転生者、綾小路清隆がAクラスを目指す話   作:きよすず

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遅くなってしまい申し訳ございません。
最近部活が忙しくて執筆が疎かになってました。久しぶりの執筆なので少しおかしなところがあるかもしれませんので、どんどん指摘してください。

今回はリハビリのようなものです。


番外編 プール授業だぜ★

 

 

 朝教室に入るとクラスの一角が盛り上がっていた。そこでオレは思い出す。今日はプールの授業があるということを。

 

「おはようでござる綾小路どの!」

 

 いつも以上に元気な声でオレに話しかけてきたのは外村秀雄――通称博士だ。

 

「ああ。おはよう」

 

「早速でござるがこれを見てくだされ。――綾小路どのはこの賭けに参加するでござるか?」

 

「…………」

 

 博士に見せられたのは『女子のバ◯トランキング!』と大きく表紙が書かれている紙だった。オレはこの時察した。絶対にこの賭けには参加してはいけないということを。

 

――――――

 

「よっしゃプールだ!」

 

 原作で池が叫んでいたようなセリフを叫んだのはモブ男だった。そのセリフに女子はドン引きしていた。幼稚なところに引いたのもあると思うが、大半は鼻息の荒さに引いたのだろうな。

 

「博士、ランキングはどうだ?」

 

「最終結果では長谷部どのがぶっちぎりの一位で、その後に櫛田どのが続く感じでござるね」

 

「む、佐倉は二位以下か。どいつも俺の観察眼には届かないようだな」

 

「おい!女子が来るぞ!!」

 

 その声とほぼ同時に女子がプールに歩いて来た。

 

「ヤベェ……佐倉もいいが、やっぱり長谷部も捨てがたいぜ……両方拝むか!」

 

 だが、モブ男の不純な下心はすぐに打ち消されることになる。それもそのはず女子の中には長谷部と佐倉の姿がないからだ。その二人は少し端に見学者として座っていた。男子は全員一瞬目を疑っただろう。

一瞬にして大半の男子生徒が破産したのだ。無理もない。

 

「な…なんだと…俺のポイントが…」

 

 そんな呻き声が響く中、体育の教師がプールに入って来た。

 

「よーしお前ら集合しろー」

 

 体育教師の声が響き、慌てて男女共に集合する。オレもその中の一人だ。

 

「見学者は十六人か。随分と多いようだが、まぁいいだろう」

 

 体育教師の説明を聞いていても知っているオレとしてはただ面倒くさいだけだから今のうちに原作と違うところ大きく分けて二点を纏めていく。

 まず一つ目だが、池、山内、須藤が賭けに参加しておらず先程のモブ男と博士が筆頭として賭けをしていたという点だ。勿論オレも賭けをしていない。そして、参加していないオレ含め四人は女子からの好感度が極めて上がっている。あの堀北もニッコリだろう。

二つ目だが、これはオレも驚いた。なんと高円寺が欠席しているのだ。どんな理由かは分からないが、何か考えでもあるのだろうか?まあ、これでオレは一位を堂々と狙える訳だ。高円寺が居ても一位は取れるが、下手をすると日本記録を超えてしまうかもしれない。日本記録を超えてしまうと、水泳部からの勧誘など色々面倒な事になるだろうから絶対に避けたい。

 

「――さっそくだが、お前らの実力がみたい。1位には特別ボーナスで5000ポイントを支給する。遅い奴は補習になるから手を抜くなよ。それと泳げない奴は先に言ってくれ、先生が夏までに必ず泳げるようにしてやるからな。それに泳ぎは将来、絶対に役に立つぞ」

 

いつの間にか説明が終わっていたようだ。さすがに聞き流しすぎたかもしれないが、しょうがないだろう。

 

 男女別々に何組かに分かれた後、直ぐにプチ記録会?が開始された。予選では特に目を張るようなタイムを出した生徒はいなかったものの、平田や女子だが堀北や櫛田など素人のレベルとしては結構速い生徒はポツポツと居た。…原作通りだな。

 さて、オレの番になったのだがまだ予選だから決勝に残れるくらいのタイムで軽く泳いで置いた。そこそこのタイムを出すのは決勝からだ。

 

「綾小路くんっ!お疲れ様!」

 

「ありがとうな。櫛田も結構速いんじゃないのか?」

 

「ううん。私なんてまだまだだよ、小野寺さんだっているし」

 

「あれは水泳をやっているから速いのだろう」

 

「あはは、ありがとうね」

 

 レースが終わった後、櫛田が話しかけてきた。他愛もない話だが、明らかにオレに接触してきている。

 

「ね、綾小路くん。ちょっとお願いがあるんだけどいいかな?」

 

「なんだ?」

 

「えっとさ……その……やっぱり何でもない!じゃあ私行くから!」

 

 櫛田はそう言ってプールの方へと走り去っていった。少し不可解な行動だったが気にしないでおくか。どうせ大した用事じゃないだろうしな。オレはその後他の生徒たちのレースを観戦しながら決勝レースが始まるのを待った。

 

――――――

 

「決勝に残った生徒は振り分けられたコースに並ぶように」

 

 体育教師の言葉を合図にオレたちはコースに並び始めた。コースの前に立つオレに緊張という感情はない。そもそも感情がないというのもあるが、絶対の自信があるからだろう。

 

「よし、始めるぞ!各自台に上がってくれ……」

 

"ピッ!"

 

 笛の音と共にオレたちは一斉に飛び込む。入水してからオレは無駄のない泳ぎで確実に周りからとび出ていった。そして50mをあっという間に泳ぎ切る。タイムは22秒フラットだ。つまり日本高校生記録更新という訳だ。

 

 

――やってしまった。

 

 

 綾小路清隆のスペックを使って泳ぐと面白いくらいに加速して行き、直ぐに周りも見えなくなる。こんな状況だったら調子に乗らざるえないだろう。だが、現実は現実だ。最早面倒な事態になる事を覚悟するしかない。

 そんな後悔を感じながらオレはプールサイドへと上がり、平田たちが泳ぎ終わるのを待つことにした。

 

 

 全員が泳ぎ終わった後、そのまま表彰式に移った。男子はオレが優勝で二位に須藤、三位に平田と言った形だ。須藤と平田は意外といい勝負だったようでちょっとした友情が生まれていた。

 女子は一位が小野寺、二位が堀北で三位は櫛田だった。櫛田は原作で四位だった気がするが、気の所為か?

 とりあえず、男女の一位であるオレと小野寺がプライベートを授与された後、日本記録を出したオレはさらに二万プライベートポイントが授与された。

 

 その後は着替えが全員終わり次第解散だったのだが、オレは博士に呼び出されて原作の池のような事を言われたのは別の話だ。




下ネタ?…そんなの知りませんねぇ

綾小路清隆プライベートポイント
合計約八万pp

ヒロインは誰?

  • 軽井沢恵
  • 櫛田桔梗
  • 椎名ひより
  • 坂柳有栖
  • 一之瀬帆波
  • 松下千秋
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