一匹狼だった少女   作:桜水月

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〈佐倉愛里の独白〉
いつも、足踏みしてしまう私の背中を押してくれたのは彼女だった
それだけじゃない、彼女は私を…
そんな彼女を特別に思うのは必然だった
だから今度は私が彼女の力になりたいんだ


ハリネズミは巣から顔を出してみる

〜桜木葵視点〜

ある日、愛里ちゃんから連絡がきた

佐倉『あのね、話したい事があるから部屋に来て欲しい…部屋は○階の○○○号室だよ。』

桜木『分かった。直ぐ行くね』

話したい事ってなんだろう。ふと千尋ちゃんとの件を思い出すが、エレベーターで波瑠加と出会い、波瑠加も愛里ちゃんに呼ばれてたと言った。つまり、恋愛的告白では無い事が殆ど確定した。愛里ちゃんの部屋に到着して中に入る。

愛里「その…急にごめんね…」

長谷部「良いって!どうしたの?」

暗い表情の愛里ちゃん。何かに怯えている?

ふと辺りを見渡すと机の上に沢山の手紙が置いてあった。何通か開けられていて、少し乱雑に置かれていて彼女らしくない、つまりこれが原因の可能性が高い。波瑠加は何も言わずに怯えている愛里ちゃんをどうしたら良いのか分からずにこちらを見ている。

桜木「ストーカーとか?」

愛里ちゃんはビックっと驚き、波瑠加は愛里ちゃんを見てなるほどと理解したらしい

長谷部「なるほどね。先生や警察に相談したの?」

佐倉「その…怖くて…」

桜木「なら一緒に行くよ、波瑠加も大丈夫だよね?」

長谷部「もちろん」

ー次の日の放課後ー

桜木「失礼します。1年Aクラスの桜木葵です。茶柱先生に用があって来ました」

茶柱「どうした?授業の事で質問でもあるのか?」

桜木「いいえ。ここでは少し話しにくいので空き教室か、生徒指導室で話したいのですが」

星之宮「葵ちゃん!?どう言う事かな!?」

驚いた様子で話しに入って来た星之宮先生。あっ、なるほど、これだと私に何かあって、茶柱先生に頼ろうとしているから、『頼ってねって言ったよね?何で私じゃ無いの?』って事かな

桜木「とあるDクラスの生徒に相談を受けまして、その事を茶柱先生に伝えようと思ったんです。しかし、その人の事も考慮すると先生達とは言え、多くの人の耳に入れるのは良く無いと思いまして」

星之宮「なるほどね…それなら」

と言って星之宮先生は納得したらしい

茶柱「それなら、生徒指導室が空いているからそこで話して貰っても良いか?」

桜木「分かりました」

そして、職員室の外で待っていた愛里ちゃんと波瑠加と合流する

茶柱「相談って…」

桜木「先に行きませんか?」

茶柱「そうだな」

少し震えている愛里の目を見て優しく言う

桜木「大丈夫。何も無いと思うけど、もし何かあったら絶対に守るから」

少し前を歩く、後ろから小さな声で「ありがとう」と声がした。

その後は愛里ちゃんがストーカー被害に遭っている事を伝えた。すると茶柱先生は驚き、愛里ちゃんを優しく抱きしめた。そんな茶柱先生の対応に驚いたのか、愛里ちゃんも波瑠加も目を丸くしていた。茶柱先生はやっぱり優しい先生だ、けれど彼女の目に映るAクラスへの執着ともいえる感情を見ると、私はやはり彼女にとっては敵なのだろう。Aクラスへの執着、一体過去に何があったのだろうか。

警察に連絡し、犯人には接触禁止が言い渡され、務め先もここではないどこかに変わるみたいだ。

 

オマケ 「伊達メガネ」

長谷部「愛里がアイドルなんて、驚いたよ」

佐倉「そうだよね…」

長谷部「まぁあ、愛里はこ〜んなに可愛いから同然と言えば同然だけど、ね?」

桜木「そうだね。まぁ伊達メガネの理由も分かったよ」

長谷部「えっ?伊達メガネ?」

佐倉「えっ?何で分かったの?」

桜木「レンズの奥に歪みが無かったから…だけど」

長谷部「へぇー。葵ってやっぱり色々と良く見てるよね」

桜木「そうかな?自分ではよくわからないな」

佐倉「ありがとうね、2人共」

長谷部「あっ!じゃあさ!じゃあさ!愛里が良ければなんだけど、メガネ貸してもらって良い?」

佐倉「うん、大丈夫だよ」

長谷部「それで〜葵、つけてもらって良い?」

桜木「えっ、あっ、うん」

桜木「どう、かな?」

長谷部「葵はメガネ禁止ね///」

佐倉「そうだね、波瑠加ちゃん///」

桜木「えっ!?そんなおかしい!?」

長谷部「いや〜そうじゃ無いんだけどね///まぁ、うん、葵はメガネ禁止だよ///」




2年生編アニメ制作決定、やったーー!新キャラがドンドン増えるし!既にいる子でも恋人軽井沢とかショートカット堀北とかの変化ある!にしてもどこまでいくのかな?やっぱり無人島くらいまでかな?楽しみ!!
そして、誤字報告ありがとうございます!!
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