貞操逆転世界で俺はチョロ可愛いをしてるらしい   作:黒鉄48号

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 まさかクラス対抗戦がこんなに長引くとは……。


第十五話 痛み分け

(ちぃっ、まさかこうなるとは!)

 

 

 時間は少しだけ遡る。鈴を宥める為に観客席へ飛び出した俺は、そのまま1組の生徒が取った席に居させてもらっていたのだ。

 しばらくして凄まじい轟音が鳴り響いたかと思えば、アリーナと観客席を遮るエネルギーシールドの間に追加の物理障壁が出現。余りの異常事態に皆がパニックになっている中、俺は人混みを搔き分けとある人物を探す。

 

 

(えっと、確か多分こっちに──いた!)

「お久しぶりです、鬼月先輩!」

「三上くん!?」

 

 

 見上げるような巨体に腰ほどまである黒髪、色白な肌と血のような灼眼。そして箒さんすらも上回る圧倒的な巨乳。遠くからでも一目で見つけられる特徴的な容姿が実にありがたかった。…………なんかやけに久しぶりに会った気がするが。

 彼女は俺に気付くとすぐさますっ飛んできて、そのまま全身を軽く触りまくってきた。すわセクハラかと思ったものの、目には性欲が欠片もうかがえない。

 

 

「……よかった、怪我は無さそうね。申し訳ないけど、アリーナの扉が全てロックされてるの。誰も出られないし、助けも来てくれそうになくて」

「なるほど──()()()()()()()()()()()

「…………もしかして例の、前世の記憶というやつかしら」

 

 

 先輩は周囲に聞こえないようぐぐっとしゃがみ込んで耳打ちしてくる。それに対して首肯すれば、訝しげな表情が一気に驚きへと変わった。

 

 

『インフィニット・ストラトス』の原作におけるクラス対抗戦とは、それ以降定番となる学校行事台無しシリーズの先鋒でもいうべき出来事だ。

 色々な不運が重なって一時的に仲違いした一夏と鈴が戦い、そこに未確認ISがいきなり割り込んでくる──そして、鈴と即席のコンビネーションを汲んだ一夏が紙一重で勝利する。実にラノベらしいイベントと言えるだろう。

 

 

「……つまり、特に何もしなくても勝手に解決すると?」

「はい──って言いたいんですけど、今回は前提条件が違いすぎて」

 

 

 まずは何よりも、作品の主要メンバーが露骨にアッパー調整されていることが問題だ。機体スペックに振り回されるだけの猪武者だった一夏はスペック押し付け脳筋ゴリラと化し、鈴やセシリアさんもそれぞれ欠点を克服している。これなら余裕で敵ISに対応出来る……と思うかもしれないが、そうは問屋が卸さない。

 第二の問題は敵の襲来タイミングだ。本来であれば試合序盤……一夏が瞬時加速を発動した直後にやつはアリーナへ飛来するはずであった。だが実際は、強くなった両者がそれぞれ切り札を披露しエネルギーが半分以下になってからである。

 

 

「……なるほど。だけど、相手はせいぜい火力が凄いだけの化け物でしょう?」

「ああ、それについてなんですが──あのISって、()()()()()()()()()()()()()()()()()なんですよ」

「ちょっと待ってちょうだい!?」

 

 

 俺の伝えた内容が衝撃的すぎたせいか、ザ・クール美人であるはずの鬼月先輩はだいぶ血相を変えて突っ込んできた。

 いやまあ、いきなり新入生が『あのISは行方不明の天才科学者が作ったんやで』なんて言ったらこうなるのが自然か。

 

 

「なんでそこで篠ノ之博士が出てくるの!? というかわざわざこのタイミングでこんな事件を起こす動機はなんなのよ!」

「ちょっ、まっ、そんなぐらぐらしないで……!」

「っ……失礼、取り乱したわ。いやでも、えぇ…………」

 

 

 頭を抱え込む先輩を他所に、俺も無い知恵を振り絞ってどうにか想像して──みようとしたが、情報が無さ過ぎて断念する。こちら(現世)での生活が馴染み過ぎて原作知識を中々引き出せないというのも勿論あるが、そもそも篠ノ之束というキャラが特異的過ぎるのだ。

 彼女は一体何を目的としてどんな指針で動いているのか……或いは、常人と違ってそんな物には一切縛られていいないのか。それすら俺には分からないのである。

 

 

「──ま、今はどうでもいいんですよ。問題は一夏と鈴が負けかねないってことです」

「そ、そうね。オルコットさんを連れ込むっていうのは?」

「彼女は彼女で別の役割があります。そこを不用意に変えるのも危険でしょう」

「……じゃあ、どうするつもり?」

 

 

