女装しながらダンジョン配信中にTSしてしまった俺の話 作:TSの虜
『あーはい。そうです!なのでお兄ちゃんは、暫く学校に行けないので、はい。それでお願いします!では、失礼します』
……はぁ。ん?あぁ俺だ。星空カナタだ。今はイマジナリー妹を使って学校を休んだ。どう考えても、学校へ行ける状況じゃないからだ。
アレから、どうなったかって?見ての通りだ。黒髪に青のメッシュが入ったロングヘアーはヅラじゃない。透き通る様で無限に触れられる吸い付く様な白い肌。そして、少し膨らんだ胸。そして、現実離れした女神像の様な顔。まんま、美少女jkダンジョン配信者星空カナタになってしまった。
なってしまった美少女jk。と言っても、学校に行ったら色々面倒臭そうだから、戻るまでは行かない事にした。まぁ、煩い幼馴染が一名いるけどアイツにエンカウントしなければ大丈夫だろ。
『んんっ、ってそうか。声も弄らなくて済む様になったのか』
さらば、俺のイケボ。その代わりにカワボを手に入れたし。それは良かったのか?
……取り敢えず、一日経った今俺は家を飛び出して何処へ向かっているかと言うと、あのダンジョンへだ。俺は美少女願望がある訳じゃないと言うのを説明して、元に戻して貰うつもりだ。
別に戻して貰わなくても良いのでは?とも思うが、戻して貰えたら願いはリセットされる。そしたら、その願いで俺は叶えてみせる!長年の願いだった、一生使い切れないぐらいの大金を!何かと生きるのに金は掛かるしな。特に武器は高いし。
『ふっふ〜ん♪おっかね、おっかね〜。お金がおっかね〜』
そう口ずさみながら、昨日来た道を戻る。確か此処らへんに、ダンジョンがあった様な……。
『あれ?』
ん?おかしい。確かに此処にあった筈なのに。気のせいか?そう思い、一度通り過ぎる。こっちか?いやあっち?あれ?
『やっぱり無い……嘘だろ』
口調が崩れるがそんな事はどうでも良い、それぐらい衝撃だった。さっきまで能天気だったのは、何処かで楽観視してたからだ。きっと戻れるって、大丈夫だと確信の無い自信があった。
『もしかしてずっと俺、女として生きていかなきゃ行けない?』
戻れなかったら現にそうなるだろう。いつか、そこら辺で出会った男と結婚して子供を産んで立派な家庭を持って。子供達が大人になるまで見守って、大人になって飛び出した後は今までは無かった一人の時間を大切に過ごしながら、終活をして最後は孫に囲まれながら死ぬ。
……色々考え過ぎた気がする、頭を冷やそう。それに今日はダンジョンへ行くのは辞めよう。学校も休みだし、家に帰って少し寝よう。
あれから少しして無事家に着き、ウトウトしているとチャイムが鳴った。何だ?なんか頼んでたっけ。起きたての頭でふらふらと玄関まで行き、ドアを開けた。
「やっぱりいるんじゃん!カレー作ったかr」
ん?どうした綾乃。そんな驚いた顔して。おーい綾乃さん?無視は悲しいな〜。おーい!