コードギアス☆堕天のハジケリスト☆ 作:ナイツオブラウンズの末席くん
シャクティ転校前、時系列 クラブハウス侵入からの食後。
「ねえ?ここで良いの?」
「ええ、ここなら大丈夫よ」
食事を終えたハジケリスト、シャクティ・カイエルはルルーシュが電話で呼び出した生徒会長 ミレイ・アッシュフォードという金髪巨乳お姉さんの指示でマルコシアスを格納庫に移動させていた。
アッシュフォード学園は元々、ブリタニア本国でナイトメアの開発や研究を行っていたアッシュフォード家という元名門貴族現没落貴族が運営しており、敷地内には格納庫も存在しており、一先ずそこにガンダム・マルコシアスを格納することなったのだ。
「しかし、此処は初めてくるな。まさか、マルコシアス以外にもモビルスーツが有るとはな……驚きだ」
「ルルーシュ様。私もお爺様から言われるまでは存在を知りませんでした……それに、異世界から来たのはシャクティくんだけでは無いようですしね」
マルコシアスを駐機させるシャクティを見ながら、ミレイ、そしてナナリーを乗せた車椅子を押しているルルーシュ。
そんなマルコシアスの側には同じく、駐機されているモビルスーツが何機が有ったのだ。マルコシアスと違ってガンダム・フレームは採用されていないが、その一部の機体の顔はマルコシアスと何処か似ており……ガンダム顔であった。
「あのバカとマルコシアスだけかと思ったが、アッシュフォードだけでも何人かいるとすれば、ブリタニア側にも異世界人が居ると考えて良いな」
ルルーシュは頭を軽く抱えた。ブリタニアは他国を遥かに凌駕する技術力を誇り、エリア11のレジスタンス及び日本解放戦線が持つ戦力は時代遅れな兵器だったり、時代遅れと成っている旧式のナイトメアフレームだ。それに対してブリタニアは新型のナイトメアを次々と開発しており、その技術発展の速さは滅茶苦茶凄い。
原作アニメでもブリタニアのナイトメアフレームは僅か1年で強くなり、地上を走破する通常兵器→オーバースペックのスーパーロボまで進化しているのだ。そんなブリタニアが異世界からガンダム・フレームや他のガンダム、その他のスーパーロボットの技術を得ればどうなるのか?ただでさえ無理ゲーなルルーシュの計画が更に無理ゲーと成ってしまう。シャクティを含めたアッシュフォード側の異世界人を全員味方に入れてもだ。
「パイロットと機体だけでも考えるだけ恐ろしいですが……技術ですね?」
「そうだ。特にモビルアーマー……シャクティとマルコシアスが破壊した超巨大兵器、あの残骸は既にブリタニア軍に回収されている。それが解析されたり、異世界の科学者がブリタニアに技術提供してみろ、シャクティとマルコシアスの力が借りれてもブリタニアを倒せるか分からないし、ブリタニアが世界全土を統一してしまうのも時間の問題だ」
モビルアーマーの残骸はブリタニア軍が回収した。そのモビルアーマーをブリタニアの科学者が解析すれば、ブリタニアの技術力は更に高まるだろう。これはもう、避けられない事実であり、シャクティのようにこの世界にやって来た異世界人がブリタニアに協力してるなら、モビルアーマーだけでなくその世界の技術もブリタニアは手にする事となる。
「まあ、それは大丈夫だと思うよ?モビルアーマーだけならね。
技術は流れるけど、あれを修復して使おうとしたらブリタニアは自滅物だよ?モビルアーマーを制御できるのはエイハブ・バーラエナ、そんで上位モビルアーマーの熾天使だけだから」
マルコシアスから降りてきたシャクティが告げる。
実はモビルアーマーの中には序列が存在しており、様々なタイプが存在するのだ。上位モビルアーマー、上位種と呼ばれる熾天使の名前を冠されたワンオフのモビルアーマー、そして開発者であるエイハブ・バーラエナだけがモビルアーマーに指示を与えることが出来る。
それにモビルアーマーは人型兵器(モビルスーツなど)と人間を優先的に破壊するようにプログラムされており、修復して再起動したらモビルアーマーの手でブリタニアは皆殺しに成るだろう。
「まあ、あのモビルアーマーは量産型のハシュマルタイプだから雑魚と言えば雑魚だけど」
「あれで雑魚なら、お前の世界はどんだけ魔境なんだ」
ルルーシュは大きな溜め息を吐き出した。マルコシアスが租界で破壊したモビルアーマーは量産型でしかも雑魚とのこと。その雑魚ですら1週間で日本を滅ぼせるのだから、厄災戦がどれだけ危険な物なのか分かるだろう。
単独で国家転覆出来るモビルアーマーが軍勢を組んで更に無数のプルーマを引き連れて現れる。悪夢でしか無いだろう。
「人体改造は必要だね。マルコシアスとかのガンダムは人間が乗ることを想定してないから。あっ、僕はまだマシだよ?
