「あぁ〜今日も学校だるぅ〜」
すいせい「ほんとにね〜教師全員爆散しちゃえばいいのに...」
「いや、そこまで言う?」
すいせい「言うでしょ。だって本当になってほしいんだもん」
なんでうちの妹はバイオレンスな思考を持っているんだ?
???「おーい!すいちゃーん!」
「ん?」
後ろから声が掛かりすいせいと一緒に後ろを向く。
すいせい「あれ?みこち?」
声の正体はすいせいの友達である、さくらみこだった。
みこ「やっと追いついたにぇ...」
走って来たのか息切れをしていた。
すいせい「追いついた?なんかあったの?」
みこ「よく言うよ!昨日学校一緒に行こうって約束してたのに!」
すいせい「あ〜そう言えばそうだったね!ごめ〜んみこち!」
みこ「はぁ...まぁこうなるってわかってたからいいけどさぁ...」
「...まったく、馬鹿な妹だな」
すいせい「はぁ!?お兄ちゃんもこの前お弁当忘れてたでしょ!」
「うっ...」
コイツっ痛いとこを...
すいせい「すいちゃんが気づいてなかったらお昼無しだったんだよ?」
「すんませんでした...」
確かに一度弁当を忘れたことがあり、その日は朝ごはんを食べておらずお腹が空きまくっていた日ですいせいが忘れ物に気づいていなかったらぶっ倒れていたところだ...
みこ「っていうか久しぶりだにぇ!すいちゃんのお兄ちゃん!」
「あぁ、確かに久しぶりだな」
最近はあくあさんやトワさんたちと絡んでいたからみことは関われていなかった。
「どうだ?勉強はちゃんとできてるか?」
みこ「で、できてるに決まってるにぇ...みこはエリートだからにぇ」
「本当か?」
みこ「ほ、本当だよ!」
すいせい「この前みこちテストで赤点取ってなかった?」
みこ「な、なんで知って!?」
「ふーん...赤点ねぇ...」
みこ「うっ...」
みこ「そ、そういうすいちゃんだって赤点取ってるんでしょ!」
すいせい「残念!すべてギリギリで回避してまーす!」
「別にお前も威張れないからな?」
どんぐりの背比べとはこのことか...
みこ「じ、じゃあすいちゃんのお兄ちゃんは!?」
「俺か?俺は...ほぼ全部学年トップだけど?」
みこ「はぁ!?学年トップ!?」
すいせい「諦めなみこち...お兄ちゃんに勉強面で勝てないから」
みこ「いや!みこがすいちゃんのお兄ちゃんに勉強を教えてもらえばいいんだ!」
「はぁ?」
急に変なことをいい出しやがったな...
みこ「だってそうでしょ?」
純粋な目でこちらを見ながら話してきた。
「...まぁ、そうだけどさぁ...」
みこ「じゃあ今日すいちゃんちに行くから勉強教えてにぇ!」
「え?今日?」
みこ「善は急げだからにぇ!」
「いきなり言われても...」
すいせい「まぁ...いいんじゃない?もうすぐでテストだし」
「なるほどな...じゃあすいせいも勉強するか」
すいせい「いやぁ...すいちゃんはいいかなぁ...」
「でもお前も赤点ギリギリなんだろ?」
すいせい「でも赤点じゃないから良くない?」
「じゃあもっと良くなるように勉強しようか?」
すいせい「えっと...拒否権は?」
「あるとお思いで?」
すいせい「遊びに行こっかな...」
「じゃあ帰ってきてから勉強だな」
すいせい「終わりだ...」
そして学校が終わり、すいせいたちと家に帰る。
帰るときにすいせいは「やだぁ!!勉強したくない!!」などと小学生のようなことを駄々をこねていた。
家に着き、俺の自室へと向かう。
みこ「そういえばすいちゃんのお兄ちゃんの部屋来たことなかったにぇ」
「あれ?そうだっけ?」
すいせい「確かにみこちはすいちゃんの部屋しか来たこと無いよね」
みこはこの家にたくさん来ているが殆どがリビングかすいせいの部屋ぐらいしか行ったことがなかったらしい。
「ま、とりあえず勉強始めるか」
すいせい「えぇ...やだぁ...」
「いつまで駄々をこねてんだ」
みこ「そうだよすいちゃん?駄々こねちゃダメだよ?」
すいせい「よく言うよ。みこちだって「やだぁ〜」って言ってたくせに」
みこ「でゃまれ!それ言うなよ!」
すいせい「だって本当のことだし〜」
「ほら〜そんなこと言ってないで勉強するぞ〜」
みこ「無慈悲!?」
それから勉強を始めたが...
みこ「あ〜疲れたぁ...」
すいせい「まだ始めてから数分も経って無いじゃん」
みこ「それでも疲れるもんは疲れるんだよぉ!」
すいせい「まったく...みこちは集中力がないね〜」
「そういうお前はなんの勉強してるんだ?」
すいせい「恋愛の勉強」
「人生の必修を今勉強すんな。後それ少女漫画だろ」
すいせい「少女漫画は人生の教科書!」
「屁理屈言うな」
まったく...コイツらはまともに勉強もできないのか?
しょうがない...
「お前らが今回のテストで80点以上出したら一つ言うことを聞いてやるよ」
みこめっと「っ!?」
みこ「本当に!?」
すいせい「言う事聞いてくれるの!?」
すごい前のめりになり反応してくるふたり。
「あぁ、80点以上出せばだけどな」
すいせい「よし!頑張ろうみこち!」
みこ「うん!二人で80点いこう!!」
やる気が出てきたみたいだ...
その後の勉強は、先程までとは違いすごい集中力で勉強をしていた。
テストが帰ってきた当日
すいせい「おにいちゃーん!」
「ん?」
校門を通って帰る直前に後ろから声を掛けられ足を止めた。
そして振り返るとすいせいとみこが居た。
「どうした?」
みこ「とうとうテストが帰ってきたにぇ!」
「おぉ!それでどうだった?」
すいせい「ふっふっふ...それがね...」
「すいせいが85点でみこが84点!?」
みこ「ふふん!コレがエリートの実力だにぇ!」
すいせい「すいちゃんたちを舐めてもらっちゃ困るよ!」
ふたりともドヤ顔をしながら報告をしてきた。
「す、すげぇな...本当に80点以上を取ってくるとは...」
みこ「それで...」
すいせい「約束があったよね?」
「え?約束?」
みこ「忘れたとは言わせないにぇ!」
すいせい「80点を取ったらなんでも言う事聞いてくれるんだよね?」
「あ...」
完全に忘れてた...
すいせい「さぁて...何してもらおっかな...」
みこ「みこはもう決まってるにぇ!」
「参考程度に聞こう」
みこ「みこと付き合ってもらうにぇ!」
「...は?」
すいせい「あ?」
コイツは急に何言ってるんだ?
「お前...ついに頭もお陀仏になったか?」
みこ「頭もってどういうことだにぇ!」
すいせい「そうだよ、みこち。元からバカなんだからもっと馬鹿なこと言わないでよ〜」
みこ「元からバカは余計だろ!?」
「まぁとりあえず却下だな」
みこ「えぇ〜」
「えぇ〜じゃねぇよ...なんでその願いで行けると思ったんだよ...」
みこ「まぁいいや...まだ他に案あるし」
「すっげぇ不安...」