――夢を見た。
白に支配された空間。だがそれは只の空間では無く、一人の少女を閉じ込めるために拵えられた監獄だ。
部屋の色と同じ少女は、空間に浮かぶ半透明のキーボードらしき鍵盤を慣れた手つきで叩いている。それが生きる意味だとでも言うように、一心不乱に。
表情どころか顔すら、見られることを拒むように靄がかっていて鮮明で無い。
だが、その靄が消えれば危機迫る表情をしているのだろう。
そう思えてしまう説得力とオーラが、少女にはあった。
――なんでそんなに張り詰めているんだ?ここで何をしている?
疑問を口にする。少女に反応も無く、聞こえた様子も答える筈も無い。これは自分の脳が作り出した無意識に広がる世界だ。夢には手が届かぬものだと、夢とは儚く届かないから夢なのだと、巽は知っている。
少女はキーボードを叩いていた手を止める。そして靄のヴェールで隠された顔で巽を見て、口を開いた。
――殺すため。滅ぼすため。証明するためのことをしている。
声は聞こえないのに、紡がれる言葉は不思議と理解できた。
その内容はあまりに物騒で、現実的なものとは思えない。だが、少女が胸に抱く決意と尋常でない様子から、戯言とは違う、本心だと伝わってくる。
そしてその行き着く先がどれだけ悲惨であるかも、知っていた。
自ら過酷な運命に飛び込もうとする少女にもう一度、何でと問おうとして。
巽は糸で吊り上げられるように白い部屋から遠ざかっていく。
少女は巽に興味を無くしたように、宙に浮かぶ鍵盤へ向き直った。
意識が浮上する。
「……っは!?」
仰向けに寝かされた状態から起き上がると、そこは巽が借りている賃貸の一室だった。ご丁寧にベッドの上だ。
何故ここに?まさか、先ほどまでデーモンと死闘を繰り広げていたのは夢だったのだろうか。記憶をほじくり返すと、夢と断じた方が説得力のある内容だった。
「はは。拗らせすぎだろ俺。あんなガキみたいな夢を……」
『お、やっと起きたね』
「夢じゃなかった」
夢ではなかったようだ。
だって眼前にいるのは――いや、いるというよりはテレビに映っているのは、聞き覚えのある声で知的に微笑む少女だったのだから。
『夢なわけないだろう。決着がついて君はすぐ気を失ったんだから。私が兵装を操っていなかったら君、今頃地面の染みになっていたところだよ』
「そりゃどうも……何だか妙に怠いな」
『無理矢理体を作り変えた後に戦ったんだから仕方ない。精神と肉体が一致していないんだろう』
人間を覆うほどの蟻を殲滅し、その大玉たる女王蟻をも斬り伏せた。それが響いているらしく、一挙手一投足が覚束ない。
右手と左手を握り開くのを繰り返していると、そこでやっと右手に何かが装着されていることに気づいた。
鎧の色と同じ、白銀の腕輪だった。その中心には微弱に発光する赤色の宝石と、同色の刻まれた紋様が特徴的だ。
「な、なんだこれ?こんな攻めたアクセサリー付けた覚えは無いぞ」
『それは兵装の格納時形態だ。指定の手順を踏むと、またあの鎧が顕現する』
「指定の手順?」
まあそれは次の機会に、とカミネは笑う。
一先ず腕輪の件は置いておくとして、テレビに映ったカミネを見る。穴が開くように見つめていると、カミネは何かを察したようににやつく。
『なに?そんなに見つめて。もしかして惚れちゃったとか』
「いや、スルーしてたけどなんでテレビに?」
『ちぇ、釣れないな。……私は肉体を持たず電子の世界に命を宿す者。言わば電子生命体なんだよ。言ってなかったっけ』
「へえ。じゃあテレビは今お前にハッキングされてるってことか?」
カミネは頷く。電子生命体とは初耳だが、最早何でもありの彼女だ、特に驚きは無い。何よりも、今はそれよりも気になる部分がある。
