──ある日の朝、アビドス高等学校にて
ガララッ──
「おはようございます」
ガタガタッ…!ガサ……
「お、おはよう、ホシノ。今日は随分と早いな…?」
「えぇまぁ、ちょっと早起きしてしまったので」
普段より早く学校に登校してきたホシノは、慌てた様子で何かを机の中に隠すリンを目撃した。
「……で?今、何を机の中に隠したんですか?」
「…んん?何を言ってるんだ?」
そう言いながら目をそらすリン先輩。……この人、普段は比較的落ち着いててユメ先輩と比べると隠し事とか得意なのに、動揺するとものすごくわかりやすくなるんですよね。
……訂正、別に落ち着いてないですね、割とユメ先輩と一緒におちゃらけてました。
それにしてもいったい何を隠してるんですかね。チラッと見えたのは、本みたいでしたけど……ハッ!まさか!?
「せ、先輩!まさか学校でいかがわしい本でも読んでたんですか!?ダメです!没収します!」
「……おぁ!?お、おまっ、なんて勘違いしてんだ!」
「だったら見せてくださいよ!」
「いや、それは……」
「やっぱりいかがわしい本なんじゃないですかぁ!」
「だぁから違うって、いやぁ!襲われるゥ!」
「ちょっと!?変なこと言わないでください────」
──この後、ユメが来るまでの約五分間、こんな感じのやり取りを続けていた。
「おはよ~!……二人とも、何やってるの?」
◇◇◇◇◇
「なるほど、リンくんがいかがわしい本を……」
「いや違うからな?断じて違うからな?」
そんな風に、必死で否定しているリン先輩。……その必死さが余計に怪しいんですけど
「うーん、でもリンくんが学校でそういうの見るイメージわかないなぁ」
「……まぁ、それは確かにそうですけど」
以前の宝探しの時も、ユメ先輩が制服を脱ぎだした途端に目を伏せる誠実さを持ってますからね……だったらなんでリン先輩はこんなにも頑なに隠し続けるんでしょうか?
「…ねぇ、ホシノちゃん。見えた本って何色だった?」
「色、ですか?えーっと…」
チラッとしか見えてないが、確か色は……
「水色、だった筈です」
「なるほど、水色かぁ」
そう言って、どこか納得したような雰囲気を出すユメ先輩。何か心当たりでもあるんでしょうか?リン先輩が横で"何も言うな!"って合図してますけど、思いっきり無視してますね。
「ホシノちゃん、多分リンくんが隠したのは日記だと思うな」
「……日記、ですか」
……リン先輩が"終わった…"って感じに顔を抑えて上を向いているってことは、正解なんでしょうね。
「……でも、今までリン先輩が日記なんて書いてるとこ見たことないですよ?それなのに、どうしてユメ先輩は知ってるんですか?」
「それはね?前に一度、実際に見たことあるからだよ~」
………
「ふーん?ユメ先輩には見せるのに、私には見せてくれないんですね?」
「いや、そうはいってもな…、あの時はまだ入学したばっかりのころで、書き始めて直ぐだったから見られても大したことなかったし……」
拗ねた
「……ユメ先輩、今の日記に何が書いてあるか、気になりませんか?」
「……正直言うと、私もすっごく気になってたの」
──二人そろってリン先輩の方を見る
「……いやいやいや、二人とも、冗談だよな?どうしてこっちににじり寄ってくるんだ!?」
そう言いながら両手を前に構えて私たちを遠ざけようとするが、私とユメ先輩に止まるつもりはない。そして──
「「リン先輩、覚悟ォ!/リンくん、覚悟~!」」
リン先輩に向かってユメ先輩と一緒に飛び掛かった。
「おい、やめっ…、オ、オレのそばに近寄るなああ────────ッ!!」
……結局見ることはできませんでした、残念です。
お気に入り登録してくださった方が、ついに200人超えました!……いやついにって言ってるけど、まだ投稿し始めて二週間経ってないですし、想定してたよりめちゃくちゃ早いですね!?皆さんありがとうございます!
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