 そうやって可愛らしく首を傾げる鬼月先輩に対し、ぐいっと顔を近づける。一気に赤面して逃げようとする彼女の首に手を回し、吐息が触れ合う程の距離で囁いた。

 

 

「ちょっ、えっ、勇くん!? 待って待ってこんな場所で今そんなことされるなんてここっ、心の準備ががが──」

「ねえ、先輩。これはちょっとした予想なんですけど、各ピットの出入口はロックされてないんじゃないですか」

「……へっ?」

 

 

 ポカンと呆けている先輩であったが、それを無視してさらに喋り続ける。

 

 

「いくら篠ノ之束のISといったって、保有するリソースは決して無限じゃない。であれば、普通この状態から誰も向かわないであろうピットは、ハッキングの対象外にしてるはずでしょう?」

「……確かに、筋は通ってるわね」

 

 

 流石は整備課二大巨頭の片割れ、俺のようなトーシロの憶測ですら一気に頭が技術屋モードに移行してくれた。こうなった時は実に頼りになるからな。メイルシュトロームに少し遅れてイギリスからやって来た拡張装備(パッケージ)の運用についてもいくつかアドバイスを貰ったほどだ。

 

 

「と、いうことは。三上くん、アレと戦うつもりなのね」

「えぇ……止めますか?」

「そうするのが普通は正しいわ──けれども、こうなっちゃったからにはもう、ね」

 

 

 鬼月先輩は懐からスマホを取り出して画面を見せてくる。そこには、教員用ISの保管庫にまでハッキングが仕掛けられている情報が流れてきていた。

 遮断シールドだけに頼らない二重の妨害、篠ノ之束というやつは思った以上に徹底的なムーブをする質なのだろう。

 

 

「善は急げ、すぐに行くわよ。ところで、どのタイミングで割り込むかは考えてあるかしら」

「そうですね……適当にアイツが背中向けてたらでいいかと。()()()なら、それぐらいの隙で十分ですし」

「分かったわ。ちゃんと怪我をせずに帰ってくるのよ」

「わかってますって!」

 

 

 人混みに紛れるように、されど今回は手を繋いだまま彼女と一緒に目的地へ走っていく。その結果、避難誘導に意識を割いた他の3年生や教員にばれることなく俺たちはピットにたどり着き、諸々の下準備を終えたのだった。

 

 


 

 

 ──そして今に戻れば、戦っていたISが無人機だという俺の言葉に戸惑う親友2人が目の前にいて。壁まで吹き飛ばしたヤツもこちらの3人をじっと観察しているという状況である。

 

 

「あのねえ、勇。()()()()()()()()()()()()()()()I()S()()()()()()()()()()()()()()()()。そういうものだもの」

「……だけどよ、鈴。あいつ、さっきから俺たちが話してる間は殆ど攻撃してこないよな。むしろ、音を立てずにじっとしてるというか」

「──うん、そうね。まるで興味があるみたいに聞いてるような気がしてきたわ」

 

 

 俺たちの言葉で彼女は今までの戦闘を振り返る。普段のセクハラ大魔神っぷりが嘘のように真剣な顔つきだ。対して一夏の方はといえば……どこか合点が言ったのか、妙に呆けた表情を浮かべていた。

 

 

「……現時点で無人機、ねえ。そんなもん作れるやつこの世には1人しかいないし、あの人ならこういうことやりそうだからなぁー」

「なによ一夏、心当たりあるの?」

「一応な。確実じゃないから名前は伏せとくぞ。それよりも──()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 白式のマニピュレータが得物をぐっと握り込み、ギギギと鈍い音が鳴り響く。また、彼の顔には薄っすらと《雪片弐型》の全力を振るえることに対する悦びが浮かんでいた。この前セシリアさんに怒られてから、ずっと手加減してる感じだったもんなお前。

 

 

「けどさぁ、全力も何もその攻撃自体が当たらないじゃない。どうすんの?」

「おいおい鈴、一夏の実力はさっきまでの戦いで十分感じただろ? 俺も加えた3人なら、絶対に当たるさ」

「心強いなあ、勇。──それで、作戦っていうのは?」

 

 

 一夏の質問に対し、俺は頭の右後ろで指をクルクルと回してみせる。その仕草だけで彼は『プライベートチャンネルを使うぞ』というこちらの意図を理解してくれたようで、すぐさま回線を切り替えた。

 

 

『ありがとよ一夏。鈴が聞いたら絶対に協力してくれないだろうし』

『……一体、どんな無茶をするつもりなんだ』

『くくく、無茶をするのはそっちだぞ? 瞬時加速のタイミングで甲龍の衝撃砲を背中に食らってもらいたくてな』

『俺に死ねと??』

 

 

 目くじらを立てて凝視してくる一夏だが、その気持ちはごもっともだ。既にアレをさんざん食らいまくっている以上、その痛みは十二分に知っているのだから。

 

