今や試練の場と化した地下遺跡は、重苦しい空気に充たされていた。
沈黙と緊張に支配された空間の中心で、海馬は低い唸り声を漏らす。
(おのれ……! 野良モンスターの分際でこのオレを出し抜くとは、最大の屈辱……‼)
苛立たしげに歯噛みする彼の眼には、前衛で苦戦を強いられるゲノセクトの姿が映っている。
更に肌身では、自身と対峙するレジアイスの持つ残酷さが形となって現れたかのような鋭い冷気をひしひしと感じていた。
タイプ相性的に有利なゲノセクトは予想外の『でんじほう』により、実質機能停止に追い込まれた。残された体力が少ない上に、麻痺で素早さが半減してはもはやどうしようもない。ここは大人しくローテーションを回すしかないのだが――
(だが、安易な交代にはリスクもある。ローテーションを回せるのは奴らもまた同じだからな……)
怒れる感情とは裏腹に、海馬の頭脳は冷静だった。
ここですぐさまリザードンを前衛に据えるのは悪手でしかない。何せ相手は神の眷属、洞窟の野生ポケモンとは格が違う。自らローテーションバトルを仕掛けるほどの知能を持ち、先手を打ってくる狡猾さも持ち合わせているのだから、警戒しないわけにはいかない。既に戦局が良くない以上、万全の策を講じなければ、いかに強力なモンスターをぶつけても勝てないのだから。
その点を踏まえ、改めてレジポケモンたちの行動を予測する。
(……次のターン、レジアイスが場に残る可能性は低いか。オレの
となれば、レジポケモンたちの選択肢はおのずと決まってくるはず――
(まだチャンスはある。早めに巻き返しを図らねばな……‼)
「オレは
▽マタドガス が右にローテーション‼
「「マタドガ~ス」」
意を決してローテーションを回す海馬。麻痺したゲノセクトは身を引き、代わってマタドガスが戦線に躍り出る。
一方のレジポケモンたちも海馬の宣言に無言で応じて、再度ローテーションを回転させる。
▽レジロック が右にローテーション‼
ついに一巡した相手方の
「――させるか‼ マタドガスの特殊能力発動‼」
「「ドッドッドガ~ス」」
▽マタドガス の おにび‼
レジロックの腕が岩盤をぶち抜く勢いで地面に叩きつけられる直前に、海馬が叫んだ。
いつの間にやらマタドガスの周囲に漂い始めていた、怪しげな火の玉の軍勢。それが間延びした声とは裏腹に、目にも止まらぬ速さでレジロックへ向けて放たれた。
轟轟と唸る紫色の炎に焙られた石塊の体が、僅かに軋む。直接的なダメージこそほとんどないようだが、その怪火は確かに、レジロックの体を焦がすことに成功している。
▽レジロック は火傷を負った‼
『ざ、ざざ……』
▽レジロック の ストーンエッジ‼
その直後、ぐしゃあっと地鳴りを上げて突き出た巨岩の槍がマタドガスに突き刺さった。丸いボディを貫かんとする勢いで攻撃されたマタドガスは口からガスを放出し、体内の空気が抜けた風船のように上空へ吹っ飛ばされる。
しかし、先ほどの『おにび』による火傷がレジロックの集中力を削いだせいか。当たり所は悪くなかったようで、大きく吹っ飛ばされたマタドガスもすぐに空気を取り込み、戦線への復帰に成功した。
「よし、火傷状態にすればレジロックの物理攻撃力はダウンする……‼ このターンは何とか凌げたね……‼」
「……ですが、ジリ貧なことに変わりはありませんわ‼」
ダイゴの横で戦局を見るツツジは、深刻な顔で海馬の
火傷を負わせたとしても、このターンで披露されたレジロックの『ストーンエッジ』は海馬にとって脅威そのものだ。もし岩タイプにめっぽう弱いリザードンがくらってしまえば、物理ダメージ半減でも耐えられるかどうか怪しく、その時は完全に反撃の芽を潰されることになる。