「……それで、あの兵装とやらは何なんだ?」
『ああ、まあ気になるところだよね。……よし、丁度分かりやすく図解できるモニターもあることだし、軽く説明しておこうか』
そう言うと、カミネの姿が小さくなり、代わりにズームインするようにテレビ画面に資料のように纏められた図が現れた。
中心に大きく映るのは、巽が纏っていた鎧だ。見れば見るほど、日曜の朝に放映されているヒーローのようだ。
全身を白銀の鎧に覆われ、マスクも意匠の凝ったデザイン。
「しかしヒロイックだよなあ」
『かっこいいだろう?デザインから開発まで、全て私のお手製さ』
「……俺には合わないほどにな」
巽の容姿を見て大勢の人間が思い浮かべるのは、治安が悪そう、不良といったアウトロー的な印象だ。鋭い目つき等もそうだが、何よりも頬から首まで伸びる痛々しい火傷の跡がそう見せてしまう。
忌避感、という程では無いのだが、やはり自分には似合わないと思ってしまうのが正直なところだった。
『ま、顔も何も全部このマスクで隠れるから問題無いさ。さて、説明に戻ろうか。この兵装は地球上には無い物質――仮称オリハルコンでできている。衝撃、斬撃、熱諸々、あらゆるダメージを軽減しているんだ』
「はえー、凄い物質なんだなあ」
『その通り。何よりこのオリハルコンはマナとの親和性が高い。兵装を腕輪に即時格納、展開可能なのは、この親和性故にマナと合わさって粒子に分解できるからだ』
未知の物質オリハルコン。どこかで巽が見聞きした話だが、世界中の科学者が血眼になってマナと親和性の高い物質を探しているという話だ。その物質を見出せれば、アイギスやルーンの強化も勿論、世界中の科学が飛躍的に進歩するらしい。
そんな夢の物質がふんだんに使われた兵装。優秀なのもそうだが、もし解析でもされれば厄介な事態を招きそうだと危機感を持つ。
『ただオリハルコンには弱点があってね。簡単には作れないし、今の兵装に使用している分だけで底をつきそうなんだ』
「ほう。つまりダメージを受けるなということか?」
カミネは首を横に振る。
『それもそうだが、兵装は展開しているだけでオリハルコンを消費していく。あの異常な出力や機能は、オリハルコンを常に砕いて燃料としているからだ』
「量も少ないし、兵装を使うだけで消費してしまう……か」
『うん。先の戦いで銃弾が七発で底をついたのは覚えているかい?』
首肯する。無限とまでは思っていなかったが、あまりに早い弾切れのせいで特攻をする羽目になったのだ、忘れるはずもない。
『あれは弾丸にもオリハルコンが使われているからなんだ。あれ以上撃っていたら、最後の空中戦で燃料切れを起こしていただろう。空中から常軌を逸した速度で落下。まあ、タダじゃ済まないね』
あの速度で落下……巽も付近も深刻なダメージを喰らったことだろう。仮にビルに落ちたとして、中に人がいたらと――想像もしたく無い。頭を振って、最悪な想像を振り払う。
しかしそうなると……
「戦えねえじゃんか!」
『そこなんだよね!そこ!その改善案があります!』
「お、おお……」
ハイテンションになったカミネが手を二度叩くと、次の資料が現れる。
『実はデーモンを倒すことでこれを解決できるのです!』
その資料によるとこうだ。
デーモンを構成する物質はオリハルコンを劣化させたようなもの。それ単体の構成は難解かつ複雑で、ブラックボックスのようになっている。
その解析に成功し、カミネはオリハルコンの抽出ができるようになった――らしい。
「つまりデーモンを倒せば倒すほど、オリハルコンの補給ができるわけか」
『その通り!それだけじゃないよ、オリハルコンが増えれば新たな兵装の開発もできる。つまり戦術の幅が広がるのさ!』
「そりゃ助かるな!」
