一匹狼だった少女   作:桜水月

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前回のあらすじ!
バスで頭ぶつけておばあちゃんに席譲った!
後、真島先生の最後くらいの台詞以外は原作と同じです


クラスメイトは個性豊か!

ー桜木視点ー

櫛田「人、多いね…」

桜木「そうだね…えっと…」

櫛田「見てこようか?」

善意100%でそう言っているのは分かったが面倒くさいとも思ってそうだし、なによりあの人混みをかき分けるのは疲れそうだ

桜木「いや、大丈夫…ここから見えるから、むしろ、櫛田さんの名前探そうか?」

櫛田「うん!じゃあ見てく…えっ?見えるの?

この距離で??」

※推定10m

桜木「えっと視力良いからね。あーと、櫛田さんは、Dクラスだって、私はAクラスだったから、違うクラスだ…残念だね」

櫛田「まぁ、残念だけど、放課後とか一緒に遊ぼうね!」

桜木「うっ、うん!ありがとう!」

そうして、二人は教室へ向かった。

櫛田「じゃあ、また後で!」

桜木「うん、また後でね」

私は、Aクラスに向かった。にしても、監視カメラがとても多い気がした。まるで、生徒を保護すると言うより、監視して審査するかのような、そんな量だ。更に、Dだけでは気づかなかったが、Cは元気な子が多くてBはほんわか気味でなんだかアルファベットが後になればなるほど、問題起こしそうな生徒が多いような?櫛田さんは、Dだったけど問題という問題は特に無かったような気がするけど、強いて言えば、自分を殺してまで他人に認められたい欲が強いくらいだ。

なんて考えているうちにAクラスの前に着いた。少しドキドキしながら、扉を開けて教室に入った。えっと、私の席は1番廊下側の後ろから2番目か。あいうえお順かと思ったが、どうやら、1番後ろの子と私だけ順番が逆だった。なぜかと思ったがその疑問は直ぐに解けた。

私の後ろの席の子の近くに杖があった。

この杖の持ち手や下の部分を見るとかなり使われている、でも、パッと見で少女に目立った外傷は無い、つまり、先天性の何かなのだろう。そしてAクラスに居るという事は、運動が出来ない分勉強がかなり出来るのでは無いだろうか、よし、最悪困ったらこの子に勉強を教えてもらおう。

(その間約5秒)

机にバックを置いて、振り返った

桜木「私の名前は桜木葵。これからよろしくね」

「えぇ、よろしくお願いします。坂柳有栖と申します」

桜木「坂柳さんね。言われ慣れてるとは思うけど、何か困った事があったら気軽に言ってね」

坂柳「どうして言われ慣れてると思ったんですか?」

桜木「先天性のものじゃ無いかと思ったから言ったんだけど、もしかして違った?」

なんて言うと坂柳さんは値踏みするように、少しニィと笑った。

坂柳「いえ、あってます。お言葉に甘えて、困ったら頼りますね」

難しい事じゃ無いと言いなぁと思っていると扉が開いて先生が入ってきた。

 

「新入生諸君。私はAクラスを担当する事になった真島智也だ。普段は英語を担当している。この学校では学年ごとのクラス替えは存在しない。卒業までの3年間、私が担任として君達全員と学ぶになると思う。よろしく。今から1時間後に入学式が体育館で行われるが、その前にこの学校の特殊なルールについて書かれた資料を配らせてもらう。以前入学案内と一緒に配布はしてあるがな」

 

前の席から合格発表後に届いた資料と同じ物が回された。パッと見、変更点は無さそうだ。

Sシステム…

 

真島「今から配る学生証カード。それを使い、敷地内にあるすべての施設を利用したり、売店などで商品を購入することが出来るようになっている。クレジットカードのようなものだな。ただし、ポイントを消費することになるので注意が必要だ。学校内においてこのポイントで買えないものはない。学校の敷地内にあるものなら、何でも購入可能だ」

 

ポイントの消耗をチェックされるのかな?

