弱虫ペダル Rainbow Ride (全話編集中) 作:サクータ
屋上から聞こえる音に盛り上がってるみんなを見て 自分も未知なるミチにチャレンジしてみたいって そう思ったんだ
愛 「どうする? やってみる?」
「愛さんはやってみたい!」
璃奈 「わたしも やってみたい」
部室棟 空き部屋
侑 「うおおおお!」 かすみ 「負けませんよ 先輩」
雑巾掛け 侑とかすみ
掃き掃除 エマと歩夢
窓拭き しずく
せつ菜 「余ってるイス貰ってきました」
彼方 「おお〜 結構綺麗になったねぇ」
歩夢 「とりあえず こんなところかな」
かすみ 「まだですよ 最後に」
[スクールアイドル同好会]のプレート
かすみ 「ふふふ〜ん♪」
エマ 「ようやく復活だね」
かすみ 「それじゃあ スクールアイドル同好会始めたいところですが その前に この後開催されるいちねんせ…」
愛 「ヤッホー もしかして スクールアイドル同好会の人達?」
『ん?』
せつ菜 「そうですが お2人は確か」
愛 「情報処理学科2年 宮下愛だよ」
璃奈 「1年 天王寺璃奈 です」
歩夢 「あ」
侑 「この間の」
愛 「お! 2人とも同好会に入ってたんだ 実は愛さんたち 昨日の屋上ライブ見て ドキドキしちゃってさ」
せつ菜 「っ!///」
侑 「分かるよ! ときめいたんだね」
愛 「うん そうそう!」
璃奈 「ほんとうにすごかった」
せつ菜 「あ、ありがとうございます///」
愛・璃奈 『うん』
愛 「とういうわけで 2人とも入部希望です」
かすみ 「おお!」
エマ 「大歓迎だよ」
愛 「やるからにはバッチリ頑張るし みんなのことも手伝うよ! ところで スクールアイドル同好会って何やるの?」
『え?』
せつ菜 「実は今 それを探しているところで」
愛 「ん?」
侑 「やりたい事が見つからなくて これから中入って話し合う予定だったんだけど」
かすみ 「この後開催される名物行事を見てから はじめようと思ってたところなんです」
愛 「この後?・・・ああ! 自転車部の!」
璃奈 「1年生レース」
しずく 「皆さんでスタートをするところを見に行きましょう って事になって これから正門に向かうところだったんです」
愛 「そうだったんだ 私たちも行きたい! ね? りなりー?」
璃奈 「うん」
せつ菜 「まだ少し時間がありますけど 行ってみましょう」
正門
プップ! ワゴン車のクラクション
手嶋 「寒咲さん」
寒咲 「おう! 手嶋」
手嶋 「今年もお世話になります」
寒咲通司…自転車部OB 寒咲幹の兄
寒咲 「また来たな この時期 おうおう みんな緊張してるねぇ いるか? 面白そうなの?」
手嶋 「ええ 数名」
? 「手嶋さん あの 相談が」
手嶋 「うん?…ふ」
杉元 「去年の3位は返上します 強くなりたいんです 僕も」
杉元 「この1年生レース走らせてください!」
侑 「あ、見て 結構集まってるよ」
歩夢 「うん」
璃奈 「すごく集まってる」
愛 「毎年やってたのは知ってたけど 去年まではここまで人が集まることはなかったのにね」
せつ菜 「昨年のインターハイで優勝してから校内で有名になりましたからね レースのスタートを見ておきたいと思うはずです」
かすみ (一差 竜包)
ざわざわ ざわざわ
手嶋 「1年生レース スタートまであと20分だ! 各自コースを頭に入れたか!」
1年生 『はい❗️』
手嶋 「市街地区間は信号が多い 気をつけて走れ!」
1年生 『はい❗️』
ざわざわ ざわざわ
小野田 (1年生レース 始まろうとしてる 僕が走るわけでもないのに みんなのドキドキが伝わってくるよ 見てる方が緊張するかも あ! そうだ!)
