カード学園サヴァイヴ ~カードで全てが決まるゲーム世界の学園で狂人で軍人のゲーム廃人は天使のために最強になる~   作:哀原正十

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第24話 玄咲 VS D組 ―死線を超えて―

 フュージョン・マジック【死線(デッド・ライン)】。

 

 ゲームでは実にピーキーな効果だったフュージョン・マジックだ。素材魔法はバーサーク・デッド、デモン・ブラッド、メタル・ライン。

 

 発動中、最大HPが10%になる代わりに、元々の全ステータスが3倍になる魔法。元々のステータスが3倍になるというのがミソで、他のステータス倍加魔法と足し算でなく掛け算で重ね掛けが可能。また、最大HPが10%になるデメリットを利用してHPが低下した状態で強力な効果を発揮する背水効果を起動したりと、いろいろなコンボに使用可能な魔法だった。

 

 玄咲は死線がトップ5に入るくらい好きなフュージョン・マジックだった。なにせ、医者に名付けられた自分の異能と同じ名前なのだ。色々とコンボを試して遊んでいた。使いまくっていた。そしていつも思っていた。

 

 自分ならこの魔法を、大空ライト君以上に使いこなせるのに、と。

 

 

 

 

(やっぱり、なっ!)

 

「なんだよ、なんなんだよこいつはあびゃ!」

 

「なんで眼が赤く光ってんだよ!? お前、人間かよ!? その身体能力、亜人としかぶべっ!」

 

「ああ! サブリーダーが!」

 

「ス、スプレッド・アイス・バレット! くそっ! 範囲攻撃でも当たらねぇげひっ!」

 

「うわぁあああああああああああああああああああ来るなァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアぶべっ!」

 

 森を、死線により、身体能力も含めて3倍になったステータスを駆使して、殆ど3次元軌道で駆け抜ける。目に入る敵は全ては排除する。それだけの余裕がある。戸惑う敵を殴り倒す。範囲魔法を全て交わし射手を蹴り倒す。悲鳴を上げながら応戦しようとした敵をADで殴り倒す。全員素手で、一撃で意識を刈る。HPを0にする。数秒とかからない。そしてまた、森を山頂へと疾駆する。走りながら、笑う。

 

「はははははは! 体が、よく動くなぁ! イメージを100%再現できるぞ! こんな、風に!」

 

 玄咲は、木の枝に飛び乗る。折れる前に枝を蹴り、次の枝へ。その連続で前へ進む。昔漫画で見た技。それを再現している。

 

 唐突に、赤い線が見える。

 

「おっと、危ない」

 

 玄咲は枝を蹴り地に着地し赤い線を避けた。先ほどまで玄咲がいた地点を音速の魔法弾が通過し、背後で派手な爆発音を立てる。玄咲は哄笑を上げる。

 

「ははは! 危ないなぁ! ただでさえ死にかけてるのに、そんなものが掠りでもしたら死んでしまうだろう! そんなものが俺に当たるはずないじゃないか! ははははは!」

 

 玄咲はテンションが上がっていた。玄咲は基本的にカードバトルが好きだ。この世界のファンタジーの象徴であるカード魔法を使うと問答無用でワクワクしてしまう。その上、今使っているのはゲームでも5指に入る思い入れのあるフュージョン・マジック。テンションが上がらないわけがない。そしてもう一つ。

 

 玄咲は単純に、自分の才能を存分に震えることを楽しんでいた。男らしく、殴って、蹴って、魔法を使って、敵を倒す憧れが、玄咲の胸にも宿っている。才能を存分に発揮してその憧れを現実のものとしている。テンションが上がらない訳がなかった。心を尖らせ合う闘争はともかく、戦闘そのものは、玄咲は実のところ人並み以上に好む性質だった。

 

 敵がまた見える。今度は5人。クゥは山中にまんべんなく生徒を配置している。とにかく、戦闘で足を止めさせて、自分が狙撃で仕留める作戦だ。ゲームでは援護だったが、この世界では殺しに来ている。そのギャップに最初は戸惑ったが、慣れたらむしろありがたかった。

 

 お陰で、死線が確実に見える。

 

「きたぞ! は、速ッ!? 」

 

「それに、なんだあの目。赤いオーラを噴き出してるぞ!」

 

(死にかけてるからな。死線。つくづく、俺と相性がいい魔法だ)

 

 枝を蹴り、木を蹴り、岩を蹴り、360度を飛び回り、敵の目を乱惑しながら接近。1人目の首に蹴りを叩き込む。意識を刈り取る。一撃でHPが0になる。2人目の顔面に拳を叩き込む。勢い余って殺してしまう。あとで蘇るので無問題。

