転移したら暗黒の破壊者に変身出来る様になった件   作:仮面大佐

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第9話 全てを喰らう者

 俺たちが、豚頭帝(オークロード)と戦おうとすると、後ろから飛行音が聞こえてくる。

 

「ん?」

「何だ?」

 

 俺とリムルが後ろを向くと、赤い何かがこちらに向かっていた。

 あまりの早い速度に、俺たちはすぐに躱す。

 地面に激突した赤い星は、人だった。

 丁度、豚頭帝と紅蓮達の間に着地したようだ。

 全員が警戒する中、そこに居たのは、シルクハットを被り、鳥の様な仮面をつけた男だった。

 

「魔人か?」

「かもな」

 

 リムルの呟きに、俺はそう答える。

 すると、その男が叫ぶ。

 

「どういう事だ!?このゲルミュッド様の計画を台無しにしやがって!」

「ゲルミュッド?」

 

 そのシルクハットを被った男は、自らをゲルミュッドと名乗りながらそう叫ぶ。

 アイツがゲルミュッドか。

 すると、当のゲルミュッドは喚き散らかす。

 

「もう少しで俺の手足となって動く、新しい魔王が誕生したというのに!」

「あ…………?」

「新しい………?」

「魔王?」

「そうだ!だから、名付けをしまくった!種を蒔きまくったんだ!最強の駒を生み出す為にな!」

 

 ゲルミュッドはそう叫ぶと、俺とリムル、紅丸はそう反応する。

 すると、ゲルミュッドはそんな風に言った。

 それを聞いた鬼人勢は。

 

「その為に………」

「我らの村にも………!」

「来たという事か………!」

「こいつが元凶か…………!」

 

 ゲルミュッドの言葉に、白老、蒼影、紫苑は怒りを燃やしていた。

 それもそうだ。

 里を滅ぼした豚頭族を嗾けた元凶なのだから。

 すると、ガビルが叫ぶ。

 

「おおっ!これは、ゲルミュッド様!」

「あれが、ガビル様の名付け親の…………」

「どうして、ここに?もしかして、我輩達を助けに………」

「役立たずの鈍間が!」

「へ?」

 

 ガビルはゲルミュッドが助けに来たと思ったのか、そう声をかけるが、ゲルミュッドから突然罵られて呆然とする。

 

「貴様もさっさと豚頭帝の糧となれ!」

「はっ!?」

「あの人、何を言ってるの?」

「役に立たない無能の分際で、いつまでも目障りな奴よ!豚頭帝に食われ、力となれ!俺の役に立って死ねるのだぞ。光栄に思うが良いぞ」

「うげっ………げろ………ゲ………ゲル………!」

 

 ゲルミュッドのその言葉に、ガビルは動揺していた。

 ゲルミュッドは、豚頭帝に命令する。

 

「やれ!豚頭帝!」

 

 だが、豚頭帝は動かなかった。

 

「………………」

「どうした?」

「…………魔王に進化とは、どういう事か?」

「チッ!本当に愚鈍な奴よ」

 

 ゲルミュッドは、豚頭帝の言葉にそう毒づくと口を開く。

 

「貴様が魔王、豚頭魔王(オークディザスター)になって、このジュラの森を支配するのだ!それこそが、私と、あのお方の望みだ!」

 

 ゲルミュッドのその言葉に、俺たちは反応する。

 

「あのお方?」

「どうやら、ゲルミュッドを動かしてる黒幕が居るみたいだな」

「みたいだな」

 

 なるほど。

 確かに、あんな小物がそんな事を思いつくとは思えないからな。

 俺たちがそう話している中でも、豚頭帝は動かなかった。

 それを見たゲルミュッドは、苛立ちを見せていた。

 

「何をボケっとしている!豚が!!はぁ…………時間がない。手出しは厳禁だが、俺がやるしかないか………」

 

 そう言ったゲルミュッドは、手に魔力を集める。

 それを見たガビルは動揺する。

 

「うわっ!ゲ………ゲル………!」

「ガビル様!」

「お逃げくだされ!」

「死ねぇ!!」

「「「ガビル様!!」」」

 

 ゲルミュッドの攻撃に、ガビルの部下達が庇い、攻撃を受ける。

 ガビルは無事だったが、部下達は倒れていた。

 それを見たガビルは。

 

「…………ハッ!?お前達?」

「…………ガビル様が無事で………」

「良かった…………」

 

 そう言って、部下達は気絶した。

 それを見たガビルは、震えていた。

 

「お………おおっ………!おお…………おおおっ…………!ゲルミュッド様!!」

「豚頭帝の養分となり、俺の役に立つが良い!」

 

 ガビルは泣きながらそう絶叫する中、ゲルミュッドはそう言いながら、攻撃しようとする。

 それを見ていた俺たちは。

 

