その頃、蒼真はエクレ、ダルキアン、ユキカゼと共にセルクルに乗りながら兵士達を率いて戦場に進軍していた
ダルキアン:そういえば、勇者殿とエクレールはまた一緒の組にござるな
エクレール:はい、不本意ながら私がアホ勇者の面倒を見ないといけませんので
蒼真:ちょっアホって…(汗)
ユキカゼ:ふふ♪
ダルキアン:勇者殿、相方とは仲良くせねばならぬでござるよ〜
蒼真:なんで僕に言うんですか!エクレがつんけんしてくるんですよ〜!
エクレ:やかましい、貴様がアホなことをするからであろう!
ダルキアン:アホなこと?
ユキカゼ:勇者殿エクレとあった初日におっぱい揉んだり、全裸にむいたりしたらしいのでござます
蒼真&エクレ:なっ…!?///
蒼真とエクレはユキカゼの突然の暴露で顔を赤くする
ダルキアン:ほほ〜それはそれは♪
蒼真&エクレ:誤解です!!
エクレ:…ってユキ!お前なぜそれを知ってる!?///
蒼真:まだユッキーとダルキアン卿はいなかったはずなのに!?///
ユキカゼ:リコに録画を観せてもらったでござる〜♪
蒼真&エクレ:リコォォォォォォ!!///
ダルキアン:勇者殿も中々どうして、大胆でござるな〜
蒼真:うぅ…あれはただの不幸な事故で意図してやったわけじゃ…///
〜ゲシッ!〜
蒼真:いたっ!?
エクレ:この!この!この!!///
蒼真:ちょっいた、蹴らないでぇぇぇぇ!?
蒼真はエクレにセルクルに乗りながら蹴られていた
ダルキアン:フハハハハ!先陣2人の連携に問題は無さそうでござるなぁ
ユキカゼ:はい!
そんな2人をダルキアンとユキカゼは微笑ましそうに見るのであった
ダルキアン:後の懸念は魔物だが…
ユキカゼ:大丈夫でございましょう、空は晴天、守護の風も優しく天地に満ちております
〜クンクン〜
コノハ:コン!
ユキカゼ:コノハも怪しい気配は感じぬと
ユキカゼと共にセルクルの乗っている隠密隊の1匹、狐のコノハが臭いをかぎユキカゼに伝える
コノハ:コン
ダルキアン:うむ…
コノハが異常がないとダルキアンに頷くとダルキアンも頷く
それから時は達午後、両軍はそれぞれの持ち場についていた
パーシー:《さぁ!午後に入り食事も終えたビスコッティ・ガレット両軍!現在シャパル湖沼地帯にて戦闘開始の合図を待っております!》
エクレ:いいか、開始の合図があったら私達は最短ルートでその先を抜ける
蒼真:うん!
エクレ:開幕直後なら、みな橋やフィールドの確保に躍起になるはず、我々には目もくれない筈だ
蒼真:わかった!(そうなってくれたらありがたいんだけどね…)
エクレ:砲術士隊!砲撃はしなくて結構ですのでとにかくエルマール主席を守ってしっかりと着いてきてください!
砲術士隊:はい!
リコ:はいであります!
???:《皆様お待たせしました!開戦の合図までまもなくです!》
すると、シャパル湖沼地帯近くにある放送台から今回実況を務めるビスコッティ国営放送女性アナウンサー、エビータ・サレスとガレット国営放送の男性アナウンサー、ジャン・カズーニが放送を開始した
エビータ:《さぁカウントダウンが始まります!現場の皆さんも、放送をご覧の皆さんもどうかご一緒にお願いします!》
エビータ&ジャン:《せ〜の!5!!》
ガウル&ジェノワーズ:4!!
ダルキアン&ユキカゼ&朔弥&優:3!!
ミルヒ&琥珀:2!!
蒼真&エクレ:1!!
〜ヒュ〜…パパパン!〜
エビータ&ジャン《開・戦!!》
ロラン:全軍進めぇぇぇぇ!!
バナード:ガレット戦士団!突撃ぃぃぃぃ!!
両軍兵士達:オォォォォォォ!!
開戦の合図と共に戦士達が一斉に進軍を開始した!
エクレ:駆け抜けるぞ!勇者!!
蒼真:オーライ!親衛隊長!!
ガレット騎士達:ヒャッハァァァ!!
蒼真:ッ!
ガレット騎士1:獲物がいたぜぇぇ!!
ガレット騎士2:野郎どもぉぉぉ全員で囲めぇぇぇぇ!!
