弱虫ペダル Rainbow Ride (全話編集中)   作:サクータ

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武蔵野の森公園

【ロードレースインターハイ予選 東京代表決定戦】

「来たぞ虹学だ!」
「さすが去年の覇者 迫力がちがうな」
「でかい 今泉だ!」
「赤い 鳴子だ!」
「キャプテン手嶋と青八木…そして」

「昨年のトップリザルト 小野田!」


柳田 (手嶋 今年はそう簡単に勝てると思うなよ インターハイに行くのは この多摩川東のエース柳田だ!)


「ん? あのオレンジ頭誰だ?」
「えーと 1年だ 品川中学出身 鏑木一差」
「鏑木…聞いた事がないな」
「でも1年でレギュラーってことは」
「相当強いんだな」



鏑木 (やべぇ 緊張しててきた)

鏑木 「ははっ! お前の癖が移ったぞ段竹!・・・」

鏑木 (そっか段竹は今 部室にいるんだった)

   ギュルル!

鏑木 「やばい お腹痛くなってきたぁ」



自転車部部室

段竹 (大丈夫か一差 あいつ緊張するとすぐ腹にくるからな)



ローラーでアップ中

 ガアアアア‼️

鏑木 「は〜〜〜」


鳴子 「かぶの奴 いっつも1人で考え込んどるなぁ」

今泉 「アイツは俺たち虹学の チームで戦うって事が分からないんじゃないのか」

小野田 「・・・」


手嶋 「鏑木大丈夫か?」

鏑木 「万全です!」

手嶋 「そっか レース前にひとつだけ聞いて置きたい事がある 鏑木 お前は何のために走る?」

鏑木 「はっははは! そんなの決まってるじゃないですか それは…勝つためです! 長く苦しいレースを耐え抜けるのはこの目的があるからです 違いますか?」

手嶋 「耐え抜く…ね 違わないよ 立派だ」

 プー! プシュー

手嶋 「よぉし! アップは終わりだ! バスの中に集合しろ ミーティングを始める!」

小野田・今泉・鳴子・鏑木 『はい!』


鏑木 「さぁ 天才鏑木のデビュー戦だ」




RIDE,18 インターハイ予選

 

スタート・ゴールゲート

 

スタート5分前

 

鳴子 「何がエースをやるじゃい1年坊主が! しかも何を快諾してんすか!? パーマ先輩!」

 

手嶋 「良いじゃないか 本人もやる気になってるんだし」

 

 

******************

 

ミーティング中

 

鏑木 「このレース 俺がエースをやって ぶっちぎりで一位を取ってみせます」

 

鳴子 「ッム」

 

手嶋 「いいだろう やってみろ 俺たちは全力でサポートしよう」

 

鏑木 「いえサポートはいりません 単独でゴールまで逃げ切ってみせます」

 

******************

 

 

 

ゲートから50m程離れた観客スペース

 

かすみ 「侑せんぱーい! 歩夢せんぱーい!」

 

しずく 「こっちでーす!」

 

侑 「ごめん! 遅れちゃって」

 

せつ菜 「スタートギリギリでしたね」

 

果林 「一体どうしたの? 遅れるなんて」

 

歩夢 「侑ちゃん 昨日の璃奈ちゃんのライブMVをずっと見てたらしくて」

 

侑 「結局夜遅くまで見ちゃってさ 寝坊しちゃった」

 

エマ 「あはは 侑ちゃんらしい」

 

璃奈 「あ、ありがとう テレテレ」

 

侑 「それに初めてロードレースを見るってなれば 楽しみで」

 

しずく 「私も見るのが初めてでワクワクしてます」

 

彼方 「今日はかすみちゃんの解説ありで見よう」

 

かすみ 「か、かすみんそこまで詳しくないですよー」

 

愛 「でも友達の応援には行くんでしょ?」

 

かすみ 「そ、そうですけど//」

 

璃奈 「顔 赤いよ」

 

かすみ 「き、気のせいだよ!//」

 

歩夢 「それにしても 凄いたくさんの人が見に来ているんだね」

 

せつ菜 「全国制覇を果たしたチームですからね 誰でも一度は見てみたくなります」

 

果林 「もうすぐ始まるわよ」

 

侑 「くぅー! 楽しみ!」

 

 

 

{ロードレースインターハイ 東京都予選 今}

 

  バン‼️

 

{スタートしました! 今年のコースはここ 武蔵野の森公園内に設立された 一周6キロの周回コースを10周する 周回レースです このレースを制し インターハイへの切符を手に入れるのはどのチームでしょうか}

 

 

 

 

鏑木 (腹の痛みは治った 調子も良い イケる!)