『だからジャンジャンデーモンを倒そう!』
確かに、今の雲断と弾数の少ない拳銃ではやや心許ない。
おー、と威勢よく腕を上げたいところだが、巽の顔は微妙なものだ。デーモンと戦うことには異論無い。恐怖しているのでは無い。ただ、デーモンと戦う手段の問題だ。今回はアイギスの中にデーモンが現れたが、本来デーモンはアイギスの外に存在する。
そんな危険地帯の外部に一般人が出ようとしたところで、許可など降りるはずもない。それに、アイギス近くは警備が固い。突破は不可能に近いと言えるだろう。
カミネは首を傾げている。
「アイギスの外に行く方法を探してたんだ」
『あー、そこのことか!全く問題無いよ。なんたって私がいるからね』
「というと?」
自信満々、といったように胸を張るカミネ。何故だろうか、とてもマトモな解決案を提示されるとは思えなかった。
『電子機器は私がハッキングするし、警備員は君がぶっ飛ばしちゃえば……』
「いやいやいや、できるわけないだろ!あんなので人を殴ったら死ぬっつの!」
なんて清々しい顔で物騒なことを言うのだろう。世間体やら色々な倫理観を笑顔で突破していく彼女に、巽は思わず大声でツッコミを入れた。
デーモンの顔を徒手空拳で破砕する装備なのだ、人体など容易に粉々にできてしまうだろう。
『ちぇっ。じゃあ出力を弄るか』
「なるべく平和的かつ血の流れない方向で頼む……」
拗ねてしまったカミネをよそに、巽はどうやってこのモンスターに倫理観というものを植え付けるか思索を巡らすのだった。
『そういえば、あの戦い凄いニュースになってたよ』
「マジか……って、そりゃそうだよなあ」
モノレール内の出来事だけでなく、最後はド派手な空中戦だった。それはもう人目を引いたことだろう。
平和で充実している。聞こえはいい。しかしその実アイギスに阻まれ、閉鎖的なアイギスに住む人々は目新しいものに飢えている。贅沢な悩みかもしれないが、その衝動を抑えきれないのもまた人間だった。
恐る恐るスマホからネットニュースを開く。そうすると出るわ出るわ、上から下までどれをスクロールしても例の事件ばかり。
「破られた平穏。現れた救世主は何者か」「ATENAが公式見解を発表」「空中戦を演じた騎士、未だアイギスに潜伏か」
……うわあ。
思わず声が出る。見たくはない、見たくはないが……巽は目についた適当なニュースを開いた。
「――アイギスに侵入したデーモンは人々を殺害。その数は四十六人にのぼった。生存者は僅かで、出動の遅れたヴァルキリーへの不信感が高まっている。しかしそれだけではない。突如現れた白銀の騎士がデーモンを殲滅したのだ。ATENAは飛び去った騎士を『白銀』と呼称、捜索を開始した……か」
四十六人。全く罪の無い人間が、あの蟻に殺されてしまった。
もし仮に、最初から兵装があれば死者は出さずに済んだのだろうか。
ベッドに体を預ける。
生存者もいるのだろう。それは間違い無く、巽がいなければ死んでいた人々だ。
だが……その四十六人の命が重くのしかかる。
それは傲慢だ。それは幻想だ。
わかってはいても、自分を責めてしまう。何が騎士だ、と。何が救世主だ、と。
「……あ?」
溜息を吐くと、スマホにメッセージが届いていることに気付いた。それも一件だけでは無い。数十件も、だ。
そういえば、と思い出す。今日は仕事があったのだった。まずい、無断欠勤だ。ニュースを開く前より遥かに恐ろしいが、もう事実は変えられない。
巽は震える手でメッセージを開いた。
『長船さん欠勤ですか?』『おーい、無断欠勤は絞られるぞー』『先輩病気ですか?GPSは電車の中なんですが』
ややあって。