「あっ!」

「助けるぞ!」

「おう!」

 

 俺たちは、急降下する。

 俺は、レプリスチームライナーをヴェヴェルセッターにスキャンする。

 

STEAMLINER

 

 その音声が鳴ると、俺はレプリスチームライナーをアトゥムサーキュラーに装填する。

 待機音が鳴る中、俺は叫ぶ。

 

「変身!」

 

 そう言って、ネクベドヴォークを操作する。

 

ドレッド・零式

 

 その音声と共に、ドレッドライバーからレプリスチームライナーが出てきて、俺の体が焔に包まれ、黒い霧を纏った骨が全身に巻きつき、姿が変わる。

 俺はドレッド零式に変身する。

 俺とリムルが、ガビルの前に向かっていると。

 

「フハハハハハ!上位魔人の強さを教えてやる!死ね!死者之行進演舞(デスマーチダンス)!」

「ゲルミュッド様〜!!」

 

 ガビルがそう叫ぶ中、俺とリムルは間に入り、リムルは捕食者でゲルミュッドの攻撃を取り込み、俺はパンチで魔力弾を迎撃する。

 攻撃が終わると、ゲルミュッドとガビルが驚いた様な声を出す。

 

「はあ?」

「ああっ………!」

「なあ、これが全力か?」

「この程度じゃあ、死なないだろ。」

「き………貴様ら………!」

「あなた方は………あなた様方は………!」

「「ほれ!」」

 

 俺とリムルがそう言うと、ゲルミュッドは歯軋りをする。

 そう言うガビルに、俺たちは回復薬を渡す。

 ガビルは、慌ててそれを全部抱きしめる。

 

「わわっ!」

「回復薬だ」

「部下達に使ってやれ。大事な部下なんだろう?」

「は………はい!…………しっかりしろ!我輩の為に、こんな………!」

 

 俺とリムルが渡した回復薬を、ガビルは慌てて全てキャッチする。

 ガビルは部下達に、回復薬を使っていく。

 俺はそれを見ながら、思念伝達で紅丸に話しかける。

 

『紅丸。痛めつけるのは構わないが、殺すのは無しだ。聞きたい事がある』

『分かりました』

『……………悪いな。失われた同胞の命の仇を取らせてやれなくて』

『いえ。俺たちも聞きたい事があるのは分かっています。こうして機会を与えて下さるだけでも、閻魔殿には感謝している』

 

 俺は紅丸にそう話す。

 本当なら、仇を取らせてやりたいが、ここで殺しては、バックに誰がいるのかが分からなくなってしまう。

 それだけは避けたい。

 俺がそう考える中、紅丸は紫苑達に頷き、ゲルミュッドの方へと向かう。

 

「ようゲレ……………じゃなくてゲルミュッドか。大鬼族の里で全員に突っぱねられた「名付け」は順調なようだな」

「き……鬼人!」

 

 紅丸がそう言うと、ゲルミュッドは後ずさる。

 すると、紫苑が口を開く。

 

「我らの里を豚頭族共に襲わせたのはお前だな?」

「違うと言うのなら、早く弁明をしなされ。無限に湧き出る豚頭族どもを相手にするのも飽きていたところ。明確な仇が分かっている以上、ワシらは容赦はせぬぞ」

 

 紫苑と白老はそう言う。

 本当に怒ってるな。

 まあ、無理もないが。

 俺はほんの少しだけ、ゲルミュッドに同情していた。

 まあ、自業自得だが。

 ゲルミュッドはしばらく黙っていたが、ヤケクソ気味に叫ぶ。

 

「くっ……ああそうだよ!それがどぉした⁉︎上位魔人をなめるなぁっ!!」

 

 ゲルミュッドはヤケクソ気味にそう言うと、魔力弾を放つ。

 本当にヤケクソだな。

 紅丸達はそれを回避すると、紅丸が近寄る。

 

「お前こそ、鬼人(俺達)を舐めすぎだ」

 

 紅丸がそう言いながら、紅蓮と共に攻撃する。

 その斬撃により、ゲルミュッドの左の耳と腕が切断される。

 

「ギャアアアっ!!み……………耳がぁぁぁぁ!!い、痛いっ!!」

 

 ゲルミュッドは、そう叫びながら悶えていた。

 すると、紅丸は口を開く。

 

「そんなもんじゃないぞ。親父は俺と(朱菜)を逃す為に死んだ。親父だけじゃない。多くの仲間が生きたまま喰われた。そんな程度の痛みじゃなかった筈だ!!」

 

 紅丸は、そんな風に叫ぶ。

 紅丸の怒りの気配に、ゲルミュッドは恐怖する。

 

「くっ、クソが!!」

 

 ゲルミュッドはそう吐き捨てながら、後ずさる。

 だが、背後には紫苑がいた。

 紫苑は、あまりにも冷たい笑みを浮かべており、ゲルミュッドは自分が追い詰められていると悟った。

 