(あのゲノセクトというポケモンが機能しない今、反撃にはリザードンの力が不可欠なはず。でも、リザードンはレジロックとの相性が最悪に近いですし……! マタドガスも、レジポケモンたちにこれ以上の対抗策があるとは、とても……‼)
どう見ても厳しい展開。果たして打開策はあるのだろうか。
そう、ツツジが口を一文字に結んで思案していると。
「フフ……!」
戦場に立つ海馬の足が僅かに動き、揺れるコートの襟元から、こちらを尻目に見る彼の表情が一瞬だけ垣間見えた。
その顔付きに気付いたツツジは思わず息を呑むも、眉間に皺を寄せて一気に険しい顔になる。
じわじわと追い詰められているはずの海馬はまるで弱った様子もなく、むしろ大胆不敵な笑みを、自分達に見せつけるように浮かべていたからだ。
(あの顔は……! まだこの状況を巻き返す手段があるというの……⁉)
そう、頭の中に無数の疑問符が浮かぶツツジを見やって。海馬は小さく笑いながら、視線をレジロックの方へ戻すと、勢いよく宣言した。
「次のターンのバトルフェイズだ‼ ……いくぞ‼」
これ以上ないほどの気迫を持った眼差しを向けられたレジロックは、怪火に焼かれた巨体をすごすごと引き下がらせる。
代わって戦線に現れたのはレジアイス。
「……あれは『れいとうビーム』ですわ‼」
「なるほど。彼らは特防が低いマタドガスを一息に倒すつもりだ……‼」
レジポケモンの行動にそれぞれの反応を示す観戦者の二人。
それを背中で受ける海馬だったが、得意げに「ふん」と鼻を鳴らして得意げに応じた。
「――読み通りだ‼ この瞬間、オレはローテーションをチェンジし、
「ゲノム‼」
瞬間、力強い号令とともにローテーションが回る。
マタドガスを押しのけ前衛に出たのはゲノセクトだった。電流に焼け焦げた装甲を纏いながらも、その両脚で地面を踏み締め、果敢に戦場へ返ってきたのだ。
▽レジアイス の れいとうビーム‼
同時に、金切り声にも近しい騒音が響いたかと思うと、レジアイスが点字模様を赤く光らせ必殺の『れいとうビーム』を発射した。まさに全てを凍り付かせんとする極低温のエネルギーの束。それが一直線にゲノセクトを襲うが、しかし。麻痺状態でも鍛え抜かれたゲノセクトの鎧は、見事な強度でビームをいなして、そのダメージを最小限に抑えてみせた。
▽効果はいまひとつのようだ……
「……ゲノッ‼」
地下遺跡に、攻撃を耐えきったゲノセクトの雄叫びがこだまする。
その生気溢れる声を聞いた海馬は満足そうに頷き、右手を大きく開いて反撃を命じた。
「やれ‼ 『ニトロチャージ』でレジアイスを攻撃‼」
「ゲノム‼」
眼光を光らせたゲノセクトの体が燃え盛る火炎に覆われ、装甲にまとわりついていた『れいとうビーム』の余波である氷を一瞬のうちに蒸発させる。そのまま標的を定めたゲノセクトは、自身を蝕む麻痺状態も何のその。土埃を上げて駆け出し、レジアイスにこれまでの借りを返そうと迫る。
死地から蘇ったゲノセクトのスピードにレジアイスは反応しかけたが、顔面の点字模様はすぐさまアラートの如き赤色の点滅を示すこととなった。防御の構えを取る前に、振り抜かれた炎の鎌による一閃が、氷塊のボディに痛烈な衝撃を与えて重心を崩させたのだ。
▽効果は抜群だ‼
『じゃ……じゃきゃあーっっ‼‼』
それでもどうにか体を支え切ったレジアイスは、奇声にも似た高温を響かせながらゲノセクトと向かい合う。
白煙を立ち昇らせる様は、先の光景と全く同じだ。しかし今のレジアイスには、数ターン前とは違う決定的な変化が生じていた。
