パラディオン外伝 騎士と耳と尻尾の物語!   作:ウルトラ38

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帰れない?勇者inフロニャルド!後編☆

〜勇者召喚台〜

 

蒼真、エクレ、リコの3人は召喚台に来ていた、リコの話によるとここであるものを使えば電波が届くかもそれないとのこと

 

リコ:勇者様〜!準備整ったでであります〜!

 

リコの近くにはセルクルで運んできた大きなアンテナが付いている機械があった

 

蒼真:えっと…それは?

 

リコ:放送で使うフロニャ周波を強化増幅する機械であります、自分が5歳の時に発明した品でありますが、今は大陸中で使われているのでありますよ〜!

 

蒼真:へぇ〜すごいね!

 

〜ガチャン!〜

 

リコは機械を起動させる

 

リコ:では、勇者様!

 

蒼真:うん

 

蒼真はスマホを取り出し起動させる

 

〜ピッ〜

 

すると、圏外のマークが消えアンテナが3本立った

 

蒼真:うわぁ〜!立った〜!すごい!リコッタすごい!

 

リコ:ありがとうであります!感激であります!

 

リコは敬礼する

 

蒼真:それじゃあ早速!

 

〜ピッピッピッ、プルルルルルル…〜

 

蒼真はれいかのスマホに連絡をかける

 

〜地球side〜

 

灯:そう、ありがとう

 

灯は戻ってきた分身からの報告を聞き、分身解除する

 

なお:どうでしたか?

「緑川なお」スマイルプリキュアのキュアマーチ

 

あかね:蒼真は見つかったん?

「日野あかね」スマイルプリキュアのキュアサニー

 

灯:残念ながら…

 

祈里:そんな…!

「山吹祈里」フレッシュプリキュアのキュアパイン

 

咲:蒼真、いったいどこに行っただろう…?

「日向咲」ふたりはプリキュアSplash⭐︎Starのキュアブルーム

 

さあや:蒼真…

 

さあや達が蒼真の心配をしていたその時

 

〜ピリリリリリ!〜

 

さあや達:!

 

突如スマホの着信音が鳴り響く、さあやは自身のスマホが鳴っていることに気づき確認すると、画面には蒼真と表示されていた

 

さあや:!蒼真からです!!

 

ソウラバ:!!

 

〜ピッ〜

 

さあやは直様電話に出る

 

蒼真:《あ、もしもしさあ…

 

ソウラバ:蒼真(くん)!!今どこにいるの/いるのですか/いるんや!!!

 

ソウラバ達は全員同時に大きな声で蒼真に言った

 

〜フロニャルドside〜

 

蒼真は至近距離の大きな声にビックリし、エクレとリコも突然の大声にビックリしていた

 

蒼真:ご、ごめん…ちょっと色々あって…

 

あかね《色々ってなんやねん!!みんな心配させといて!!!

 

蒼真:ご、ごめんなさい…(汗)

 

祈里《蒼真くん大丈夫!!怪我とかしてない!?

 

蒼真:うん、怪我とかはしてないよ

 

灯《みんな、色々言いたいことはあるだろうけどちょっと落ち着いて、蒼真、一体何があったの?

 

蒼真:はい、実は…

 

蒼真はこれまでのことをみんなに伝える

 

舞《異世界フロニャルド…!

 

さあや《ビスコッティの勇者として召喚されて…!

 

ほまれ《戦に参戦して勝利したって…

 

咲《驚きなり〜!!

 

灯《どおりで探しても見つからないわけね

 

あすか《異世界に飛ばされてたら、見つかりっこないもんな

 

なお《それで蒼真、元の世界に帰れないって言ってたけど…

 

蒼真:うん、今そっちに戻る方法を探してもらってるところでそれまではこっちで過ごすことになる

 

あかね《せやったらさ、ゼロスタイルの力で帰って来れやんの?ゼロスタイルなら次元を越えれるし…

 

蒼真:僕もそれは考えたけど、それはやめといた方がいいと思うんだ

 

祈里《どういうこと?

 

蒼真:僕がゼロさんの力でこっちに来たならまだしも、こっちの世界の召喚方法で来たから、無理にゼロさんの力を使ってそっちに帰っても何かしらの影響があるんじゃないかな

 

灯《たしかにその可能性も無くはないわね

 

れいか《では先ほど蒼真が言っていた通り、帰る方法が見つかるまではそちらで生活することになりますね

 

灯《蒼真、くれぐれも無茶をしないように、必ず帰ってくるのよ

 

蒼真:もちろんですよ、必ずみんなの元に帰ります

 

〜ピッ〜

 

蒼真は灯達との通話を切る

 

蒼真:リコッタありがとう、スマホを使えるようにしてくれて

 

リコ:お褒めいただきありがとうであります!あっ勇者様!