「こんな…………こんなバカな!こっ……この俺が追い詰められて……………!?」

 

 ゲルミュッドがそう言う中、紅丸達は攻撃を仕掛けていく。

 それを見つつも、俺は豚頭帝を見ていた。

 豚頭帝は、主人であるゲルミュッドがピンチでありながらも、助太刀をしていない。

 

「……………何であいつ、動かないんだ?」

「大賢者によると、数多の種族の力を得た結果、あいつの意識はその力に侵食されて、混濁しているんだってさ」

「……………そういう事か」

「……………そうなんだ」

 

 俺がそう呟くと、リムルはそう言うと、俺とシズさんはそう言う。

 俺には、大賢者の様な分析系のスキルは無いからな。

 ドレッド関連のスキルと、錬金術のスキルくらいだ。

 すると。

 

「うおぉぉっ!死者之行進演舞(デスマーチダンス)!!」

 

 ゲルミュッドは魔力弾を放ちながら、紅丸達から離れる。

 

(あんな化け物共の相手など、これ以上できん!ここは一旦引く!)

 

 ゲルミュッドはそう思っていた。

 だが、ゲルミュッドの体に無数の糸がつき、身動きが取れなくなる。

 

「なんだ………かっ体が…………っ!?」

「逃すわけがないだろう?閻魔殿より殺すなと言われているが、貴様には我らが失った同胞と同じ数だけ報いを受けてもらう。……………死んだ方が良かったと後悔するような痛みと苦しみを味わうがいい」

 

 ゲルミュッドが驚く中、蒼影はそう言う。

 それを聞いたゲルミュッドは、豚頭帝の方へと向きながら、助けを求める。

 

「おい、豚頭帝!俺を助けろ!」

「…………腹が減った」

 

 ゲルミュッドの助けにも、豚頭帝はそう呟いただけだった。

 すると、苛立ったのか、ゲルミュッドは再び叫ぶ。

 

「クソが!俺を助けろ、豚頭帝!いや、ゲルドよ!!」

「…………はっ!」

 

 豚頭帝改め、ゲルドは、ゲルミュッドの言葉に、何かを思い出すかの様な動きを見せる。

 

「ん…………」

「貴様がさっさと魔王に進化しておれば………!」

 

 ゲルミュッドがそう言う中、ゲルドは動き出す。

 ゲルドが動いた事に、他の鬼人達も身構える。

 

「こいつを助けるつもりなら相手になるぞ。聞いた限りじゃ黒幕はこいつとその背後にいる存在らしいが、俺達の里を直接滅ぼしたのは貴様らオーク共だ。やるとなれば手心を加えるつもりはない」

 

 紅丸はそう言う。

 そんな中、ゲルミュッドは口を開く。

 

「この屑が。漸く動いたか。ハハハハハッ!こいつの強さを思い知るが良い!やれ、ゲルド!この俺に歯向かった事を後悔させ………!」

 

 ゲルミュッドの言葉は、最後まで続かなかった。

 なぜなら、ゲルドは、手に持つ巨大な包丁で、ゲルミュッドの首を刎ねたのだ。

 それには、その場にいる全員が驚く。

 死んだ……………か。

 この世界に来てからか、死という物に慣れたのか、あまり動揺しなくなったな。

 嫌な慣れだな。

 すると、ゲルドはそのゲルミュッドの死体を食べ始めたのだ。

 ゲルミュッドとしては、ガビルを生贄にするつもりだったのだろうが、ある意味因果応報の結末となったな。

 すると、ゲルドからヤバそうな気配が出てくる。

 

「リムル………これ、やばくね?」

「ああ」

 

 俺の呟きに、リムルがそう答える。

 すると、世界の言葉が聞こえてくる。

 

『確認しました。豚頭帝、個体名ゲルドの魔素が増大しました。魔王種への進化を開始します』

(マジかよ………!)

 

 世界の言葉を聞いて、俺はそう思う。

 そうか、一応、俺たち相手には手も足も出なかったが、ゲルミュッドは上位魔人だ。

 それを食ったのならば、魔王種へと進化してもおかしく無い。

 俺たちが身構える中、ゲルドから妖気(オーラ)が出てくる。

 すると。

 

「離れろ!奴から溢れる妖気(オーラ)に触るな!!」

「っ!?あ、ああ!」

 

 リムルがそう叫ぶので、俺たちは下がる。

 すると、その妖気(オーラ)に触れた豚頭族の死体は、あっという間に溶ける。

 

「と、溶けたっす!豚頭族(オーク)の死体が溶けたっすよ!?」

 

 ゴブタはそれを見て、そう叫ぶ。

 あの妖気(オーラ)に触れた物は、容赦なく腐食するのか。

 かなりやばいな。

 すると、再び世界の言葉が聞こえる。

 

