弱虫ペダル Rainbow Ride (全話編集中) 作:サクータ
手嶋・青八木 『・・・』
山口・船津 『・・・』
船津 「ど、どうすんすか山口さん! 手嶋はまだしも 青八木は一流のスプリンターや! さっきまで集団を引いていた俺たちじゃあ」
山口 「前を向け船津!」
船津 「っ!」
山口 「残り3キロ 今は何も考えずに全開で回せ! リタイアするまで!」
船津 「リタイア」
山口 「橋まで渡り切ったら そこが俺らのゴールや!」
船津 (!? 頭丸めて坊主になって もう何も捨てる物ないと思ってた そこまで要求するんか 御堂筋…くん)
山口 「安心せぇ俺も引く 限界までな」
船津 (山口さんも 終わる気なのか…ここで)
山口 「それが俺たちに課されたフェイズや!」
船津 「は、はい! うああああ‼️」
山口 (そうや船津 必ず完遂するんや このフェイズ!)
青八木 「追うぞ 純太!」
手嶋 「ああ!」
先行した山口達を追いかけるが
青八木 「ハァ ハァ ハァ ハァ」
手嶋 (残り2.5キロ
青八木 「心配いらない 純太」
手嶋 「っ!」
青八木 「加速が鈍いと感じるのは 脚を削らないよう 40%の力で走っているからだ」
手嶋 「えっ?」
青八木 「速く走るだけがスプリントじゃない 去年、田所さんからそう教わった」
***************
去年
田所 「いいか青八木、スプリントってのは駆け引きの戦いだ 場合によっては相手を走らせる事も重要だ」
青八木 「走らせる?」
田所 「そうだ 相手を長く走らせれば その分パワーを使わせる事が出来る すぐに捕まえねぇで脚を温存しながらじっくりと追いつく事で有利になる 分かるなぁ? 意外に頭を使うんだスプリントは はーはははは!」
青八木 「・・・」
田所 「ああ、ええと? そうだな よし!」
青八木 「っ!」
田所 「じゃ、実践して教えてやる こいつには敵を捕まえる脚が必要だ」
青八木 「はい」
田所 「死ぬほどの練習と後は馬鹿じと根性だ!」
青八木 「はい!」
***************
青八木 (今の俺があるのは あの人のおかげだ)
手嶋 「田所さんには俺も世話になった 色々教わった けどお前ほどじゃなかったな 正直焼けるよ」
青八木 「っ!」
手嶋 「きっと嬉しかったんだと思うぜ 田所さんは 自分が育てた2人の後輩のうちの1人が 自分と同じスプリンターの道に進んでくれた事に」
青八木 「…そうか」
手嶋 「そうだよ お前は特別だ」
青八木 「…そういえば、よく頭を撫でられた気がする//」
手嶋 「さあ! 思い出話に華咲かせてるうちに 追いついたぜ!」
船津 「くっ…やっぱり、青八木は振り切れへん」
山口 「ご苦労やった船津 後は俺が引く ついて来い」
船津 「あっ!」
山口 「うおおおお‼️」
青八木 「貼り付け純太!」
手嶋 「おお!」
大橋まで 残り1キロ
手嶋 (橋まで1キロ 渡り切るまで1.5キロ 命がどんどん削られてく気がする けど、俺は今スプリンターの速度域の真っ只中にいる 離されるな ここで離されたら2度と追いつかない!)
