弱虫ペダル Rainbow Ride (全話編集中) 作:サクータ
彼方 「うんうん 花とエマちゃん あってるねぇ」
せつ菜 「あれ? 制服のままでいいんですか?」
侑 「まずは制服で その後にたくさん衣装替えをするつもり」
歩夢 「たくさん?」
侑 「結局ひとつに絞れなくて だったら全部着ちゃおうってとこになって」
せつ菜 「面白いかもしれません エマさんの色々な魅力が見られますね」
璃奈 「カメラ OK」
侑 「じゃあいこっか よーいスタート」
エマ 「・・・っは 虹ヶ咲学園国際交流学科3年 エマ・ヴェルデです スイスからスクールアイドルになる為に…」
侑 「どうしたんだろう? エマさん」
彼方 「お眠なのかなぁ?」
撮影後
エマ 「じゃあ着替えてくるね」
せつ菜 「はい」
同好会部室
エマ 「・・・」
(果林)(ないわよ 興味なんて全然)
エマ 「まるで違う人みたい 一体どっちが本当の…」
ガラガラ
侑 「エーマさん」
エマ 「っあ どうしたの?」
侑 「だってエマさん 着替えから中々戻って来ないんだもん」
歩夢 「大丈夫ですか? どこか具合が悪いとか」
エマ 「ううん ごめんね心配させちゃって 本当はみんなの心をポカポカにさせたいのに」
侑 「エマさん?」
エマ 「大丈夫 着替えなきゃだよね ちょっと待ってて」
侑 「うん!…っお?」
侑がエマのカバンの中に入っていたスクールアイドルの雑誌に気づく
侑 「これ 最新号だ 見てもいい?」
エマ 「うん」
雑誌から一枚紙が落ちた
エマ 「っ?」
エマがその紙を拾ったのはアンケート用紙
拾ったアンケートの問2に書かれた回答
Q2 今、一番興味があることは?
スクールアイドル
エマ 「果林ちゃん!」
侑・歩夢 『っ?』
エマ 「ごめんね わたし行ってくる!」
エマがカバンを持って慌てて部室を出た
侑・歩夢 『ん?』
学生寮 果林の部屋
果林 「アンケート用紙 どこにいったかしら?」
コンコン
果林 「ん?」
ガチャ
慌てた様子で部屋に来たエマを見て驚く果林
果林 「エ エマ!?」
エマが果林の右手に手を取り
エマ 「来て!」
果林 「え!?」
エマが手を引き寮の外まで出てくる
果林 「ちょっと!? 一体なんなの!?」
エマ 「今日私に付き合って? お願い」
果林 「ちょ ちょっとぉ!?」
たこ焼きミュージアムでたこ焼きを食べ
広場ではしゃぎ
プラネタリウムに行った後
日本科学未来館
Geo-Cosmos
果林 「こんなに遊んだの久しぶり」
エマが拾ったアンケート用紙をカバンから出して果林に見せる
エマ 「果林ちゃん これ 果林ちゃんのでしょ? もらった雑誌に挟まってたの それって本当の気持ち? 1番興味があるのがスクールアイドルって」
果林 「それは…」
エマ 「どうして言ってくれなかったの? 私には興味がないふりをして ずっと ずっと自分の心をしまい込んで」
果林 「…」
エマ 「前に行った事覚えてる? わたし 見てくれる人の心をポカポカにするスクールアイドルになりたいって でも 1番近くにいる果林ちゃんの心を温められなかった そんな私が誰かの心を変えるなんて無理かもしれないけど」
果林 「エマ」
エマ 「果林ちゃんの笑顔久しぶりに見たよ! わたし果林ちゃんにもっと笑っててほしい! もっともっと果林ちゃんの事を知りたい!」
・ ・ ・
果林 「エマの為に同好会の事を手伝うようになって そしたら 楽しかった みんなでひとつのことに向かって 悩んだり 言い合いしたり 笑ったり くだらないって思ってずっと遠ざけたことが 全部楽しかった でも私は 朝香果林はそんなキャラじゃない クールでカッコつけて 大人ぶって それが私なの なのに今更」
「わかったでしょう? 悪かったのは私 エマのせいじゃない エマならきっと みんなのこころを」
後ろからエマが抱きついて
エマ 「良いんだよ果林ちゃん どんな果林ちゃんでも 笑顔で居られれば それが1番だよ だから きっと大丈夫」