 

『まあまあ最後まで聞いてくれ。お前が使えるようになった瞬時加速、その原理は覚えてるか?』

『原理って……1度目の加速で使ったエネルギーを取り込むだけだろ』

『その通りなんだが──実は、使()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()んだな~、これが』

『……なるほど。つまり、衝撃砲で超加速しながらあのISに一撃ぶちかませと』

 

 

 理解が早くて実に助かる。目線で彼の言葉を肯定しつつ敵IS──正式名称『ゴーレムⅠ』にも視線を向けておく。本来ならとっくに突撃してきて会話を止めさせに来る筈なんだが、やつは未だ静観を続けようとしていた。

 まあ、その理由は簡単に予想できる。セシリアを筆頭にした他の専用機持ちがやってくるなら兎も角、未勝利の男性操縦者がいきなり割り込んでくるなんざ流石の天才も予想していなかったのだろう。

 

 

「ちょっとちょっと、あたしだけ仲間はずれで何しっぽり話し込んでるのよ!」

「おっとっと、ごめんな鈴。男同士の秘密ってやつさ」

「ったく……で、雰囲気的に一夏が要っぽいのは分かったんだけど。どうしたらいい?」

 

 

 傍目から見たら無言でアイコンタクトをしてるだけなのにそこまで読み解くとは。相変わらず勘の良さは獣並みな奴である。

 そうやって感心しているのは一夏も同じだったようで、数秒経ってからようやく口を開いた。

 

 

「俺が合図したらアイツに向かって衝撃砲を撃ってくれ。最大威力で」

「? いいけど、当たらないわよ?」

「いいんだよ、当たらなくても」

「?????」

 

 

 流石に意味不明過ぎて鈴が宇宙猫みたいな顔を晒している最中、ゴーレムが唐突にその姿を消す。直後にいつものあの感覚──俺の身に危機が迫っていることを察知したものの、肉体はそれに追いつけなかった。

 

 

「──ガッ!?」

「「勇!?」」

 

 

 眼前を黒い風が通り過ぎたかと思えば、一瞬遅れて鋭い痛み。更に数秒遅れた頃にアリーナ中へ轟音が響き渡った。

 意趣返しの如く壁にめり込まされた中、俺はようやく何が起きたかを理解する。敵ISが先程までいた場所には巨大なクレーターが出来上がっており、恐らくは全身ブーストに加えてビームも使ってこちらに突撃してきたのだ。

 

「っ……」

 

 

 そして相手は篠ノ之束(ISの生みの親)が作り上げた最新鋭機。絶対防御を発動させる一歩手前の威力にしっかりと抑え込み、操縦者へ大ダメージを与えることも抜かりない。

 猛烈な痛みで感覚がオーバーフローでもしたのか、トドメとばかりに右腕へ光を集めるゴーレムの動きが酷くゆっくりに見える。鈴が泣きそうな顔になりながらこちらへすっ飛んできているが、きっと間に合わないだろう。

 

 

(たぶん、内臓もズタボロだなこりゃ……ろくに動ける気もしねえ)

 

 

 ────しかし、頭の中はむしろ今まで以上にスッキリとしているのだ。初めてISを動かしたあの日、貞操はおろか命の危険すら感じた緊急事態。それと全く同じ、ISと俺の境界線が溶け合って1つに混ざりあったような感覚。

 きっと俺は死にかけているのだろう……だが、()()()()()()()()()()()

 

 

「なぁ、ブリキ野郎。一緒に花火でも見ようじゃねえか」

「──」

 

 

 ゴーレムはビープ音を鳴らしながら俺の言葉に首を僅かに傾げ……刺突ブレードの後部に現れた巨大なシリンダーを目にして、一瞬その動きを止める。全く、無人機だというのにひどく人間臭い仕草をするものだ。

 

 

『メイルシュトローム用新型パッケージ《スターダスト・チャージャー》──イギリスはISでも銃剣突撃が大好きなんて、実に英国面だろ?』

「──!?」

 

 

 困惑するヤツに早口でまくし立ててやる。初めて見た時は某ガンなランスの見た目で実に興奮したものの、よもや()()()()()()()()()()()()()()()とは! もし設計したやつがその場にいたら特等席(真後ろ)に立たせてやりたかった程だ。

 

 

『砲弾1個でピットとアリーナを隔てる防壁をぶち抜くこれを、6個全部同時に起爆したら最高だと思わねえか?』

「──! ────!!」

『なんだ、俺の心配でもしてくれてるのか? 安心しな…………()()()()()()()()()()()

 

 

 そう呟くと大型ブースターとサブスラスターを同時に点火、全推力を前方に向けてゴーレムを押し出す。一夏たちとすれ違いながらアリーナのど真ん中まで移動すれば、もはや爆発までコンマ数秒となかった。