手嶋 「青八木、このまま山口達に追いつけ! そこからは全力だ! 一気に加速してゴールまで駆け抜けろ! 俺なら大丈夫だ! 死んでもついていく!」
青八木 「フッ・・・ああ、任せておけ純太!」
青八木 「スゥゥゥゥゥ」
ボン‼️
青八木 「酸素音速肉弾丸❗️」
青八木 (くっ! 痛みがひどくなってきた)
先頭集団
今泉 「・・・このピリピリする空気 感じるか鳴子」
鳴子 「残念ながらメッチャ感じるわ」
今泉 「今にも飛び出して来そうな空気だ」
今泉 「箱根学園は俺たちに恩情をかけてもらっている しかしその時間はそれ程長くはない」
小野田 「・・・」
今泉 「備えろ 奴らの動きに合わせて 俺たちも加速する」
鳴子 「くぅぅ!」
鏑木 「ああ、クソッ! やっぱり最後だったのか あれが」
小野田 「鏑木くん」
鏑木 「ですよね 加速するって事は 先輩達が追いつかないって事は もっとちゃんと止めておくんだった あれが、青八木さんと走る最後になるなんて 俺、やっぱ馬鹿です! 昨日、青八木さんが助けに来た時も 千切れて落ちて来たんだと思ってて 訳わからない命令するし ようちくりんな歌を歌わせるし 何も仕事をしないメチャクチャな先輩だと思ってました けど、昨日分かったんです もし自分が青八木の立場だったらって思うと・・・」
鏑木 「俺なら助けに行かないっすよ!」
鳴子 (きっぱり言うたな)(・_・;
鏑木 「けどあの人は何も言わず、怒らず、偉そうにもせず、喋らずやるんです 誰にも感謝されず それでもやるんです」
鏑木 「「有言実行」じゃない あの人のは「
鏑木 「だから最後に 精一杯走って 俺、すげぇ尊敬してますって伝えたかったです けど分かってます 状況は厳しくなるんですよね」
今泉 「…そうだ」
鏑木 「行きましょう 前だけを見て!」
ガシッ! 鏑木の肩を掴む小野田
鏑木 「なっ!? 小野田さん?」
小野田 「あ、あの 今のは伝えた方がいいと思う」
鏑木 「え? けど、どのみち考えても無理でしょう!」
小野田 「伝えよう鏑木くん! ダメかもしれないけど、可能性は少ないかもしれないけど 伝えたいと想って最後まで!」
鏑木 (想う?)
小野田 「それが 信じるという事じゃないかな」
鏑木 「っ!」
鳴子 (ハハハハ! 小野田くんらしいわ)
今泉 (想う…か 思い出したよ 去年、お前を見て確信したんだ)
(今泉 想いは届く!)
今泉 「イキリ! 想え、小野田先輩からありがたいお言葉だ!」
鳴子 「そうや、精一杯想え!」
鏑木 「はい!」
小野田 「ええ! そんな大げさな物ではぁ!」
悠人 「・・・なんかよくわかんないっすけど 跳ね上がりましたよ 虹学のプレッシャーが」
泉田 「ああ、そうだな」
小野田 「信じましょう 来ますきっと おふたりは!」
鏑木 「わっかりました 俺、想います! ギリギリの状況でも全開で伝えたいと 青八木さんに 必ず!」
手嶋 「見えた! 橋だ!」
山口 「橋を渡り切るまで」
手嶋・青八木 『残り1キロ❗️』
青八木 「追いついた!」
手嶋 「いけ青八木❗️全開❗️120%で回せ❗️」
青八木 「分かった 純太!」
カチッカチッ ガコン! ギアを2段上げ加速
青八木 「はあああああああ‼️」
加速して先行の京伏2人の横に並ぶ
青八木 (船津にはもう前に出る力は残ってない 山口も消耗している 残り800mここで抜けば 俺たちの勝ちだ!)
山口 「ハッ! ハッ! ハッ!」
山口 「うおおおおお‼️」
消耗していると思われた山口が加速して先行した
青八木 (嘘だろ!? どこにそんな力が!?)
山口 (やり遂げるんや これが俺の最後の仕事! 絶対に、絶対にやり遂げるんや!)
手嶋 (ダメだ、ここで差をつけられるのは絶対にヤバい!)
青八木 「純太、上げるぞ!」
山口 「千切れるな! 船津!」
船津 「はい!」
手嶋・青八木 山口・船津 橋の入り口の繋ぎ目を通過
手嶋と青八木が山口達より少し前を先行する
手嶋 (橋に入った!)
山口 (ゴールまで500m!)