 

 

鏑木 「ほるああああ‼️

 

 

「集団から1人飛び出したぞ!」

「虹学だ!」

「逃すな!」

 

 

鏑木 (見てるか段竹 かすみ とりあえずインターハイには行けそうだぜ!)

 

だかしかし コースの半分を過ぎたところで

 

 

 パン! プシュー

 

 

鏑木 「っな⁉️

 

リアタイヤ(後輪のタイヤ)がパンクしてしまう

 

 

鏑木 「はぁ!? パンク!?」

 

その隙に集団に抜かされ

 

鏑木 「ま、待て!」

 

最後尾になってしまい 足を止める

 

鏑木 (嘘だろ!? こんな時にパンク!? くそ! ついてねぇ! コースを横切って本部まで戻るか 1キロぐらいか いやそれだと時間がかかりすぎる)

 

 

{ゼッケン106番虹学の鏑木選手 足を止めています どうやらリアタイヤのパンクのようです}

 

 

幹 「っ!?」

 

 

 

鏑木 (これでマネージャーの先輩か替えのホイールを持って来るのを待てば 待つ!? 一体どれくらい待つ? 先頭はどれくらい進む!?)

 

鏑木 「くそ!」

 

完全に諦めかけていた鏑木だったが

 

鏑木 「え? せんぱ…」

 

鏑木意外全員足を止めていた

 

鏑木 「な、なんで止まってるんですか‼️ これは大事な予選なんですよ⁉️

 

今泉 「このレースはお前がエース 俺たちはそのサポートをする為走っている」

 

鏑木 「んな⁉️

 

鳴子 「エースやります言うたのお前やろ?」

 

小野田 「ああええと ついてなかったね パンクはしょうがないよね 運だって先輩言ってたし」

 

 

鏑木

(おかしいのかこの人達 この状況でなんで笑っていられるんだ)

 

 

 

{なんとインターハイ覇者の虹ヶ咲 チームメイト全員止まっています このレースは周回レースです 周回遅れは強制リタイヤになってしまいます}

 

 

 

「なんだよぉ〜せっかく王者の走りを見に来たのに」

「今年はそんなでもないのか」

「ガッカリだな」

 

 

 

歩夢 「ど、どうしてみんな止まってるの!?」

 

彼方 「このままだと本当に負けてしまっちゃうよぉ」

 

侑 「もしかして」

 

しずく 「もしかして なんですか?」

 

せつ菜 「鏑木さんのタイヤが直るのを待っているんではないでしょうか?」

 

かすみ 「ええ!? こんな状況でですか!?」

 

 

 

 

 

鏑木 「行ってください‼️ いいから先に‼️ 今日勝てなきゃインハイ行けないんですよ‼️ 俺なんかどうでもいいでしょ‼️

 

手嶋 「鏑木 去年の主将の金城さんは "このジャージは6枚揃って完成系だ"って言ってた」

 

鏑木 「枚数なんてどうでもいいですよ‼️ これは周回レースです 周回遅れはリタイアになってレースから引きずり下ろされるんです!」

 

 

 

 

{さぁ先頭がホームストレートに入って来ました! まもなく2周目に突入です!}

 

 

 

 

鏑木 「集団が来ます 早く‼️

 

手嶋 「去年のインターハイ第二ステージで 小野田は田所さんって先輩を待って足を止めた そして遥か彼方にいたチーム虹学のジャージを不調だった田所さんを引いて走って 6枚揃えた それに意味なんかない そう言うやつもいるだろう けど その後田所さんはチームを引き みんなが思いを預けて繋いで 最後はそれを任された小野田が ジャージをゴールに届けたんだ」