エマ
「もっと果林ちゃんの気持ち聞かせて わたしに!」
♪「La Bella Patria」
果林 「スクールアイドル できるかしら? わたしに」
エマ 「やりたいと思った時から もう始まってるんだと思う」
果林 「ぁ………うん……ふふ」^_^
翌日
かすみ 「え〜!? 果林先輩もスクールアイドルに!?」
エマ 「うん! 果林ちゃんがいれば もっと楽しくなると思うよ」
彼方 「ねぇ」
侑 「あ〜 また応援をする楽しみが増えちゃう!」
歩夢 「もう」
せつ菜 「ようこそ スクールアイドル同好会へ」
果林 「ありがとう」
かすみ 「でも〜 モデルもやってるのに アイドルやって大丈夫出すかぁ?」
果林 「ええ モデルでもスクールアイドルでも トップをとって見せるわ」
かすみ 「っう! ぐぬぬ」
璃奈 「あ エマさんのPV再生数もコメントもすごく伸びてる」
エマ 「ほんと!?」
侑 「すごいエマさん!」
エマ 「スイスの家族から電話があってね すごい喜んでくれてたの」
侑 「大成功だね」
果林 「当然よ 私が撮ったんだもの」
エマ 「果林ちゃんのはわたしが撮るね」
果林 「ええ お願いねエマ」
エマ 「うん!」
璃奈 「・・・」
愛 「ん? どした? りなりー?」
璃奈 「・・・なんでもない」
自転車部部室 練習前
鏑木 「あれ? 小野田さん来てないんですか?」
今泉 「ああ 小野田なら」
放課後誰もいなくなった教室に1人席に座り、誰かに向けた一通の手紙を書く小野田
小野田
(お元気ですか 2年生になって初めての手紙です 新しい仲間が増えてとても楽しく過ごしています。今年1年生がたくさん入ったんですけど、
僕は部活動での上級生は初めてなもので 後輩との接し方にすごく戸惑っていました笑
先日、毎年恒例の1年生レースがありました 今年のインターハイメンバーの6人目に、チーム力を上げることに時間を掛けたいと言う手嶋さんの考えのもと 1年生レースで優勝した鏑木くんって言う1年生がインターハイメンバーに選ばれました。 僕と今泉くん、鳴子くん、手嶋さん、青八木さん、鏑木くん 今年はこの6人でインターハイ連覇を目指します!
このお手紙といっしょに写真を入れておきますね
お話が変わりますが 最近、虹学でスクールアイドル同好会と言う部活動が話題になっているんです 学校でアイドル活動をする部活で その部活のメンバーに同じ2年生の優木せつ菜さんと言うスクールアイドルがいらっしゃるんですが、今泉くんと鳴子くんとの練習中 たまたまやっていたその方のライブイベントに足を運んだら アイドルに全く興味がなかった鳴子くんが この方の歌とダンスの熱量に惹かれて 僕といっしょに凄く興奮しました。 今泉くんはどうなんでしょう 感想を聞いても「良かった」それだけでした まぁ今泉くんらしいんですけどね 笑
まだまだ書きたい事たくさんありますが今回のお手紙はここまでにします。 本当はもう2人紹介したい方々がいらっしゃるんですが 次回のお手紙で写真と一緒に送らせていただきたいと思います。
2年生になって自分で判断しないといけない事が増えました。
僕でも分かってはいるんですが、僕は結論を出すまでが遅くて全然動けないことが多いです でもチームの為になるなら 僕は精一杯走ります!)
小野田 「巻島さん」
この手紙が届いたのは3日後の事だった
イギリス 某所
自分宛に届いた手紙を読む1人の男
巻島 「クハ…とうとう2年になったんだな小野田 ほーこいつが鏑木か 随分と元気な奴が入ったじゃねぇか…へぇ、スクールアイドルねぇ…鳴子が釘付けになるほどなのかスクールアイドルってのは 今泉はなんか想像つくっショ もう2人? どんなやつなのか楽しみにしてるぜ」
[僕は結論を出すまでが遅くて全然動けないことが多いです でもチームの為になるなら 僕は精一杯走ります!]
巻島 「ああそうだ お前は確かに判断が遅い けどなチームの為に走るお前の目はいつも まっすぐなんだぜ 坂道」