 

(……そうだな。問題ない。正直、今の身体能力で手加減は少し難しい。魔法は未知も多い。余裕ぶっこいて足元救われてもことだしな。殺してしまおう。少し割り切って。俺の戦いのバリエーションを広げるため――)

 

 赤い線――。

 

「危ない、な!」

 

 狙撃ではない。フュージョン・マジックを発動しようとした3人目の生徒へと地面の小石を死線に乗せて蹴飛ばして、頭に直撃させる。当たり所が最悪(最善)。即死する。常軌を逸した理不尽(アンラッキー)に目を剥き一瞬隙を晒した4人目の生徒のADを殴り飛ばし、頭を引っ掴む。そして、震える手で握り締めたロッド型のADで防御魔法を張った、戦闘中にも関わらずギュッと目を瞑っている5人目の女子生徒へと、腕をしならせあらん限りの力で男子生徒を投擲。男子生徒の頭骨が骨折と引き換えに防御魔法を破壊貫通する。そのまま女生徒の頭蓋へとぶつかる。玉突き事故。粉砕骨折。脳髄挫傷。両者即死。玄咲はずっと引き金に指をかけている。魔法を使わない。使えない。だが、使うまでもなかった。この程度の敵ならば。玄咲は駆ける。

 

 赤い線――。

 

「丸見えだ!」

 

 一切危なげなく狙撃を躱す。背後で死体が粉々になる。山頂で待つ、きっと今も玄咲を見ているはずのクゥへと、獰猛な笑みを向ける――。

 

 

 

(――当たらない! 何で!?)

 

 クゥは混乱していた。己の狙撃の悉くが容易く交わされる。

 

(これなら、どう!)

 

 クゥは己の狙撃銃型AD――破風纏廻(バレルロール)アームズ・ウィングの射角を変える。斜め横上空に銃口を向ける。

 

(ADでもね、できるんだよ……BANG!)

 

「ウィンド・スナイプ・ライフル」

 

 銃口から放たれたクゥの魔力を反映して美しいエメラルド色に輝く魔力弾が大きな弧を描き、玄咲へと飛来する。玄咲は当然のように、戦いながら、魔力弾を見もせずに躱す。ついでに交戦中の生徒を蹴飛ばし、射線上に追いやって、D組の生徒の頭蓋をクゥの狙撃を利用して吹き飛ばす。

 

(原理は分からない。やっぱり、見えてるよね――もう1発)

 

 クゥは玄咲の隙――恐ろしいことに全くできない――が、見える範囲で最大化した瞬間、狙撃した。玄咲は撃った瞬間、動き出していた。そして躱した。クゥは確信した。

 

(射線を明確に認識している。でも、それだけじゃない気がする。……大分距離を詰められたな。私の狙撃はある程度距離があった方が威力を発揮するんだよね。射程距離を増加するギミックのワイドレンジももう使いどころないな。……諦めよう。次の手を打つ)

 

 クゥは手を上げて、護衛に残したD組の生徒たちに告げる。

 

「狙撃で仕留めるのは無理そう。絶対躱せない距離まで引き付けてからフュージョン・マジックで仕留める。みんなは私の攻撃と同時に、なるべく攻撃範囲の広い魔法をゲンサッ――天之玄咲に放って。SDに表示されたHPが10%を切っている。デメリット付きの強化状態みたい。かすれば倒せると思う。すぐ来るよ。今のうちにカードを入れ替えて」

 

 D組の生徒たちがカードを入れ替える。クゥはそのエメラルド色の瞳で鎧袖一触魔法も使わず全ての敵を瞬殺していく玄咲の姿をじっと見る。

 

(鬼神みたいな強さ。攻撃魔法も使わず、全員倒していく。魔符士らしくない。魔闘士とでもいうべき戦い方。でも、だからこそ恐ろしいね。……ただ)

 

 玄咲の指。ずっと引き金を引いている。パワーチャージの動作。何らかの魔法を溜めている。

 

(あの指が不気味だね。でも、その強化魔法の効果の強さ、フュージョン・マジックだよね? なら、使えて単一カードによる魔法。この人数の魔法を防げはしない。方針を変える必要はない。迎え撃つ。……私が迎撃を選ぶことになるとはね。私の眼には風の道が見える。ゲンサック)

 

 玄咲の魔力を纏って赤く輝く瞳を見て、クゥは呟く。

 

「あなたの瞳には何が見えてるの?」

 

 

 

 

 

 山頂が見えてきた。一気に駆け抜ける、脳のリミッターを一つ外す。

 

 開けた視界に、クゥと、その後ろ左右に控えるD組の生徒たちが見える。玄咲はなんか変なテンションで瞳を爛々と輝かせて叫んだ。

 