 

 

手嶋 「俺は6枚の力を信じてる!」

 

 

鏑木 「えっ……」

 

 

幹 「はぁ お待たせしました!」

 

 

鳴子 「おお!来たで マネージャー!」

 

幹 「急いで! そこまで集団来てる!」

 

鳴子 「分かっとる!」

 

幹が持ってきた替えのリアホイールを付け替え終えた直後

 

小野田 「来ました!」

 

  『っ!?』

 

手嶋 「よし! 出来たぞ!」

 

鳴子 「ホンマ なんかあるとこのチーム いっつもギリギリっすね」

 

手嶋 「そう言うなよ鳴子 6枚揃った 出るぞ! 虹学再始動だ! めいいっぱい回せ‼️

 

 

チームニジガク 『はい‼️(おう‼️)

 

 

先頭集団

 

「っち 逃したか」

「でも射程圏内だ!」

 

柳田 (しくじったな手嶋 レース序盤とはいえ この差をひっくり返すのは不可能)

 

柳田「残り9周で周回遅れにしてリタイアにしてやる! インターハイに行くのは」

 

 

   『俺たちだ❗️』

 

 

 

 

今泉 「すっかりやる気になっちゃってますよ後ろ どうするんですか手嶋さん?」

 

鳴子 「かっかっか しゃあない やったるかぁ!」

 

小野田 「頑張らないといけないね」

 

手嶋 「まずは追いつかなきゃな 後ろの集団に」

 

鏑木 (追いつく!? 本気なのかこの人達は!?)

 

 

{さぁ遅れていた虹ヶ咲がホームストレートに入り 2周目に入ります 後ろとの差はほぼ1周差 追いつかれるギリギリのこの状況で後ろの集団に追いつく事が出来るのでしょうか?}

 

 

 

愛 「ホントにギリギリじゃん!」

 

果林 「すぐ後ろまで来られてるじゃない」

 

璃奈 「大ピンチ」

 

歩夢 「あれでどうやって先頭に追いつくの!?」

 

エマ 「あれ? 手嶋くん後ろに下がったよ?」

 

   『え?』

 

 

  ポイ

 

 

手嶋が自分のボトル2本のうちの1本を取り後ろの集団の中の柳田に向けて投げ 先頭集団にいた柳田がボトルを受け取る

 

柳田 「え!?」

 

 

 

手嶋 「悪りぃな柳田! 少しの間預かってくれないか?」

 

柳田 「なんだと⁉️

 

手嶋 「ちゃんと取りに行くから」

 

柳田 「ああ?」

 

 

手嶋 「そうだなぁ 9週目くらいに」

 

 

先頭集団 『っ⁉️』

 

 

手嶋 「そうだ 中身は飲んでくれても構わない 重たいだろうしな」

 

 

手嶋 「ゆっくりティータイムを楽しんでくれ」

 

 

柳田 「て、手嶋ぁぁ‼️

 

 

鏑木 (手嶋先輩 この人こんな挑発をするような人だったのか)

 

手嶋 「追い上げ開始だ青八木 まずは80%で奴らを引き離す」

 

青八木 「分かった」

 

手嶋 「鬼ごっこのはじまりだぁ!」

 

 

チームニジガク 『はい!(おう!)』

 

 

 

 

せつ菜 「あっという間に見えなくなりました!」

 

果林 「純太くんってあんな感じの子だったっけ?」

 

彼方 「彼方ちゃんもレースを見るのは初めてなの 純くんがあんな挑発をするとは思っていなかったし はじめんがあんなに速かったなんて知らなかったよぉ」

 

しずく 「でも本当に追いつく事が出来るのでしょうか?」

 

 

 

 

 

鏑木 (あっという間に引き離した 凄い引きだ 青八木先輩!)