 

蒼真:ん?なに?

 

リコ:良ければそのスマホ?という機械後で調査させていただけないでしょうか?

 

蒼真:……えっ?

 

リコ:ちょ〜っとだけ分解して、構造を知りたいのであります♪

 

リコは尻尾を振りながら蒼真に詰め寄る

 

蒼真:えっ…えぇ…?(汗)

 

リコ:見知らぬ機械を見ると自分は尻尾の付け根と研究心がキュンキュンしちゃうのでありますぅぅ!!

 

蒼真:いやいやいやいやいや!?

 

リコ:平気であります、ちゃんと元に戻すであります♪

 

リコが両手をワキワキしながら近づく

 

蒼真:分解すると保証が効かなくなるんだって…うわぁ!?

 

リコ:大丈夫でありますよ!自分が保証するでありま〜す!!

 

蒼真:その保証じゃなくて電話会社のぉぉ!!

 

エクレ:ふっ…

 

エクレは追いかけっこを始めた2人を見て笑みを浮かべるとセルクルに積んである通信機を使ってロランに連絡を取り先ほどのことを報告する

 

ロラン《うん、そうか勇者殿の故郷と連絡がついたか

 

エクレ:はい、勇者もリコもだいぶほっとした様子です

 

エクレは2人の方を見るとまだ追いかけっこしていた

 

エクレ:勇者も滞在期間中は戦への参加も含めて前向きに過ごしたいそうです

 

ロラン《わかった、一刻も早く姫様にお伝えしよう

 

エクレ:はい、お願いします

 

ロラン《あぁそれからな

 

エクレ:はい?

 

ロラン《ダルキアン卿とユキカゼが今日明日にも旅から戻られるそうだ

 

エクレ:それは心強い!

 

リコ:エクレ?何か朗報が?

 

エクレ:ダルキアン卿が戻って来られる!

 

リコ:本当でありますか!!ならユッキーも一緒でありますね!

 

エクレ:あぁ!

 

蒼真:?誰なの?

 

エクレ:ビスコッティ最強の騎士ダルキアン卿と我らの友人ユキカゼだ!

 

リコ:2人ともとっても頼りになるでありますよ!

 

蒼真:へぇ〜…あ、ダメだよ

 

〜スッ〜

 

リコ:あぅ…

 

蒼真はこっそりリコがスマホに手を伸ばしているのに気づき遠ざける、すると

 

???:クワァ〜クワァ〜

 

蒼真&リコ:?

 

どこからか声が聞こえてリコは声の聞こえた方向を見ると、そこには半透明な一つ目やカエルのような生き物がいた

 

リコ:あぁ!珍しいでありますな、土地神様であります!

 

蒼真:土地神?

 

エクレ:土地に暮らす精霊に近い生き物だ

 

リコ:土地神様がいらっしゃるのは自然の実りが豊かな証なのであります!

 

蒼真:へぇ〜そうなんだ

 

〜フィリアンノ音楽ホール控え室〜

 

ミルヒ:そうですか!

 

ロラン:えぇ、勇者殿も今やリコッタやエクレールと一緒にのんびり観光してますよ、コンサートにも来てくれるとのことです

 

アレから時間が経過し夕方になり、ロランはエクレから受けた報告をミルヒに伝えるためホールにいた

 

ミルヒ:良かったぁ、勇者様、リコやエクレールと仲良くなれたでしょうか?

 

ロラン:私が見た限りではもうすっかり

 

ミルヒ:はぁ〜、まだ気は抜けませんがなんだか少しほっとしました

 

ロラン:はっはは、姫様はご心労が多くていらっしゃいますからな

 

ミルヒ:皆に支えられての私ですから、自分でできることは頑張らないとです!

 

アメリタ:すみません騎士団長

 

ロラン:?

 

アメリタ:姫様そろそろ

 

ミルヒ:あっはい!

