転移したら暗黒の破壊者に変身出来る様になった件 作:仮面大佐
豚頭魔王が倒されてから、しばらくが経過した。
俺は、色んな出来事を体感しながらも生きていた。
そんな中、妙な気配を感じた。
「…………何だ?とてつもない悪意を感じるな」
俺はそう言うと、作業場から出ていく。
念のために、ドレッドライバーを持っていく。
敵だった場合に備えてだ。
俺はそう思いながら、移動していく。
悪意の気配を感じたのは、ドレッドに変身している影響だと思う。
ドレッドも、悪意が関係している仮面ライダーだし。
しばらくすると、一人の少年がいた。
ただ、少年と呼ぶには違和感を感じる部分が存在した。
それは、耳にはヒューマギアのモジュールが付いており、人間ではないのは確かだ。
「この辺りか?悪意の反応があったのは………なっ!ヒューマギア?!」
俺がそう叫ぶと、その男はこちらを見てくる。
その視線は、俺の事を興味深そうに見ていた。
「ヒューマギア……随分と懐かしい響きだ。厳密には違うがな……俺は
その少年は身形に違わない口調で名乗ると同時に身を翻し、刀に手をかける。
アークマギアと聞くと、アークによってハッキングされたヒューマギアがなる存在だが、あいつは違うな。
恐らく、アズと同じタイプだろう。
面倒な事になる前に倒すか。
「兎に角……この街に仇なすなら、容赦はしないぞ!」
「………ライダーシステムか」
俺がそう言いながら、ドレッドライバーを取り出すと、その少年は興味深そうにドレッドライバーを見る。
俺はドレッドライバーを装着する。
『ドレッドライバー』
ちなみに、負荷はあるが、白老やシズさんとの特訓、魔王ゲルドとの戦いを経験したからか、かなりマシになっている。
その理由は、単純に慣れただけだ。
俺は、レプリスチームライナーをヴェヴェルセッターにスキャンする。
『STEAMLINER』
その音声が鳴ると、俺はレプリスチームライナーをアトゥムサーキュラーに装填する。
待機音が鳴る中、俺は叫ぶ。
「変身!」
そう言って、ネクベドヴォークを操作する。
『ドレッド・零式』
その音声と共に、ドレッドライバーからレプリスチームライナーが出てきて、俺の体が焔に包まれ、黒い霧を纏った骨が全身に巻きつき、姿が変わる。
俺はドレッド零式に変身する。
すると、その少年は尋ねる。
「仮面ライダーか………字を聞いておこう」
「俺は仮面ライダードレッド…………暗黒の破壊者だ」
その少年がそう聞いてくるので、俺はそう答える。
ドレッドは、暗黒の破壊者という二つ名を持っている。
その少年は興味深そうに俺を見ていたが、口を開く。
「そうか……ドレッド……記憶した。ならば、俺も見せなくてはな……」
「見せる?何をするつもりだ……?」
その少年がそう言うので、俺は訝しげにする。
何をするつもりだ?
すると、ドライバーを取り出して、腰に装着しつつ、刀を地面に突き刺す。
『アークドライバー………!』
そのドライバーがそんな音声が鳴る。
アークドライバーという事は、アークゼロかアークワンか?