 

鳴子 「いやぁ 久々に見ましたよ 悪手嶋さん」

 

鏑木 「え?」

 

今泉 「かつて俺たちを苦しめ追い込んだ策略戦略は健在ですね」

 

手嶋 「いやぁって褒めてるそれ? 集団はまとまっているからこそ怖い だがバラバラにしてしまえばそうでもない」

 

 

 

柳田 「くそ! 意地でも追いついてやるぞ手嶋‼️

 

舐めるなぁ‼️ 虹学‼️

 

 

 

手嶋 「俺が派手に追いつく宣言をしたから 後ろは俺の挑発に乗ってバラバラになり バラけた集団は速度が落ちる 俺たちを追いつく算段は台無しだ」

 

鏑木 (そこまでを読んで あのパフォーマンスだったのか)

 

手嶋 「それに 俺たちは6人揃っている」

 

鏑木 (6人!)

 

 

 

「柳田 これはオーバーペースだ! これじゃ勝つどころか完走も」

 

柳田 「うるせぇ 虹学を捕まえれば良いんだよ! 絶対レースから引きずり下ろしてやる‼️」

 

「うおおおお‼️」

 

 

 

 

{先頭グループは7周目に入り 虹ヶ咲は6周目に入りました!}

 

 

「見ろ!さっきまでまとまっていた集団がばらけているぞ!」

「さっきの追いつく宣言で流れが変わったんだ!」

「虹学のペースがさっきより上がっているぞ!」

 

 

 

かすみ 「本当に追いつく気ですよ!」

 

歩夢 「でも9周目に追いつくって言っても」

 

せつ菜 「このペースではおそらく 間に合わないでしょう」

 

侑 「ええ!? どうするんだろう?」

 

 

 

 

手嶋 「ちと早いけどアレをやるか 青八木!」

 

青八木 「分かった 100%で引く」

 

 

青八木 「必殺…スゥゥーーー」

 

 ッボン‼️ ッボン‼️

 

 

鏑木 「っな⁉️

 

息を吸い込むと同時に青八木の上半身が膨れ上がっていき

 

 

青八木 (田所さん直伝 虹学名物"肉弾列車"改め)

 

 

青八木 「スゥーーーーーー」

 

 

 ッボン‼️ ッボン‼️

 

 

 

 

「なんだアレ!? 体が膨らんでいるぞ!?」

「さっきまで細かったのに!?」

「まだ体を膨らませてるぞ!?」

「あの虹学104番何者だ!?」

 

 

 

侑 「か、体が膨らんでる!?」

 

璃奈 「璃奈ちゃんボード アワワ´д` ;」

 

かすみ 「どうなっているんですかあの体は!?」

 

彼方 「はじめん!?」

 

 

 

最終的に丸太ぐらいに膨らんだ青八木

 

 

青八木

酸素音速‼️ 肉弾丸‼️ 青八木列車‼️

 

 

 

 

まるで蒸気機関車のように加速していくチーム虹学

 

あっという間に同好会メンバーの横を過ぎ 後ろの集団を引き離した

 

 

かすみ 「あ、あれ? 一瞬で見えなくなりましたよ」

 

歩夢 「き、気のせいかな わたし一瞬機関車が見えた気が」

 

璃奈 「うん 私も見えた」

 

愛 「愛さんも見えた」

 

しずく 「私もです」

 

果林 「線路も見えたわ」

 

エマ 「わたしも ん? 彼方ちゃん?」

 

彼方 「はじめん・・・すご」

 

侑 「でもアレなら!」

 

せつ菜 「先頭に追いつきますよ!」

 

 

 

 

多摩川東の選手たち

「は、速い」

「追いつけねぇ」

柳田 「虹学強え」

 

 

 

鏑木 (すげぇ引きだ! 着いていくのでやっとだ)

 

青八木 (田所さん見てますか? 俺インターハイに出られますよ そして…)

 

 

青八木 (取ります!)