『成功しました。個体名ゲルドは、豚頭魔王へと進化完了しました』

 

 俺は、その世界の言葉を聞く。

 

「豚頭魔王………」

「魔王、ゲルド………」

「閻魔、放置する訳には行かないよな。」

「だな」

 

 俺たちがそう話してると、ゲルドは咆哮を上げる。

 

「ウオオオオ!俺は、豚頭魔王!この世の全てを食らう者なり!名をゲルド。魔王、ゲルドである!!」

 

 こいつを放置してたら、本当の災厄が、このジュラの大森林を襲うだろうな。

 レベルナンバー10のレプリケミーも使うべきだろうな。

 すると。

 

「紫苑!」

「はっ!」

 

 紅丸の指示を受けた紫苑がゲルドに向かって走り出す。

 

「おい?」

「大丈夫か?」

「ここは、俺たちにお任せを」

 

 俺とリムルの呟きに、紅丸はそう答える。

 紫苑は、駆け出していた。

 

「薄汚い豚が!魔王だと?思い上がるなァァ!!」

 

 紫苑の攻撃に、ゲルドは手に持っていた包丁で受け止める。

 

「うっ………!」

 

 紫苑の攻撃をゲルドは弾き、ゲルドは紫苑に攻撃しようとするが、紫苑は剛力丸で受け流し、距離が離れる。

 紫苑は、再びゲルドに向かって駆け出し、ゲルドは、紫苑に攻撃しようとする。

 

「ふんっ!」

 

 だが、白老がすぐそばに来ていて、首を斬り飛ばす。

 

「やった!」

「いや、まだだ!」

「ん?」

 

 リムルがそう言うが、俺はそう叫ぶ。

 なぜなら、白老が斬り飛ばした筈の首を、ゲルドが抱えていて、首の方から触手みたいなのが伸びてきて、すぐに再生する。

 

「なっ………!?」

「凄まじい回復能力だな………!」

「奴を倒すには、超火力で吹き飛ばすしか無い!」

 

 これは、ある意味では、風都探偵に登場したドーパント、トラッシュ・ドーパントと似た能力だな。

 まあ、あっちとは違って、回復力が環境に影響されないみたいだが。

 すると、蒼影がいつの間にかゲルドの後ろにいて、地面から糸が伸びてきて、ゲルドを包み込む。

 

「操糸妖縛陣!」

「うう………」

「やれ、紅丸!」

「これでも、食らってな!」

 

 紅丸は、黒炎獄(ヘルフレア)を発動して、ゲルドを炎に閉じ込める。

 

「ワォーーーーーン!!」

 

 嵐牙の咆哮と共に糸が燃え、現れたゲルドに雷が落ちる。

 嵐牙は唸っていて、リムルが話しかける。

 

「魔素切れか?」

「面目ありません………」

「俺の影に潜ってろ」

「はっ!」

 

 魔素切れを起こした嵐牙を、リムルは自分の影に潜らせた。

 俺が目を凝らすと、ゲルドはそこに居た。

 

「何っ!?」

「「「「あっ!?」」」」

「まさか………!?」

「無事かよ………!?」

 

 俺たちは、驚いた。

 蒼影、紅丸、嵐牙の攻撃で、あちこちが焦げているものの、無事であるゲルドに。

 

「これが………痛みか」

「嘘だろ………!?」

「致死級の連続攻撃を食らっておきながら、存命かよ………!」

 

 俺とリムルがそう驚いていると、2人の豚頭将軍(オークジェネラル)のうち、1人が跪く。

 

「王よ。この身を御身とともに」

「…………うむ」

 

 豚頭将軍がそう言って、ゲルドが頷くと、その豚頭将軍を食べる。

 すると、黄緑色のオーラがゲルドを包み、回復していく。

 

「…………自己再生と回復魔法か」

「厄介だな………」

「足りぬ。もっとだ!もっと大量に食わせろ!!」

 

 俺とリムルがそう言うと、ゲルドは手から魔力弾を発射する。

 それは、紅丸達の上空に行くと、幾つもの大量に分かれる。

 あれは、先程ゲルミュッドが使ったスキル、死者之行進演舞だろう。

 俺とリムルは、再びスキルなどをを使い、死者之行進演舞を無効化する。

 

「リムル様、閻魔殿」

「大丈夫だ」

「……………リムル。あいつの相手は、俺に任せてくれないか?」

 

 紅丸がそう言う中、リムルはそう言うが、俺はそう言う。

 すると、リムル達が驚き、叫ぶ。

 

「ハアッ!?急に何を言い出すんだよ!?」

「閻魔君…………!?」

 

 リムルとシズさんがそう言う中、俺は口を開く。

 