成長期ってこともあって、パパの手で有機的素材とナノマシンでのサイボーグ手術だから身長伸びるし。ヒドイ人なんて、手と下半身を切断されて直接ガンダムのコックピットに繋がれていたからね」
「手足を切断してですか!?そんなの……」
サイボーグ手術なんて良心的だった。リミッター解除の後遺症を除けば阿頼耶識だけなんて一番マシ。ヒドイ人は手を切断され、上半身だけとなりガンダムのコックピットに繋がれ、培養液に満たされたコックピットの中で一生を終える。
「ねえ、ルルーシュ、ナナリーちゃん、えーと……ミレイちゃんだっけ?
人が乗るロボットの弱点ってなんだと思う?」
ナイトメアフレーム、他の世界のガンダムやロボットの弱点。それは……
「人が乗ること。人が乗るからこそ、パイロットの安全を考えて性能はセーブされるんだ。
だからこそ、パイロットの安全を考えなくて良い無人機はその事を考えなくて良いから、テクノロジーが許される限り、限界まで性能を追及出来るんだ」
人間が乗ること。同乗者の負担や安全を考えて、有人機の性能は乗る人間の事を考え、パイロットの安全が求められる。動くだけの棺ではいけないからだ。
だが、無人機は違う。無人機はパイロットが居ない、人命を考えずに技術が許す限り限界まで性能を追い求める事が出来る。
「まさか、ガンダム・フレームは」
「そう。パイロットの負担を考えてないんだ。操るためには阿頼耶識で脊髄と機体を繋がないといけないし、Gとかの負担も考えてないよ?そうでもしないと勝てないから。
僕達ガンダムのパイロットはね、悪く言えば使い捨てのパーツなんだ。死にたくないから改造手術を受けたしね」
ガンダム・フレームはパイロットの事は考えて作られていない。モビルアーマーを皆殺しにするため、パイロットの負担を全く考えずに作られたのだ。パイロットはガンダムを動かすためのパーツとして考え、阿頼耶識は最低条件として、人体改造は必要として建造された。
ガンダム・フレームの能力を完全に引き出すためにはアグニカ・カイエルのような例外、シャクティのようにサイボーグ手術を受けた改造人間、そして下半身と手を切断してダルマにされてコックピットに繋がれた生体ユニットとされた人間パーツだけである。
「そうか……」
「うん。地獄なんて生温いところだったかもね。誰が敵で味方なのかも分からなかった。アグニカがジブリールを破壊して、モビルアーマーの生産が終わった後は消化試合としてモビルアーマー討伐大会に成ったし、アグニカが脱け殻に成ってからは権力争いまで大きくなるし……誰を信じれば良いのかも分からなかった。
だからこそ、笑うしか無かった。笑ってハジケて、周りを賑やかにさせよう。そうすれば誰かが元気に成ってくれるし、彼の世で見てるかも知れないアグニカや仲間達が安心出来るかもしれないしさ」
「そうか……お前も大変だったんだな。てか、その前に此処で脱ぐな!!」
しんみりした空気が流れるが、流れるようにパイロットスーツを脱いで全裸に成ろうとするシャクティ。だが、その背中には金属の板のような接続プラグ、脛椎から骨盤にかけて有機的素材で作られた改造手術の後がくっきりと見えている。
「あっ、服有る?出来たらパンツも」
「ジャージなら有るわよ!えっパンツ?」
「いや、戦闘中にウンコとオシッコか行きたくなったらどうするの?パイロットスーツにはオムツの機能有るからさ……全裸で着てるんだ」
「「パイロットスーツ垂れ流しなの!?」」
その後、ルルーシュの手でトイレに連行され、ミレイが用意したジャージに着替えたシャクティであった。
「あー、文明の素晴らしさを感じる~3日ぶりにパンツはいたよ」
「わかったわかった。それでナナリーの足は治せるのか?」
「再生医療マシーンを作る材料が有ればね……これある?」
シャクティは端末に、再生医療マシーンを作る材料をミレイに見せる。