バトルが開始されてからずっと冷酷無比な印象を与え続けていた氷山の化身。それが少しずつダメージを蓄積させていくに従い、初めて感情を顕わにするような、意味を持った声を上げ始めているのだ。
この変化こそ、自分が徐々に戦局を変えつつある決定的な証拠に他ならないと、海馬はそう確信していた。
「フフ……今の攻撃で『ニトロチャージ』の追加効果が発動し、ゲノセクトの素早さは一段階上がる‼ ここからが真のローテーション・デュエルということだな……‼」
これ見よがしに言い放つ海馬の台詞を聞き届けながら、ダイゴは「ふむ」と感心したような声を漏らす。
「前のターンで使った『おにび』は、レジロックを下がらせるための
「これなら、麻痺を負ったあのポケモンも、レジポケモンたちを抜かせるようになりますよね‼ ……そうですよね⁉」
「多分ね。……だが、兎にも角にも海馬くんは闘いの流れを変えたことは確かだ。勝負は、次のターンにかかっている……‼」
ツツジとダイゴが話す通り、いよいよ戦局は大詰めを迎えようとしていた。
海馬と相対するレジポケモンたちの布陣にも、微かに緊張感が漂い始めたように感じる。このターンで不意を討たれたことが、彼らの威信に傷をつけたか。無機質ながらも泰然した余裕を醸し出していた状況から一変、各々の立ち振る舞いにはどこか張り詰めたものが見えるようであった。
そんなレジポケモンたちとは対照的に、押せ押せムードが強まりつつあるのが海馬の
当の海馬もその事については熟知している。その表情にこそニヤリとした笑みをたたえながらも、脳内では思考をフルに巡らせ続けていた。
(乗り越えるべきはあと1ターン‼ それでこの
勝利のためには、相手の動きを完璧に読み切る力が必要となる。
ローテーションを回した先にある未来を掴み、己の糧にせんとする力が必要となる。
それは一見、ジャンケンにも等しい運否天賦の賭けにすら思えるほど、儚く抽象的なものだ。
しかし、海馬は知っていた。
それが己の実力ならば、勝利の女神は必ずや微笑むということを――
「……今こそ未来を切り開く時‼ いくぞ、運命のバトルフェイズだ‼」
突如静寂を破って海馬が拳を突き出したその瞬間。レジポケモンたちが一斉に点字模様を光らせたその瞬間。
ローテーションが動き出す。
▽レジロック が右にローテーション‼
『………‼‼』
真っ先に戦線へ現れ拳を振り上げた、獰猛なレジロックの動きが、そこでピタリと止まった。
眼前の敵を粉砕せしめんと意気込んだその矢先、黄色く光るH字の点で認識したのは、こちらに砲口を突きつけるゲノセクトの姿。レジロックを射程に捉えたその顏は、依然無機質ながらも、獲物を刈り取る強者の愉悦を強く滲ませているようにも見えた。
そして、それはゲノセクトを従える海馬も同じこと。
「フフ……‼ 駒捌きなら、モクバの方が
▽ゲノセクト の ラスターカノン‼
眩い光に包まれた必殺のエネルギー弾が放たれ、岩石の巨兵の顔面ど真ん中に命中する。
レジロックは戦場へ身を乗り出したばかりで、身動き一つとれなかった。光弾をもろに受けた巨体は悲鳴にも似たノイズを掻き鳴らすが、やがて力なく地面に崩れ落ちた。
▽効果は抜群だ‼
巨岩に付いた点字模様は、もはや光を失っている。
これまで驚異的な力を振るい、鉄壁かと思われた
▽レジロック は倒れた‼
「神を前に、麻痺ごときで立ち竦むこのオレではない。勝機とは常に最強の決闘者が掴み取るものなのだ。いついかなる時も……‼」
後衛に残された二体のレジポケモンたちをも圧倒するような、堂々たる佇まい。
