一匹狼だった少女   作:桜水月

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実はそこまで考え動いて無いんですが…

ー坂柳有栖視点ー

葛城「クラスが最高の結果を残せた事を祝して乾杯!」

Aクラス「「乾杯」」

桜木「良かったの?」

と私に自分の中で答えが既に出ている質問を投げかける桜木さん

坂柳「ええ問題ありません。次にあるバカンスでは彼がリーダーですからね」

桜木「…そうだね」

坂柳「前準備はどの程度進んでますか?」

桜木「とりあえず簡易的なサバイバルからちょっとした体力等運動面の強化って所」

坂柳「つかぬ事を聞きますがあの時貴女はどこまで読んで、この状態にしたのですか?」

これは私がずっと気になっていた事

桜木「この状態?何の事かな?」

坂柳「そうですか」

やはり、はぐらかしますか

桜木「葛城君に呼ばれたから席外すね」

そう言い桜木さんは葛城君の方へ行き、代わりにといってはなんですが、橋本君が来ました。

橋本「良かったんですか、姫さん」

彼も彼女と同じ質問をするが、彼女のそれとは違い本当の意味での疑問なんだろう

坂柳「問題ありません。更に桜木さんにも確認を取られましたからね」

橋本「桜木ですか…彼女を信用して良いんですか?」

坂柳「信用というよりかは、敵に回したく無い人ですかね。今の所の彼女の動きはこちらにメリットが含まれて勝てるようにし、相手にもメリットがあるように動く。飴を与えているだけのように見えますが、相手が奇策でこちらを落としに来るのをうまい具合に回避しています。もし、彼女が全力で相手を落とし入れようとしたら……ふふっ、とても面白いでしょうね」

その時の私の笑みが怖かったのか、私のお友達は皆んな固まってしまった。

坂柳「橋本君、これで分かりましたよね?」

橋本「あぁ…」

橋本君は少し怯えています。彼にとっては1番相手しづらいと思いますが、頑張って足掻いてくださいね?

ー堀北鈴音視点ー

堀北「なぜここにいるのかしら?」

桜木さんに向かって視線を送る

櫛田「私が呼んだからだよ!MVPだらね!」

堀北「そう」

他クラス、ましてAクラスの人なんて信用出来ない。信用しきってしまえば、勝てなくなる。けれど、彼女の場合は本当にそうなのだろうか?彼女の行動の理由が分からない。あの時言っていた兄さんの「もしお前がこの学校に残るなら桜木…いや何でも無い」という言葉が忘れられない。桜木葵…あなたは兄さんの何なの?生徒会にも入っているし…もしかして…いや兄さんはそんな色恋なんかで生徒会に入れない!純粋な能力で入れる。でも、兄さんが彼女を気にかけているのは事実で…

桜木「堀北さん、大丈夫?」

いつの間にか真横に桜木さんがいた。ふと周囲を見ると赤点組はもう居らず、綾小路君と櫛田さんは片付けをしていた。そしてまた桜木さんの方を見ると心配そうにこちらを見ている。

堀北「貴女が何を考えているか知りたい…」

そう溢すように言った

桜木「…誰かの為になりたいただそれだけだよ…今回ならクラス間の争いじゃ無いし、退学のリスクがあった。だから行動した。それだけだよ」

大抵の人間は本音と建前を分ける。彼女のこの言葉は本音なのだろうか…

堀北「そう…もう終わってるみたいだし帰るわ」

こうしてまた、私は彼女から逃げる…

本当にこれで良いのだろうか

桜木「ねぇ、連絡先交換しない?」

彼女はそんな私の悩みに気づいたのか、過去に断った話をもう一度した。

堀北「……良いわよ」

少し驚いたような表情になったが、直ぐに笑顔になった。その笑顔は今まで見た中で1番の笑顔だった。まだ信用する事は出来ない。彼女は一体なんだろう…

 

教えて!水月ちゃん!

 

有栖ッチのいってたこの状況って?

→葛城派と坂柳派が拮抗する状況で、第三陣営(原作だと中立でここでは桜木派)がクラスに前向きである状況。原作よりかはクラス内の雰囲気は良いみたい。因みに、葵ちゃんは中立の人が動きやすく、試験で少しでも派閥の意識を取り除く為に動いているよ。

 

坂柳の考えどれくらい当たってるの?

→限りなく0。葵ちゃんは善意ほとんど100%




おまけ 「セラピー?」
「これでストレスなくなるの?」
「・・・」モフモフ
(夢中になってる…)
抱きつくようにモフモフを堪能する少女
「・・・」スースー
(におい、大丈夫かな…)
「あっ…ごめん、嫌だった?」
「いや…大丈夫だよ」
「ありがとう!」
そうして自室に帰った後、触ってみるが、あまり良さが分からない。まぁ、それで癒されてたなら良いか。…しっかり洗うか…
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