すると、その少年から悪意のエネルギーが噴出していく。
凄まじいな。
すると、少年は口を開く。
「変身…………」
少年がそう言うと、空高くに何かを飛ばす。
それはメダルであり、ドライバーに装填する。
『アークライズ!滅せよ…滅びせ………悪意を力に……アーク・オブ・仮面ライダー……the deadliest scientist……』
すると、そんな音声が鳴りながら、姿が変わっていく。
全身を黒と紫の装甲で覆い、右目は紫色に光り、左目はアークゼロやアークワン、滅・アークスコーピオンの様な、衛星アークの様な赤い瞳になっていた。
全く見た事がないな。
「仮面ライダー……!でも見たことないな……それにアークドライバーも名前は同じだけど………何かが違う………お前は一体………!?」
俺はそんなふうに聞く。
すると、その少年は刀を抜き、切先を俺に向ける。
そして、仮面に覆われているのにも関わらず、邪悪な笑みを浮かべているのが感じられ、口を開く。
「ククッ………クハハハハ!我が字は仮面ライダーグラッジ。全ては我が意志のままに……来い、平行世界の仮面ライダーよ……我が悪意の前に滅亡してもらう……」
その少年はそう名乗る。
仮面ライダーグラッジね……………。
グラッジとは、恨み、怨念、遺恨などを意味する単語だったな。
かなりの強敵に違いないな。
俺はそう思いながら、身構えるのだった。
「グラッジ……聞いたこともなければ……見たこともない仮面ライダーだな……兎も角、一筋縄ではいかないことだけは理解出来る。先手必勝だ!」
俺はそう言うと、レプリカマンティスを取り出して、ヴェヴェルセッターにスキャンする。
『KAMANTIS』
スキャンした後、レプリカマンティスをコンススティラーに装填する。
『ドレイン』
「喰らえっ…………!」
先手必勝と言わんがばかりに、俺は拳と足に鎌の斬撃を加えて、攻撃していく。
それを見ていたグラッジは。
「斬撃か……なるほどな……ベルトに読み込ませたカードの能力を力に変える……そういうライダーシステムか……だが、斬撃は俺には通じない」
目の前に斬撃が迫っているのにも関わらず、グラッジは冷静だった。
無機質な声色でそう言うと、刀で切り裂いた。
「なっ……一瞬で……!」
「俺は戦闘パターンから動きを予測し、適切な行動の計算が可能だ。ヒューマギアを知っているのなら、何故かは理解出来るだろう」
「
俺が驚く中、グラッジは自分の頭を指差しながらそう言う。
そうだった、こいつはヒューマギア。
下手な攻撃は、相手にラーニングさせてしまう。
やばいな……………。
これは、レプリのレベルナンバー10を使うべきか?
すると、グラッジは俺に聞いてくる。
「やはりか……答えろ、お前は何者だ………?そのライダーシステムは何処で手に入れた」
「答える義理はない。それを言うなら、お前の力はなんだ?どうやって手に入れた」
「手に入れたワケじゃない……俺には悪意を狩る為に力が必要だった……だからこそ…生み出しただけだ……この手でな」
「生み出した……作ったのか?!自分でっ!!」
「こう見えても……かつては天才科学者だったからな……いや、今でも其奴は変わらんがな。兎に角だ……未知のライダーシステムには興味がある……次は俺の番だよなァ?」
グラッジはそう聞いてくるので、俺はそう答える。
世界の言葉が俺の願いを現実にしてくれただけだ。
ドレッドライバーも、おもちゃだった物が変化した代物だし。
生み出したという言葉に、俺は驚きつつも、どこかで納得していた。
アークの力を宿しているのなら、ドライバーを作成するのも不可能ではないからだ。
そんな声を出す中、俺は口を開く。
「何かをする前に倒せばいい話だろ?行くぞっ!」
俺はそう言うと、レプリスケボーズを取り出して、ヴェヴェルセッターにスキャンする。
『SKEBOWS』
レプリスケボーズをスキャンした後、コンススティラーに装填する。
『ドレイン』
俺はレプリスケボーズの力で加速する。
それを見たグラッジも動き出す。
「行くぞ……………!ハァァァァァ!!」
「………滅亡の時だ………滅びろ。ライダーキック………!」