 

 

「勇っ、馬鹿! よせ!?」

「──お膳立てはしてやったぜ、一夏」

 

 

 太陽のような赤が全方位を染めあげ、青や紫を交えながら暴力的な熱が一気に襲い掛かる。《危機感知》が激しく死を感じ取るものの、ヤツの合理的な攻撃方法のおかげで辛うじて絶対防御が発動した。

 しかし、それでメイルシュトロームはエネルギーを使い果たしてしまったようだ。力なく地面に倒れ込みながら、俺はかすむ視界で上空を見つめる。

 

 

 爆発の衝撃で止まったゴーレムに対し、衝撃砲で凄まじい推進力を得た白式が突撃して右腕を切り飛ばした。間髪をいれずにアリーナの四方からレーザーが撃ちこまれ、バリアを失った敵は小さな爆発を起こして落ちてくる。

 

 

(ははっ、結局は、原作通りの終わり方か……)

 

 

 これでいいのだと頭で理解は出来るものの、一夏に見せ場を譲るのは少し癪に障る──そう思いつつ、俺は意識を手放したのであった。

 

 


 

 

 

「勇、大丈夫!? ねえ起きてよ!!」

「おやめなさい凰さん! 万が一があるのです、揺らしてはいけません!」

「でも、でも!!」

 

 

 自爆によって黒焦げとなった勇のもとにセシリアと鈴が駆けつけるのを眺めながら、俺は足元の敵IS──篠ノ之束が送り込んだであろう刺客を見つめていた。

 零落白夜を使える白式でも、衝撃砲で加速した一撃を行える甲龍でもなく……単なる量産機を真っ先に攻撃したこと。その理由は容易に想像できた。()()()()()()()のだ。

 

 

(あんたは昔からそうだ、束さん。姉さんと箒、そして俺以外は全員路傍の小石にぐらいしか思ってない。邪魔に思えば全力で排除しようとする)

 

 

 怒りと憎しみが沸き立ち、今すぐにでも全てを滅茶苦茶に壊し尽くしたいという衝動が胸の内を満たしていた。それを必死に抑え込み、かつて道場で教わった呼吸法で少しずつ体を冷やす。

 

 

「……ん? 一夏、それ何?」

「あ? なんだよいきなり」

「ひっ──え、えーっと、その。()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 いきなり話かけてきた鈴を反射的に威圧しつつ、右手に握った雪片弐型を確認し──思わず息が止まった。

 

 

 太刀を思わせるような反り返りが全く無い、太く平らな剣がそこにはあった。先端は若干丸められつつも重くなっており、先程切り飛ばしたISから噴き出た液体が血の如くこびりついている。

 ……奇しくも、俺はこの剣のことをよく知っていた。中学時代に勇が図書館から借りてきて、一緒に読ませてくれた本の中に出てきた武器の1つ。あいつはこれを“かっこいい”と評していた。

 そんな何気ない日常の一幕が、嫌に鮮明に思い出せる。

 

「……処刑人の剣(エグゼキューショナーズソード)?」

「あー、言われてみりゃ似てるわね。確か、斬首に使うやつよねセシリア?」

「なぜそこでわたくしに話を振るのですか!? まあ確かに、博物館で見た事は何度かありますが──」

 

 

 ──敵ISの再起動を確認! 警告! ロックされています!

 

「「「!?」」」

 

 

 片方だけ残った左腕。それを更に最大出力形態(バースト・モード)に変形させたISが俺を……否、その向こうで倒れ込んでいる勇を狙っていた。

 次の瞬間、ISを丸々飲み込むほどの光条が放たれる。俺はためらうことなくその中へと飛び込んだ。

 視界が真っ白に染まる中、この場にいる2人以外の悲鳴も微かに聞こえながらも、最後に刃が装甲を切り裂く手応えを感じて────。




:スターダスト・チャージャー
 イギリスが開発したメイルシュトローム用の新型パッケージ。サブスラスター2基と試作大型刺突ブレード《ハイランダー》によって構成される。
 武器外部に搭載した炸薬を用いた加速による高威力の突撃が可能で、コンセプトとしては『ISで銃剣突撃をする』という頭英国面シンプル極まりないものである。
 ────なお、試作品故に《ハイランダー》の本体は強度が高いとは言い難く、炸薬の複数同時使用は未想定だった模様。


 ……プロット段階ではゴーレムに軽くシバかれて戦線離脱する筈だったオリ主が、まさかの自爆をかましやがりました。なんか君、もはやそういう芸のキャラになってない??

 そして皆様、久しぶりの登場となったオリキャラ『鬼月先輩』のことは覚えていらっしゃいましたか? 勇の抱える秘密の多くを知っている彼女、これからは出番が増える……かもしれません。


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