妹は星街すいせい   作:カゲミヤ(ひなた)

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しらけんとご対面

すいせい「ねぇ!お兄ちゃん!」

 

「はい、お兄ちゃんですけど、どうした?」

 

すいせい「明日さ、しらけんに来てよ!」

 

「しらけんってすいせいが所属してる部活だっけ?」

 

すいせい「そう!で?来てくれる?」

 

「まぁ何も予定はないから良いけど...なんで急に?」

 

すいせい「みこちとすいちゃんがお兄ちゃんの話をみんなにしたら会ってみたいって言われちゃって...」

 

「お前俺のこと話してるの!?」

 

なんかめちゃくちゃ恥ずかしいんだけど...

 

すいせい「とりあえず!明日来てね!」

 

「わ、わかった...」

 

 

 

 

と、言われて部室の前に来たものの...

 

みこ「あぁぁぁ!!??」

 

ポルカ「はーい!ポルカの勝ちぃ!!」

 

すいせい「みこち、また負けたにぇ...」

 

みこ「でゃまれ!!」

 

フレア「よ〜し!次はあたしだ!」

 

ノエル「頑張れフレア〜」

 

すごい入りづらい...

 

ゲームをしてるのだろうかすごく盛り上がっている声が聞こえてくる。

 

流石にこの空間に入るほどのメンタルは俺には無い。このまま帰るか?

 

と考えていると...

 

フレア「あれ?部室の前に誰か居るよ?」

 

すいせい「あ!お兄ちゃんだ!」

 

あ、バレた..

 

すいせいがドアの方に向かって来る。そしてドアを開け部屋の中に案内される。

 

「ど、どうも...すいせいの兄です...」

 

フレア「ようこそ!しらけんへ!」

 

ポルカ「ゆっくりしていってね〜すいちゃんのお兄さん!」

 

ノエル「おぉ...すいちゃんに似てるぅ〜」

 

すいせい「当たり前でしょ...兄妹なんだから...」

 

みこ「すいちゃんのお兄ちゃん!みことゲームしようぜぇ!」

 

なんと色の濃いメンバーなんだ...殆どが初対面だが一人ひとり個性が溢れていると感じる。

 

フレア「いきなりですけどお兄さんって...部活とか入ってます?」

 

「いや?入ってないけど?」

 

フレア「じゃあ!しらけんに入りませんか!」

 

「え、えぇ...」

 

いきなりだなぁ...勧誘までのスピードが早すぎる...

 

「で、でも...俺男だし、今見た感じ女の子しかいないし...肩身が狭いと言うかなんというか...」

 

フレア「大丈夫ですよ!すいちゃんのお兄さんってみんな知ってるし、みんなフレンドリーですから!」

 

まぁ...そうだろうな。入って来てからわかったがここにいる人たち全員陽キャだ...

 

「ま、まずみんなの意見を...」

 

そうだ、部長のフレアちゃんだけで決めても他の部員は納得しないかも知れない...ていうかそうであってくれ

 

フレア「みんな!すいちゃんのお兄さんをしらけんに入れてもいいよね?」

 

すいせい「もちろんさんせーい!」

 

みこ「みこもー!」

 

ポルカ「すいちゃんのお兄さんなら信用できるしいいよ!」

 

ノエル「団長も賛成!」

 

フレア「満場一致ですけど...どうします?」

 

「...わかりました」

 

「でも...自分もバイトとかあるんでほとんど来れませんよ?」

 

フレア「大丈夫です!ここ自由参加なんで!」

 

「わぁお、なんて都合がいいんだ」

 

すいせい「じゃ、お兄ちゃんがここに入るっていうことで!パーティーをしよう!」

 

みこ「よーし!じゃあみこは買い出し行ってくるにぇ!」

 

ノエル「じゃあ団長も付いて行く〜」

 

みこ「よし!ノエル!行くぞ!」

 

ノエル「お〜!」

 

フレア「じゃああたし達は飾りつけだね!」

 

ポルカ「よーし頑張るぞ!」

 

すいせい「じゃあすいちゃん達は準備が終わるまでどっかで時間潰してようか!」

 

「お前はただサボりたいだけだろ」

 

すいせい「そ、ソンナコトナイヨー」

 

「この子すごいわかりやすい」

 

すいせいの目がとても泳いでいたりカタコトだったりすごいわかりやすかった。

 

すいせい「とりあえず!早く行こう!」

 

「ちょっ!引っ張るなよ!」

 

すいせいに腕を引っ張られ部室の外に出る。

 

「で?どこ行くの?」

 

すいせい「そこらへん歩き回るとか?」

 

「まぁ...それでいっか」

 

すいせいと校内を歩き回ることにし歩き出す。

 

すいせい「なんかお兄ちゃんとこうして散歩するの久しぶりな気がする」

 

「まぁ...確かに散歩なんて普段しないからな。俺、バイトあるし」

 

すいせい「だからこそこういう時間を大切にしたいよねぇ」

 

「そうだな...」

 

いつにも増してすいせいが言わないような事を言っていた。

 

すいせい「ねぇ...お兄ちゃん」

 

「ん?どうした?」

 

すいせいが立ち止まり後ろを振り返ってくる。

 

そして笑顔で...

 

すいせい「いつもありがとね!」

 

と言ってきた。

 

「あぁ、もっと言ってくれてもいいんだぞ?」

 

すいせい「だからモテないんだよバカ兄」

 

「クソ辛辣やん」

 

すいせい「すいちゃんの感謝を返せ」

 

「やーなこった」

 

すいせい「じゃあしらけんのみんなの前でお兄ちゃんの黒歴史をバラす」

 

「大変申し訳ありませんでした。許してください」

 

土下座をしてすいせいに謝る。

 

すいせい「あ〜すいちゃん、アイスが食べたい気分だなぁ...」

 

「はい、ただいま買ってきます」

 

アイスを買いにコンビニへ向かおうとすると...

 

すいせい「待って!」

 

「ん?」

 

すいせい「二人で行こうよ〜」

 

「あれ?これ俺が買ってくるってやつじゃないの?」

 

すいせい「さっき言ったでしょ?こういう二人の時間を大切にしたいって」

 

「あぁ...言ってたな。じゃあ一緒に行くか」

 

すいせい「うん!」

 

この後二人でコンビニに行き二人仲良くアイスを買い部室に戻りパーティーを行なった。

 

そしてテンションが上がっていたすいせいは〇〇の黒歴史を晒しまくっていたそうな...

 

 

「絶対にいつか、すいせいの黒歴史を言いふらしてやるからな...」

 

と心の中で誓った〇〇であった。

 

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