エクレ:えっえぇぇぇぇぇぇ!?
蒼真:やっぱりそうきたか!!
エクレは予想外の出来事に驚いていたが、蒼真はもしかしたらの場合を考えていたので落ち着いていた
ガレット騎士1:弓放てぇぇぇ!!
〜ヒュンヒュンヒュンヒュン!〜
ガレット軍から無数の弓矢が蒼真達に放たれていく
エクレ:勇者!
蒼真:わかってる!
エクレは愛刀の二刀の短剣を、蒼真はパラディオンを二つに分けその剣先に光の刃を作り出す
蒼真&エクレ:烈空…W十文字!!
〜バシュン!ドガーン!〜
蒼真とエクレは同時に烈空十文字を放ち、無数の矢を一掃した
ガレット騎士1:ヒャッハァァァ!!
ガレット騎士2:死ねぇぇぇぇ勇者ぁぁぁぁ!!
蒼真:やっぱり狙いは僕なんだね!
蒼真が戦闘体制に入ったその時
ユキカゼ:ユキカゼ流弓術…一ノ矢!花嵐!!
〜キュイン!〜
ガレット騎士達:うわぁぁぁ!?
ユキカゼが輝力を矢に集中して放つ、花嵐がガレット騎士達を吹き飛ばす!
ユキカゼ:勇者殿!
蒼真:ユッキー!
ユキカゼ:大丈夫でござったか?
蒼真:ありがとうユッキー、助かった!
その頃エクレも、ガレット騎士達と戦っていた
ガレット騎士達:ヒャッハァァァ!!
エクレ:私達を止めても、大したポイントにならんぞ!早々に猫玉化したくなければ…道を開けろ!!
〜ギャリン〜
ガレット騎士3:そうはいかねぇんだよなタレ耳隊長さんよぉ…
ガレット騎士3が剣を抜きながら言った
ガレット騎士4:あんたはともかく、勇者をぶっ倒して神剣パラディオンをゲットすりゃあ
ガレット騎士5:レオ閣下からのご褒美がた〜んまりと通達が出ててよぉヒヒヒ!
エクレ:なんだと…!?
ガレット騎士4:つうわけだからあんたの方こそ邪魔なんだよなぁ
〜ザッザッ!〜
エクレ:うっ…!
エクレの背後にまた新たなガレット騎士が現れた
ガレット騎士6:またサービスカットを提供してもらうぜぇ…!野郎どもやっちまえぇぇぇ!!
ガレット騎士達:オォォォォォォ!
エクレ:確かにあの時は…アホ勇者のせいでうっかり素肌を晒してはしまったが…ッ!///
〜ビュビュビュビュビュビュ!〜
エクレは持っていた槍に輝力を流しながら右手で回し始める
エクレ:だが、このエクレール・マルティノッジ!
〜ギュイン!〜
エクレの背後に紋章が浮かび上がる!
〜パシッ!〜
エクレ:てぇぇぇい!!
〜ドゴン!〜
ガレット騎士達:ぐあぁぁぁぁ!?
エクレは槍を両手で掴みそのまま振り回して囲んでいたガレット騎士達を一掃した!
エクレ:あんな恥ずかしい思いは…2度としないと決めている!!
〜ブゥン!ドゴーン!〜
ガレット騎士達:うわぁぁぁ!?
〜ボボボボボン!〜
エクレは輝力を纏わせた槍を投げ、ガレット騎士達を複数人倒し玉化させていく
蒼真:エクレ〜!
エクレ:無事だったか勇者
蒼真:エクレ、やっぱりパラディオンが狙われてる
エクレ:そのようだが、今更作戦は変えられん、念の為パラディオンは武器化させない方がいい、早く戻せ
蒼真:わかった
〜キュイン〜
蒼真はパラディオンの武器化を解除する
蒼真:しばらくはこれを使うか!
〜ジャキン!〜
蒼真はナイトとして戦う際に使用する聖剣グランシャリオを出現させ右手に持つ
エクレ:勇者、その剣は…?
蒼真:これは聖剣グランシャリオ、僕のもう一つの相棒だよ!
エクレ:他にも武器を持っていたのか…よし!薙ぎ倒しながら進むぞ!
蒼真:おう!
ジャン:《さぁ両軍とも激しい戦いを繰り広げております!》
映像にはガレット戦士団を次々と倒しているダルキアンが映る
ジャン:《約2年ぶりの戦場となるダルキアン卿!その強さは相変わらず、愛機ムラクモと駆け抜けます!》
〜ギュルルルルルルルル!〜
ガレット騎士7:うわぁぁぁ!?