俺とグラッジがそう言う中、グラッジは刀を放り投げ、束に蹴りを入れる。
それを見て、俺はすぐにレプリアッパレブシドーを取り出して、ヴェヴェルセッターにスキャンする。
『APPAREBUSHIDO』
レプリアッパレブシドーをスキャンした後、コンススティラーに装填する。
『ドレイン』
その音声と共に、右手にブラッディーABが錬成され、それを持つ。
そして、それを持って、斬りかかる。
「刀か……面白いじゃねぇか……俺の愛刀を相手に何処まで耐え切れるか見てやらァ!」
グラッジはそう叫ぶと、ライダーキックの体勢から刀を持って、俺に攻撃してくる。
お互いの攻撃がぶつかり合い、鍔迫り合いの形になる。
「くっ……一撃が重い……!それに雰囲気が……変わってる?どうなってるんだ?一体………!?」
「俺の刀は特別仕様ってヤツでなァ……
俺がそう言うと、グラッジは壊れた機械の様にケラケラと笑いながらそう言う。
なるほどね。
ラーニング次第で強さが変わるってわけか。
だけど……………。
「グラッジなんて名前を名乗るだけはあるな………だけど、俺には俺だけじゃない……仲間の……ケミーたちの力もある!!負けてたまるかっ!!」
俺はそう叫ぶと、ブラッディーABを持つ手に力を込め、思い切り斬撃をする。
グラッジが下がる中、口を開く。
「ぐっ……なかなか、やるじゃねぇかよ。なら?コイツはどうだ?力を寄越せ……〝
すると、グラッジはそう叫ぶと、腰に下げているホルダーからメダルを取り出す。
亡……………やっぱり、滅亡迅雷の力を使えるわけか。
「なんだあれは……さっきとは違うメダル!?それにナキ……?」
「あの馬鹿犬の力を使うのは癪だが……お前が二人目だ、目ん玉に焼き付けなァ!!」
俺が困惑する中、グラッジはそう叫ぶと、変身時と同じく、メダルを飛ばすと掴み取り、ドライバーに装填する。
『アークライズ!駆けろ…駆け巡れ………悪意を力に……アーク・オブ・仮面ライダー……the wild fang……』
その音声が鳴ると、姿が変わっていく。
黒と紫の装甲は黒と白銀に変わり、両手には爪が装備される。
恐らく、仮面ライダー亡の特性が反映された仮面ライダーだろう。
メダルで変身するという意味では、オーズやバースに似ている。
どちらかと言うと、バース寄りだが。
「さぁ………第二ラウンドだ。俺と死合おうぜ?仮面ライダードレッド……!!」
グラッジはそう叫ぶ。
相手が爪という事は、これを使うべきか。
俺はそう思い、レプリヴァンフェンリルを取り出して、ヴェヴェルセッターにスキャンする。
『VANFENRIR』
レプリヴァンフェンリルをスキャンした後、コンススティラーに装填する。
『ドレイン』
その音声と共に、俺の両腕に爪が現れる。
俺は、その爪を使って攻撃する。
二度目の鍔迫り合いになる中、グラッジは口を開く。
「刀に爪……俺を楽しませるヤローがあのわらびもち以外にいやがるとはなあァ…!世の中も捨てたモンじゃねぇ…ククッ………クハハハハ!さぁ!お前の力を見せろよっ!暗黒の破壊者………否!平行世界の仮面ライダー………!!」
グラッジは狂った様にそう言う。
平行世界にわらびもち?
こいつ、この世界の平行世界の出身か?
気になった俺は、グラッジに聞く。
「悪意を狩る通りすがりの科学者………いや……仮面ライダーグラッジ……!お前は何を望んでいるんだ………?その力を誰かの為に役立てようとは思わないのか?」
「思わねぇなァ!二度と…………!俺は闇に紛れ、我が意志を貫き、悪意を狩るだけに存在する機械仕掛けの狩人……故に〝アークマギア〟……!悪意亡き世界は真実の伴わない理想にしか過ぎねェ……………滅亡の時だ………滅びろ。ライダーパ…………お出ましか。」
俺がそう聞くと、グラッジはそう叫び、ライダーパンチの態勢をとる。
すると、グラッジは突然、変身解除した。
俺は驚きながらも、グラッジに聞く。
「急にどうした?まだ決着はついてないだろ」
「悪いが、お前と遊んでられるのも此処までだ。目当てのヤツを呼び出すのに成功したからな」
「目当て……?」
俺がそう聞くと、グラッジはそう言う。
どういう意味だ?