 

アメリタはミルヒに練習の時間が始まることを伝えに来て、それを聞いたミルヒはステージに立つ

 

ミルヒ(勇者様には後でちゃんと謝って、それから戦場での活躍すごかったですって伝えて、勇者様のことは撫でて差し上げていいのかしら?失礼でないといいな…あっ!エクレールも褒めてあげなきゃです!すごく頑張ってくれましたし…もちろんコンサートもしっかり頑張って、それから…レオ様にもまたお手紙を差し上げないと…レオ様はどうしてあんなに戦が好きになってしまわれたのか

 

ミルヒの脳裏にかつてのレオと過ごした光景がよぎった

 

ミルヒ(昔はあんなに褒めてくださった私の歌を…どうして聴いてくだされないのか…

 

〜ガレット本陣〜

 

その頃ガレット本陣ではレオ閣下が地酒を飲んでいた

 

ビオレ:レオ様、ミルヒオーレ姫様のコンサート窺わなくていいのですか?

 

レオ:誰が行くか、犬姫の歌など聞きとうないわ

 

ビオレ:そうですか…では軽く同会でもしますか?

 

レオ:敗戦国が戦勝国の宴の邪魔をするなど…そんなみっともないことが出来るか!

 

ガレットの近衛隊側役のビオレ・アマレットの問いにレオは言い切ると注がれた地酒を飲む

 

ビオレ:それではまぁ…今日は好きにお飲みください

 

レオ:うむ…そのつもりじゃ

 

レオが手にしている空のグラスにビオレは再び地酒を注ぐ

 

レオ:ところでガウルはどうした?こちらに来るなどというておったが?

 

ビオレ:そういえばそうですね

 

とある崖にフィリアンノ城を見つめる1人の男の子と3人の女の子がいた

 

???1:ん~、姉上が負けたってことは…勇者ってのはやっぱつえぇんかな?

 

???2:そのようです、スタイルは軽装戦士型、ガウ様と同じですが、見たことない力を使うとのことです

 

銀髪の蒼真と同い年くらいの男の子の問いに、小柄な黒髪の女の子が答える

 

???1:面白れぇ、姉上の仇ってわけでもねぇが…いっちょ遊んでやるとすっか

 

同刻、蒼真達は召喚台からフィリアンノ城に帰還していた

 

エクレール:姫様のコンサートに汗臭い姿で来られても困る、コンサート前に風呂を使って来い

 

蒼真:風呂って何処にあるの?

 

リコ:案内図もありますし、中の人間に聞けばわかるでありますよ!

 

蒼真:わかった

 

〜数分後〜

 

蒼真:って…誰もいないんだけど

 

蒼真は風呂場を探していたが一向に見つからず、さらに誰にも会えてない

 

蒼真:みんなコンサートの準備で忙しいのかな…?ていうか風呂場ってどこ?

 

そう言いながら歩いていると、明るくなっている場所を見つけた

 

蒼真:おっ、あそこかな?

 

蒼真は見つけた場所に向かっていく

 

蒼真:あっロッカー!ここみたいだ!早速入ろう!

 

そして蒼真は着替えて水着を着て桶を持ち、大浴場に入る、しかし蒼真は気づかなかった、入り口近くの壁にフロニャルドの文字で書かれた張り紙が貼ってあったことを

 

『大浴場 ただいまの時間 女性用』

 

『ミルヒオーレが使わせてもらっています』と

 

蒼真:うわぁ〜すごいや!露天だ〜!

 

蒼真は身体を洗うために移動を始めると

 

〜パシャン〜

 

どこからか水の音が聞こえる

 

蒼真:あれ?先客さんかな?

 

蒼真が音がした方向を向き移動すると

 

蒼真:うぇ!?///

 

そこには見覚えのあるピンク色の耳と尻尾が特徴の女の子、ミルヒがいた、ミルヒは立ち上がり振り向き、蒼真に気づく

 

ミルヒ:?勇者様?

 

ちなみにミルヒは今湯気と髪で隠れているとはいえ裸である

 

蒼真&ミルヒ:………

 

2人はお互いを見つめ合い数秒が経った

 

蒼真&ミルヒ:あっ!

 

〜カラン!〜

 

蒼真は桶を落とす

 

ミルヒ:はっ!はぁぁぁぁ!?///

 

蒼真:あぁぁぁぁあっ!見てません何も見てません!!!///

 

ミルヒは両腕と尻尾で身体を隠しながら後ろを向き、蒼真は慌てて後ろを向く

 

ミルヒ:す、すみません!ゆ、勇者様の前でこんなはしたない…///

 

蒼真:あぁいやあの僕…あの人がいるとかまさか姫様がいるとか思わなくてすみませ…

 

蒼真は目を瞑り早口で喋りながら後ろに歩いていたため足元に落とした桶があることに気づかずそのまま踏んでしまい滑りこけた

 

蒼真:あっ…

 

〜ボチャーーーン!〜

 

蒼真はそのままお風呂に勢いよく入る

 

ミルヒ:あっ、勇者様?

