小鳥遊ホシノの先輩   作:燐檎あめ

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リンくん完全出禁のためスキップしたアズサちゃんwith補修授業部の掘り下げをウィッシュリストベースでやっていきます。


【幕間】夏だ!海だ!水着回だ!

「海だーっ!!!」

 

 

 テンション高くはしゃぎ回るのは、アビドス高等学校OGの梔子ユメ。飛び跳ねた際に存在感を放つ双丘が大きく揺れ、周りの男たちの視線を釘付けに──

 

 

「「………」」

 

 

 ──アビドスユメセコム's(リンとホシノ)の鋭い眼光に、死神の鎌を想起した男たちはサッと目を逸らす。……どうやら、自らの命を天秤にかけられそうになって逃げ出す理性は残っていたらしい。命拾いしたな、お前ら

 

 

「……?どうしたの?リンくん、ホシノちゃん」

 

「……いや、なんでもない。準備運動は忘れるなよ?」

 

「わかってるよ〜!」

 

 

 しっかりと準備運動を始めた幼馴染を横目に、リンは日除けのパラソルなどを準備していく。

 

 

「先輩、私も手伝いましょうかー?」

 

「ん?そうだな……じゃあ、ノノミはそっちのパラソルを砂浜に立ててもらってもいいか?」

 

「はい!そー…れっ☆」

 

 

 ……ここまでこれば、彼らが今何処にいるのかはもう分かりきっているだろう。

 

 リンを始めとしたアビドス廃校対策委員会の面々は今──一面の青い海が広がるビーチへとやって来ていた。

 

 理由は特にない。……強いていうなら、まだアビドスの復興は残ってるけど、それはそれとして借金完済して余裕ができたから息抜きしよう!といったところか

 

 場所は……残念ながらアビドスに海はないので、トリニティに数多あるビーチのひとつに来ていた。

 

 

「……あれ?リン?」

 

 

 と、そこへ声をかけてくる人物が一人。声のした方へと振り返るとそこには──

 

 

「ん?……アズサか?」

 

 

 ──水着に身を包んだ、白洲アズサが立っていた。

 

 

「あれ〜?アズサちゃんじゃん、久しぶり〜」

 

「うん、久しぶり。……みんなはどうしてここに?」

 

「どうしてって……普通、遊びに来た以外ないんじゃない?」

 

「……それもそうか」

 

 

 まるで遊ぶこと以外に目的があるかのような反応を見せる彼女は、ひとり納得したように頷く。……そんな彼女らの元へと駆け寄ってくる影が三(・)つ(・)

 

 

「アズサちゃーん!待ってくださーい!」

 

「急に走り出してどうしたのよ!」

 

「あらあら、これは……」

 

 

 海を見たことの無いアズサに海を見せてあげようと画策したヒフミの案に乗り、と(・)あ(・)る(・)依(・)頼(・)と一緒に海へと足を運んだ"補習授業部"の面々が、そこに居た。

 

 

「ん、久しぶりだね、ヒフミ」

 

「え?……あ!アビドスの皆さん!?」

 

「お久しぶりです、ヒフミちゃん♣︎」

 

「あ、はい!お久しぶりです!……皆さんも遊びに来たんですか?」

 

「はい、借金の返済が完了したことで、時間に余裕ができましたので。今まで学生らしいことがあまり出来なかった分、これから楽しんでいこうって事になりまして。ヒフミさんも、色々とありがとうございました」

 

「いえいえ、私なんてこれといって……っと、そうでした!」

 

 

 思わぬ所で知り合いと出会した彼女らは会話に花を咲かせていた中で、ふと思い出したような様子でヒフミは共にやってきた二人の方へと振り返る。

 

 

「紹介しますね!こちら、私やアズサちゃんと同じ補習授業部の──」

 

「浦和ハナコです〜。よろしくお願いしますね?みなさん」

 

「うんっ!よろしくね、ハナコちゃん!それで、そっちの子は……」

 

 

 ハナコの自己紹介に元気に挨拶を返したユメは、補習授業部のもう一人のピンク枠(髪色)の少女へと目を向ける。

 

 

「エッ……!エッ……!」

 

