ボーダー隊員は帰郷を目指し 作:ボーダー技術開発室職員
前回のアンケートの結果から、今後ホンゴウトワに関してブルアカキャラとの恋愛要素が追加されていくことが決定しました。
誰となのか、1人か複数人か、結ばれるのか、あくまで雰囲気ですませるのか等々…今後もアンケートを活用しつつ決めていきたいと思います。
……並行して、ホンゴウトワがどういう人間なのか物語内外で補完していこうと思います。
ホンゴウトワが好きになりそうな娘はかなりいそうで、加えてシチュエーションによってかなりハードルが低い。
ただ、逆にホンゴウトワを好きになりそうな娘は……キャラ作成のコンセプトも「未熟な迅さん」から初めて足りしますので、頼りない部分も受け止められる娘なのかなぁなんて考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。
『お好み焼き かげうら』。
オレが所属している『ボーダー』がある
もっとも、特筆すべきはその店を経営する一家の次男が『ボーダー』に所属しており、元A級、現B級上位である部隊の隊長・
『ボーダー』にスカウトされて、引っ越して、真っ先にお好み焼き屋を探して見つけた店でとってもおいしいし雰囲気もいい店で……でも、行くと高確率で
それが、『ボーダー』入隊式の時に『未来視』を発現し事情聴取を受けた際に判明した
そんなことを、たまたま見かけた埃をかぶった雑誌に載っていたお好み焼き屋のお店を見つけて、思い返し……「そうだ、出かけよう」となったわけだ。
まぁ、実際はその店はもう潰れてて、その場で会った
―――――――――
「――いやぁ、ごちそーさまでした」
「こちらこそ、ありがとうございました。」
そう
にしても、これまでにもちょくちょく見かけたりはしてたけど、『キヴォトス』の
『紫関ラーメン』の大将は二足歩行で人間大の柴犬っぽいのだったし、俺たち以外のお客さんはややマスコット的な頭身の獣人(?)たちだった。そして、今日ここに来るまでの街には同様の獣人(?)や人型のロボット――コッチは『ミレニアムサイエンススクール』やその周辺でも見かけてた――という
でもまぁ、なんにせよいちいち驚いてられないし、慣れないとな。
ロボットの
獣人(?)の
そんなオレ個人の感覚のすり合わせはともかく……
「実のところ意外に思いました。勝手なイメージでしたが、
「そんなことないよ~。言いたいことはわからなくはないけど、おじさんだって食べたいときには食べるよ。それに……最近は、ちょっと別の理由もけどねぇ」
「今日いないから来たんだけど」という呟きには別段触れない。
何の話なのかは聞いたりはわざわざ聞いたりしない。そこまでオレには関係なさそうだし、首を突っ込むほどのことでもない。なんとなくだけど、
「それで?これからキミはどうするの?」
「何かお土産を考えながら、帰ろうかと思います」
「そっかー……?」
ふと、何を思ったのか、口をへの字にして少し考えるような仕草をした
「もしかしてだけど、来た道帰ろうとしてる?」
「はい、そうですけど… でも、なぜ?」
「いやぁ、そっちの方見てたしねぇ」
む、露骨に見てしまったりしていただろうか?
まぁ、それがばれてしまったからって困ることもないけどさ。でも、そこをわざわざ指摘してきたのにはいったい何の理由が?
「むこうの駅に行けば早く手軽に帰れるのに、わざわざあっちへ歩いて帰るなんて……何か、話せないような理由があるんじゃないかなー…なんて、おじさん、邪推しちゃったよー」
「いえ、別に話せないほどのことでもないのですが……ただ、ですね。前もって言いますけれど、あくまで自分個人の意見といいますか、感覚の話であって別段他意はありませんからね」
「おお?ずいぶん念入りに前置きをするねぇ」
いや、いちおうは、ね?
