ジェイソンvs   作:Uruto

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U R MY SPECIALZ



13日の月曜日

「ある夜……とある場所であった本当の話だ。」

 

 

 

 

「夜もふけて、すっかり周りが暗くなった時間だった。」

 

 

 

 

「俺は伏黒とココアを飲んでいた時……」

 

 

 

 

 

「…それはゆっくり……ゆっくりと現れてたんだ…。」

 

 

 

 

 

 

「キイィィィ……」

 

 

 

 

 

「……と、扉の開いた音がした。」

 

 

 

 

 

「そしたら……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『顔が真っ白な女がそこにっ!!』

 

 

 

 

 

 

 

「…って、それパック付けた私じゃねえか!!」

 

「てか、俺もそこにいたぞ。虎杖。」

 

「あ、そうか!あそこに伏黒もいたな〜!」

 

「けっ、やっぱ真の田舎暮らしじゃないと怪談なんてそうそう無いわね。」

 

「よっ!やっぱ釘崎は違うなぁ〜!」

 

「ふんっ、伊達に田舎暮らしを舐めんじゃ……って、それバカにしてんだろッ!」

 

「いだっ!いや、バカにしてねぇって!」

 

「釘崎、俺たちも元は結構田舎だぞ。釘崎ほどじゃないが……」

 

「ケッ、面白くないわね!」

 

「いや、呪術師相手に怪談は効かないだろ。」

 

 

キィィィィ……

 

 

 

 

 

 

 

「ヒェ!?」

 

「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、なになに!なんか面白いことしてるじゃないの〜!」

 

「あ!五条先生!」

 

「…またサボりですか?」

 

「大丈夫〜、ボク有給だから。」

 

「へぇー、呪術師も有給あるんだ。」

 

「どちらかと言うと、先生業の方だけどね〜。」

 

「あ、じゃあ先生のとびっきり怖い話を聞かせてくれよ!」

 

「へぇ、呪術師最強のボクに怪談勝負で挑むんだ〜!」

 

「へん!いくら天下の五条といえどもそんな怖い話なんて……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…あるよ、とびっきりのヤツがね。』

 

 

『!?』

 

 

 

「……ただし、この先に行けば…もう戻れないよ。」

 

 

 

 

 

 

「……いいぜ、先生。俺は聞いてみたい。()()の怪談ってヤツを。」

 

「悠仁。」

 

 

「五条先生、俺も聞いてみたいです。興味本位じゃなく、経験として…。」

 

「恵。」

 

 

「ふんっ、どうせ子供騙しでしょ。いくらバカ目隠しでも、真の田舎の怪談マスターに敵わないわっ!」

 

「野薔薇……」

 

 

 

 

 

 

「手,震えてるよ〜?(笑)」

 

「ブフッw」

 

「おい、虎杖ィ!!何笑ってんのよォ!」

 

「い、いや、わらってねえって!」

 

「ハハっ、まぁ空気も和んだことだし……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…話していこうか。』

 

 

 

「これは、僕の実際に体験した事でね。」

 

「ほら、僕が海外へ行った時の話だよ。」

 

「おぉ、あの時の!」

 

 

「そ、あの時は海外の任務をまとめて一気に終わらせてたからね。」

 

「…ハードですね。」

 

 

「まぁね〜、で。」

 

 

「確かアメリカ行った時だったかな?」

 

「アメリカ?」

 

「そ。で、現場はとあるキャンプ場だね。」

 

「そこで何があったんですか?」

 

「キャンプ場の指導員や客の集団失踪に加えて、野生動物の減少かな。表向きは。」

 

「表向きは……?」

 

「原因は呪霊ですか……?」

 

「いや?どうだろうね〜w?」

 

「え〜勿体ぶらずに教えてくれよ、先生!」

 

「まぁ、これからよこれから。」

 

 

 

「……そう言えば。」

 

 

 

「五条先生。」

 

 

 

「ん?どしたの、恵?」

 

 

 

「そのキャンプ場のある地名は何です?」

 

 

 

「あぁ、えっと……何だったかなぁ…?」

 

 

 

「アンタもう歳じゃないの?」

 

 

 

「あっ、思い出した!」

 

 

 

「おせーよ、ホセ。」

 

 

 

「アメリカのイリノイ州の……確か………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……クリスタルレイクだったかな。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜空港〜

 

 

 

「あ!五条さん、こっちです!」

 

「いや、久しぶりだねぇ総一。」

 