「えっと……大丈夫?」

 

 

 ユメの言葉に気がついてないのか……彼女の視線はアビドスが誇る二大巨ny……失礼、二大巨頭に釘付けになっていた。

 

 ちょっと動くだけでふよんと揺れ動く、推定ハナコ以上のそれらはあまりにもエ駄死。しかし知己であるハナコはともかく、初対面の相手に言うのは如何なものか……理性と恥性の狭間で揺れる彼女の葛藤は、第三者の介入によって唐突に終わりを迎える。

 

 

「こっちの準備は終わったぞ、飲み物いる奴いるか?」

 

「──エッチなのはダメ!死刑!」

 

「……え?????」

 

 

 パラソル等の準備を終えて近づいてきたリンの鍛え上げられた無駄のない筋肉で彩られたその肉体美、上からパーカーを羽織っているがためにその全てを晒さぬチラリズムが、容易にコハルのエ駄死判定に触れたのだった。

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

「なるほど、正実の依頼でタスクをこなしに……先生はその引率か」

 

「そういうこと。いやー、まさかリンくん達もいるとは思わなかったよ」

 

 

 後から合流した先生に話を聞けば、どうやらあるや(・)ら(・)か(・)し(・)を無かったことにする代わりに、正義実現委員会の依頼を受けてここへとやって来たとの事。*1

 

 先生から受け取ったタスクのリストを、リンは読み上げる。

 

 

「砂のお城と砂風呂作り、泳ぎを習得する、ビーチバレー、花火、スイカ割り、海の家……」

 

「これを、一緒に来たツルギちゃんと一緒にやって、証拠写真を撮ってくるように……っていうのが、ハスミちゃんからのミッション……っていうか、お願いかな」

 

「うへ〜、確かにこれは、ミッションって言うよりかはお願いって言われた方がしっくり来るね〜」

 

 

 書かれている内容は平和そのもの、危険な内容も見受けられないため問題はないだろうと判断したリンは、リストを先生に返す。

 

 ……横で聞いていたアズサがくいくいっと袖を引っ張りながら上目遣い(無意識)でリンを見る。

 

 

「……リン、本当になんの裏もないのか?」

 

「うん?……まぁ、ないと思うけど」

 

「そっか……リンが言うならそうなんだろうな」

 

「あれ……?アズサちゃん、さっきと反応違くない……!?」

 

 

 自分が説明した時は"素直すぎる"とダメだしされたにも関わらず、同じように平和なミッションだと言ったリンの言葉を素直に聞き入れたアズサに、先生は愕然とする。

 

 どうして……私、そんなに信用ないかなぁ……!と内心涙する先生だが、別にそんなことは無い。

 

 ただ単純に──

 

 

「……?いや、リンは先生よりも暗号とかに詳しいから」

 

 

 ……というだけの理由である。

 

 と、そこへヒフミたちとわいわいとはしゃいでいたユメが、タッタッタッと駆け寄ってくる。

 

 

「リンくん、ホシノちゃん!ヒフミちゃんたちと一緒に遊ぼうって話になったんだけど、一緒に遊ぼ?」*2

 

「俺達か?俺はまぁ、構わないが……」*3

 

「うへ、わたしもいいですよ~」*4

 

「あ、アズサちゃんもよかった?」

 

「うん。みんなで遊ぶのは楽しいことだって、最近知ったから」

 

 

 満場一致、アビドスとトリニティの交流会が今!始まる……!

 

 ツルギ&マシロ「「私たちの意見は……?」」

 

 ……始まる!

*1:
なおこの説明を受けている間にコハルはしっかりと自己紹介を済ませている

*2:
断られるとは思っていない聞き方

*3:
勿論断らない

*4:
勿論断らないPart2




※この後ちゃんと確認してます。


ユメパイセンの格好は、白のビキニに腰にパレオを巻き、麦わら帽子を被っています。流石にね、スク水では来ませんでした。他のみんなは原作通り。
先生含めベクトル違いの美人ばっかりなので、唯一の男であるリンくんはエグいくらい嫉妬の視線に晒されていますが、有象無象にどんな印象を抱かれようが微塵も興味がないため気にしておりません()
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