「クゥ!」

 

 クゥも瞳を狂熱に輝かせて叫んだ。

 

「来なよ! ゲンサック!」

 

 玄咲は大地を踏みしめる。2歩、3歩。あっという間に縮尺が変じる。クゥが一瞬でADの照準を修正し、フュージョン・マジックを発動する。

 

「フュージョン・マジック――斬光風鏖弾(マキシマム・ソニック)!」

 

 玄咲は、跳んだ。クゥの破風纏廻アームズ・ウィングの銃口からエメラルド色の螺旋渦巻く魔力弾が発射される。同時、他の生徒たちが、広範囲に渡る魔法攻撃を放つ。玄咲に向かってくる。視界が誇張でなく形状色彩バリエーション豊かな七色の光で埋め尽くされる。魔法のカーテンだ。

 

「――OK。見えた」

 

 玄咲は死線発動直後からパワーチャージを発動してずっと引き続けていた引き金を、ようやく離した。詠唱する。

 

 ランク5。闇属性。銃魔法。

 

「ダークネス・チャージ・バレット」

 

 溜めれば溜めるほど威力が倍加する魔法。パワーチャージとダークネス・チャージ・バレットの溜め効果に、死線のステータス3倍化効果を掛け合わせた魔法の威力は、生半可なフュージョン・マジックの威力さえ超える。

 

 黒い閃光がエメラルド色の魔弾を散らしていく。エメラルド色の光が魔法のカーテンに風穴を開ける。軌道の逸れた魔法同士がぶつかり合い、また軌道を逸らし、その連続で、魔法のカーテンに大穴が開いていく。銃の照準の角度による赤い線の変化を見て、必然的に生み出した大穴が。さらに。

 

「――嘘」

 

 軌道の逸れた魔法たちが、黒い閃光に貫かれて四散した斬光風鏖弾(マキシマム・ソニック)の光条が、悉くD組の生徒たちの絶死の急所に当たる。一撃で絶命させる。なんでそれで死ぬのか。そう問いたくなるような軽い当たり方であってもだ。神業――いや、悪魔的絶技だった。偶然ではない。必然だ。一人だけ無事な天之玄咲の姿を見れば、一目瞭然だった。

 

(す、ごい――ッ!)

 

 一瞬見惚れて、一瞬で我に返った。慌てて回避、する間もない。防御行動に移る。

 

 そして、クゥのADは破壊された。

 

「――あ」

 

 黒い閃光を、咄嗟にADで防いだのだ。同じ銃撃手としての勘に支えられた、殆ど本能的な反射だった。その結果、ADが破壊された。ADは丈夫だが限度はある。銃は剣や盾のように打ち合うように作られてはいないのだ。だとしても破壊する威力には驚嘆するが、しかし納得できる当然の帰結だった。

 

 だが、頭は納得しても、心は到底納得しない。

 

 破風纏廻(バレルロール)アームズ・ウィングは母と父にもらった大事なADだった。名前生成機能で凄く格好いい名前がついて気に入っていた、最愛の銃だった。

 

 それを、破壊された。

 

 一瞬で、殺意が心に満ちる。

 

(――殺す)

 

 クゥはSDを玄咲に向けた。そして、オーバースペックだから本来使うつもりはなかった切り札を切った。

 

「召喚――裂空将ガルダ!」

 

 赤羽の巨大な怪鳥が現れる。クゥの切り札。ランク8のエレメンタルカード裂空将ガルダ。召喚前から召喚者たるクゥの思惑を召喚魔法の効果で理解していたガルダが玄咲に猛然と襲い掛かる。

 

 まるで詰将棋の最後の一手を指すかの如く淡々と、玄咲はシュヴァルツ・ブリンガーの銃口をガルダに向けた。

 

「召喚――夢幻牢(プリズメア)メリー」

 

 

 

 

 

 

「……なにあれ。反則」

 

 たった今HPを0にした地面に倒れるクゥに玄咲は告げた。

 

「――ある意味では、バエルに匹敵する、俺の切り札さ」

 

 答えながら、玄咲は心の中でメリーに感謝を捧げる。

 

(HPが10%を切ると取ってくるクゥの発狂行動【ガルダ召喚】。やっぱり使ってきたな。メリーがいて本当に良かった……)

 

「そっか。本当、底が知れないね。ゲンサックは。……ね、一つ質問していい?」

 

「ん? まぁ一つくらいなら」

 

「ゲンサック。あなたには何が見えてるの?」

 

「……」

 

 玄咲は少し考えてから簡潔に答えた。

 

「死線――死と殺しの導線」

 

 クゥにはそれだけで伝わると信じて。

 