「……………今の俺がどこまでやれるのかを知りたい。それに……………あいつは豚頭族の王だ。あいつの真意を知りたい。どうして、こんな事をしたのかを」

 

 俺はそんな風に言う。

 気になったのだ。

 何故、豚頭族がこんな事をしたのかというのを。

 すると、リムルはため息を吐きながら言う。

 

「はぁ……………分かったよ。負けるなよ?あと、無理すんな」

「ああ」

 

 リムルがそう言う中、俺は前に出る。

 俺はレプリスケボーズを取り出して、ヴェヴェルセッターにスキャンする。

 

SKEBOWS

 

 レプリスケボーズをスキャンした後、コンススティラーに装填する。

 

ドレイン

 

 そんな音声が鳴る。

 すると、ゲルドも俺の方を見て、戦闘態勢を取る。

 

「行くぞ……………!ハァァァァァ!!」

「喰らい尽くせ!混沌喰(カオスイーター)!」

 

 俺はそう叫びながら、魔王ゲルドの方へと向かっていく。

 魔王ゲルドは、豚頭将軍が使っていたスキルを使って、俺を迎撃してくる。

 俺はレプリスケボーズの力で素早く動き、混沌喰を躱していく。

 その間、レプリアッパレブシドーを取り出して、ヴェヴェルセッターにスキャンする。

 

APPAREBUSHIDO

 

 レプリアッパレブシドーをスキャンした後、コンススティラーに装填する。

 

ドレイン

 

 その音声と共に、右手にブラッディーABが錬成され、それを持つ。

 魔王ゲルドに接近して、ブラッディーABを使って、ゲルドの肉切り包丁を持っていた腕ごと叩き斬る。

 ゲルドが下がると、俺もゲルドの動きを見る。

 すると、ゲルドは力を高める。

 

「マイロード!ううっ!」

 

 豚頭将軍が、ゲルドに向かって叫ぶ。

 すると、再びあの黄緑色のオーラがゲルドを包む。

 

「おおおおおおっ!」

 

 すると、千切った左腕があっという間に再生する。

 

「今こそ、お前を食ってやろうぞ!はっ!」

 

 ゲルドがそう叫ぶと、再び死者之行進演舞を発動する。

 どうやら、向こうも本気になったらしいな。

 こっちも本気で行くか。

 それを見た俺は、レプリオドリッパを取り出して、ヴェヴェルセッターにスキャンする。

 

ODORIPPA

 

 レプリオドリッパをスキャンした後、コンススティラーに装填する。

 

ドレイン

 

 その音声が鳴ると、オドリッパの力を得て、俺は踊る様にゲルドの死者之行進演舞を躱していく。

 次に、レプリアントルーパーを取り出して、ヴェヴェルセッターにスキャンする。

 

ANTROOPER

 

 レプリアントルーパーをスキャンした後、コンススティラーに装填する。

 

ドレイン

 

 その音声が鳴ると、俺は3人に分裂する。

 レプリアントルーパーの力だ。

 

「はあっ!ふっ!はっ!」

「ぬぅぅぅぅ……………!?」

 

 3人に分裂して、俺は攻撃をしていく。

 それを受けて、魔王ゲルドは怯んだ。

 その隙に、レプリユーフォーエックスを取り出して、ヴェヴェルセッターにスキャンする。

 

UFO-X

 

 レプリユーフォーエックスをスキャンした後、コンススティラーに装填する。

 

ドレイン

 

 その音声が鳴ると、ドレッドライバーから黒い小型のユーフォーが二体現れて、魔王ゲルドの方へと向かう。

 

「ぬぅぅぅ……………!?」

 

 魔王ゲルドは、その二体のユーフォーの光によって、身動きが取れなくなる。

 魔王ゲルドは動けなくなる中、俺も負担が限界に近かった。

 

(やべぇな……………そろそろ限界か?)

 

 俺はそう思っていた。

 流石はレプリとはいえ、レベルナンバー10だな。

 負担が半端じゃない。

 一方、それを見ていたリムル達は。

 

「あいつ……………大丈夫か?」

「それにしても、白老やシズ殿の指導もあったとはいえ、魔王となったゲルドとやらと互角に戦うとは……………」

「彼奴もなかなかやるの」

「閻魔君……………」

 

 リムル、紅丸、白老、シズさんの4人はそう言う。

 俺は、魔王ゲルドに向き合う。

 

「次で決めてやる……………!!」

「むぅぅぅん!!今こそ、お前を喰ってやろうぞ!!」

 

 俺がそう言うと、魔王ゲルドもそう言う。

 お互いに、次で決めるという事だ。

 俺はレプリエックスレックスを取り出して、ヴェヴェルセッターにスキャンする。

 

X-REX

 

 レプリエックスレックスをスキャンした後、コンススティラーに装填する。

 

ドレイン

 