〜ボン!〜
ガレット騎士7:にゃおぅ…
ジャン:《同じく、パネトーネ筆頭もその華麗な技で魅せてくれます!》
次に映された映像にはユキカゼが手裏剣を使ってガレット騎士達を玉化させていた
ジャン:《この2人が通った後はもぅ…救護班も大忙しです!大変です!》
エビータ:《でも早い段階で倒されれば、また早めに復帰も出来ますからね〜》
ジャン:《そうですね〜、例え倒されても体力の続く限り戦を楽しんで欲しいです!》
エビータ:《さて、前線のパーシーさん、そちらはいかがですか?》
映像が切り替わりパーシーが映し出される
パーシー:《は〜い!先程ビスコッティ2番隊、親衛隊長と勇者様、リコッタ主席のチームが湖沼地帯を抜けました!》
フランボワーズ:《こちら、スリーズ砦方面のフランです!こちらも先程ガウル殿下の隊もルートを抜けていかれました!ガウル殿下にしては珍しい敵陣後方への進撃です!これは何かの作戦でしょうか?》
その頃スリーズ砦では
エミリオ:みんな!気を引き締めろよ!!
騎士&兵士:オォォォォォォ!!
砦も守る騎士と兵士が気合を入れており、砦内部にはミルヒと護衛を任された騎士とメイド隊がいた
メイド?:姫様、報告致します!
ミルヒ:ッ!
メイド?:先程ガレットより使者が訪れ、至急姫様にお伝えしたいことがあると
ビスコッティ騎士1:……(チラッ
ミルヒ:……(コクン
ミルヒはそれを承諾するように頷く
ビスコッティ騎士:わかりました、お通ししてください
メイド?:はい!
ビスコッティ騎士1がそう言ったその時!
〜バッ!〜
ビオレ:ふっ!
〜ダン!〜
ビスコッティ騎士1:ぐぁ!?
ミルヒ:っ!?
入ってきたのはガレットの近衛戦師団の隊長ビオレで一撃でビスコッティ騎士1を倒した
ビスコッティ騎士2:ぐぅぅぅぅぅ!?
ミルヒ:!?
戦士団員1:はい!
〜ボフン!〜
ビスコッティ騎士2:わうん…
もう1人の騎士も玉化させられてしまった、すると、ビオレはミルヒの前で頭を下げた
ビオレ:姫様…無礼のほどお詫び申し上げございません…ですがどうか、我々の願いをお聞き入れください…!
その時、ミルヒの口から驚きの発言が出たのであった!
ミルヒ:あの…ごめんなさい!
ビオレ:!
〜ボフン!〜
突如ミルヒの身体が煙に包まれるとそこにいたのはミルヒの服を着ていたリコであった
ミルヒ?→リコ:自分、姫様ではないのであります…
〜チャキン〜
それと同時にビオレの首に剣が突きつけられた
リゼル:は〜い、動かないでくださいね♪
剣を突きつけたのはメイド長リゼルであった
ビオレ:!…ッ!
ビオレは周りを見渡すと他の戦士団員達もメイド隊によって完全に包囲させれていた
リゼル:残念でした
リコ:影武者騙し、申し訳ないであります
リコはビオレに頭を下げる、それを見たビオレはもう無駄だと諦め両手を上げるのであった
リゼル:まぁお茶でもお出ししますから、ゆっくりお話聞かせてくださいね♪
〜ガチャン!バン!ヒュルル…ドパーン!〜
同時にリコが打ち上げ台を起動し、上空に花火を打ち上げる
同行、進軍中の蒼真達の視界に花火が入った
蒼真:リコからの合図だ!
エクレ:本当に本陣への急襲があるとは…
〜ポン!〜
ミルヒ:……
するとリコに化けていたミルヒも煙に包まれると姿が元に戻る
ミルヒ:これで確信できました、レオ様は私に何か隠し事をされています!戦にはいつだって正々堂々と向き合う方です…そんなレオ様がここまでして宝剣を必要としているのはきっと…絶対理由があります!
ミルヒ達はリコの合図を確認した後ミルヒ達は自身が騎乗しているセルクルを走らせる!
ミルヒ:(だから私がレオ様に伺わなければならないんです!ビスコッティの領主として、エクセリードの主として!何より…レオ様のことが大好きな、ただのミルヒオーレとして!!)
そして蒼真達は再びグラナ浮遊砦に向け、進軍を開始するのであった!
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