質問に答えたらポケモンの世界に来てました……帰る為に冒険しようと思います 作:ティファールは邪道
それは、とある日曜日の昼過ぎのこと……
「……だぁぁっ!!!また負けた!!」
一人部屋に置かれた勉強机にそう言いながらた折れ込んだ一人の少年……
彼の名は、小鳥遊大樹(たかなしたいき)
とある事情によって、ポケモンが大好きになった高校1年生である……
お昼ごはんを食べた彼は、「今度こそ勝つ!!」と、何時ものようにSwitchの電源をつけてレート対戦をしていたのだが……
「くっそ……メガニウムの格闘テラスボディプレスは弱いかぁ……」
-ゴーストテラスにしてのろい……だめだ、多分活躍させられない……活躍させる溜めの手持ちをまた考えないと……
何故か、メガニウムをレートで活躍させようと躍起になっていた……
昨日までメガニウム使ってなかったのに……
「……リアルにいたなら活躍させられるんだろうけどなぁ……」
-いたらいたらで、懐いてくれるか解らんけど
厳選作業をリアルでやっているのを想像して、多分無理だな……と、自嘲してしまう大樹……
因みに、大樹はあげたい能力のVを狙うタイプのため厳選は短めである
称号?グルメか頼れる相棒でよくね?
さて、一度調整し直すか……
と、Switchを操作しようとしたその時だった
「……ん?」
突然、画面が暗くなってしまい、それを見た大樹は慌ててしまう
-やっべ!?電池切れた!?
充電を忘れていたのか、慌ててしまう……
レート対戦中でもし切れていたらマナー違反だった……
そう思いながら充電器を探していたら、黒くなっていた画面に突如文字が浮かんだ
~~~~~~~~~~~~~
現実なら、貴方は生活できますか?
〉はい いいえ
~~~~~~~~~~~~~
「へ?」
始めてみる選択肢に、目が点になる大樹……
壊れたか?と、思い電源やホームボタンを押しても反応がなく、十字キーを押したら反応したので、壊れたのかな、と判断する
「仕方がない、一度やめ……ん?」
画面にまた字が出る
~~~~~~~~~~~~~
これは、レート対戦経験者へのアンケートです
アンケートにお答え頂いた方には、特別なおくりものをプレゼントいたします
貴方は、実際にポケモンがいたら一緒に生活してみたいですか?
>はい いいえ
~~~~~~~~~~~~~
「…なんだ、アンケートか」
それを見た大樹は納得した……
……補足するが、大樹はレート対戦の歴は短く、つい最近までエンジョイ勢と呼ばれるタイプのプレイヤーであった
そのため、簡単に信じている……
読者のみんなは、気を付けてください
そんなこちらの思いは知らず、大樹は少し考えた……
「生活してみたいかどうか……ねぇ……?」
ポケモンは好きである……
ただ、現実にいたら一緒に生活出来ますか?と聞かれたら……
「まぁ……イエスだな」
はいの項目を選び、Aボタンを押す
そりゃあ、生活してみたい……
ポケモン達と、きのみ園経営して、たまにお菓子とかランチを出すカフェを開いたり、スローライフとかしてみたいなぁ……
と、想像してしまう大樹……
それが、間違いだったかもしれない
Aボタンを押した瞬間、文字がまた表示される
~~~~~~~~~~~~~
アンケート有り難うございます!
アンケートの報酬として、
行ってらっしゃい!!
~~~~~~~~~~~~~
「は?」
瞬間、自身のいた場所の床が
比喩でもなんでもなく、突然消えた
「!?」
自身の座っていた椅子が重力に従う形で落ち、それに対して大樹も落ちそうになったが、咄嗟に消え無かった床にしがみつく形で落下を止める……その際にSwitchを落としてしまったが、些細な問題だろう
親に怒られるだろうが……
だが、その問題もある意味で裏切られた……
「危なかっ……た?」
這い上がろうとした大樹の目の前には、先程落としたSwitchが……
その画面に、一文だけ表示される……
~~~~~~~~~~~~~
ダメだよ
~~~~~~~~~~~~~
-ドゴンッ!!
「!?ぐっふっ!!?」
角で思いっきり叩かれた大樹は、そのまま穴に落ちていく……
穴が遠ざかるのを見ながら、大樹を意識を落としていった……
~~~~~~~~~~~~~
そして、大樹の部屋……
そこにあったはずの床はいつの間にか戻っており、Switchと椅子……
そして、部屋の主である大樹がいないこと以外は元のままとなっていた……