 その音声が鳴ると、俺はネクベドヴォークを操作する。

 俺とゲルドは、お互いに力を高めていく。

 高まった力は、俺とゲルドの中間点でスパークする。

 しばらくの静寂の末、俺はネクベドヴォークを操作する。

 

ブラッドサクリファイス

 

 その音声が鳴ると同時に、俺とゲルドは駆け出す。

 

「「ハァァァァァァァァァァァァ!!」」

 

 俺とゲルドはそう叫ぶと、お互いに攻撃する。

 俺は、レプリエックスレックスの顔を模したエネルギーを纏い、キックを放つ。

 お互いの攻撃がぶつかり、凄まじい衝撃波が放たれる。

 拮抗状態になる中、魔王ゲルドの声が聞こえた気がした。

 

(俺が皆を……………同胞を救う…………!)

 

 そんな声が聞こえた気がする中、エネルギーが大爆発を起こす。

 俺とゲルドは大きく吹き飛ぶ。

 俺はドレッドの変身が解除されて、倒れる中、ゲルドはというと、かなりの大ダメージを負ったのか、再生が追いついていなかった。

 仕留めきれなかったか……………。

 とはいえ、大ダメージを与える事には成功したな。

 レベルナンバー10のレプリケミーを使ったからな。

 まあ、俺もゲルドも、無事では済まなかったみたいだが。

 すると、リムル達が駆け寄る。

 

「閻魔!」

「お前ら……………」

「随分と無茶しやがって!何で無茶をするんだよ!?そんなにボロボロになってるのに!」

 

 リムル達が駆け寄ると、リムルはそう叫ぶ。

 どうやら、レプリのレベルナンバー10を使った事を聞きたいらしいな。

 俺は口を開く。

 

「………………だって、無茶するって言ったら止めてただろ」

「当たり前だ!」

「……………スライムのリムルや、鬼人の紅丸達、ホブゴブリンのゴブタ達、嵐牙狼族(テンペストウルフ)の嵐牙達、歴戦のシズさんと違って、俺はただの人間だ。ただの人間である俺が、魔王になったゲルドと戦う為には、そうでもしないといけないだろ」

 

 俺がそう言うと、リムルはそう叫ぶが、俺はそう言う。

 俺は魔物じゃなくて、ただの人間。

 身体能力とかも劣っている以上、レプリレベルナンバー10を使ってでもしないと、絶対に勝てない。

 そう思ったのだ。

 すると、リムルは回復薬を俺にぶつける。

 傷は癒えたが、ドレッドの反動まではどうにもならなく、そこまで動けない。

 

「………………あとは俺に任せろ」

「………………頼んだぞ」

 

 リムルがそう言うと、俺はそう答える。

 リムルがゲルドの方へと向かうと、ゲルドはリムルを掴み上げる。

 

「貴様を喰らってやろうぞ…………!」

「あいつが本気を見せたんだ。俺も本気でお前の相手をしてやるよ」

「笑止!このまま俺に食われるが良い!」

 

 ゲルドはリムルを食べる事で、回復を図ろうとしていた。

 ゲルドがそう言うと、リムルの周囲から、煙が出てくる。

 だが、ゲルドの手の下から、リムルのスライムとしての一部が出てくる。

 なるほど、そういう事か!

 

「お前に食われる前に、俺がお前を食ってやるよ。俺は………スライムだ!」

「なっ!?おお………!?」

 

 リムルは擬態を解除して、ゲルドに纏わりつく。

 ゲルドは必死に振り解こうとするが、俺から受けたダメージで動きが鈍い。

 

「き…………貴様ら………!」

「リムルを甘く見たな。そいつ、スライムなんだよ!」

「ああ!食うのは、お前の専売特許じゃねえんだよ。………お前が俺を食うのが先か、俺がお前を食うのが先か。相手を食い尽くした方が勝ちだ!」

「うおおおっ!」

 

 ゲルドは、何とかリムルを剥がそうとするが、大ダメージを受けた事が影響して、中々上手く行かない。

 リムルは、次第にゲルドを包み込んでいく。

 すると、ドレッドライバーが光ると、いきなり俺の視界がスパークする。

 目を塞いで、しばらくして、目を開けると、そこには、枯れ果てた大地が。

 

「何だ、この光景?」

「枯れ果てた大地………」

「えっ!?何で閻魔まで居んの!?」

「分かんねぇ…………」

 

 俺とリムルが戸惑っている中、俺はある可能性を悟った。

 

(もしかして、ドレッドライバーが魔王ゲルドと共鳴して、俺に見せているのか?)