船津 (後はゴールスプリントだけや どうする? どう動く? 虹学! 青八木は一流のスプリンターや ゴール前加速して 俺らを抜くことが出来るはずや でも、手嶋はそのスピードについていけへん あるいは、このまま青八木がサポートを続けて 最後の最後で手嶋を発射させるいうパターンもあるけど スプリント力に劣る手嶋には俺らを抜けへん! どっちにしろ、先に橋を渡り切るのは俺らや!)
山口 (残念やったな この勝負に乗った段階でお前らの負けは確定してたいう訳や)
手嶋 (イケェ! お得意のスプリント勝負だ 青八木!)
残り300mのところで
青八木 「くっ うっ!」
青八木が膝を押さえて失速してしまい
その間に京伏の2人に先行されてしまった
手嶋 (っ!? 青八木、お前…そんな膝でここまで いや、そんな膝だからか これが最後になる お前はその覚悟でここまで…)
手嶋 「すまねぇ青八木 無理させちまったな」
青八木 「えっ」
手嶋 「ここからのスプリントは俺がやる お前は俺の後ろをついて来てくれ」
青八木 (純太? 笑ってる こんな状況でなんで笑えるんだ?)
手嶋 「ありがとよ ここまで引いてくれて」
青八木 (俺はいつも お前のその明るさに心救われてるんだ)
***************
俺は暗い、昔からそう言われて来たし自分でもそう思ってた
自転車を始めたのも1人で練習できるからだ
レースには1人でエントリーして1人で出た 誰のアドバイスもないから、いつも前半飛ばし過ぎて 後半で置いていかれる そんな調子だった
自転車部があるから…そんな理由で選んだ虹ヶ咲学園で純太に出会った
手嶋 「君、結構登るねぇ 自転車やってたの? 俺、千葉県千葉南中出身手嶋純太 君は?」
青八木 「青…八木…一 一は1番の「1」だ」
手嶋 「・・・フフッ」
手嶋 「あの日のレース お前も出てたのか 普通科の東戸ってのもやってたんだよ 自転車」
青八木 「・・・」
手嶋 「ハァ! ハァ! まじきつかったわ 今日の練習」
俺の何を気に入ったのか 純太は俺によく話しかけて来た 俺は上手く言葉を返せなかったが
手嶋 「な? 青八木」
青八木 「お、俺とばかり話して 退屈じゃないのか?」
手嶋 「ん? いやぁ楽しいぜ お前、真面目に話しを聞いてくれるからさぁ」
俺はいつも純太にパワーを貰った
1年のインターハイの後、俺たちは「チーム2人」を結成した
そして純太は俺を5回も表彰台に送り込んでくれた
自分ばかり表彰台に登って申し訳ないと何度か謝ったことがある
その度、純太は笑ってくれた
手嶋 「いやぁ、俺たちの力でやれるってことを証明出来たんだ 俺は満足してる 嬉しいよ 俺は」
その度、俺は心が熱くなって ひとつずつ強くなれていった気がした
3年に上がって、今年のインターハイ予選が終わった後
エマ 「ねぇねぇ? さっき体が膨らんでたけど君の体どうなってるの?」
青八木 「え? あれは ええと」
エマ 「ねぇねぇ教えて 知りたいの」
青八木 (グ、グイグイ来る…)
果林 「エマ 彼、戸惑ってるわよ」
エマ 「えっ? あっ ご、ごめんねビックリしたよね?」
青八木 「だ、大丈夫だ」
スクールアイドル同好会のエマと出会った
あの日、予選を見に来ていたエマは俺の走りを見てかなり衝撃を受けたらしく それがきっかけなのか、その日からエマは俺によく話しかけてくるようになった
やっぱり上手く言葉を返せなかったがある時、純太に聞いた同じ事をエマにも聞いてみた
エマ 「う〜ん! このパンとってもボーノ♡」
青八木 「・・・」
エマ 「ん? はじめくんも食べる?・・・はい、わたしの半分あげる 一緒に食べよ?」
青八木 「えっ? う、うん」
エマ 「あむ!…う〜ん!」