更に、買えない物は無いか…

 

真島「施設では機械にこの学生証を通すか、提示することで使用可能だ。使い方はシンプルだから迷うことはないだろう。それからポイントは毎月1日に自動的に振り込まれることになってい る。お前たち全員、平等に10万ポイントが既に支給されている はずだ。なお、1ポイントにつき1円の価値がある。それ以上の説明は不要だろう」

 

一瞬、教室の中がざわついた。

つまり入学したばかりの私達に、学校側から10万円もの大金を貰ったということだ。

 

真島「ポイントの支給額が多いことに驚いたか? この学校は実力で生徒を測る。入学を果たしたお前たちには、それだけの価値と可能性がある。そのことに対する評価みたいなものだ。遠慮することなく使え。ただし、このポイントは卒業後には全て学校側が回収することになっている。現金化したりなんてことは出来ないから、ポイントを貯めても得は無いぞ。振り込まれた後、ポイントをどう使おうがお前たちの自由だ。好きに使ってくれ。仮にポイントを使う必要が無いと思った者は誰かに譲渡しても構わない。だが、無理やりカツアゲするような真似だけはするなよ? 学校はいじめ問題にだけは敏感だからな。何か質問はあるか?」

 

入学を果たした事で10万円分の価値と評価があるということ。価値や評価というものは移り変わるものだ、つまり今後も10万を貰えるとは限らないという事。では、どこで評価するのか?いじめ問題に敏感と言ったあたり、生活態度等だろう、だから監視カメラが多かったのか。でも、生活態度という面ならDクラスやCクラスの負債が大きくなってしまう。それ以外も見るのか?それならやはり勉学やスポーツ、社交性だろうか?勉学はテストで良くて、スポーツは部活動や体育祭。社交性は何だろう、カメラ関係かあるいは何か特別な試験をするのだろうか。

坂柳「はい、先生。私達は、来月何ポイント貰えるのでしょうか?」

的確な質問だ。

真島「来月のポイントは1日に振り込まれる」

先生は、明らかに動揺していた。

坂柳「何ポイントですか、と聞いています」

真島「今は教える事が出来ない」

今は…つまり、5月1日には教えられるという事かな。でも、隠す理由は?生徒を試す為?なら私の考えがあっているとしたらそれには価値が生まれるはずだ。

坂柳「ふふ、分かりました」

真島「他に質問はあるか?」

真島「質問は無いようだな。では良い学生ライフを送ってくれ」

と言って先生は教室に出た

「これから、3年間教室を同じくする。だから自己紹介をしたいと思う。俺の名前は、葛城康平。中学では生徒会に入っていて、もちろん生徒会に入るつもりだ。よろしく」

と次々に自己紹介をしていった。

さっき挨拶した坂柳をはじめ、金髪で飄々とした橋本君に、高身長だけど猫背で運動が得意そうな鬼頭君、どこか退屈そうな神室さん、内気な山村さんに、興味がなさそうな森下さん、少し傲慢そうだけど忠犬みたいな戸塚君。

そして、とうとう自分の番が来てしまった…

桜木「桜木葵です。趣味等は特に()()()()()。なので、皆さんと交流して見つけられたら良いなぁと思ってます。なので是非沢山声をかけてください!」

パチパチと拍手がして、そのまま次にいった。

上手く出来てたようでよかった。

そうして、全員が自己紹介をしたが、30分ほど余った。情報収集がてら、少し校内を歩き回ろうかな。

桜木「少し、校内を歩き回ってくるね」

坂柳「えぇ、分かりました」

そう一応伝えて私は教室を出た。




星之宮先生が保健室の先生って情報は二次創作ですかね…。どうにか絡ませたい(攻略したい)。

校内探索

  • 2年の所に行く
  • Dクラスに行く
  • コンビニ・食堂に行く
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