 

 俺はそう思う。

 ゲルドとの戦いで、ゲルドの内なる声が聞こえた気がするからだ。

 すると、子供の泣き声が聞こえてくる。

 

「アレは………豚頭族の子供か?」

「あんなに痩せ細って………」

 

 俺とリムルはそう言う。

 こんな枯れ果てた大地では、まともな食事にありつけないだろう。

 すると、そこに大柄な豚頭族と、その従者の豚頭族がやって来る。

 

「リムル、あれって………」

「多分、後のゲルドだ。恐らく、豚頭魔王、ゲルドの記憶の中………」

「ゲルドの記憶………」

 

 俺たちがそう話す中、後のゲルドとなる豚頭族は。

 

「腹が減ったのか。少し、待っていなさい」

 

 そう言うと、ゲルドは自分の左腕を千切る。

 それには、2体の豚頭族が目を背ける。

 ゲルドは、千切った左腕を、子供達の前に置く。

 

「さあ、食べなさい。」

 

 子供達は、一瞬躊躇ったが、一心不乱にゲルドの左腕を食べる。

 それを見て、ゲルドは。

 

「しっかり食べて、大きくなるのだぞ。」

 

 そう優しく語りかけた。

 その後、場所を移動したゲルドは、1人の豚頭族から懇願される。

 

「王よ。もうお辞め下さい。この大飢饉の中、王である貴方まで失ってしまっては、我ら豚頭族には、もはや絶望しかありません………」

 

 そんな豚頭族の願いを聞いたゲルドは、再生した左腕を見ながら。

 

「…………一昨日生まれた子が、今朝死んだ。昨日生まれた子は、虫の息だ。この身はいかに切り刻もうと再生するのに………これが既に絶望でなくて、何だと言うのだ」

「王よ………」

 

 ゲルドはそんな風に言う。

 恐らく、高い再生能力は最初から持っていたのだろう。

 だが、自らを犠牲にしても、子供達は助からない。

 未来ある子供が死んでしまうのは、まさに絶望としか言えなかった。

 すると、ゲルドが口を開く。

 

「森に入り、食料を探す」

「あ………」

「王よ!ジュラの森は、暴風竜の加護を受けし場所………!」

「その暴風竜は、封印されて久しい。………少しばかりの恵みを………」

 

 ゲルドは、その豚頭族の静止を振り切って、ジュラの森へと向かっていく。

 しばらくして、ゲルドは倒れ、ゲルミュッドと出会った。

 すると、俺とリムルの背後に、豚頭魔王、ゲルドが現れる。

 

「あの方は教えてくれた。豚頭帝となった俺が食えば、飢餓者(ウエルモノ)の支配下にある者は死なない。………邪悪な企みの駒にされていた様だが、賭けるしかなかった。だからオレは食わねばならない。………お前が何でも食うスライムだとしてもオレは食われるわけにはいかない」

「食い合いは、俺に分がある。お前は負ける」

 

 現実世界では、リムルに取り込まれ、溶け始めているゲルドの姿があった。

 現実世界の俺はそれを見て、涙を流していた。

 

「俺は、他の魔物を食い荒らした。ゲルミュッド様を食った。同胞すら食った。同胞は飢えている。俺は負ける訳にはいかない」

「………この世は弱肉強食。お前は負けたんだ。だから、お前は死ぬ」

「俺は…………負ける訳にはいかない。俺が死んだら、同胞が罪を背負う。俺は罪深くとも良い。皆が飢える事のない様に、俺がこの世の飢えを引き受けるのだ」

「…………それでも、お前は負ける。だが、安心しろ。お前の罪や同胞の罪は、俺が背負ってやる」

 

 ゲルドはそう言いながらリムルの消化に耐えようとするが、次第に溶け始める。

 俺は自然とそんな風に言った。

 ゲルドは、俺の言葉に驚いた。

 

「………何だと?」

「民を心から思う貴方に、敬意を表して」

「なら俺は、お前達オークの罪を食ってやる。」

「俺の罪を………背負う?食う?」

「ああ。お前だけじゃなく、お前の同胞、全ての罪も食ってやるよ」

「同胞も含めて………罪を?フッ。お前達は欲張りだ」

「そうだなぁ。俺は欲張りだよ」

「でも、欲張りで何が悪いんだよ?」

 

 俺はそう言う。

 魔王ゲルドの行動は、まさにラクレス・ハスティーの様な感じがしたのだ。

 例え、自分が修羅の道を行こうとも、民を……………同胞を守ろうとするその姿勢が。

 そんな魔王ゲルドの意志に、報いたいと思ったのだ。

 俺とリムルがそう言うと、俺たちの足元から枯れ果てた大地が、緑豊かな草原となっていき、ゲルドも、豚頭魔王から、普通の豚頭族としての姿に戻っていく。

 ゲルドが目を開けると、そこには。

 

「お………!おおっ…………!」

 

 そこには、自然溢れる草原が広がり、周囲には鳥の鳴き声、子供達の笑い声、川のせせらぎが溢れていた。

 それを見て、ゲルドは膝をつき、大粒の涙を流す。

 