『電話でもメッセージでもいいから出て!襲われてるの!?』『生きてるならメッセージ返して!』『死なないで先輩!今ヴァルキリーが向かってるって!もうすぐだから、お願い死なないで!』
省略。途中から漢字変換もめちゃくちゃになり、呪いのメールのようになっている。
文面からもわかる、相当心配されている。
だが無駄な心労をかけたままにもできない。
取り敢えず、巽は一人に電話をかけることにした。
数コールどころかワンコールすらかからず、相手は電話に出た。
『もしもし!もしもし先輩!?』
「うお、お前声でかいな」
『でかいも小さいもあったもんじゃありません!生きてるんですね!?』
耳が痛くなるほど叫ばれ、耳からスマホを離す。あまりの勢いに気圧される。だが裏を返せばそれだけ心配されていたということだ。もっと早く電話すればよかったと反省する。
「あ、ああ。えーっと」
『無事なんですね!?死んでないんですよね!?今どこですか!?』
「あー、うん。今は家」
『あ、確かに家ですね……事情聴取されたりとかしなかったんですか?』
ギク、と固まる。モノレールに乗って無かったと言い訳もできるが、何故かGPSで例のモノレールにいることはバレてしまっている。しかし長く黙っていても不信感を抱かれるだけだ。まさか自分が白銀だと正直に明かすわけにもいくまい。
「め、面倒だったから、こっそり抜け出したんだよ」
『面倒ぅ?そんな簡単に抜け出せるもんなんですかねえ』
「……とにかく無事だから、五体満足だから!みんなにも言っといて!でも心労があるので一週間は有給使うわじゃあな!」
下手に探りを入れられてボロが出たらまずい。電話越しの相手は勘が鋭いことに定評がある。心が痛むが一方的に話を切り上げ、電話を切った。
何故だろう、電話一本だけなのにひどく疲れた。しかも勢いで貴重な有給を一週間も使う羽目になってしまった。
「……はあ」
『何やら大変だったね白銀の騎士サマ』
「それやめろ。俺は騎士でもなんでもないんだから」
『卑下しないでよ。ほら、テレビテレビ』
「あ、おい勝手に付けるな……」
カミネがフェードアウトし、テレビ画面が照らされる。
映るのは今最も見たくないニュース番組だ。取り上げられているのはやはり、例の事件について。
アナウンサーが淡々と事件のあらましを説明し、事件のライブ映像が流れ始める。流れるのは線路上に停車したモノレールの映像だ。
中の凄惨な様子とは裏腹に、外から見れば日常の風景にしか見えない。
『現在、この中でデーモンが暴れている様子です。内部の様子はよく見えませんが……って!?』
マイクを持ち、ヘルメットを被った女性が風に髪を乱されながら、ヘリコプターから身を乗り出して状況を伝えている。その顔には緊迫感と共に恐怖も内在しているように見える。
だが突然影が現れると、その正体はカメラに厳しい表情を向ける女性だった。
『な、何なんですかあなたは!』
『こちらの台詞だ!これより撮影、侵入、この場に関する一切の行動を禁ずる!これはATENA公式からの命令だ!』
『あ、ちょっ……』
カメラに手が当てられ、ライブ映像はそこで終了しカメラはスタジオへ戻る。席に座る数人のアナウンサーとコメンテーターが厳しい顔で論議を始める。
『と、言うことですが……この後、白銀が現れたそうです』
『痛ましい事件だ!ヴァルキリーの怠慢もそうだが、白銀とやらも信用ならない!』
テレビの中で白銀さんとやらが好き勝手に言われている。
いやあ、大変なことだなあ。
「可哀想に白銀さん。こんな無茶苦茶言われてさ」
『あの、現実逃避中申し訳ないんだけどこれ君のことだよね』
「ああー!言うな言うな!」
カミネの言葉で現実に引き戻される。
だが、これが世間の声なのだろう。この訳知り顔で怒鳴り散らすコメンテーターも、頷く人間も、白銀を決して認めようとはしない。
