その準備及び後片付けで2回連続更新できませんでした。
ずっと周囲からまれに聞こえてくるくらいの話声だけが耳の中に入ってくる。しばらく、同じ感じなのが続いていたけど、ステージへと先に入ってくるお母さんが来るのと一緒に、女性の高い声が一斉にして。それを聞いた数秒後に私も立ち上がってそっちに向けて拍手をし始める。音を立てないようにゆっくりと立ち上がりながら胸の前辺りで小さく拍手。手首だけを使ってそこを前後させる。
ただ、その間も辺りからは何度も歓声が続く。自分の口元に両手を当ててる人が何にもいるけど、それは人によって形が違ったりして。それ以外にもほんの少しだけ体を前のめりにしながら顔に両手を当ててる人だったりがいる。でも、それに対して私は何もしないで人同士の合間からただまっすぐお母さんが歩いてる様子を見つめてた。その姿が武器を置くと一緒に大きな音がして、まっすぐに正面を見つめ続ける。
ただ、向こうから現れた音が幾度も交じり合うような金属の物だったのに気づいたのは、たぶんそれが聞こえ始めてから数秒後。周りで何度も叫んでる人たちの声に混じっちゃったせいでだいぶ遅れてた。それで一瞬だけ私は両方の手でしてた拍手が止まっちゃいそうになるけど、両方の唇同士を強く締め付けてからまたもう一度お母さんの方を見てからやり直した。
でも、視線がどうしても左の方に引っ張られそうになっちゃうから、それを数回繰り返してから足を一歩だけ横側に動かして向こう側を人の影に入れる。ただ、終わってから少しした後に体を横に傾けてそっち側にいるお母さんの方を見た。
今も槍を一本だけ持ってるその様子が立ってるステージにはひび割れが色んな場所に出来上がっちゃってる。コロシアムの中でただ片方の手でそれの持ち手を掴みながらももう片方手を腰に乗っけたままにしてて。そのまま目の前を見てるだけにしてた。
そんな様子を眺めてる私は、両方の手を胸の前に当てるみたいにしながら片方の手をもう片方の手で包んでて。今もそのまま静かに周囲から聞こえてる歓声の間から、たくさんの甲冑同士がぶつかり合ってる音を聞くだけになってた。
それが止まる頃には、だんだんと辺りで盛り上がってた人たちも静かになって行って。気づけば遠くの方にあるコロシアムの王者が座ってる玉座の近くで燃えてる炎の音以外には何も聞こえない。私もまっすぐに立ってる体勢にすぐに戻るけど、でも、それを維持していられるのも数秒だけで、すぐにお母さんが見える場所に戻った。
ただ、玉座の前の少し下の段の所にあるドラが大きく叩かれた瞬間、呼吸を何回かした後にはすぐ体を動かしてベンチを乗り越えてくみたいに前に出ようとするけど、さっきみたいに音を伸ばすみたいな歓声を出し続けてるたくさんの観客の人がいるせいで全然前に進めない。
だからお母さんの様子は複数いるその人同士らの間から見るしかない。出来るだけ足を背伸びさせながらも、首を前に見せつけるみたいな体勢で両方の手を胸元に当てる。それでも、前にいる大人の観客のせいでステージの様子は全然見えなくて。自分の口元ではお母さんのことを呼ぶための声を出すのに、それが感じ取れるのは口の中が震える感覚だけ。
でも、そんな状態でも太い剣だったり槍で突かれたりするのを後ろにちょっとだけ滑りながら受け止めてるお母さん。その反動のせいで、私の視界からはすぐになくなっちゃってた。それからは、また激しく高くて大きな金属同士がぶつかり合う音だけしか聞こえなくなって。いつの間にか小さな口を開けながらそこが唇だけだけど、上下にずっと動いてるのしか出来なくなっちゃう。ただ、お母さんが視界のほんの少しの隙間に入った時だけ体をちょっと前のめりにしてみて。自分の両手を握り締めたのを胸元に強く当てるみたいな感じに。
その動きと一緒に私は自分の眉を内側に寄せるみたいになっちゃって。2つに力を入れたまましばらく動けなくなっちゃう。数秒間ずっとそのままいるだけにしてる私は、今でも人同士のほんの少しの隙間の所で見えてる土の色で擦れてるコロシアムの床を見てることしか出来ない。