「…………強欲な者達よ………俺の罪を背負いし者よ………!俺の罪を食らう者よ………!感謝する」

「魔王ゲルド」

 

 ゲルドが満足そうにそう言う中、俺はゲルドに話しかける。

 

「何だ?」

「魔王……………いや、民を思う豚頭族の王よ。貴方の覚悟の強さは本物だ。そんな貴方だからこそ……………豚頭族の皆が笑顔で暮らせる姿を見届けて欲しい。俺達が貴方との約束を果たすその光景を」

「閻魔……………魔王ゲルドを助けるのか?」

「ああ。やっぱり、アンタには、笑顔と希望で溢れる豚頭族達を、見守ってほしいからな」

 

 そう。

 魔王ゲルドの決意は、俺の心に響いた。

 民を救う為に、己だけで罪を背負うとするその心が。

 

「だが………………俺は、数え切れぬ罪を犯してきた。その俺が、助けられるなど、許されるのか……………?」

「死ぬ事だけが、償いになる訳じゃないさ」

「………………っ!?」

「確かに、アンタの罪は重いさ。でもな、それは同胞を救おうとしたからだろ?だからさ……………アンタが生まれ変わっても、許されない訳じゃないさ。それに、俺はアンタを救いたい。そう思ったんだ」

 

 俺がそう言うと、魔王ゲルドは、涙をこぼしていく。

 

「……………感謝する」

 

 魔王ゲルドはたった一言、そう言った。

 俺は、魔王ゲルドの魂をブランクカードに封印した。

 助けるには、こうする必要があるからな。

 俺は、自分の意識が現実世界に戻った事を実感する。

 その手には、魔王ゲルドの魂が封じられたライドケミーカードがあった。

 リムルは、スライムとしての姿から、人としての姿になる。

 

「…………しばらくが良い。ゲルド」

「ああ」

 

 俺とリムルは、そう呟く。

 豚頭帝が倒された事により、飢餓者の効果も消滅した。

 現時点を持って、豚頭族の侵攻は、終わったのだった。

 俺はリムルに向かって手を挙げると、皆が歓声を上げる。

 豚頭族達は、王を失った悲しみに暮れていた。

 そんな中、ゲルドのそばにいた1人の豚頭将軍は。

 

「王よ………。やっと………解放されたのですね」

 

 そうして、戦いは終結した。

 その後、戦後処理の為に集まる事になって、蜥蜴人族達は、引き上げて行った。

 俺とリムルは、鬼人達に話しかける。

 

「………終わったな」

「はっ」

「豚頭帝を討ち滅ぼしたら、自由にしてもらって良いという約束だ。今までご苦労だったな」

 

 俺がそう言うと、紅丸はそう答える。

 リムルはそう言う。

 そう、豚頭帝を倒したら、紅丸達は自由になる。

 どう過ごすのかは、紅丸達が決める事だろう。

 すると、紅丸が口を開く。

 

「リムル様。お願いがございます」

「何だ?」

「ん?」

 

 俺とリムルがそう言う中、紅丸は俺たちに話しかける。

 

「何卒、我らの忠誠をお受け取り下さい。我ら、これからもリムル様にお仕えいたします!」

「え?」

「…………良いのか?」

「異論はござらぬ」

「あなた様方に会えて、自分達は幸運であります!」

 

 紅丸の言葉に、俺たちはそう聞いて、白老、蒼影が答える。

 すると、紫苑はリムルの方に、紅蓮は俺の方に来る。

 

「フフフフッ!」

「うっ!ううっ………」

「私は、リムル様の秘書兼護衛ですよ!絶対に離れませんからね!」

「我らの命、果てるまで!」

「う………うん」

「そ、そうか」

 

 こうして、紅丸達鬼人は、俺たちの仲間になったのだった。




今回はここまでです。
今回は、豚頭族との戦闘が終わるまでです。
閻魔も、シズさんや白老に鍛えられた事で、互角に戦う事が出来ました。
まあ、レプリエックスレックスとレプリユーフォーエックスの力もあったからですが。
レプリとはいえ、レベルナンバー10ですからね。
それ相応の力を持っているはずです。
そして、魔王ゲルドも救われました。
ブランクカードに封印されて。
次回は、戦後会議の話になります。
感想、リクエストなどは受け付けています。
レプリエックスレックスとレプリユーフォーエックスは、5月18日に発売されるライドケミートレカphase04に収録されています。
発売が楽しみです。
そして明日、アウトサイダーズの最新話が配信されますね。
ゼロスリーの変身者が誰なのか、楽しみです。
転スラの最新話では、ゴブアが登場しましたね。
この小説でのリクエストは、活動報告から承っております。

閻魔の進化はどうするか

  • 仙人から聖人
  • 魔人になる
  • その他
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