお待ちください。