青八木 「な、なあ?」
エマ 「うん?」
青八木 「最近、俺とよく一緒にいるけど その…退屈じゃないのか」
エマ 「え?」
青八木 「俺、上手く言葉返せないし 表情出さないから…俺に気を使っているんじゃないかって」
エマ 「・・・ううん、そんな事ないよ もし退屈してたらこうしてはじめんくんとお話しする事なかったし 彼方ちゃんから普段無口で無表情って聞いていたけど、それでもはじめくん 真剣に話しを聞いてくれるし、今だってわたしのパンを半分こして一緒に食べることもなかったよ」
青八木 「っ!」
エマ 「だって、インターハイの予選であんなに凄い走りを見せられて はじめくん気づいてないかもしれないけど、普段練習で走ってる時のはじめくん 笑顔で凄く楽しそうな顔をしてるよ その内にね、はじめくんの事 もっと知りたくなっちゃったんだ えへへ」
エマはそう言って笑った
人の心をポカポカさせるスクールアイドルになりたい…そう言っていたが、あの日のエマの言葉や笑顔で俺の心が熱くなって、またひとつ強くなっていった気がして
まるでもう1人の純太がいるかのように 明るく、接してくれた
だから俺は同好会主催の「スクールアイドルフェスティバル」でエマの事をサポートする事を決意した
ここまで俺の心が動かされたのは去年のインターハイ以来だったから
インターハイが終わったら…
だけど今は!
***************
手嶋 「うああああ‼️」
青八木 (迷い、悩み、苦しんでいた時 いつも純太お前がそばにいてくれた 自分を犠牲にして俺を勝たせてくれた)
(手嶋 ありがとよ ここまで引いてくれて)
青八木 (ありがとうはこっちのセリフだ)
手嶋 「うああああ‼️」
船津 (出た! 最後のスプリントででたのは手嶋か けどクライマーに何が出来る! 勝った! この勝負、俺らの勝ちや!)
山口 「うおおおおお‼️」
山口 (やり遂げる! このフェイズ! 最後のフェイズを必ず!)
青八木 (終わりなのか…もう勝つ事は出来ないのか…純太、ここまで頑張ってくれてるというのに・・・まだだ❗️)
青八木 「諦めたらロードレースは終わりなんだ❗️純太❗️」
手嶋 「っ! 青八木?」
青八木 「純太! ひとつアイデアが浮かんだ!」
手嶋 「え!?」
青八木 「説明している時間はない! 実行する!」
山口 (ゴールまで200m!)
船津 (ゴールはすぐそこや!・・・あっ!?)
手嶋 「ぐぅぅ!」
船津 (手嶋!? 張り付いて来た いや、違う! 加速しとるんは…)
青八木 「はあああああ‼️」
船津 「青八木ヤァァァ❗️」
山口 「手ぇで押しとるやとぉ⁉️」
青八木 「だあああああ‼️」
山口 (ギリギリのどこまで手嶋を押し除けてから発射しよういうわけか)
船津 (けど、所詮はクライマーや 発射した瞬間失速するに決まっとる 勝利は俺らスプリンターの方や! さぁ! どこで発射する? さぁ、さぁ、さぁ!)
青八木が手嶋を押したまま加速して手嶋が船津の横に追いつくが
船津 「なんで発射せんのや」
手嶋 「青八木!?」
青八木 「動きとギアと呼吸を合わせろ純太! このまま最後のラインを通過するまでお前を押したままフル加速する!」
手嶋 (っ! 最後まで)
青八木 コクッ
青八木 「いくぞ❗️純太❗️」
手嶋・青八木
『うああああ‼️(はああああ‼️)』
青八木が手嶋を押したまま加速して船津を追い抜いた
船津 (アカン! ここで前に出られたら!)
山口 「うおおおおお‼️」
手嶋 (残り50m!)
青八木 「いくぞ純太❗️最後の加速だ❗️」
手嶋・青八木
『うああああ‼️(はああああ‼️)』
青八木 (願いが…願いが少しでも叶うなら…少しの間だけでも良い…この痛み、消えてくれ!)