「いやぁ、ご無沙汰です……」

 

 

 

 

 

「…って、五条さんがめんどくさいからって海外任務ほったからすからでしょう!?」

 

「あぁ、そうだっけ?」

 

「とにかく!!!」

 

「……今回は全部終わるまで日本には返しませんからね。」

 

「いやぁ、手厳しいね〜w」

 

「じゃ、早く車乗ってください。早速現場に行きますよ。」

 

 

 

『槍崎総一』

 

海外任務版の伊地知ってトコかな。

優しいし、優秀。海外住みだが、日本人顔だ。

海外での任務は危険でね。ただでさえ補助監督も足りないんだ。

そんな現地協力者と数十名の補助監督を、まとめ上げて繋げたりしてるのが総一さ。

 

ちなみに趣味は特殊メイクだそうな。

 

呪力はあるし、術式もある。ただ、戦闘向きと言うより逃走用かな?

 

 

 

 

居残生術(サバイブ)

 

呪術にしては珍しく常時発動の術式だ。

効果は生存のために自身の潜在能力(ステータス)を極限まで強化する。

運やスタミナや攻撃力、あと相手が気絶(スタン)しやすいとか?

名前の通り生き残ることに特化した術式だ。

 

 

 

ま、とにかく初見殺しの極み()とかじゃない限りは生き残るってコト。

 

 

 

普通に強いこの術式は、おそらく彼の血筋が関係してるだろうね。

生き残るための生存本能を爆発させたのか……

…ま、とにかく何かあってそれが呪術の才能と合わさって、術式が開花した感じかな?

 

 

 

 

 

 

「……そういえば総一って、ハーフだったっけ?」

 

「あぁ、そういえば言ったことありましたっけ?」

 

「たしか、母方の遠い祖先だったかな?が、日本人と結婚した時の遺伝子が俺に強く出た感じらしいですよ。」

 

「いや〜、俺が生まれた時は大変だったらしいですよ〜w」

 

「へぇ〜。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、着きましたよ。」

 

 

 

 

 

 

 

「……へぇ、ここが…」

 

 

 

 

 

「はい。クリスタルレイク……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『パインズキャンプ場です』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「んじゃま、問題の呪霊を探しますか〜。」

 

「え?見えないんですか?」

 

「ん?」

 

「いや、いつもなら『六眼』で見て、すぐすっ飛んでから祓ってるじゃないですか。」

 

「いや〜、そうなんだけどね〜……。」

 

「……もしかして?」

 

 

 

 

「うん、見えないね。」

 

 

 

 

「マジですか?」

 

「五条さんにも見えないとなると…。」

 

「まぁ、何とかなるっしょ!」

 

「…。」

 

「…なんだよ、その顔。」

 

「いや、フラグが立ったなぁと。」

 

「は?」

 

「いや、だって五条さんがそういう時って大体何とかならないじゃないですか。」

 

「…。」

 

「……大体呪霊が活発になるのは夜ですし、夜まで待ちますか。」

 

「そうだね。」

 

「予約は取っておきましたし、連絡も回してあるので今日は指導員(カウンセラー)しかいません。」

 

「おっけ〜、じゃ夜まで待とうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜その夜〜

 

 

 

 

 

 

 

管理室から少し遠くにテントを張り、呪霊が出てくるのを待っている…。

自分から探すのもいいが、呪霊が勘付いて出てこなくなる心配もある。

指導員(カウンセラー)指導員(カウンセラー)同士で管理室近くでキャンプパーティーだそうだ。

管理室は多少結界を張っているし、問題ないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

「…夜になりましたね。」

 

「…そうだねぇ。」

 

「…静かですね。」

 

「…そうだねぇ。」

 

 

 

 

一向に静かで、『六眼』にも反応はない。

 

 

 

 

「……マシュマロでも焼きますか。」

 

「イイねぇ〜!それ行こう!」

 

「あ、じゃあ管理室に冷やしたジュースとかあるんで取ってきますよ!」

 

「おう、ヨロシクゥ!」

 

 

 

タッタッタッ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……。」

 

 

 

 

マシュマロに串を刺し、焚き火に傾ける……。

 

 

 

 

「…。」

 

 

 

 

 

「………ここに、傑がいたらな……。」

 

 

 

 

 

 

「…。」

 

 

 

 

 

 

 

「………やけに遅いな。」

 

 

 

 

 

 

そこまで遠くは無いはずだが……。

 

 

 

 

 

 

「……おや、1人ですか?」

 




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