「――そっか」

 

 クゥは口元に柔らかな笑みを浮かべた。

 

「たくさん死にかけて、たくさん殺したんだね」

 

「ああ」

 

「今までさ、どれくらい人殺してきた?」

 

「間違いなく君よりも」

 

 玄咲は今度も簡潔に答えた。クゥはやはり、その口元に笑みを浮かべて答えた。

 

「……そっか。私もさ、たくさん、人殺してきた」

 

「……そうか」

 

 知ってた。クゥの過去も、詳細に知っている。クゥはさらに語る。

 

「それが普通だと思ってた。でもこの学園にきてたくさん浮いて、異なる価値観に触れて、普通じゃないのかもって、思うようになった。あのさ」

 

 クゥは涙を目に溜めて、玄咲と視線を合わせた。

 

「私、おかしいのかなぁ」

 

 返答候補は即座に3つ思い浮かんだ。

 

 

 ――あんた、それおかしいよ! うえ、ぺっぺ! 好感度-100。フラグ消滅。

 

 ――俺はそういうの嫌いじゃないよ。個性あって、つーかキャラ立ってていいじゃん? 好感度+1。フラグ消滅。

 

 ――うるせぇ! 友達になろう! 好感度+5。フラグ継続。

 

 

(……)

 

 合理的に考えれば「うるせぇ! 友達になろう!」というべきだった。それでクゥも、玄咲も救われる。だが、なぜだろう。玄咲はそんな台詞を吐きたくなかった。

 

 自分の言葉でクゥと接したかった。

 

「おかしいん、だろうな。普通じゃない。それは誤魔化さないよ」

 

「……」

 

 クゥは落ち込んだ。

 

「だよね」

 

「でも、それでいいじゃないか」

 

「え?」

 

「この学園で変わっていけばいい。なりたい自分になればいい。俺はそう思う。そうしてる」

 

「……」

 

 クゥの瞳が見開かれる。玄咲は言葉をつづけようとする。

 

「えっと、だから、その、変わっていけば、いいと思うよ」

 

 だが、限界だった。結論を言い終えたら、それ以上言葉が続かない。思いを、上手く紡げない。

 

「……ふふ」

 

 だが、クゥには十分思いは伝わったようだった。

 

「うん。ありがとう。そうだね。少しずつ、変わっていけば、いいよね」

 

「あ、ああ。そうだ。そういうことがいいたかった」

 

 

「その隣に、ゲンサックがいてくれれば、嬉しいかな」

 

 

 クゥは美しい笑みを見せた。今まで見た中で一番美しい、親愛に満ちた笑みだった。色々な意味で取れる台詞。玄咲は何だか心臓がドキドキしてきた。落ち着きをなくし始めた玄咲に、最後にクゥは、

 

「友達として、ね」

 

 そういってペロリと舌を出した。友達、仕草にドキリとしつつも、その台詞に安堵し、それから予定より長い会話になったことを反省しながら、背を翻した。

 

「じゃ、じゃあ俺はもう行くよ。急がないと。長話しすぎたな……」

 

「うん。じゃね。ゲンサック。私の、この学園初めての友達。頑張って」

 

「ああ。頑張る」

 

 クゥが小さく手を振る。玄咲は最後に一度振り向き、頷いて、走り出した。

 

 

 

 

 

 

「ぐっ!」

 

 そして森に踏み入りクゥから己の姿が見えなくなった頃、玄咲は急にその身に負う瘴気のような赤黒いオーラを霧散させ、ガクンと膝をついた。荒い息を吐きながらポケットに手を伸ばす。

 

「ぜ、全身が痛い……魔法が切れたら、ガクっときた。無駄に強がってしまった……や、やばい、デメリットが壮絶だ。仕方ない」

 

 玄咲はMPポーションを飲んでMPを全回復する。それからADにカードを入れ直し、そして自分に銃口を向けて詠唱した。

 

「レッド・ハイヒール。レッド・ハイヒール。レッド・ハイヒール――よし、まぁこんなもんか。残りMP70%。大事に使わないとな」

 

 レッド・ハイヒール。攻撃魔法に優れ回復魔法が苦手な炎属性にも関わらず、なぜかランク2のハイヒール系の回復魔法の中では一番回復効率がいい魔法だ。MPを30%消費して、HPを50%まで回復する。そしてまた森の中を駆けだす。

 

「……死線を使って駆け抜けている間は気にならなかったが、この森結構距離あるな。魔法を使わずに移動するのはそこそこかかる。イレギュラーな事態ばかりだ。間に合うか……? さとし、キララ、持ってくれよ……」

 

 目指すは、G組とE組の戦場。

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