オレが言うことが、『
「こう、気持ちが引き締まるんですよ。人の暮らしが見えるのに、人の気配がしないああいう廃墟がある景色の中にいると」
「だから、帰りもあそこを通りたいんです」と。そう、我ながらものすごく個人的で精神的な理由。
「
もっとも、そこは『アビドス高等学校』砂まみれだったりはしないし、そんな大きなビルもないような、本当に住宅地だった場所なんだけども。
「そうなった理由っていうのが、自分の所属している『ボーダー』と侵略者の『
「……なんとなくでしか想像できないけど、必要なことだとしてもやるせないねぇ」
「とはいっても、そこで暮らしていた人たちには申し訳ありませんが、
鳴り響く警報。
開かれる
現れる
肩を並べ戦う仲間や
そして……大規模侵攻のあの日。
「だからですかね、
生き残ることばかり考えた漂流時と比べて、気を抜くこともできたし、楽しいことも増えた。
だけど、だ。
「理由はあっても、勝手なことして一人で行っちゃっていろんな人に心配も負担もかけてしまってるんですから、早く戻ってやることやらないといけません」
「……」
「まぁそんなのは建前で、実際のところただ単に自分が帰りたいって思ってるだけだったりしますけどね」
笑いながら言うオレ。
それをよそに、隣にいた
「……うん。待ってる人がいるなら、早く会いに行ってあげないとね? 待ちくたびれちゃうかもよ~?」
くるりと振り返り「ね?」とほんわかとした笑顔を見せた
オレの、『アビドス』の廃墟群に対しての感情は
そう、ウソは言ってない。
でも、なんか引っかかる。
内心首をかしげながらも、とりあえずは後をついていくようにオレも歩き出すのだった。
縁があってこうしてお昼を一緒に食べたりはしたが、あくまで
ある意味で遠慮しなくていいから話せることもあるが、お互いに踏み込んでいくにはあまりにも浅い仲。だから、オレたちのやりとりもこんなものでちょうどいいんだろう。
「それじゃ~」と「またいつか」、そんなありきたりな言葉を最後に、オレたちは別れた。
オレは来た道を、
―――――――――
オレの周りの風景は、再び砂にまみれた廃墟の群へと変わっていた。
当然、午前中、歩いてきた道を戻るようなかたちで進んでいたのだから。
「おっ、いたいた」
廃墟の群のうちのひとつの屋上から
「おや?そちらの方々は、もしかしなくても今朝会った……?」
「え?なに?なに?」
「なんだ?」
「あ、なんか見たことある気が…」
急に出てきたオレに、特に銃を構えて警戒するようなこともなく立ち止まり、口々に思ったことをくちにしているのだろう
と、その集団の中でひとり、制服の上から赤いジャージを着てフルフェイスではない赤いヘルメットにゴーグル、ガスマスクを装着した女子が一歩前に出てきて、これ見よがしに銃を肩にかけてみせてきた。
「おうおう!誰かと思ったら、あたしらのたまり場に迷い込んできて尻尾巻いて逃げた男じゃねーか!そんなヤツがなんの用だ?」
おそらくその集団ではリーダー格なんだろう赤ヘルメット女子の言葉に、周りの黒ヘルメット女子たちが「きゃははは」などと笑い飛ばしてきた。
まぁ、そんなのはどうでもいいから、オレもオレの方で勝手に話を進める。
「いやぁ、ちょっと確認したいことがありまして」
「確認?」
「このあたりにいるってことは、もしかして『アビドス高等学校』の生徒だったりするんですか?」
「はぁ?」
ゴーグルとガスマスクで表情も目も見えないが「何言ってんだ?」と言いたいのが、その一言で伝わってきた。
「ですよね、制服もかなり違いますし。良かったです。勘違いだったらどうしようかと思いました」
「何言って――」
「ついでにもうひとつ――――
「……だったら、何だっていうんだよ」
ああ、うん。だよね。
午前中に出会ってしまった時には、何か銃とか色々準備してる感じだった。今は、どこぞの軍隊のように隊列を組んで行進――なんてまとまった行動ではないが、集団でまとまってどこかへ向かって行ってて……それが
――――学校の方もそんなに離れないならねぇ
お昼に誘った時、
――――何かあったらキミも手伝ってねーって、ヘイローも銃も無いから無理かな
『ヘイロー』とやらは未だにいまいちわからないが、「銃」が必要であることから荒事であることは想像できる。
となると……やっぱり、さっき言ったように襲われてるんだろうな『アビドス高等学校』は。
理由は、学校間の抗争かとも考えたが……わからないな。
でも、やることはもう決まってる。
「色々前情報が無いからやれること限られてるから……痛い目みたくないなら、とっとと尻尾巻いて帰んな」