 

蒼真はゆっくり上がってくる

 

ミルヒ:ごめんなさい…

 

蒼真:?……!?///

 

蒼真は振り向くとそこには左腕で胸を隠しながら蒼真を見ているミルヒがおり、蒼真思いっきり見てしまい顔を赤くする

 

ミルヒ:私、普段はこちらの大浴場には、中々入らないものですから…///

 

蒼真はミルヒの話を聞きながらまたお風呂に潜る

 

ミルヒ:こんな時くらいしかなくて…あぁあの、私もう上がりますので!勇者様はどうぞごゆっくり…///

 

ミルヒはそう伝えるとロッカーに向かって走っていく

 

〜バシャーン!〜

 

蒼真は息が続かなくなり、風呂から出てくる

 

蒼真:ぷはぁ!はぁ、はぁ、はぁ…うん?

 

蒼真は先程までミルヒがいた場所にタオルな落ちていることに気づき、気まずそうにする

 

ミルヒ:あの〜、勇者様?

 

蒼真:!は、はい!?

 

蒼真の目線の先には大浴場の入り口からタオルを巻いてこちらを見ているミルヒがいた

 

ミルヒ:召喚の事とか、これからの事とか、勇者様にお話ししたいこといっぱいあるんです!ですから…コンサートが終わったら少し、お時間いただけますか?

 

蒼真:あぁ…はい!それはもちろん!///

 

ミルヒ:ありがとうございます!では、また後ほど!

 

蒼真:は〜い…!

 

そしてミルヒはドアを閉めていった

 

蒼真:…はぁ〜…やっちゃったぁ…///

 

それから蒼真は風呂に浸かりながら星空を眺めていた

 

蒼真:あっ!姫様に聞けばよかった…まさかここ…女湯…じゃぁないよね

 

蒼真がそう言ったその時

 

〜ガシャーーン!〜

 

ミルヒ:あぁぁぁぁぁ!!

 

蒼真:!姫様!?

 

ミルヒの悲鳴を聞いた蒼真は直様大浴場から飛び出し着替え外に出る

 

蒼真:……あっ!

 

蒼真は城の近くの塔の上に黒い小柄の女の子に口と両手を布で縛られてお姫様抱っこで捕まっている姫様を見つけた

 

ミルヒ:うう〜うう〜ん!!

 

蒼真:はっ…!

 

〜バッ!〜

 

すると、塔の上を照らすようにライトが照らされる

 

???1:我らガレット獅子団領!

 

???2:ガウ様直属秘密諜報部隊!

 

???達:ジェノワーズ!!

 

〜ドガーン!〜

 

謎の3人組が名乗ると後ろで戦隊モノのように爆発が起きる

 

1人目はうすい金髪のウサ耳の生えたスタイルの良い女の子、2人目は金髪と茶色の髪色の虎耳の女の子、3人目は黒髪で小柄の猫耳の女の子

 

蒼真:姫様!

 

男性:こっちだ!

 

ジェノワーズの近くにはカメラマンと数人の男性がおり、その様子を放送していた

 

???3:ビスコッティの勇者殿、あなたの大事な姫様は我々が攫わせていただきます

 

???2:ウチらはミオン砦で待ってるからな〜!

 

???1:姫様が歌われる時間まで、後一刻半、無事助けに来られますか?

 

ミルヒ:うう〜ん!

 

エクレ&リコ:あ、あぁ…

 

エクレ:行くぞリコ!

 

リコ:はいであります!!

 

それを観ていたエクレとリコもフィリアンノ城に向かって走り出す

 

???3:つまり、大陸協定に基づいて要人誘拐奪還戦を開催させていただきたく思います、こちらの兵力は200、ガウル様直下の精鋭部隊

 

???1:でガウル様は勇者様との一騎打ちをご所望です

 

???2:勇者さんが断ったら、姫様がどうなるか!

 

ミルヒ:うう…う〜ん!

 

蒼真:くっ……!

 

突如現れた謎の3人組ジェノワーズ、果たして蒼真はミルヒを救出することができるのか…次回に続く!




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