周囲の人もみんな試合の様子を見てるだけだけど、それがみんな一斉に同じ方を見てるせいもあって、私の視界を阻害してる人たちの背中も薄暗い感じになってて。何度もただ金属同士がぶつかり合う音が聞こえるのと、床の上の砂利が大きく擦れるみたいな音だけを聞く。
でも、その音の中に、最初の方だけ大きいけど、だんだんと小さくなってくみたいな男の人の声を聞いた瞬間、いつの間にか下の唇を上のに押し付けつつ閉じてた口の力を弱めながら、また体を少しだけ斜めにしながら頭を前のめりにさせるみたいな体勢に。
首を前に見せつけてたけど、でも、それもほんの数秒の間だけ、またお母さんの大きな掛け声みたいなのと一緒に戦いが再会される音が聞こえ始めて。それのせいで私は一気に体への力を入れ直すことになった。
周囲のヤジだったり叫び声だったりが一気に歓声に変わった瞬間。それがすっごく大きな女の人のだったのに気づいたら、私は人同士のわずかな隙間を縫うみたいに体を動かしてその隙間を入ろうとして。人同士の体を擦りつつもその隙間に入り込もうとする。向こうも私の動きに気づいてるみたいで体の向きをこっちに見せるみたいにしてるけど、でも、それなんかすぐに私が通り抜けるからすぐに視界からなくなる。
その瞬間だけ私が進むペースが遅くなるしきつくなってるその場所を半場無理やり抜けて、息までも苦しくなるのを感じる。でも、そんなのすぐにして、口から小刻みに勢い良く吸ったり吐いたりを繰り返す感じで、言葉にはなってないけど自分でお母さんと話す時と同じくらいの声が出る。
また次の段の所でまた人同士の隙間を通るときだけその声が止まっちゃうけど、また次の人同士の所を通り過ぎる時にはさっきと同じみたいに息を少し吐きながらその間を潜り抜けて、少しの間だけ肩を前に出しながら次に通れそうな場所を探す。
でも、前にいる人は相当くっついちゃっててとても無理なせいで無理やり息を飲む感じにしながらそこを潜り抜けようとしたけど、だけど、全然手を入れてこじ開けようとしても無理で。
後ろに数歩だけ下がるみたいな動きをしてそっちにいた人の方に振り返ろうとした瞬間、そっちの人がただただ正面を見てて私の方を一切気にしてないのに気づいてから、急に周囲から聞こえていた音がしないことに気づいた。
さらに、呼吸が止まったままになってるのに気づいて、口を開けたままだけどそこを閉じたり開いたりを繰り返して。でも、私は腰だけを使って振り返ったままなせいで、そっちにいる太陽の光を上の方でだけ浴びたままになってる女の人達が並んでる様子しか見えない。
だんだんと肩の少し下の辺りまで、肘が曲がってるせいで持ち上がってた手が落っこちていくのを感じながらも、脇に入れてる力が強くなるせいで肘が体にくっついていく。喉も同じ感じで締め付けられてるのを気にしながら、両方の眉が落っこちていくのが心臓が立ててる音よりも早いのを感じで、目に力がこもっていく。
周囲の静かになって何も聞こえない状態だったのが、だんだんと消えて行って、少しずつ篭るような音で今までとは逆の形で、どれも何を言ってるのか全然わからない声が増え始める。最初はそれもどこからかだけ聞こえる小さなものだけだったけど、でも、だんだんと1つ、また1つと増えて行って。でも、それが全然途絶えることなんかない。それに対して私は、何度も片方を見てから髪の毛が振れるほどに勢いよくもう片方へと顔を向けるのを何度も繰り返す。
ただ、それが終わったら口から小さく息を吸ったり吐いたりを繰り返しながら自分の胸の上の方で両手を重ねてたのを落っことす。終わったら、両方の唇を紡ぎながら一気に前側に振り返って無理やり人同士の間が緩くなっている所をとびかかる感じで通り抜けるのを何度も繰り返した。
その最後に私は上半身が勢いよく柵に乗り出しちゃう勢いで首を振ることになっちゃって。その状態で1回だけ呼吸をしてから横を見たら、そこにこっちから見るともう体の半分以上が通路の影になって見えなくなっちゃってるお母さんが担架で運ばれてる姿があった。
読了ありがとうございました。