ー桜木葵視点ー
少し落ち着いてきたので、読書をしようと思う。ずっと学食やお弁当、外食に頼る訳にはいかないので料理の本とかもあったら良いなぁ〜と少し思いながらも図書館に行った。図書館はとても広く、チェスや将棋といったボードゲームもあった。どんな本を読もうかと悩んでいるととある女子生徒が上の方の本を取りたがっている。たしか、1年Cクラスの生徒だ。周囲を見渡すと誰もこちらに気がついていないし、脚立もかなり遠い。・・・
桜木「すいません。少し失礼します」
こちらを見ている彼女。そんな彼女の膝裏に左腕を持ってきて
「きゃっ///」
背中を右腕で支える(お姫様抱っこ)そしてそのまま私がら横向きになって上に持ち上げる。この時、いくら視線が無いからといってスカートの中が見えてはいけないのでその配慮をする。
桜木「えっと、本取らないの?」
「えっ///あっはい」
とった事を確認して、慎重に下す。今度、生徒会長に脚立を足せないか相談するか。
「ありがとうございます。えっと確か桜木葵さんですよね。私は1年Cクラスの椎名ひよりと申します」
桜木「覚えててくれたんだね。ありがとう。ミステリー好きなの?」
椎名「いえ、ただジャンルの違う本があったので、元の位置に戻そうと思って」
桜木「偉いね」
椎名「桜木さんは本を読まれるのですか?」
桜木「あんまり読んだ事無かったけど、こんなに大きな図書館があるならって思って、オススメとかある?」
椎名「そうですね…読みたいジャンルありますか?」
目を輝かせながらも自分を抑えるようにしていう。かなりの本が好きなのだろう
桜木「うーん、お任せで」
椎名「それなら、ーーー作のーーーーーはどうでしょう。とても伏線が多く、かといって難しい訳では無く大変分かりやすい物語です」
桜木「なるほどね!早速借りてみるよ」
椎名「後…その…読んだら感想聞かせてもらっても良いですか?私のクラスには余り本を読まれる方がいないので…」
桜木「勿論、良いよ。なんなら連絡先交換しておこうか」
椎名「はい♪」
その後、椎名さんにオススメされた本と料理の基礎という本を借りた。早速、調理器具や食材を買い自分の部屋で試してみた。刃物の扱いは多少慣れていたのでそこまで苦戦しなかったが、その他の作業が上手く出来ず、出来た物はそれなりのものだった。まぁこれから毎日作って練習すれば良い。勉強をし、風呂に入って、オススメされた本を読んでみた、読み終えてふと時計を見ると日付が変わっていた。話したい事が沢山出来たが、時間も時間だし、明日早速椎名さんとご飯食べながら話そうかな。そうして私は眠りについた。
狼少女は過去を告げて
に加筆を行いました
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