ゴリゴリのゴリ押しで櫛田さんの過去を聞き
その代価として自分の過去も晒した主人公!
そして今回は前回の櫛田桔梗視点となっております!
〈櫛田桔梗の独白〉
1番早く、1番近くにいたのに…
私はその辛さを理解しきれていなかった
彼女が仮面をつけていたなんて…
私は気づけたはずなんだ…
けど、まだ遅くないよね
絶対に理解させる!
そしてずっと隣りにいてやる!
ー櫛田桔梗視点ー
部活紹介が始まる前に一件連絡がきた
『今日、夜時間ある?話したい事があるんだけど…』
話したい事?更に夜だなんて…ふふ…あの時話しかけておいて良かった〜
『うん!良いよ!何時が良いとかある?』
『じゃあ19時半くらいで良い?後、場所は櫛田さんの部屋で良いかな?』
『良いよ(*≧∀≦*)』
どんな話が聞けるんだろう。私はワクワクとした。時間になったので桜木さんが部屋に来た。
ピンポーン ガチャ
櫛田「こんばんは♪」
桜木「こんばんは」
櫛田「寒いよね?入って入って!」
桜木「お邪魔します」
櫛田「お茶とコーヒーと牛乳とりんごジュースあるけど、どれにする?」
桜木「うーん、お茶で」
櫛田「オッケー!」
そうして2人分のお茶を出した。
櫛田「で、話って何かな?」
桜木「あの…どうして櫛田さんは無理してまでみんなに尽くそうとするの?」
なんだ、私の話か…期待して損した…
櫛田「みんなの役に立ちたいからだよ!」
桜木「まるっきり嘘では無いけど、本当は自分の欲の為じゃないの?勿論、それが悪いとは思わないけど……私には本音で話して欲しいな…
私は本当の貴女を知りたい」
櫛田「そんな事…これが本当の私だよ」
桜木「嘘つかないで欲しいな」
なんで…なんでなんでなんで…
いつ、どこで、バレた!?
櫛田「…………どうして」
振り絞って出した
桜木「知りたいから」
簡単そうに言う。あなたを退学させるのは難しそうだけど、退学させれば良いよね?
櫛田「ふーん、まあ、いいよ。もうバレてるみたいだし、教えてあげる。あんたもどうせ、聞いたら私の事なんか嫌いに「ならないよ」はぁ…まぁ聞いてよ」
私が1番知ってる。
本当の私が好かれない事くらい…
櫛田「これで良い?」
桜木「話してくれてありがとう。まず初めに私は櫛田さんの事その程度で嫌いにならないよ」
本当にこいつは何を言ってるんだろう!?
理解できない!
櫛田「……どうして…こんな私を」
桜木「だって、嘘でも誰かの為に尽くしたという結果は変わらない。最後のクラス崩壊だって自分を守る為の行動…だから櫛田さんは悪く無い」
こいつは馬鹿か?
櫛田「…………そっか」
櫛田「ねぇ…じゃあ私も聞いて良い?」
桜木「ん?答えれる範囲なら…」
櫛田「ねぇ、私だけ語るのは不平等だよね、あんたの秘密、教えてくれない?」
桜木「覚悟があるなら…」
覚悟?けど、言ってくれるんだ…やっぱり馬鹿だ…
櫛田「聞かせてよ…」
あいつ、葵は淡々と過去を述べた。その時感じた事もなるべく織り交ぜて。最初は驚きしか無かった。「嘘をつくな」と言えば証拠を見せられた。少し触ったり体験したりしたが、流石に最後にしようとしていた事は止めた。それを簡単にしようとする精神自体が異常だ。けど、本人に自覚は勿論無いしそれが当たり前の空間だったんだ。そう思い俯いていると
桜木「ごめんね」
謝罪された…
櫛田「なんで…あんたが…謝るのよ…」
桜木「私が櫛田さんを泣かしたから」
櫛田「っ……あんたはっ…」
あんたは何も悪く無いでしょ、そう言いたかった。でも自分のせいにするだろうと想像出来たし、いくら言っても理解出来ないだろう。だからせめて…
櫛田「私は葵を見捨て無いから…」
そう言った。絶対に見捨て無いから、
だからあなたがまだ知らない本当の感情を私に見せてよ…
桜木「そっか…」
桜木「もう遅いし、帰るね」
櫛田「うん…明日一緒に登校するから」
桜木「えっ、あっ、うん…」
そうして葵は部屋に帰った。
桜木『明日何時くらいが良い?』
櫛田『じゃあ7時半で』
桜木『分かった』
あぁ…
この時から私は…
紫色に染められていたんだ