スランプ中に書いた物なので、駄文になっていますので、読むときは御注意ください。
それとバリアハートでの実習は特にやることもなく、大きなイベントもないのでとばそうかと考えています。理由は三章の実習までは主人公が原作通りに動くつもりだからです。
ちなみに暇潰しで書いている閃の軌跡二次創作は不定期更新で、他に書いている作品が遅れても構わないという方が、500名以上いる場合に載せる基準にしています。ただでさえ、連載している作品が多すぎるので……。
最後にタイトルを光雷より、雷光にするかどうか検討中です。
ケルディックで実習の課題を受け取ったリィン、アリサ、ラウラ、エリオットは、さっそく実習課題をこなすことになった。
最初は簡単な薬草の調達を行うことにした。依頼人に詳しい話を聞くべく、依頼人である七曜教会の教区長に話を伺い、薬を調合するための材料を大市で貰ってきてほしいと言われ、さっそく大市に向かうのであった。
「七曜教会の薬か……」
「教会の調合した薬はよく効くからな。私も世話になったことがある」
「そうなのか?」
「ああ。そなたも世話になったことがあるであろう?」
「そうだな」
ユミルで教会の人に色々と世話になった。しかし、リィンはあまり信仰心が高くないのだ。
七曜教会というのはゼムリア大陸でほとんどの人が信仰している、空の女神エイドスを信仰対象とする、アルテルア法国が教えと教育を広める為の地方支部みたいなものだ。人々の手助けになっているので、とても信頼されているのだが、危険な古代遺物を回収を行っている為か、宗教組織には本来必要な物なのか疑問の星杯騎士団という独自の武力さえ持っているのだ。
(宗教組織が武装しているのは、個人的にいい感じはしないけど、その辺は気にしても仕方がないか……)
空の女神エイドスに関しては至宝が存在しているので、実在するのは間違いないのだろうけど、ここまで異常な信仰を見せられると、宗教に関して元々寛大な日本で育ったせいか、ここまで熱心な信仰を見せつけられると、若干引いてしまうものがある。
(しかし、アルテリア法国は至宝やアーティファクトが関わってこない限り基本は不干渉だが、それらが関わってくると国の問題でも介入してくるから警戒は必須だな)
リィンはアルテルア法国を警戒していた。最もこれは前世の宗教の恐ろしい側面を知っているせいなので、過剰な警戒をしているともいえなくもない。
幸い、これから起こる内戦に干渉してくることはないが、それはあくまで至宝が関わっていなかったに過ぎない。蛇と対立している七曜教会は、いつも至宝を彼らに取られている。今後出てくれば過度に干渉してくる可能性もあるので、クロスベル、カルバート共和国方面も含めて間諜を強化することを内心検討していた。
リィンは内戦やその後について色々と頭の中で思案しつつも、Ⅶ組A班の面々達は大市で頼まれた材料を受け取り、それを教会へと持っていき依頼を終えた。
次の依頼は大型魔獣の退治をすることになったのだが、道中で出会う魔獣は時間をかけることを嫌ったリィンが、ラウラとリンクを結び、魔獣を蹴散らした結果(無論本気は出していない)、目的の魔獣に辿り着くまで、時間を取られずに済んだ。最もアリサとエリオットは戦闘でやることはリィンとラウラの後ろを付いていくだけになってしまい、ほとんど何もすることがなかった。
その為リィンはアリサから、「あなた暴れ過ぎよ!」と突っ込みを受けてしまい、エリオットには「リィンってこんなに強かったんだ」と驚かれた。ラウラはたまにジト目で、こちらを見ているのか時折り視線を感じる。しかし、自分が彼女の方に振り向くと、目を逸らしてしまうので、どうしようもなかった。
Ⅶ組A班はB班と違い、和気藹々としながら手配魔獣に辿り着いた。手配魔獣の青いトカゲみたいな姿をしており、寧ろ小型の青い恐竜と言っても違和感がないほどだった。
戦術は俺とラウラが前線で敵を抑え、アリサとエリオットがアーツやクラフトで、援護するというフォーメーションを組んで挑んだ。無論本気を出せばこの程度の魔獣なら一刀の元斬り伏せられるが、本気を出すのは最低でも、終盤と決めているので我慢する。
アリサが牽制で放った矢が、魔獣の鼻先を掠めて硬直した瞬間、ラウラが身の丈ぐらいある大剣を振るい、魔獣の腹を切り裂く。魔獣は怪我を負い大暴れしたが、エリオットの水属性アーツが炸裂した。魔獣はそれをまともに受けて、足元から凍りつき始め悶え苦しむ。そして、止めに俺が魔獣の頭部に刀を突き刺して止めを刺した。最後にオットー元締めに魔獣討伐の依頼を報告すべく、ケルディックに引き揚げた。
ケルディックの町に戻り、オットー元締めに報告を済ませようとしたら、大市の方で争う声が聞こえた。リィン達は気になったので行ってみたら、物語通り二人の商人が店の場所のことで揉めていた。大きな喧嘩に発展しそうになったので、仕方なくリィンは仲間達と共に仲裁に入った。幸い士官学院の生徒という立場のおかげで、相手が勝手に怯んでくれたおかげで、騒ぎがこれ以上大きくなることは防げた。
そして、騒ぎを聞きつけたオットー元締めが二人の商人の話を聞いた後、解決案が出されて、騒ぎは終息するのであった。
その後、オットー元締めに実習の報告を行い、彼が学院長と顔見知りである話等を聞いた後、全員で宿へ戻るのであった。
「今日は色々と大変だったね」
「本当よね。まさか、特別実習がこんな内容だったなんて」
「しかし、いい経験になったよな。噂や他人から得る情報と、実際に自分の目と耳で確認するのでは得る物が大きく違うことがわかったしな」
「うむ。リィンの言う通りだ。このような貴重な体験はそうできるものではないからな」
四人はテーブルで夕食を食べながら、今日の実習課題について色々と話し合う。
「それにしてもオットー元締めが学院長と知り合いだったてのは驚きだったな」
「そうだね。もしかしてB班の依頼も学院の誰かの知り合いにお願いして作ってもらっているのかな?」
「そうかもしれん。しかし……」
「あの二人がいてうまくやれているのか心配ね」
エリオットがB班について話題を出したが、ユーシスとマキアスの仲違いを思い出したのか、ラウラとアリサが難しい顔をした。流石にあの二人のことを考えると、誰でも心配したくなるらしい。まったくもって共感できる。
「確かに心配だな。明日トールズに帰ったらそれとなく尋ねてみるか?」
「そうね」
俺の発言にアリサが同意する。結果はここにいる全員の想像通りになってしまうけど。
B班のことを一通り話後は、Ⅶ組についての話題に移ったが、原作と同じような会話が行われる。トールズ士官学院に入学した理由になったとき、それぞれ各々の考えを述べる。それに対して俺は「トールズなら進路先が軍だけとは限らないから、将来を柔軟に選択することができるからです」と無難な答えを言っておいた。
そして、今日のレポートを書くべく部屋に戻ろうとしたら、ラウラが声をかけてきた。
「リィン。剣の稽古に付き合ってくれぬか?」
「わかった。でも、レポートもあるから手短に済ませるけどいいか?」
「構わない。では、行くか」
俺はラウラに連れられて、宿の外へと出て行った。