 

 

そして…

 

 カーン カーン

 

歩夢 「鐘?」

 

かすみ 「あ、これ ラスト1周の合図だそうですよ」

 

愛 「でもまだ見えないよ」

 

しずく 「あ! 来ました!」

 

 

『うおおおおおおお‼️』

 

{レース序盤で遅れをとっていた虹ヶ咲学園がなんと宣言通り9周目にして先頭に追いつきました!}

 

 

侑 「凄い! 本当に追いついた!」

 

 

 

鏑木 (すごい 宣言通り9周目に追いついた ドラマチックな展開に観客は酔いしれ その空気に集団はすっかり蹴落とされている)

 

鏑木 「手嶋さんひょっとして ここまで読んで!?」

 

 

手嶋 「すまねぇ柳田 ボトル取りに来た」

 

柳田 「っく 持ってけ!」

 

手嶋 「買い被るなよ さて ここからはお前の仕事だ」

 

鏑木 「俺のって?」

 

今泉 「ゴールまで運んでやる 死ぬ気で着いてこい」

 

鏑木 「今泉さん!?」

 

今泉 「言ったろ 今日はお前がエースだ その役割はゴールをとる事だ 絶対に俺に振り落とされるなよ!」

 

鏑木 「は、はい!」

 

 

鏑木 (速い! 無駄が無い なんて綺麗な加速なんだ)

 

小野田 「だ、大丈夫?」

 

鳴子 「振り落とされるなって言われたやろ エース背負ってるなら鼻血出す気で回さんかい!」

 

 

鳴子 「おるあああああ‼️

 

 

 ギュイーーン‼️

 

鏑木 「は、はい!」

 

鏑木 (すげぇ鳴子さん 俺を押しながら何倍も加速する!)

 

小野田 「頑張ってね」

 

鏑木 (小野田さん)

 

鳴子 「そうや 気張れやカブ! 言っとくけどインハイは何十倍も激辛 ハードやでぇ‼️

 

  小野田と鳴子の2人で鏑木を送り出す

 

鏑木 「ハァ ハァ ハァ」

 

今泉 「行くぞ!」

 

鏑木 「はい‼️

 

ゴール手前300mで今泉が鏑木を押し送り出した

 

 

鏑木

ほおおおおるあああああ‼️

 

 

 

ゴーール‼️ 東京都予選を制したのは今年も虹ヶ咲学園だ! 1位から6位まで独占する完全勝利です!}

 

 

 

鏑木 (すげぇ パンクして周回遅れになって 俺本当にトップで なんてチームだ チーム虹学!)

 

 

鏑木 「鳴子さん 今泉さん ありがとございます!」

 

今泉 「手嶋さんや青八木さん礼を言っておくんだな」

 

鳴子 「前へ出たれ! お客さんにアピールして来い! ロードレースで1番称えられるのは 1等を最初に取った奴や!」

 

 

  『うおおおおお❗️』

 

鏑木 (俺は 俺は最高のチームに入った!)

 

小野田 (凄く良い形だ そんな気がする みんなが一つになって凄くまとまっている気がする)

 

小野田 「ね? 鳴子くん」

 

 

鳴子 「ホンマはワイが1位取りたかったけどな ガッツリと!」

 

今泉 「目の前のゴールを クソ」

 

 

小野田 「ええ……」

 

鳴子 「何がエースじゃイキリやがって‼️

 

今泉 「なんであんな奴にゴールをくれてやらなきゃならない‼️

 

鳴子 「おおスカシ 久々に意見が合うたな」

 

今泉 「よし あいつのあだ名は今日から【イキリ】だ!」

 

 

鏑木 「へぇ?」

 

 

小野田 「あれ? たった凄く良い形にチームが」

 

手嶋 「いいのさこれで 1位ってのは特別だからな 誰にも譲りたくはない たとえチームメイトでも後輩でもな」

 

小野田 「でも」

 

手嶋 「良いんだよ仲が悪くても」

 

小野田 「ええ!?」

 

手嶋 「負けたくないってのは絆だ 普段は歪みあってても 苦しい局面逃げられない状況になった時 一気に逆転する 負けたくない奴の存在が力になる 強みに変わる 着いてくるなら着いてこいに変わる その結びつきが奇跡を生む力になる 俺はそう信じてるんだ」

 

 

小野田 (そっか これが今年の虹学のかたち!)

 

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