手嶋・青八木
『うああああ‼️(はああああ‼️)』
(青八木 だったら…「2」にするか)
手嶋 (青八木、ちょっと早いけど言わせてくれ この3年間 一緒に 共に戦ってくれて…)
手嶋 (ありがとう!)
2対2のスプリント勝負
手嶋・青八木 橋の終点の繋ぎ目を先に通過して山口・船津の2人に勝利
手嶋 「うああああ❗️」
青八木 「純太…目を閉じて…お前の感謝の気持ち…伝わってきた」
山口 「ハァ…ハァ まさか…あんな手があるなんて…」
ガシャん!
山口 「っ!」
山口の後ろで船津が力尽きて倒れた
船津 「ハァ ハァ ハァ」
山口 「ご苦労やった…おおきに船津」
山口 (負けてしもうたけど、不思議と充実しとる これで3年、最後のインターハイを終えることが出来る ただ、すいません石垣さん 結局俺は最後まで あいつの良心には…なれんかったみたいです)
水田 「み、御堂筋くん! 後ろや! 後ろから誰か来とるよ!」
御堂筋 「ヒィ」
岸神 「虹ヶ咲…」
手嶋・青八木 残りの京伏3人を追い越した
水田 「負けたんかあのふたり!」
岸神 「・・・」
御堂筋 「どぉ〜したん? 小鞠くん?」
岸神 「いえ、ただ実直に走り抜く そういう散り際も美しいなと思いまして」
御堂筋 「山口くんの事か」
手嶋 「ほんと助かった ありがとよはじめ」
青八木 「ああ、純太」
手嶋 「大丈夫か? 膝は」
青八木 「痛みがない訳じゃない けど大丈夫だ 気持ちは上がってる 見ろ 見えて来た」
手嶋 「あれは…あの虹色のジャージは!」
青八木 「ああ、チーム虹学だ!」
小野田 「き、来ました! お二人です!」
今泉 「手嶋さん!」
鳴子 「ハハハ! マジっすか!」
鏑木 「青八木ィィ❗️」
手嶋 (本当だ、気持ちが上がる 最高の仲間にまた会えて)
手嶋 「小野田、今泉、鳴子、鏑木! すまねぇ遅くなった!」
青八木 「戻ったぞ、クライマーを1人連れて!」
小野田 「これでチーム虹学、6人全員揃いました!」
鏑木 「くぅぅぅ! 青八木ィィ❗️よく帰って来た青八木ィィ❗️」
青八木 「おい、何度も言うが俺は3年だぞ そしてお前は1年だ」
鏑木 「俺、青八木に言わなきゃいけない事があるんですよ」
青八木 「聞いてんのか 聞いてないな」
鏑木 「あのっすね! ええとっすね! あ〜! 感激で言葉が出ない!」
今泉 (おいコラァァ❗️)´д` ;
鳴子 (こいつ、ホンマもんのアホやな❗️)´д` ;
小野田 「て、手嶋さん 合流早々ですが実はゆっくり話している時間はありません」
手嶋 「だろうな お前達と一緒に走ってたはずの箱根学園の姿が すでにない」
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手嶋達が合流する前
泉田 「もう十分だ 僕らは十分に待った さぁ行こう! 箱根学園加速だ! アブ❗️」
箱根学園 『おおおおお‼️』
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今泉 「そう言って数分前に、俺たちの視界から消えました」
手嶋 「そうか」
小野田 「オーダーお願いします 手嶋さん」
手嶋 「…勝負どころに備えてクライマーをどんなに揃えても 先頭にいないと勝負にならないのがロードレースだ 追いつくぞ! 前に! 何をしてでも!」
手嶋 「オーダーだ! 山が始まるこの平坦区間で箱根学園を捕らえる! 出ろ鏑木!」
鏑木 「はい!」
手嶋 「鳴子!」
鳴子 「ハイな!」
手嶋 「青八木!」
青八木 「ああ、純太!」
手嶋 「追撃開始だ❗️」
チーム虹学 『おおおおお‼️』