「有るわよ。えっ?シャクティくん、これで本当に出来るの!?」
「天才ですから」
「天災の間違いだろ」
2時間後……
「でけたー」
そこには大人1人が入れるほどのカプセルがあり、そこはナノマシン溶液に満たされていた。
「使い方は?」
「カプセルに入ります。ボタン押します、それだけ。捥げた手足も生えるし、半分黒焦げに成っても治るよ」
使い方はシンプル。患者が中に入ってボタンを押すだけ。これだけで再生ナノマシンによる再生医療で、元気に成るのだ。
これでナナリーの足が治る、目が見えるようになる。ルルーシュは安堵した。
「ありゃりゃ?」
いざ、使いだしてからシャクティがモニターを見て首を傾げた。
「どうした?」
「ナナリーちゃん……無事に治るけど、可笑しな点があるんだ。
記憶を司る海馬が何らかの影響を受けた後があるし、後は瞼を開ける機能が何らかの理由で出来ない……それが海馬の部分に有るみたい」
「つまりだ……」
「誰かの手で記憶を弄られた可能性が有るってこと。それも超能力のような出鱈目で、科学じゃ分からない部分でね」
ナナリーは何者の手で、記憶が弄られた痕跡があるとのこと。それも記憶を司る海馬に何らかの影響を与えたとのことだ。
だが、無事にナナリーは健康に成った。これは良いだろう。
「お兄様……私、目が……足も動きます!!」
「ナナリー……良かった良かった!!本当に!!」
「シャクティさん、そんな顔してたんですね」
「ふふふ、僕って結構めんこい顔してるでしょ?」
再生医療マシーンから出てきたナナリー。
「ルルくん、お待たせ!ナナちゃん、元気に成った?」
「会長!ええ、治りましたよ」
と、そこに再びミレイが現れる。
ミレイはルルーシュと2つの側面で接している。1つはルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの従者として。もう1つはルルーシュの友人、生徒会長のミレイ会長としてだ。
生徒会長として接するときはルルと親しみを込めて呼び、従者として接するときはルルーシュ様である。
だが、ミレイは3人の人物を連れていた。
「ミリアルド先生、それにクワトロ先生にアムロ先生まで……どうしたんですか?」
1人はナナリーの担任である金髪ロン毛偉丈夫の男性 ミリアルド・ピースクラフト。突如として何処から現れて、このアッシュフォード学園中等部の教員をしているのだ。
もう1人は同じく金髪……なお、此方はミリアルドより歳上だと思われる。彼はクワトロ・バジーナ。突如としてやって来た体育教師であり、高等部の先生である。
最後の1人はアムロ・レイ。高等部と中等部で技術と図工、機械工学の先生をしており、感が鋭すぎる時がある。別名、最強の天パ。
「実はだね……私達も異世界からやって来たのさ」
「ナンダッテ!?」
ルルーシュ、シャクティ以前から異世界人がやって来たことを知る。
「ところでアムロ先生はνガンダム、ミリアルド先生はガンダムエピオンがそのまま有りますけど、どうしてクワトロ先生の機体はまるっこい玉なんですか?」
「いや、アムロのνガンダムのグーパンでサザビーが壊されてな…………その後、アクシズにコックピットが埋め込まれてこの有り様さ」
なお、クワトロ先生だけ機体が無いもよう。サザビーは一から建造し直しである!!
まだ反逆しないルルーシュ。
ハジケリスト追加する?
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やっやめろ…シャクティだけで充分だ!
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厄災ギャラホが来ました
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それよりスパロボ的絡みを!