レジロックを撃破した海馬は首を上げて、玉座に立つレジギガスを仰ぐと、深い青色の双眸を細めて不敵に微笑んだ。
「フフフ……その場で眺めているがいい、オベリスクよ。このまま残りの臣下も蹴散らし、貴様の領域に踏み込んでくれる……‼」
海馬の言葉に反応はなかった。レジギガスはただ沈黙し、微動だにせず、遥か高みからこの闘いを見下ろしている。
しかし海馬には、闘いが始まる前は遠くに感じられた玉座も、今となっては随分と間近にあるように見えるのだった。
「まさか、レジロックを倒すなんて……‼ あの海馬さんってトレーナー、相当な勝負師なのでしょうか……?」
「はは……! というより、常識外れの変わり者といった感じもするけどね」
目の前で繰り広げられる、予想以上の奮闘ぶりに目を見張るツツジへ、ダイゴは苦笑交じりに答えた。
「けれど、彼の想いは本物だ。レジギガスを本気で手中に収めようとしている。その熱意が戦局を変えたんだ……‼」
重みのある海馬の背中に、ふっと口元を綻ばせるダイゴ。
続く闘いの舞台からは、勢いに乗った海馬の猛々しい声が聞こえてくる。
「さぁ、次のモンスターを出せ‼ どの道すぐに消え去る守備モンスターだろうがな‼」
▽レジアイス が左にローテーション‼
挑発的な呼びかけに応じて、ローテーションが回る。
倒れ伏したレジロックの亡骸を脇目に現れるのはレジアイスだが、こちらも先ほどの攻防でダメージを蓄積させたままだ。
もはや見え透いた勝負。海馬は右手を掲げて高々と笑った。
「フハハハハ‼ ライフの減った
「ザァァァ‼」
掛け声に合わせて控えのリザードンが吠える。
このバトルが始まってからというもの、一度も前衛を張ることなく待たされ続けていた真打の登場だ。
念願の出撃命令に勇ましい鳴き声で応えたリザードンは、その雄々しくも美しい色合いの翼を羽ばたかせ、颯爽と戦線に飛び出した。
▽リザードン が左にローテーション‼
「今や敵に貴様を止める術はない‼ 存分に暴れてやれ、『かえんほうしゃ』‼」
「リザアァァァァァ‼」
裂帛の気合とともに、リザードンの口から凄まじい勢いで業火が吐き出された。
炎は地面を舐めるように広がり、瞬く間にレジアイスを吞み込んで、絶対零度の氷塊で構成された体を激しく燃え盛らせる。
ジュウゥゥ……と熱波の如き高温によって上がる蒸気と、氷の解ける悲鳴のような音が交錯する中、逃げずに真正面から攻撃を受けたレジアイスは、仰向けにドサリと倒れる。
やがて音が止み、濛々とした蒸気の中から現れたのは、既に半融し身動きの取れなくなった氷像の姿であった。
▽レジアイス は倒れた‼
「フフ……これで残るは貴様一体だ」
海馬は言いながら湧き立つ蒸気の奥に視線を向けた。
ダウンした二体のレジポケモンを脇に除けて現れる最後の
黒鉄のボディは、海馬の鋭い瞳に真っ向から立ち向かうような鈍い輝きを見せていたが。今更そんなものに目を向ける海馬ではない。
「メタル・ガーディアンを焼き払え‼ リザードンで攻撃‼」
▽リザードン の かえんほうしゃ‼
「ザアァ‼」
容赦なく宣言された『かえんほうしゃ』の攻撃が、無防備なレジスチルを襲った。
万力にも耐えうるほどの強度を誇る特殊金属も、荒れ狂う炎に包まれればひとたまりもない。その身を焼かれた体がぐらりと傾きかける。
しかし、驚くべきことに。
『じ・じ・じ……』
全身を黒焦げにしながらも、レジスチルは倒れなかった。
長い両腕を広げ、羽ばたくリザードンを捉えながら、七つの点字模様全てを真っ赤に発光させている。
その不可思議な様子に海馬が少し眉を潜めた、その時だった。
ギギギギギギギギギギギ……!
