死兆を招き、勢を成す   作:YTFY

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ブルアカ好きー!刃ちゃん好きー!スタレ関係少ねー!
→書くかぁ……




始まり

 

 

 

 

「……は?」

 

目が覚めたらなんか知らない場所に居る件。いやそんな漫画みたいな事あるかい。今なっとるやろが!

 

……いや、こんなふざけてる場合じゃない。マジでここどこだ?どっかの建物の中……壁にヒビとかあるし、なんか機械の残骸とかもある。……見た感じ廃墟……か?

 

「どういう事だ……は?」

 

なんとここで新事実。声も変わってる。なんだァ?この低音イケボは。……待て、声が変わってるって事は……

 

「……身体も変わっている」

 

予想通り、身体も変わっていた。服も知らない服着てるし……まあじでどういう事だ?昨日……かは分からないが、目覚める前は普通に自分の部屋のベッドで眠った筈。それが目が覚めたら知らない場所に知らない身体で居ました……いやおかしいだろ。……はぁぁぁぁ分からん

 

「……まずは今の自分の状態を確認するか」

 

状況が分からなすぎて一周まわって冷静になってきた。一先ず、自分の姿が見えるものを探そう

 

そうして俺が出口を探す為に廃墟を探索しようとした時

 

「ほう……こんな所に人、ですか」

 

後ろから声をかけられた。反射的に振り向き……即座に後ろに飛び退く。……身体が軽いな

 

「おや、随分警戒されてしまっている様ですね」

 

後ろに居たのは、黒いスーツを纏った異形だった

 

「……誰だ」

 

「それはこちらも聞きたいのですが……いえ、一先ずこちらから自己紹介をしましょう。私はゲマトリアの……そうですね、"黒服"とでもお呼びください」

 

「……」

 

こいつ……何者だ?人間じゃなさそうだし、明らかに普通じゃない

 

「では、次は貴方の事を教えて頂きたいのですが」

 

「……」

 

どうする……今の俺がどうなっているのかは俺にも分からない。……なんとか話は通じそうだし……頼む、か?

 

「……その前に、何か自分の姿を確認できる道具を持っていないか」

 

「ふむ。鏡ならば一応持ってはいますが」

 

「……貸してほしい」

 

「構いませんよ」

 

黒服が渡してきた鏡は、身だしなみを確認できる様な、小さな鏡だった。それを覗き込む

 

「……」

 

そこにあったのは、俺の見たことのある顔だった。だが、自分の顔じゃない。しかも、この顔を見たのは……ゲームの中でだ

 

(おいおい……刃じゃねぇか)

 

俺の顔は、崩壊:スターレイルというゲームに登場するキャラクターとまったく同じだった。……いや、よく見れば服装や髪の色等も一致する。……おいおいマジか

 

「どうかしましたか?」

 

「……いや、なんでもない」

 

ちゃんと聞けば、この声もだ。……どうやら、俺の心以外は刃になってしまったようだ。いやまあ、別に嫌いなキャラじゃない……むしろ好きなキャラだから、嬉しいっちゃ嬉しいんだが

 

「では、まずは名前をお聞きしても?」

 

まあ、なってしまったものは仕方がない。……いや仕方がなくはないんだが、別に前の自分の生は、何か特別な事などないつまらない人生だった。何かやりたいことをやりたくて生きていた訳でもなかったし、もしかしたら、今は夢を見ているだけかもしれない。……なら、せっかくだし刃になりきってみても楽しそうだ

 

「……刃だ」

 

「刃。ですか」

 

さて……刃になりきってみるといってもどうするか……まあ

 

「黒服、といったか」

 

「ええ」

 

「少し話がしたい」

 

まずは情報収集だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







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