「舐めたこと言ってくれるじゃねーか!!『ヘイロー』が無いからって容赦――――
反発し跳ね上げる手のひら大のジャンプ大を展開するトリガーで、自身の足元に展開するのが基礎とも言える使い方だが、実際のところ少し離れたところにも展開できるため応用した使用方法がいくつかある。……が、今回はあくまでヘルメット女子たちの間をぬうように
それを、
――――しにぇ!?ぎゃっ……は!?」
ヘルメット女子の一団の最後方まで来て止まったオレ。その後方――ヘルメット女子たちがいる方――からはガチャガチャカラカラと音が聞こえてきた。
うん。ちょっと心配だったが、いちおうできたみたいだ。『グラスホッパー』での変則移動中のすれ違いざまに『スコーピオン』での
音を立てたのは、断ち切った銃身の一部やパーツ、あるいは切り損ねてしまいはしたが弾き飛ばしてヘルメット女子の手元からなくなった銃そのもの。くるりと振り返ってみれば、ヘルメット女子たちが自分の手元とオレとを数回交互に目をやって……きっと、あのヘルメットやゴーグルで見えない目を白黒させているんだろう。
「お、おまえ…何しやがった!?」
「じゃあ次は、ヘルメットいってみるか」
なんか旗印っぽいし、割ってみるのもアリじゃないだろうか?
『スコーピオン』でも
「「「ぎゃーーー!!」」」
「ちょま、待て!?あたしも!」
さて、やろうか…と動こうとしたところで、黒ヘルメット女子たちが銃の残骸を投げ捨てて一目散に逃げだして、遅れて赤ヘルメット女子も走り出した、かと思えば立ち止まって振り返って――――
「お、おぼえてろーーー!!」
――――どこで聞いたかもわからない、ありふれた捨て台詞を大声でオレにぶつけて、改めて逃げ出し――って、黒ヘルメット女子たちもこっちに戻って……!?通り過ぎて、そのまま走っていった。
「ああ、そっか。あいつらの拠点ってアッチだよな」
オレの立ち位置が変わったせいで、最初に逃げようとした
にしても、拠点まで最短であろう方向だからって、逃げる対象であるオレの横を通り過ぎてこうって変に度胸があるというか、なんというか……。
「まぁ、防げたし、商売道具だろう銃に損害を出せたわけだからとりあえず良しとするか」
そもそもなんでそんな襲撃を受けているのかって理由も知らないし、これで根本的解決にはなってないだろうが……それでも、少なからず暇を稼いで余裕を持つことの助力となれただろう。
「あくまで自己満足だし、いいか……さて、帰り着くまでにお土産考えておかないとな」
―――――――――
「ふーん?あいつらと繋がってるかと思ったけどそういうわけではないかぁ」
○
元A級で現B級上位の影浦隊隊長で、『スコーピオン』を主に使うアタッカー。
『
ホンゴウトワとは、『
ホンゴウトワがいなくなった際には、迅を殴りこみにいきかけた……が、とある理由からトワが残していた遺書(のようなもの)を読むこととなり、トワの意志を知り、改めて迅のもとへ行った。
○ホンゴウトワの判定
『キヴォトス』に来てからは色々と緩いし甘い。寂しさ由来だと思われる。
○ホンゴウトワのプライバシー
今回はほぼ無し。別れたと思ったらストーキングされてたのは序の口。
理由:どこぞのハッカーさんにケイタイを乗っ取られているため。
アンケート機能利用
期限:次の投稿まで
結果は、話の流れに影響があります。
次のタイミング(原作開始ごろ)での副作用
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未来視
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嘘を見抜く
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敵感知・気配遮断
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強化聴覚
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身体精密操作
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感情受信体質
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強さ色識別
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動物意思疎通
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強化睡眠記憶