俺が首を傾げると、グラッジは答える。
「人間。薄々は気付いているだろうが、俺はこの世界とは別に存在する平行世界から来た異分子だ。しかし……この世界に来たのは理由がある。お前を遥かに超える悪意を感じた…….俺のユニークスキルは悪意を糧に成長を促し、俺に更なる力を与える……故にその悪意を我が手に収める……それが俺の目的だ」
「歪んでる……本当に仮面ライダーなのか……お前は…………?」
グラッジはそんなふうに答える。
要するに、俺は餌として利用されたって事か。
やっぱり、グラッジは並行世界の存在だったか。
そんな歪んでいるグラッジを見て、俺がそう聞くと、グラッジは口を開く。
「お前も見ただろう?俺は仮面ライダー……俺の世界で最初に生まれた、一号ライダー、ファーストライダーだ……この思想は誰にも理解されようとも……されるつもりもない。全ては我が意志と………相棒の掲げる果てなき理想の為に存在する。それが、俺の……アーク=プロフェッサーの生きる意味だ」
グラッジ改め、アーク=プロフェッサーは、そんなふうに言う。
恐らく、ダークライダーと呼ばれる存在と同じく、ある種の信念を持った存在なのだろう。
周囲に理解されなくても、その信念を貫く強さを、アークは持っていた。
「アーク=プロフェッサー……それが名前か……アンタの…………。なら、俺も名乗ってお…………なんだ?」
「悪いがお前の名を聞いている暇はないらしい……来るぞ?悪意の化身がっ!!」
俺も名乗ろうとすると、アークはそう叫ぶ。
すると、上空から何かが落ちてくる。
俺が身構えると、それが落下して、砂煙を上げる。
すると。
『人類は滅びる………』
そんな声が聞こえてくると、俺は砂煙が晴れていく視線の先を見る。
そこには、仮面ライダーアークゼロの姿があった。
「あれは………アークゼロ………!」
「悪意の化身そのものがお出ましか……俺と同じ名を持つには……悪意が足りない……だが……我が糧になるには相応しい……滅びるのは貴様だ…………」
仮面ライダーアークゼロ。
仮面ライダーゼロワンで登場した仮面ライダーだ。
悪意の化身とも言える存在。
悪意に釣られてやってきたわけか。
ゼインとかやってこないよな?
アークはそう叫ぶと、ドライバーを再び装着して、刀を地面に突き刺す。
『アークドライバー………!』
その音声が再び鳴り、悪意のエネルギーが放出される。
すると、アークは口を開く。
「変身…………」
アークがそう言うと、空高くにメダルを飛ばし、ドライバーに装填する。
『アークライズ!滅せよ…滅びせ………悪意を力に……アーク・オブ・仮面ライダー……the deadliest scientist……』
すると、そんな音声が鳴りながら、再び仮面ライダーグラッジへと変身する。
「滅亡の時だ……我が悪意の糧となれ………悪意の化身よ……!」
アークはそう言うと、アークゼロへと向かっていく。
悪意と悪意。
二つの悪意がぶつかり合う。
そのあまりにも狂った状況を見ていると、アークが話しかける。
「人間……どうしたァ?ネタ切れかァ?そんなワケねぇだろ?お前は何故、仮面ライダーになった?何故、力を手に入れた?お前也の悪意を見せてみろよっ!!なぁ……人間!!」
アークはそんなふうに叫ぶ。
悪意ね……………。
俺はそれを聞くと、頭を掻きながら言う。
「人間人間って……俺には………黒輝閻魔って名前があるんだよ……それにだ……俺の……いや、俺たちの世界に仇なす悪意は狩る!!」
「ククッ………クハハハハ!」
俺はそう言う。
俺たちの世界を壊そうとする連中は、誰であろうと容赦なく叩き潰す。
すると、アークは高笑いを上げる。
「お前に力をやる……悪意を狩る力をな」
「悪意を狩る力……?」
アークはそう言うと、ブランクカードを取り出す。
そのカードに刀を突き立てる。
すると、絵柄が変わり、そのカードが俺に向かう。
「これは………見たことないケミーだ……Dr.アークグラッジ……?」