********************
春休み
鳴子 「明日から2年やな 小野田くん」
小野田 「え?」
鳴子 「春休みもずっと練習やったから あんま区切りの感覚ないけど 明日から始業式や 2年に上がる」
小野田 「うん」
鳴子 「なんも変わっとらんようでも 後輩入ってくるし 先輩も抜けた いつまでも下のままではあかんでぇ 面倒見て まとめて引っ張って しょげてる時は励まし 上手にできたら褒めたらあかん 先輩たちがそうしてくれたみたいにな そうや 小野田くんアレやろ? 部活の2年生いうのは初めてやろ?」
小野田 「うん」
鳴子 「ほな教えとくわ ワイは中学の時もやっとったからな 先輩にはありがとうは言えても同じお返しができる訳ではない せやから先輩からもろうた恩は後輩に返すんや」
小野田 「後輩」
鳴子 「そうやって繋げていくんや 気持ちを」
小野田 (後輩に)
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小野田 (って言われたのに 返すどころか この1年生レースまでの3週間)
・ ・ ・
小野田
(全然先輩らしいことできてないじゃん‼️)´д`
小野田 (鳴子くんたちはスマートに後輩たちと話してる なんかやらなきゃ なんかぁ……あ! そうだ! 背中 背中を叩いて元気を)ぐぐぐぐ
「ん? うわ! すいません! すいません!」
「ちょ お前何やったんだよ」
小野田 「いゃ〜 ちが…」
小野田 (マズイ 怯えてる)
“肩にゴミがね”
小野田 「ゴ、ゴ、ゴミっだヨォ ゴミやろう」ゴゴゴゴ‼️
「うわぁ〜‼️」
「小野田さんこえ〜‼️」
小野田 (うわぁ〜ちが〜う‼️)
ポン
手嶋 「楽しそうに遊んでるな 小野田」
小野田 「あ、手嶋さん」
手嶋 「やってみるか?」
小野田 「なんですか?」
手嶋 「スターターだよ 去年金城さんがやってたろ?」
小野田 「いやいやいや! そんなぁ! 重要な役割りじゃないですかぁ それはキャプテンの」
手嶋 「みんな期待してんだ この3週間でお前の噂が1年全員に広がっている」
小野田 「うわ〜 やっぱりですかぁ 変な人だと」
手嶋 「1年生レースに生きる伝説だよ」
小野田 「え?」
彼方 「そういえば 純くん言ってたなぁ」
エマ 「え? 何が?」
彼方 「あの坂道くんって子 去年みんながロードバイクで走ってる中 1人だけママチャリでレースに走ってたみたいだけど」
しずく 「ママチャリでですか!?」
彼方 「途中 前の主将さんから初心者向けのロードバイクを渡されて 山道区間の山頂を誰よりも早く駆け抜けたって話を聞いたなぁ しかも最後尾から追いついたんだって」
歩夢 「最後尾から先頭まで追いついたんですか!?」
彼方 「その時先頭を入ってた 今泉くんと鳴子くんに追いついて一緒に走りたいって言う理由で先頭まで追いついたんだって」
璃奈 「す すごい」
愛 「愛さん 真似できないよ」
手嶋 「一年生レースで 初心者ながら山を制し まただくまにインターハイまで駆け上がり 個人総合優勝を勝ち取った男 分かるだろ? お前がスターターをやる意味が」
今泉 「言っとくが 1年から聞かれるのは お前の話しばっかりだ」
小野田 「ええええ‼️」
今泉 「1年がお前に話しかけないのは お前が凄すぎるからだよ お前にしかできない事だ 上げてやれ 1年の意気を お前の気持ち 伝えてこいよ」
小野田 (気持ちを)
「小野田さんだ」
「小野田さんがスターター!?」
小野田 「みなさん‼️」
1年生 『はい‼️』
1年生ひとりひとりに握手をする
小野田 「頑張ってください」
「おお!」
小野田 「頑張って」
「はい!」
小野田 「頑張ってね」
「ちょー頑張ります!」
小野田 「頑張って」
鏑木・段竹 『・・・』
小野田 「頑張って」
定時 「おう! 小野田さん!」
鳴子 (へっへへへ なんやかんやで めっちゃテンションあげよるわ)
今泉 (ったく バーカ 時間過ぎてるよ)
侑 「ねぇ すごいよ 一瞬で場の空気が変わったよ」
歩夢 「みんなの目つきが変わった みんな緊張の空気を出してたのに」
かすみ 「さっきまであの人 なんかおどおどしてましたけど?」
しずく 「やはり 優勝者の言葉はちがいますね」
彼方 「うんうん」
せつ菜 「いよいよ 始まりますよぉ」
エマ 「がんばれ!」
小野田 (あの日 僕は想像しただろうか? 寒崎さんに会って 今泉くんに会って 鳴子くんに会って 部に入っていきなりだったこのレース その一歩が こんなにも広い世界に繋がっているなんて だからみんな みんなも)
小野田 「1年生ウェルカムレース…」
小野田 「スタートです‼️」
ガアアアア‼️
小野田 (頑張ってね)
ザアアアア!
小野田 「え!? 杉本くん!?」
杉本 「手嶋さんに許可をもらって このレース走らせてもらえることになった 僕は一位を取るよ そして…」
杉元 「ニジガクの6人目のメンバーになる!」
小野田 「・・・え?」
次回もお楽しみに しばらくレースメインになるかもです