と、まるで重機の軋み音の如き不協和音が響き渡り、リザードンの攻撃を中断させる。
「リザァッ⁉」
「………‼」
思わず身構えた海馬たちの目の前で。
レジスチルは全身の金属を震わせながら、残る力を両腕の中の一点に集中させているではないか。
周囲の空気を巻き込みながら激しく鳴動する、そのエネルギーの正体は――
「あれは『でんじほう』だ‼」
流石のダイゴも驚きを隠せず、叫んだ。
「レジスチルは戦う意志を捨てていない……‼ あのワザに全てを掛けるつもりだ‼」
▽レジスチル の でんじほう‼
凝縮された電撃が轟々と唸りを上げながら、歪な塊体となってレジスチルの腕から解き放たれ、凄まじい速度で標的のリザードンへと迫る。
「あの攻撃が当たったら大ダメージと麻痺は必至‼ ここから巻き返される可能性だってありますわ‼」
「確率は50%だが、かわせるか……⁉」
背中越しに、手に汗握るギャラリーの不安めいた声が聞こえる。
遺跡の地盤を砕き、空気を裂き、歪な軌道を描いて襲い来る『でんじほう』。レジポケモンたちの意地が籠もった一撃を喰らえば、確かに勝負の結末は分らなくなるだろう。
それでも、海馬は顔色一つ変えなかった。
絶大な自信にギラリと輝く眼で、巨大な電撃の塊を真正面から見据え、静かに言い放つ。
「無駄だ……‼」
ワザが直撃する寸前、リザードンは牙を剥いて豪傑に笑い、空中でぐわりと身を捩った。
雷の弾丸は翻した翼のすぐ傍を掠めるように通りすぎ、その奥に立つ海馬のコートの裾を突風で巻き上げながら、急角度で斜め上の天井に突っ込んでいった。
▽レジスチル の攻撃は外れた‼
騒然たる爆発音が遺跡の壁で何倍にも反響する。
絶大な威力を誇る『でんじほう』は空洞の天井で爆発四散した。吹き飛ばされた岩々の破片も、これまた激しい轟音を上げて床に降り注ぎ、遺跡全体を小刻みに揺らしている。
今や地下の古代遺跡は、両者の闘志が真っ向からぶつかり合う決闘の末に、その空間が徐々に崩壊させられつつあった。
ひび割れた天井が軋み、壁の彫刻も崩れて瓦礫となり、最後には粉塵となって舞い散る。
闘いの場にも細かな塵芥が降り注ぎ始め、彼らの身にも危険が迫っていることが示される。
だが、そんな状況においても海馬と、彼のポケモンたちは、正面に立ち塞がる敵と向き合い続けていた。
炎を浴びてところどころが焼け焦げたレジスチル。そして、激闘の果てに沈んだレジロックとレジアイス。
海馬は、神の御前で闘い抜いた三体のレジポケモンたちを静かに見やってから、
「ふん、神の
その口元を僅かに緩めて、リザードンに攻撃の合図を送った。
「――この程度は造作もない‼ オレは貴様らを超え、その神すら従えてみせるのでな‼」
握りしめた拳を高らかに振り上げると、即座にリザードンが『かえんほうしゃ』を噴出させた。
灼熱のブレスは砂埃を掻き分け、飛び散る瓦礫の破片を溶かしながら突き進み、レジスチルの丸い胴体に見事命中する。
『……‼‼』
最後の意地か、レジスチルは一歩踏み出して炎を受け止めようとするが、残された体力ではとても叶わず。
熱波に押し切られて後方に弾かれた、その鋼鉄のボディに刻まれた点字の模様は光を失い、二度と立ち上がることはなかった。
皆さんはローテーションバトル、実際にやったことはありますか?
私はないです。ないですが、将来BWリメイクが出るなら、その時は復活して欲しいですね。