「俺の力をお前に分散した………悪意に染まる覚悟があるなら、其奴を使え。俺もお前のケミーだったか?その力を断片的に
そのカードを見ながらそう言うと、アークはそう叫ぶ。
やってやるよ。
すると、アークがそう叫ぶと、2枚のメダルがアークの元に向かう。
「燃える爪の前に塵芥と消えろ……我が悪意と共に……!」
アークはそう叫ぶと、2枚のメダルを空高く投げ、キャッチするとドライバーに装填する。
『アークライズ!燃えろ…駆けろ…滅せよ……悪意を力に……アーク・オブ・仮面ライダー……the deadliest fang firebird……』
アークは、新たな姿に変わる。
黒と紫から赤と白銀に変わり、複眼はそのままだが、両腕には爪が、背中には紅の翼が生える。
「ドレッド参式と同じ、三つの力が合わさった三重錬成みたいな形態……………!?」
「三重錬成……そう、それだ。お前のデータは参考になった、今までは一つの力を扱う事しか考えていなかったが……悪くない力だ。感謝する……人間……いや、黒輝閻魔だったな」
俺が驚く中、アークはそう言う。
まさか、先ほどまでの戦闘で、ドレッド参式まで把握してたのか?
アークと名乗るに相応しいな。
すると、アークが叫ぶ。
「我が悪意の前に滅亡しろ、悪意の化身………!」
「俺も試すか……この力を………!借りるぞっ!悪意の力!」
アークがそう言う中、俺もそう言う。
俺はネクベドヴォークを操作して、レプリスチームライナーを取り出すと、そのレプリスチームライナーは消える。
変身に使う奴も使い捨てだからな。
俺は別のレプリスチームライナーとDr.アークグラッジのカードを構えると、まずはレプリスチームライナーをヴェヴェルセッターにスキャンする。
『STEAMLINER』
その音声が鳴ると、俺はレプリスチームライナーをアトゥムサーキュラーに装填する。
そして、Dr.アークグラッジのカードをヴェヴェルセッターにスキャンする。
『Dr. ARKGRUDGE』
そんな音声が鳴ると、俺はアトゥムサーキュラーに装填する。
すると、凄まじい負荷が襲ってくる。
ドレッドとしての負荷だけでなく、悪意のエネルギーが襲ってくる。
俺が負荷に耐えている中、アークは叫ぶ。
「さぁ……叫べ……黒輝閻魔っ!!あの
「…………変身っ!!」
アークがそう叫ぶ中、俺は力一杯叫んで、ネクベドヴォークを操作する。
すると、ドレッドライバーから白衣を棚引かせたガスマスクの異形が姿を現し、けらけらと邪悪に笑いながら、俺の周囲を飛ぶ。
そこから、壱式以降の形態では必ず出る骨の手がその異形を掴み、俺に融合する。
『ドレッド・零式乙型』
その音声と共に、フォームチェンジを完了する。
姿は、ドレッド零式をベースにして、下半身部分に白衣の様な装飾が追加され、瞳は紫色に光っていた。
仮面ライダーグラッジと仮面ライダードレッド。
二人の仮面ライダーが合わさった様な感じだった。
「どうだァ?新たな力を手に入れた気分はよォ」
「体の内側から声が聞こえる……滅ぼせって声が………俺じゃない声が聞こえるんだ……なんなんだ?この声は」
「其れがお前自身の悪意だ。その悪意に身を任せ、目の前の敵を駆逐するのがお前のやるべきことだ。さぁ、俺と暴れようや……ドレッド」
「ああ……グラッジ………!」
アークがそう聞いてくると、俺はそう答える。
滅ぼせという声が。
アークがそう言う中、俺はそう答え、アークゼロへと向かっていく。
「
「ああ!ハァ!」
俺とアークはそう話す。
アークゼロもまた、ラーニング出来るからな。
そういう意味では、さっさと倒した方がいい。
『
「させるかよ……滅亡の時だ……ライダークロウ……!」
アークゼロがそう言う中、アークはそう言う。
すでにラーニングを終えていたのか、最適な動きを予測し、背の紅翼を羽ばたかせ、爪を振り上げ、無数の斬撃を放つ。
「さぁ……後は任せた。お前の悪意を見せてみろ!」
「ああ!」