それに怒りは覚えない。白銀もデーモンと共に現れた未知の存在だ。それを認めたくないのは、仕方がないことなのだ。
顔を伏せる。これ以上、自分が否定されることに耐えられそうに無かったから。
『あー、白銀ですか。はぁ?怖いわけ無いでしょ。だってあの人……人?がいなかったら、俺死んでたんだから』
聞こえた男の声に、伏せた顔を上げる。声の主は先程とは真逆の感想を述べるスーツ姿の男だ。アナウンサーは食い下がるが、男は不愉快な表情を隠さずに続けて言葉を紡ぐ。
『アンタらこそ、なんでそんなに否定すんだよ。おかしいでしょ、俺たちが助けられたのは事実なんだから』
『あ、ありがとうございます。べ、別の人に聞いてみましょう。あのー』
アナウンサーは男から撤退すると、別の人間に再度マイクを向ける。だがどの人間に聞いても、全員白銀を、巽を否定する言葉は持ち合わせていないようだった。
無傷な人間は少ない。皆痛々しい傷を負っているのに、白銀の、巽のせいにはしない。
『あ、銀色の人でしょ?知ってる!あのね、私見たよ!』
「あ……」
それは見覚えのある少女。間違い無く、巽が助けた、庇った少女だ。快活に笑っている。あの時見せた、心を失ったような姿が嘘のよう。きっとこちらが本来の彼女なのだろう。傷は無いようで安心する。
『私を助けてくれたお兄ちゃんがいたの。でもね、お兄ちゃん倒れちゃって。でも私、銀色の人に助けてもらったの!かっこよくて、強くて、ヒーローみたいだった!』
「……」
そんなんじゃ、と言おうとして。
『こ、怖かったりはしないのかなあ?』
『怖くなんて無いよ!だってまた怖い思いしても、あのお兄ちゃんが助けてくれるもん!』
――ああ、そうだったのか。
少女の笑顔は、きっと巽が立ち上がらなければ今頃無かったのだろう。無惨にもデーモンの手にかかっていた筈だ。
……また、否定されるかもしれない。
言わせておけばいいじゃないか。普段から怖がられるような自分は、今までそうして来たのだ。
……楽観的だな。
楽観的じゃないと、この世界では生きていけない。全てを真面目に受け入れて生きるなんて不可能だ。
さっきのコメンテーターやアナウンサーのように、嫌で認めたくないことから目を逸らして、見たいものを見るのが人間だ。
真面目に取り合っても意味の無いことなんて、相手にしなければ良い。
「は、はは」
そう言えば、最初の夢はヴァルキリーになることだった。
それが叶わなくて、流れる箒星をその手に掴むような夢を見なかったことにした。目を逸らしていた。でも、燻るその思いを抑えられず、どこかでそれを追いかけていた。
でも。
掴めた。伸ばし続けた腕で、転んでも、文字通り死んでも、少し違う形だけどこの手に掴んでみせた。
「なあカミネ」
『なんだい?』
「この力があれば、助けられるよな」
『人間という意味ならば、可能だ。だって証明してみせたじゃないか』
ヒーローには相応しく無いかもしれない。不恰好かもしれない。何より成人済みの人間がヒーローを目指すなんて、どんな夢だと笑ってしまう。
でも、それでも。この少女の笑顔を守るため。また、襲われて泣いている誰かを助けるために。
「……ヒーロー、目指してみてもいいかもな」
なし崩し的に手に入れた力だが、誰かのためになるのなら。
『君、思った以上にイタイこと言うんだね』
「黙らっしゃい!ちょっとやってみるだけだよ」
そうして、もう一度笑顔の少女を見て。
巽は箒星を手に、願いを抱いた。
読んでいただきありがとうございます。最初はもう少し無双させたかったなあ。実は以前書いたもの(公開してない)を大幅に改変して書いているので、前設定の名残で矛盾があるかもしれません。申し訳ない。