アークがそう叫ぶと、俺はアークゼロへと向かっていく。
その間、俺はレプリバレットバーンを取り出して、ヴェヴェルセッターにスキャンする。
『BULLETBAANG』
レプリアッパレブシドーをスキャンした後、コンススティラーに装填する。
『ドレイン』
その音声と共に、ブラッディーBBを錬成して、格闘戦を交えながら、攻撃をしていく。
性能が上がっており、ブラッディーBBをゼロ距離射撃をしたり、キックをしたりしていく。
俺はネクベドヴォークを操作して、必殺技を発動する。
『ブラッドレイン』
その音声と共に、悪意のエネルギーをブラッディーBBにチャージする。
「いけぇぇぇぇ!!」
その叫び声と共に、悪意のエネルギーと破壊のエネルギーをミックスして、弾丸として放つ。
それを受けて、アークゼロは吹っ飛ぶ。
俺はアークに話しかける。
「一気に決めるぞ!」
「ふっ。悪意検知………滅亡の時だ………滅びろ。ライダーキック…………!」
俺がそう言うと、いつの間にか基本形態に戻っていたアークはそう言って、刀を放り投げ、キックの態勢に入る。
俺は、ネクベドヴォークを操作する。
『ドレッドブレイキング』
「ハァァァァァ!」
俺のライダーキックがアークゼロに炸裂したと同時に、アークの刀がアークゼロを貫き、アークゼロは爆散する。
俺たちは、変身解除する。
「片付いたな」
「悪意の滅亡を確認………目的は達した。そろそろ、帰るとするか……配下供が慌てているのが目に浮かぶからな」
「そうか。なら、これやるよ」
俺がそう言うと、アークはそう言う。
まあ、目的は果たしたっぽいからな。
俺はそう言うと、あるメダルをアークに渡す。
「なんだ、このメダルは?」
「ドレッドのメダルだよ。お前が使ってたメダルを参考に錬成した」
「ふっ。メダルか………良いだろう…………お前の悪意は俺が引き受けてやる。お前は自らの理想の為に力を使え……」
「確かに渡したからな?ドレッドのメダルを。お前の力も俺の新たな未来に通じる選択肢だ、貰っておく」
「さらばだ……平行世界の仮面ライダーよ。お前の悪意が満ちる時、この縁はまた結ばれるかもな……その時まで…別れだ。黒輝閻魔」
「ああ」
俺がドレッドのメダルを渡すと、アークはそう言って、オーロラカーテンを出して去っていく。
それを見ていた俺は。
「……………さて、俺も頑張るか」
そう呟いて、街に戻っていくのだった。
今回はここまでです。
今回は、青メッシュさんの『転生科学者は悪意を貫く。』とのコラボエピソードです。
『転生科学者は悪意を貫く。』とは、アークマギアに転生した科学者が、活躍する話です。
アークとの邂逅で、オリジナルフォームであるドレッド零式乙型へと変身しました。
壱式や弐式と同じく、二重錬成タイプです。
アークゼロを倒し、お互いの力を渡して、帰っていく。
次回は、転スラ日記の話に入ります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今後の展開でのリクエストは、絶賛受け付けています。
閻魔は、仙人になりますが、白老やシズさんとの特訓を経験した後にする予定です。
あと、思いついた事がありまして、ヒナタがゼインに変身する感じにしようかなと考えていまして。
どうでしょうか?
ゼインやハンドレッド関連のリクエストは、下記から受け付けています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=312640&uid=373253
閻魔の進化はどうするか
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仙人から聖人
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魔人になる
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その他